1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 |
ソフトバンク | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | X | 5 | 9 | 0 | 1 |
勝利投手:前田 純(1勝1敗0S) 敗戦投手:髙橋 光成(2勝3敗0S) 本塁打 |

![]() |
![]() |
![]() |
◆ソフトバンクは2回裏、柳町の適時打で1点を先制する。そのまま迎えた4回に渡邉の2点適時打で追加点を奪うと、6回には山川の2ランが飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・前田純が7回2安打無失点の力投で今季初勝利。敗れた西武は、打線が沈黙した。
◆交換トレードで巨人から加入したソフトバンク秋広優人内野手(22)が、1軍に昇格した。試合前練習から参加し左翼でノックを受けた。即スタメンの見込みで「一発目なのでいい印象を与えられるように」と意気込んだ。同じく新加入した大江竜聖投手(26)は福岡・筑後市のファーム施設に合流した。ソフトバンクと巨人は12日に2対1の交換トレードを発表。ソフトバンクからリチャード内野手(25)が巨人に移籍し、巨人からは秋広と大江がソフトバンクに移籍した。
◆ソフトバンク山川穂高内野手(33)が4番から外れた。「7番DH」。小久保監督が就任した24年以降、レギュラーシーズンとCS、日本シリーズを含めて初めて。山川が4番以外の打順に座るのは西武時代の23年以来2年ぶり。昨季は1カ月間本塁打が出なくても4番を外さなかった小久保裕紀監督(53)が大きな決断を下した。代わって4番には中村晃外野手(35)が入った。中村晃の4番は23年以来2年ぶり。4番では過去28試合に出場し、打率3割1分2厘を記録している。今季は38試合に出場して打率1割9分3厘、7本塁打、20打点。前日14日の西武戦では無死満塁の絶好機も空振り三振に倒れていた。
◆交換トレードで巨人から加入したソフトバンク秋広優人内野手(22)が1軍昇格即スタメン起用された。「6番左翼」で先発出場する。秋広は試合前練習を終え「一発目なのでいい印象を与えられるように」と意気込んでいた。さらに小久保監督就任後、全試合4番を務めていた山川穂高内野手(33)が「7番DH」で起用された。
◆西武の西川愛也外野手(25)が試合前、「ふくぎん賞」の贈呈式に出席し、賞金100万円を授与された。福岡銀行常務執行役員の藤井雅博氏より授与された。西川で通算10人目の受賞になる。西武では23年の栗山以来。西川は14日のソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)の8回表、右翼フェンスの福岡銀行ブランドキャラクター「ユーモ」のイラストに打球をダイレクトに当て、「ふくぎん賞」の受賞を決めていた。14日の試合後には報道陣の問いかけに対し「めっちゃうれしかったです。母の日に何もしてないので、お母さんに何かしてあげられたら」と親孝行に使いたい意向を示していた。受賞後、ナインや首脳陣とハイタッチ。そんな中、炭谷銀仁朗捕手(37)は西川に向かって帽子をとってただただ頭を下げており、何らかの会話が交わされたとみられる。【金子真仁】
◆2年ぶりに4番起用されたソフトバンク中村晃外野手(35)が先制点を呼ぶ二塁打を放った。0-0の2回、先頭で打球を右翼線へ運びチャンスメーク。続く5番柳町の中前打でホームに生還した。小久保政権で全試合4番を務めていた山川穂高内野手(33)は「7番DH」での起用となった。不振の山川に代わって打線のど真ん中に座るベテランが、第1打席から存在感を出した。
◆ソフトバンク秋広優人内野手(22)が移籍初安打を放った。12日に交換トレードで巨人から加入し、1軍昇格即「6番・左翼」でスタメン出場。6回1死の第3打席で西武高橋から中前打を放った。その後、小久保政権で初めて4番から外れた7番の山川穂高内野手(33)に特大2ランが飛び出した。
◆西武は連勝ならず、ソフトバンク3連戦を負け越した。この日は先発の高橋光成投手(28)がピリッとせず。2回に連打で先制されると、4回も2四球などで満塁を作り、ソフトバンクの8番渡辺に甘い直球を2点適時打にされた。高橋は5回までで93球を要したものの、6回もマウンドへ。しかしこの日7番に打順を下げた山川に8号2ランを浴び、5点差に引き離された。6回103球を投げ、6安打3奪三振5失点で3敗目(2勝)を喫した。打線はソフトバンク先発左腕の前田純に対して、6回まで源田壮亮内野手(32)のボテボテの内野安打1本のみ。7回にようやく中村剛也内野手(41)が三遊間を割って2安打目としたものの、これも2死から。どの打者もタイミングを合わせることができず、力ないフライの山を築くばかりだった。
