1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 |
巨人 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 1 | 4 | 1 | 0 |
勝利投手:グリフィン(3勝0敗0S) (セーブ:マルティネス(1勝0敗14S)) 敗戦投手:髙橋 宏斗(2勝5敗0S) |

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◆巨人が投手戦を制した。巨人は2回裏、中山の適時打で1点を先制する。投げては、先発・グリフィンが7回3安打無失点の好投。その後は大勢、マルティネスの継投でリードを守り、グリフィンは今季3勝目を挙げた。敗れた中日は、先発・高橋宏が力投を見せるも、打線が援護できなかった。
◆巨人中山礼都内野手(23)が「6番三塁」で3日DeNA戦(横浜)以来のスタメン出場となった。今季はここまで23試合に出場して打率2割2分9厘も、前日の同戦では8回に代打で登場し右中間への二塁打を放った。先発マウンドにはフォスター・グリフィン投手(29)が上がる。今季はここまで3試合に登板して2勝0敗、防御率1・38。この日も女房役は岸田行倫捕手(28)が務める。
◆昨季から東京ドーム8連敗中の中日は、巨人先発左腕グリフィン攻略へ打順を入れ替えた。前日16日に「6番二塁」で出場した田中幹也内野手(24)を2番に、控えだったブライト健太外野手(26)を今季初めて5番で起用した。今季巨人戦で登板がなかった先発高橋宏斗投手(23)は、3勝目を目指す。
◆巨人中山礼都内野手(23)の先制タイムリーに負けじと、「すしレース」も白熱した展開となった。スタートはコハダが好スタートもほぼ横一線。徐々にコハダ、タマゴ、アナゴが抜け出した。だが、中盤に差しかかったところでコハダが急失速し、レースは混戦模様。大混戦の中で頭一つ抜け出したタマゴが1着でゴールした。2着は半貫差でマグロ。3着は米粒差でアナゴ、そこからさらに2貫差でエビが4着。スタートダッシュを決めたコハダは、シャリ差でまさかの5着に沈んだ。タマゴは今季初の2連勝を飾り、一気に上位争いに食い込んできた。通算成績は、アナゴ8勝、エビ4勝、マグロ3勝、タマゴ3勝、コハダ1勝となった。すしレース 3回終了時にイニング間イベントとして、米国の「ホットドッグレース」のような「すしレース」を開催している。ファン参加型のアクティベーションで出場者は「江戸前スーシーズ」に扮(ふん)して競走する。メンバーはマグロ、コハダ、タマゴ、エビ、アナゴの計5体。参加対象は公式ファンクラブ「CLUB GIANTS KIDS MEMBER」で当日の開場から1回裏終了まで応募受け付けし、東京ドーム内ファンクラブブースで抽選によって決定する。
◆フォスター・グリフィン投手(29)が圧巻の投球を披露した。直球と多彩な変化球で中日打線を手玉に取った。二塁すら踏ませない完璧な投球で7回3安打無失点。7回の攻撃で打順が回ってきたところで、代打大城卓が送られ降板となった。杉内俊哉投手チーフコーチ(44)も「ナイスボール。全体的に低めに集められているし、丁寧に投げられていると思う」と評価した。グリフィンは試合前時点で3試合に登板して2勝0敗、防御率1・38の成績を残していた。今季3勝目の権利を持ってマウンドを降りた。
◆中日が今季9度目のゼロ封負けを喫した。中日は今季巨人に1勝6敗。東京ドームでは昨季から9連敗となった。借金は今季ワーストタイの4に膨らんだ。打線は8回まで二塁を踏むことなく、散発3安打。9回に昨季まで中日に在籍した巨人マルティネスの失策で先頭の岡林勇希外野手(23)が出塁するも、1死二塁で3番上林誠知外野手(29)が投ゴロ、2死三塁で4番オルランド・カリステ内野手(33)が右飛で2者連続初球で打ち取られ、9回はわずか4球で攻撃が終了した。今季巨人戦初先発の高橋宏斗投手(22)が2回に自身の悪送球から無死一、二塁とピンチを広げると、中京大中京時代の同期である中山に中前適時打を許した。高橋宏は8回の打席で代打を送られて交代。7回4安打1失点と力投も今季5敗目となった。
