1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ORIX | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 |
西武 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 3 | 7 | 0 | 0 |
勝利投手:渡邉 勇太朗(2勝3敗0S) (セーブ:平良 海馬(0勝1敗10S)) 敗戦投手:エスピノーザ(0勝3敗0S) |

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◆西武は初回、2死二塁からネビンが適時打を放ち、幸先良く1点を先制する。続く2回裏には、2死二三塁から西川の適時三塁打で2点を加え、リードを広げた。投げては、先発・渡邉が7回3安打無失点の力投で今季2勝目。敗れたオリックスは、打線が3安打無得点と沈黙した。
◆2位オリックスは、ゲーム差なしの3位につける西武と直接対決3連戦を迎える。初戦の先発はアンダーソン・エスピノーザ投手(27)。昨季7月7日を最後に14戦連続白星なし。今季はここまで5試合に先発し、3失点以下を続けている右腕を援護できるか。打線は森友哉捕手(29)が「6番DH」で出場。コンディション不良の影響で、9日ソフトバンク戦(京セラドーム大阪)以来のスタメン復帰となった。打率3割4分で首位打者の太田椋内野手(24)が、今季2度目の4番に座った。
◆西武が先行逃げ切りに成功し、勝利した。オリックスと入れ替わって、5月3日以来の単独2位に浮上した。この日は初回、1番西川愛也外野手(25)が安打で出塁し、2死後、4番タイラー・ネビン外野手(27)の適時打で先制した。2回も2死走者なしから四球と失策で走者をため、1番西川が今度は右中間へ2点適時三塁打。オリックス・エスピノーザを積極的に攻め、一気に試合の主導権を握った。先発の渡辺勇太朗投手(24)は序盤から直球が力強く、芯で捉えられても最後は押し込んだ。7回3安打無失点で今季2勝目を挙げた。
◆オリックスは今季6度目の完封負けで、4月1日以来の3位に転落した。先発のアンダーソン・エスピノーザ投手(27)が序盤から西武打線を止められなかった。初回、2死二塁から4番ネビンに151キロツーシームを右翼線へ適時打。2回は2死から四球と味方の失策も絡み、二、三塁。1番西川にフルカウントからの6球目、スライダーを捉えられ、右中間へ2点適時三塁打を浴びた。これで昨季7月7日を最後に15戦連続白星なし。3回以降、4安打9奪三振と立て直すも、援護に恵まれなかった。打線は初回に3番紅林弘太郎内野手(23)が、前日15日の日本ハム戦(エスコンフィールド)から5打席連続安打となる左前打。中川圭太内野手(29)も2打席連続中前打を放ち、好機をつくるも、後続がつながらず。7回まで西武渡辺を前に3安打に抑え込まれた。
◆西武2位浮上には、確固たる1番打者の誕生も大きい。西川愛也外野手(25)だ。27試合連続で「1番中堅」でスタメン。第1打席の打率は驚異の5割4分2厘。この日も安打した。「相手も対策してくるので、それでも仕事ができて良かったです」と頼もしい。アゲアゲになって、2回2死二、三塁のチャンスで、今度は右中間へ2点適時三塁打。流れをつかんだ。福岡市内で朝5時半に起床しての、本拠地所沢への移動ゲーム。全体練習も短めで終わり。「(練習後に)寝たかったんですけどね、寝るのちょっと怖いなと思って」。気持ちを切らずに試合に入り、成功した。開幕戦も朝から振り込んだ。必ずレギュラーに。プロ8年目への思いは強い。でもストイック濃度は100%でもない。「大好きです。食べ過ぎて顔パンパン」。マクドナルドの期間限定「チキンタツタ」を愛する。4月の地元大阪遠征では母裕子さんが試合後、2個も差し入れてくれた。「今年は何個食べたかな」。覚えてもいない。14日のソフトバンク戦で右翼フェンスの福岡銀行ブランドキャラクター「ユーモ」に打球が直撃する二塁打を放ってゲットした賞金100万円を全振りすれば1960個も買える。一説では今季は5月下旬に終売の見込み。「もうすぐ終わるのでラストスパートかけます。チキンタツタ、黒字にします」と謎の使命感に燃える。日々腹と欲を満たしながら、チームの黒字も増やす。これで2位浮上。「変わらず、いい緊張感を持ちながらできていると思います」。西川もライオンズも、今年ばかりは期間限定の強さにしない。【金子真仁】