◆西武は連勝ならず、ソフトバンク3連戦を負け越した。この日は先発の高橋光成投手(28)がピリッとせず。2回に連打で先制されると、4回も2四球などで満塁を作り、ソフトバンクの8番渡辺に甘い直球を2点適時打にされた。高橋は5回までで93球を要したものの、6回もマウンドへ。しかしこの日7番に打順を下げた山川に8号2ランを浴び、5点差に引き離された。103球を投げ6安打で3敗目を喫した。西口文也監督(52)は「1失点目はしょうがないとしてもね、やっぱり4回のところでヒットのあとのフォアボール2つ出してしまったところが」とし「勝負はしっかりできるはずなんでね、そこでしっかり勝負できなかったことがああいう結果になってしまったというところですかね」と話した。打線はソフトバンク先発左腕の前田純に対して、6回まで源田壮亮内野手(32)のボテボテの内野安打1本のみ。7回にようやく中村剛也内野手(41)が三遊間を割って2安打目としたものの、これも2死から。どの打者もタイミングを合わせることができず、力ないフライの山を築くばかりだった。西口監督は「緩急をつけられたら手こずってしまうというところが課題なんで、思いきってやることもこれからは大事になってくるかなというところですね」と課題を口にした。
◆交換トレードで加入したソフトバンク秋広優人内野手(22)が移籍後初安打を放った。昇格即「6番左翼」でスタメン出場し、6回1死の第3打席で西武高橋から中前打。「(プロ)初ヒットのような気持ちでした」と振り返った一打は、7番山川の特大2ランを誘発する快音を奏でた。記念球はロッカーに保管。「ボールを渡していただいたので、恥ずかしながらもらいます」と照れ笑いを浮かべた。
◆西武は完敗でカード勝ち越しを逃した。高橋光成投手(28)は四球も絡んで5失点し「今日は何もありません」。豊田投手コーチは「抑えに行っているけれど慎重さが上回ったというところ」と次回への切り替えを促した。打線もソフトバンク前田純にタイミングが合わず。西口監督は「緩急を付けられててこずってしまうのが課題なので、思い切ってやることもこれからは大事」と対策を進めていく。
◆ソフトバンク小久保裕紀監督(53)の決断が実った。打線改造が奏功し、4カード連続の勝ち越しに成功。小久保監督は就任以来初めて山川穂高内野手(33)を4番から外し、中村晃外野手(35)を起用した。プロ18年目のベテランは第1打席で右翼線二塁打を放ち、決勝のホームを踏んだ。7番降格の山川は鬱憤(うっぷん)を晴らす特大2ラン。トレード加入の秋広優人内野手(22)にもタカ初安打が飛び出し、快勝した。小久保政権の"2代目4番"が躍動した。0-0の2回、先頭の中村が右翼線二塁打。第1打席で4番起用に応え、5番柳町の先制&決勝の中前適時打につなげた。中村は「慣れてます。経験はしているので。何回かあるんでね」と泰然自若。23年以来2年ぶりに打線の中心に座ったが、場数を踏んできた打撃職人は冷静だった。通算1460安打目で好機を演出し、チームの4カード連続勝ち越しに貢献した。小久保監督の重い決断を、勝利の結果で実らせた。就任以来レギュラーシーズンでもポストシーズンでもこだわっていた「4番山川」を変えた。主力に故障離脱が続出。その中で自身の体調不良にもくじけず打線を引っ張ってきた主砲だが、首脳陣はその責任感が重荷になっていると判断した。打率も試合前は1割台に低迷。約2週間前から考えを巡らし、前日14日の西武戦後に打線改造を決めた。新4番は「(中村)一択だった」と、監督は明かした。開幕前には想像もつかない毎日。今季は小久保監督と「代打の神様」を目指すと約束した中村だが、主力不在の緊急事態で4月1日の日本ハム戦からスタメン起用が続いている。指揮官から「もうグローブを置いていい」と言われながら、出場35試合のうち半分以上は一塁先発だ。求められてチームに貢献する日々を「試合に出られるのでうれしいですし、毎日幸せです」と表現した。準備を怠らない中村だからこそ結果がついてきた。8回にも中前打でマルチ安打。打率2割8分3厘の安定感で、節目の1500安打まで残り39安打に迫った。6回にはトレードで加入した秋広に移籍初安打が飛び出し、7番降格となった山川に特大2ランが生まれた。悩んだ末に小久保監督が組んだ新打順は奏功した。借金は「1」。流れを変えた小久保ホークスが、今度こそ借金を完済する。【只松憲】?ソフトバンク王球団会長(山川に1発)「山川にホームランが出てよかったね。(打順降格は)今の成績じゃあ、山川自身もしょうがないと思っているだろう。監督としてはなかなか変えにくいところだけど、でも変えたことでホームランが出てよかった」?ソフトバンク柳町(2回無死二塁で先制&決勝の中前適時打)「チャンスで自分が先制のランナーをかえすという強い気持ちで打席に入りました。大事な先制点となるタイムリーになって良かったです」