◆巨人が接戦をものにして2連勝、5カードぶりのカード勝ち越しを決めた。久しぶりのチャンスをものにした。2回無死一、二塁。3日DeNA戦(横浜)以来のスタメン出場となった中山礼都内野手(23)が、中日先発の高橋宏の真ん中に入った152キロ直球を見逃さず強振。打球は中前に転がり、先制適時打となった。中山と高橋宏は中京大中京(愛知)時代の同級生。親交も深い相手からの先制打に「打ったのは真っすぐです。後ろにいい形でつなぐことを考えて打席に立ちました。先制できて良かったです」と喜んだ。投げては先発のフォスター・グリフィン投手(29)が7回3安打無失点の投球で試合をつくった。二塁すら踏ませない圧巻投球で中日打線を寄せつけなかった。
◆巨人が接戦をものにして2連勝、5カードぶりのカード勝ち越しを決めた。2回無死一、二塁。3日DeNA戦(横浜)以来のスタメン出場となった中山礼都内野手(23)が、中日先発の高橋宏の真ん中に入った152キロ直球を見逃さず強振。打球は中前に転がり、先制適時打となった。中山と高橋宏は中京大中京(愛知)時代の同級生。親交も深い相手からの先制打に「打ったのは真っすぐです。後ろにいい形でつなぐことを考えて打席に立ちました。先制できて良かったです」と喜んだ。投げては先発のフォスター・グリフィン投手(29)が7回3安打無失点の投球で試合をつくった。二塁すら踏ませない圧巻投球で中日打線を寄せつけなかった。巨人中山が中京大中京時代の同級生、中日高橋宏から先制の勝利打点(V打)。高橋宏からは23年4月15日の対戦でも先制V打をマークしており、通算対戦成績は13打数5安打(打率3割8分5厘)、2打点。中山は23歳1カ月。巨人のスコア1-0勝利で23歳以下のV打は、09年9月26日広島戦の坂本勇人(当時20歳9カ月)以来。
◆巨人が接戦をものにして2連勝、5カードぶりのカード勝ち越しを決めた。久しぶりのチャンスをものにした。2回無死一、二塁。3日DeNA戦(横浜)以来のスタメン出場となった中山礼都内野手(23)が、中日先発の高橋宏の真ん中に入った152キロ直球を見逃さず強振。打球は中前に転がり、先制適時打となった。中山と高橋宏は中京大中京(愛知)時代の同級生。親交も深い相手からの先制打に「打ったのは真っすぐです。後ろにいい形でつなぐことを考えて打席に立ちました。先制できて良かったです」と喜んだ。阿部慎之助監督(46)も「最初はバントから入ったんだけどね。取り消してヒッティングにして、見事に打ってくれたので素晴らしかった」とたたえた。投げては先発のフォスター・グリフィン投手(29)が7回3安打無失点の投球で試合をつくった。二塁すら踏ませない圧巻投球で中日打線を寄せつけず「フォアボールがなかったのが球数少なく投げられた理由。球数少なかったからこそ7回を投げられた」と振り返った。
◆巨人先発のフォスター・グリフィン投手(29)が圧倒した。二塁すら踏ませず7回3安打無失点。「去年有効だったのを覚えていた」とチェンジアップを軸に中日打線を翻弄(ほんろう)した。体調不良やコンディション不良で出遅れたが、4日の初先発から全て岸田とバッテリーを組み3戦3勝。「バッターに的を絞らせないようなリードをしてくれた岸田のおかげ。全幅の信頼を置いています」と感謝した。
◆中日はリーグ最多となる今季9度目のゼロ封負けを喫した。今季巨人戦初先発の高橋宏斗投手(22)が2回に自身の悪送球から無死一、二塁とピンチを広げると、中京大中京の同学年である中山に中前適時打を許した。高橋宏は7回4安打1失点と好投も打線の援護なく5敗目。右腕は「自分のフィールディングミスが響いた試合になった」と悔しがった。チームは今季巨人戦は1勝6敗で、東京ドームでは昨季から9連敗。借金は今季ワーストタイの4に膨らんだ。
◆親友の姿に自然と口角が上がった。7回表、三塁の守備に就く巨人中山礼都内野手(23)の視界に、中日高橋宏がベンチ前でキャッチボールを開始する姿が入った。中京大中京(愛知)の同級生は「一番仲がいい」存在で、この日は18・44メートルの距離で3打席にわたって真っ向勝負を繰り広げた。一瞬、目が合って、微笑を交わした。互いに充実感に満ちていた。「本当に特別な存在。刺激は常にもらってる。対戦する時は、しっかり打ちたい」。2年ぶりの対決は、置かれた立場が特に気持ちを高めた。今季は開幕1軍も、打撃不振で登録抹消。降格後は2軍戦で打率4割5分をマークし、再登録可能の14日に再昇格。「2度と悔しい思いはしたくない」。5月3日DeNA戦以来の先発。打つしかない。2回無死一、二塁の第1打席だった。