◆西武渡辺勇太朗投手(24)が7回無失点で3連戦の頭を勝利に導いた。序盤から力のある直球で押し込み「カウント優位に進められて、1球1球集中して投げられましたし良かったと思います」と笑顔を見せた。この日は福岡からの移動した上でのナイター。西口監督も「移動ゲームは先発がしっかりゲームを作ってくれないと」と大きな期待を寄せた中、見事に応えてみせた。
◆オリックスが2戦連続、今季6度目の完封負けで、4月1日以来の3位に転落した。打線は西武の渡辺を前に今季最少3安打。先発のエスピノーザが8回3失点(自責1)の粘投も、援護できなかった。岸田監督は「絞りにくい球ではある。どうにか塁に出るというところができなかった」と悔しさをにじませた。17日はリーグトップの防御率を誇る難敵、西武今井と対戦。「またどうやって攻めていくか準備していきます」と前を向いた。
◆オリックスは今季6度目の完封負けで、4月1日以来の3位に転落した。先発のアンダーソン・エスピノーザ投手(27)は2回までに3失点。それでも3回以降は4安打8奪三振と立て直した。8回124球を投じ、3失点(自責1)。粘投も、援護に恵まれなかった。これで昨季7月7日を最後に15戦連続白星なし。助っ人右腕は「結果として負けがついたけど、こういう試合展開はシーズン中よく起こることだと思いますし、打撃陣は最後までしっかり戦ってくれて、それにつられて自分も最後まで戦えた。チームメートはすごくいいプレーを続けてくれている。もう(勝利は)待つだけです」とコメント。人事を尽くして天命を待つ。打線は西武渡辺を前に今季最少の3安打に抑え込まれた。岸田護監督(44)は「絞りにくい球ではある。どうにか塁に出るというところができなかった。1試合1試合勝っていくしかない。その結果が順位だと思っていますので、粘り強くやるしかないですね」と悔しさをにじませた。17日はリーグトップの防御率を誇る難敵、西武今井と対戦。「またどうやって攻めていくか準備していきます」と前を向いた。
◆17日の8回戦に中10日で登板するオリックス・東晃平投手(26)は今季2度目の先発で初白星を目指す。キャッチボールなどで調整し「チームが勝てるような投球をしたい」と意気込んだ。昨年8月に受けた右肘手術からの復帰戦となった6日の日本ハム戦(京セラ)は自己最短となる1回?を3失点で黒星。調整期間では投球フォームなどを見直し「まずは最少失点、できればゼロで(抑えたい)」と挽回を期した。
◆西武・渡辺勇太朗投手(24)が中10日で先発した。「少し長い調整期間になったので、心も体もリフレッシュすることができた。チームに勝ちをもたらす投球をしたい」と意気込んで臨むと、一回は2死から左前打を浴びたが、後続を断って無失点で切り抜けた。開幕ローテーション入りした今季はこの日まで6試合の登板で1勝3敗、防御率3・82。前回5日のソフトバンク戦では7回2失点で3敗目を喫したが、好調のチームを支える先発陣の大事な一角を担っている。8日には、6月4日のヤクルト戦(ベルーナ)で生演奏が決まっている母校・浦和学院高の吹奏楽部をサプライズ訪問。後輩らによる球団応援歌の生演奏に「球場で聞いているぐらい興奮して鳥肌が立った」と笑顔で振り返っていた。六回まで散発2安打で無失点の好投。打線も二回までに3点を援護してくれた。今季2勝目に向けて腕を振る。