◆7番降格のソフトバンク山川穂高内野手(33)が、復調手応えの豪快なダメ押し弾を放った。3点リードの6回1死一塁。西武高橋のフォークを、弾丸ライナーで左翼席に突き刺した。8試合ぶりの8号2ラン。ベンチ前でどすこいポーズを決めた。「(4番を外れたのは)調子が悪けりゃそうなるだろうと思っていた。感情論はない。僕らは技術を高めていくだけ」。移籍2年目にして初めて4番の座を譲った。試合前。小久保監督から監督室に呼ばれて意向を告げられたが「わざわざ気を使ってもらって申し訳ない」と苦笑いだった。もちろん、「4番」の誇りは忘れていない。前夜(14日)、打撃ビデオを何時間も見直し、修正点を求めた。打席でしゃがみ込みが深くなっていることを修正。アーチに加え、8回にも左前打を放って改良した打撃フォームに自信を得た。「今日は四球を含めて全打席よかったと思う」。復調を感じ取った主砲は「4番復帰」にも意欲をみせる。「打ってしっかり4番を取り返したい。4番が打って勝ちたいし、4番が打って優勝したい」。昨年は30試合ノーアーチも経験したが、2年ぶりに本塁打王に輝いた。完全復調にm時間はかからない。【佐竹英治】?ソフトバンク王球団会長(山川に1発)「山川にホームランが出てよかったね。(打順降格は)今の成績じゃあ、山川自身もしょうがないと思っているだろう。監督としてはなかなか変えにくいところだけど、でも変えたことでホームランが出てよかった」
◆ソフトバンク野村勇内野手(28)が15日、西武12回戦(みずほペイペイドーム)で右手に死球を受け途中交代した。「1番遊撃」で先発出場。7回の第4打席で西武水上の144キロシュートが直撃した。直後に代走を送られた。小久保裕紀監督(53)は「病院に行くほどではないと聞いている」と話すにとどめた。
◆ソフトバンク前田純投手(24)がうれしい今季初勝利を手にした。自己最長の7回103球を投げ、2安打無失点。「どんどんゾーンに投げてストライク先行で試合を有利に投げていければいいと思っていた」。初回から5回2死まで完全投球。源田に初安打となる内野安打を許したが、続く外崎を冷静に空振り三振に仕留めた。今季6試合目の先発でようやく白星を手にし「まだまだ満足はしていない。自分らしくコツコツ日々成長していきたい」とお立ち台でさらなる飛躍を誓った。
◆ソフトバンクの先発マスク渡辺陸捕手(24)が貴重な2点適時打で気を吐いた。1点リードの4回2死満塁。初球の直球を右前に運び2者を迎え入れた。「満塁のチャンスでとにかく積極的に自分のスイングをしようと思った」。守っても先発前田純、2番手松本晴を好リード。「5点の点差があったので気持ち的にも有利にいけた。気持ちに余裕はあった」。3年ぶりとなるお立ち台にも呼ばれ、笑顔いっぱいだった。
◆ソフトバンクが打線を組み替えて快勝した。二回に柳町の中前打で先制。四回に渡辺が2点適時打、六回には山川の8号2ランで差を広げた。先発の前田純は7回2安打無失点の力投で今季初勝利(1敗)を挙げた。

<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
日本ハム |
22 | 15 | 1 | 0.595 (↑0.012) | - (-) |
105 | 141 (+7) | 113 (-) | 41 (-) | 15 (-) |
0.238 (↑0.002) | 2.510 (↑0.07) |
2 (-) |
ORIX |
19 | 16 | 3 | 0.543 (↓0.016) | 2 (↓1) |
105 | 132 (-) | 140 (+7) | 28 (-) | 20 (+1) |
0.272 (↓0.001) | 3.420 (↓0.08) |
3 (-) |
西武 |
20 | 17 | 0 | 0.541 (↓0.015) | 2 (↓1) |
106 | 105 (-) | 99 (+5) | 14 (-) | 31 (-) |
0.238 (↓0.004) | 2.490 (↓0.07) |
4 (-) |
ソフトバンク |
18 | 19 | 2 | 0.486 (↑0.014) | 4 (-) |
104 | 148 (+5) | 121 (-) | 25 (+1) | 28 (-) |
0.253 (↑0.001) | 2.680 (↑0.07) |
5 (1↓) |
楽天 |
17 | 20 | 0 | 0.459 (↓0.013) | 5 (↓1) |
106 | 108 (+2) | 128 (+5) | 16 (-) | 36 (+1) |
0.239 (↓0.001) | 3.370 (↓0.05) |
6 (-) |
ロッテ |
13 | 22 | 0 | 0.371 (↑0.018) | 8 (-) |
108 | 89 (+5) | 122 (+2) | 18 (+1) | 13 (-) |
0.207 (↑0.002) | 3.150 (↑0.04) |
コメント