1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロッテ | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 5 | 7 | 0 | 1 |
楽天 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 6 | 0 | 0 |
勝利投手:サモンズ(1勝0敗0S) (セーブ:木村 優人(1勝0敗1S)) 敗戦投手:早川 隆久(1勝4敗0S) 本塁打 |

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◆ロッテが連敗を5で止めた。ロッテは初回、藤原の適時打で1点を先制する。そのまま迎えた3回表に藤原の適時打などで2点を加えると、6回にはソトのソロでリードを広げた。投げては、先発・サモンズが6回途中無失点の好投で来日初勝利。敗れた楽天は、打線が振るわなかった。
◆ロッテ藤原恭大外野手(25)がチーム48イニングぶりとなるタイムリーを放った。初回に1死から藤岡裕大内野手(31)が右中間への三塁打を放つと、続く藤原が楽天先発・早川の145キロ直球を左前適時打にし、先制した。「タイムリーが出ていなかったのでなんとかヒットで返そうと思っていました。最初のチャンスに先制することができて良かったです」と振り返った。チームは9日から11日の西武戦で3試合連続の完封負け。13日の楽天戦で32イニングぶりの得点を奪うなど、3得点も、内訳は本塁打2本と犠飛1本。7日の楽天戦での高部瑛斗外野手(27)の右前適時打以降、47イニング連続でタイムリーがでていなかった。
◆インフルエンサーでタレントのなえなの(24)がセレモニアルピッチを行った。大きく振りかぶって投げた球はワンバウンドで捕手役を務めた銀次アンバサダー(37)のミットに収まった。始球式の点数を問われると「う~ん...。70点」と厳しめの自己採点。「でもまっすぐきれいに飛んだのはめちゃくちゃうれしかったです」と笑顔を見せた。 なえなのは、出演するホラーエンターテインメント映画「見える子ちゃん」もPR。髪の長い黒い霊を引き連れて登場し、「映画『見える子ちゃん』に出演しています。今日会場に霊はいないと思うんですけど、みなさん霊が見えても無視してくださいね~。今日はよろしくお願いします」と呼びかけた。
◆楽天早川隆久投手(26)が得意の東京ドームで精彩を欠き、4敗目(1勝)を喫した。0-1の3回、先頭友杉に左前打、続く山本に四球を与えた。犠打で1死二、三塁とされ、藤原に左前適時打を許す。なおも1死一、三塁からソトに中犠飛で追加点を奪われた。「3回がすべてだったかなっていう感じはある。友杉に打たれた後の山本選手に四球を出したのが今日のすべてだったかなっていうところある」と悔しそうに振り返った。6回は先頭ソトに甘く入ったチェンジアップを捉えられ、左越えソロを被弾。「その1球前がチェンジアップで空振りを取れてたんで、同じような軌道を多分(捕手の)太田さんは描いていたと思うんですけど、自分がそこに投げきれなかった」。リードを4点に広げられた。前回登板から中11日で万全を期して臨んだが、6回6安打4失点。過去2試合で2勝、防御率1・29と相性の良かった東京ドームで敗れ、4敗目を喫した。昨季は自己最多&チーム最多タイの11勝をマークしたが、今季は4月4日ロッテ戦(ZOZOマリン)で初勝利を挙げて以来5試合連続未勝利となった。
◆楽天浅村栄斗内野手(34)が、平成生まれ初の通算2000安打まで残り2本とした。「楽天スーパーナイター」と銘打たれた東京ドーム開催のロッテ戦に「7番DH」でスタメン出場。5点を追う7回2死一、二塁、八木の4球目、142キロ直球を左前適時打とした。14日のロッテ戦では3安打の固め打ちで、今季3度目の猛打賞を記録した。前日の試合後には「2000本で終わりじゃないので、あんまり2000本、2000本と思わず、1本でも多く打てるように」と話していた。