「良い投手というのは分かっている」。昨季セ・リーグ最優秀防御率右腕。初球146キロカットボールにバントの構えを引いてボールにすると、サインは「打て」に変わった。「仕留める」。152キロ直球にスムーズにバットを合わせて中前に転がした。決勝点となる先制適時打。"親友打ち"で試合を決めた。第2打席は遊ゴロ、第3打席は右飛に抑え込まれた。オフに食事にいけば、たわいもない話で盛り上がる。試合では会話はいらない。意地と意地をぶつけ、この日は中山が勝った。チームは5カードぶりの勝ち越しで、3位浮上に貢献も「今日の試合で満足はできない」。岡本が負傷離脱する中、結果を求める。「強い気持ちを持って全試合挑んでいきたい」。親友にも、スタメン争いにも負けられない。【阿部健吾】▽巨人阿部監督(決勝打の中山に)「(2軍で)自信をつけてきたんじゃない。結果を残して来てるから。そう簡単には打てないんだけど、その中で打ったから大したもんだよね」高校時代の同級生対決 主なケースはPL学園の桑田真澄(巨人)と清原和博(西武)が日本シリーズで12打数7安打(3本塁打)、オールスターで8打数1安打(1本塁打)などがある。公式戦ではPL学園の野村弘樹(横浜)対立浪和義(中日=109打数35安打)、横浜の松坂大輔(西武)対小池正晃(横浜=4打数0安打)、広陵の野村祐輔(広島)対小林誠司(巨人=34打数10安打)、東海大相模の菅野智之(巨人)対田中広輔(広島=85打数18安打)、大阪桐蔭の柿木蓮(日本ハム)対藤原恭大(ロッテ=1打数無安打)など。
◆巨人大勢がリベンジを果たした。8回から2番手で登板し3者凡退。前日の同戦は2死から上林に一時勝ち越しとなる本塁打を浴びていただけに「昨日打たれているので、今日は本当に気持ちだけでいった。思い切って先頭バッターからいきました」と振り返った。杉内投手チーフコーチも「8回に上がるピッチャーは技術どうこうじゃない。今日は気持ちを出したと思います」とたたえた。
◆「6番・三塁」で先発した巨人・中山礼都内野手(23)が先制打を放った。0-0の二回無死一、二塁で、相手は愛知・中京大中京高の同級生、高橋宏斗投手。151キロの直球を中前へ弾き返し、先制点を呼び込んだ。2人は試合前、グラウンドで談笑する場面もあった。
◆巨人は二回に中山の適時打で奪った1点を、3投手による無失点リレーで守り切った。グリフィンは7回を3安打に抑えて無傷の3勝目。マルティネスが14セーブ目。中日の高橋宏は自身の失策も響き、7回1失点で5敗目。
◆巨人が競り勝った。二回に中山礼都内野手(23)が先制打を放つと、投手陣が最後までリードを守った。以下、中山のヒーローインタビュー。--スタメン起用に応えた「全打席、初球から積極的にいこうと決めていたので、結果につながってよかったです」--手応えは「球が速かったので、ちょっとつまったんですけど、いいところに飛んでくれました」--中京大中京高の同級生、高橋宏斗からのタイムリー「すごく嬉しい。いいピッチャーなのでいいところで打てて嬉しかったです」--再び1軍に昇格「二度とああいう思いはしたくないので、強い気持ちを持って全試合挑んでいきたい」--5カードぶりの勝ち越し「3連勝できるようにがんばります」
◆巨人が2連勝で5カードぶりの勝ち越しを決めた。「6番・三塁」で1軍復帰後初スタメンの中山礼都内野手(23)が、中京大中京高の同級生、高橋宏斗から決勝打を放った。0-0の二回無死一、二塁。初球はバントの構えを見せてボール。続く2球目の152キロを中前に弾き返した。阿部慎之助監督(46)は「最初はバントから入ったんだけどね、取り消して、ヒッティングにして、見事に打ってくれたんで、素晴らしかった。ワンボールだったんでね、思い切っていかせてみました」と振り返った。2軍降格から返り咲いた若武者を「自信はつけてきたんじゃない。結果残してきてるから。そう簡単には打てないんだけど、その中で打ったから大したもんだよね」とたたえた。
◆巨人先発のフォスター・グリフィン投手(29)が一度も得点圏に走者を許さず、7回3安打無失点で無傷の今季3勝目を挙げた。94球を投げて6奪三振を奪った。「先週のヤクルト戦でスプリットが良くなかった」と語った左腕は「(捕手の)岸田と話して、今日は最初からチェンジアップを投げた。昨季、中日相手に有効だったことも覚えていたので」と振り返り、チェンジアップの多投が好結果につながったと語った。好リードが光った女房役の岸田に対しては「本当に賢く、研究熱心だと思う。自分のスタイルを理解してくれていて、会話せずとも意思が通じる。とても投げやすい」と厚い信頼を明かした。