◆オリックスは今季初の2試合連続の零封負け。無得点で敗れるのは今季6度目となり、西武と入れ替わる形で3位に転落した。先発のエスピノーザは一回にネビン(前アスレチックス)に先制打を許し、二回にも四球と失策でピンチを招いて西川に2点打を食らった。それでも三回以降は立て直して8回3失点の力投を見せたが、3敗目。右腕はこれで昨季から8連敗となり、15戦白星なしとなった。 打線は先発・渡辺を攻略できず、七回まで散発3安打に封じられた。継投に入った八回以降も無得点に終わり、見せ場を作ることはできなかった。
◆西武が2位浮上。渡辺は制球がよく、7回3安打無失点で約1カ月ぶりの2勝目を挙げた。平良は10セーブに到達。打線は一回にネビンの適時打で先制し、二回に西川の三塁打で2点を加えた。オリックスは今季最少の3安打に終わった。
◆オリックスは今季初の2試合連続零封負けで、3位に転落した。試合後に取材に応じた岸田護監督(44)は今季ワーストの3安打に終わった打線について言及した。「毎回(相手投手を攻略しようと)やっているんですけど、それが全部うまくいくとは限らないので。なかなか絞りにくい球ではあるのでね。そこをどうにか塁に出るというところがちょっと今日はできなかった」五、七回にそれぞれ一、二塁の好機を作るも凡退して無得点。チーム打率・272(試合前時点)でリーグ1位の打線に元気がないのが現状だ。チームは3位に転落し、勝利した西武が2位に浮上。指揮官は「(順位を)気にしても仕方ない。1試合、1試合、勝っていくしかないので。全試合勝ちたいのは勝ちたいけど、そんなことはなかなか無理なので。粘り強くやるしかない」と次戦を見据えた。
◆西武・渡辺勇太朗投手(24)が7回無失点で4月13日以来の白星となる2勝目を挙げた。中10日のマウンドで球速150キロ台を連発。三塁を踏ませず「自分の勝ちがついていない試合が多かったので、勝ててうれしい」と喜んだ。この日は福岡から所沢に戻っての試合。西口監督は「移動ゲームは先発がしっかりとゲームをつくってくれないと。そういう意味でも頑張ってくれた」と目を細めた。

<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
日本ハム |
23 | 15 | 1 | 0.605 (↑0.01) | - (-) |
104 | 149 (+8) | 113 (-) | 42 (+1) | 18 (+3) |
0.239 (↑0.001) | 2.450 (↑0.06) |
2 (1↑) |
西武 |
21 | 17 | 0 | 0.553 (↑0.012) | 2 (-) |
105 | 108 (+3) | 99 (-) | 14 (-) | 32 (+1) |
0.238 (-) | 2.430 (↑0.06) |
3 (1↓) |
ORIX |
19 | 17 | 3 | 0.528 (↓0.015) | 3 (↓1) |
104 | 132 (-) | 143 (+3) | 28 (-) | 20 (-) |
0.268 (↓0.004) | 3.370 (↑0.05) |
4 (-) |
ソフトバンク |
18 | 20 | 2 | 0.474 (↓0.012) | 5 (↓1) |
103 | 149 (+1) | 126 (+5) | 25 (-) | 29 (+1) |
0.252 (↓0.001) | 2.740 (↓0.06) |
4 (1↑) |
楽天 |
18 | 20 | 0 | 0.474 (↑0.015) | 5 (-) |
105 | 113 (+5) | 129 (+1) | 18 (+2) | 37 (+1) |
0.241 (↑0.002) | 3.310 (↑0.06) |
6 (-) |
ロッテ |
13 | 23 | 0 | 0.361 (↓0.01) | 9 (↓1) |
107 | 89 (-) | 130 (+8) | 18 (-) | 13 (-) |
0.207 (-) | 3.290 (↓0.14) |
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