◆巨人・中山礼都内野手(23)が17日、中日7回戦(東京ドーム)に「6番・三塁」で12試合ぶりに先発し、先制の中前打を放った。愛知・中京大中京高時代の同級生、高橋宏斗投手(22)から値千金の一打。プロ通算の対戦成績は打率・385(13打数5安打)と〝親友キラー〟ぶりを発揮し、この1点を守ったチームは1-0で2連勝。5カードぶりの勝ち越しを決めた。容赦なく、旧友を打ち砕いた。中山が高校時代の同級生、高橋宏から先制の中前打。0-0の二回無死一、二塁、152キロの高め直球をはじき返した。「特別な存在ですし、刺激は常にもらっている。いいピッチャーというのは十分分かっていますし、対戦するときはしっかり打ちたい、勝負に勝ちたいという気持ちを持って挑んでいます」5月3日のDeNA戦(横浜)以来のスタメン出場。前夜に代打で二塁打を放つなど結果を残してチャンスをつかんだ。1球目は犠打のサインで、見逃してボール。ヒッティングに切り替わると、「どんどん振っていこうと決めていた。甘い球を仕留める」と2球目を捉えた。名古屋市出身の中山は地元の強豪、愛知・中京大中京高へ進学した。高橋宏とは、エースと正遊撃手として2年秋には明治神宮大会で優勝。3年時は新型コロナウイルスの影響で全国大会が中止となり、悔しさを味わった。プロ入り後も交流が続いている2人。昨オフも何度か一緒に食事へ行ったといい、「プロになれた2人なので、一番仲はいいです。野球の話はしないですし、ふざけていますね」。親友の関係だが、グラウンド上では通算対戦打率・385と中山に軍配が上がっている。チームは中山が挙げた虎の子の1点を守り切って2連勝。5カードぶりの勝ち越しを決め、3位に浮上した。阿部監督も「先制点を取れたことに尽きる。見事に打ってくれた」と若武者をたたえた。5月上旬に2軍へ降格した際には「すごく悔しくて、二度とそういう思いはしたくない」と懸命にバットを振った中山。レギュラー定着を目指して結果を出し続ける。(原田優介)

<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (1↑) |
阪神 |
21 | 16 | 2 | 0.568 (↑0.012) | - (↓0.5) |
104 | 135 (+5) | 99 (+2) | 22 (-) | 31 (+1) |
0.245 (↑0.002) | 2.270 (↑0.01) |
2 (1↓) |
広島 |
21 | 17 | 1 | 0.553 (↓0.015) | 0.5 (↑0.5) |
104 | 135 (+2) | 105 (+5) | 20 (+1) | 14 (-) |
0.251 (↓0.002) | 2.410 (↓0.07) |
3 (1↑) |
巨人 |
21 | 19 | 1 | 0.525 (↑0.012) | 1.5 (↑0.5) |
102 | 124 (+1) | 130 (-) | 31 (-) | 16 (-) |
0.239 (↓0.002) | 2.810 (↑0.07) |
4 (1↓) |
DeNA |
18 | 17 | 3 | 0.514 (↓0.015) | 2 (↓0.5) |
105 | 119 (+6) | 107 (+7) | 16 (+2) | 20 (-) |
0.225 (-) | 2.580 (↓0.13) |
5 (-) |
中日 |
16 | 20 | 2 | 0.444 (↓0.013) | 4.5 (↓0.5) |
105 | 78 (-) | 107 (+1) | 13 (-) | 20 (-) |
0.210 (↓0.003) | 2.630 (↑0.06) |
6 (-) |
ヤクルト |
13 | 21 | 1 | 0.382 (↑0.018) | 6.5 (↑0.5) |
108 | 101 (+7) | 144 (+6) | 17 (+2) | 7 (+1) |
0.226 (↑0.004) | 3.550 (↓0.05) |
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