◆5連敗中のロッテは、ブライアン・サモンズ投手(30)が5回2/3を2安打無失点に抑え、来日初勝利の権利を持って降板した。テンポ良くアウトを重ね3回まで走者をだすことなく安定した投球を見せた。4回には安打、盗塁、捕逸で1死三塁のピンチを背負うも、二直と二ゴロでしのいだ。83球で3三振を奪った。野手は初回に藤原恭大外野手(25)がチーム48イニングぶりの適時打を放ち先制。3回には1死二、三塁から藤原が2打席連続の適時打を放ち「つないで作ったチャンスだったのでなんとしても自分がランナーをかえして追加点を取りたいと思っていました」とコメント。4回にもネフタリ・ソト内野手(36)のソロ本塁打でサモンズを援護した。
◆楽天は今季2度目の同一カード3連勝を逃した。「楽天スーパーナイター」と銘打たれた東京ドームでのロッテ戦で競り負けた。前回登板から中11日で先発した早川が初回に先制されると、3回には藤原の左前適時打とソトの中犠飛で2点を奪われた。6回にはソトに左越えソロを被弾。「すみませんでした」と6回6安打4失点でマウンドを降り、4敗目を喫した。7回には2番手則本が先頭安田に与えた四球からピンチを招き、藤岡に中犠飛を打たれ、点差を広げられた。打線はサモンズの前に沈黙。7回2死一、二塁から通算2000安打が迫る浅村が「打ててよかったです」と左前適時打を放つなど反撃したが、及ばなかった。
◆ロッテが連敗を5でストップさせた。初回に1死から藤岡裕大内野手(31)が右中間への三塁打を放つと、続く藤原恭大外野手(25)が楽天先発・早川の145キロ直球をとらえ、チーム48イニングぶりの適時打にして、先制した。3回には1死二、三塁から藤原が2打席連続の適時打を放ち、4回にもネフタリ・ソト内野手(36)がソロ本塁打を放った。先発のブライアン・サモンズ投手(30)は5回2/3を2安打無失点で来日初勝利を挙げた。「攻撃陣がチームのために点を取ってくれて先制点や序盤にリードをしてくれたことが自分の中ですごく大きかったかなと思う。守備でも打たせたところをしっかり守ってくれたしチーム全体として良い仕事をしてくれて僕もなんとか自分のピッチングができた。あとは寺地が本当に良いリードをしてくれた」とチームメートに感謝した。8回に鈴木昭汰投手(26)が抑え、9回には高卒2年目右腕の木村優人投手(19)が登板しプロ初セーブをあげた。吉井理人監督(60)はリリーフ陣の起用について「相性ではなく、どこがレバレッジポイントかと思って。8回だと思ったので、一番強いピッチャーを持っていって、9回は今いる中で一番フレッシュなっていう、そういう選択です」と明かした。得点を重ね、連敗脱出。「山本が追い込まれてからフォアボール選んだのが大きかった。若い選手もどんどんできることが増えてきている」と話した。
◆ロッテ高卒2年目右腕の木村優人投手(19)がプロ初セーブを挙げた。3点リードの9回に登板。「9回だからといって無駄に力入れるんじゃなくて、いつも通り投げました」と2人の走者を許したが無失点におさえた。「結果的にセーブがついて、本当にいい経験ができたんで、次の登板も緩むことなく、しっかり1人1人のバッターに対して投げていきたい」と引き締めた。19歳11カ月の木村がプロ初セーブ。10代でセーブを記録したのは19年平良(西武)以来で、ロッテでは74年に4セーブの三井、88年伊良部、90年前田に次いで35年ぶり4人目。また、捕手も19歳8カ月の寺地。10代バッテリーでセーブを挙げたのは、85年渡辺久-仲田(西武)以来40年ぶり2組目。2人は5月17、18日の阪急戦2試合でマークし、渡辺久は19歳9カ月、仲田は19歳3カ月だった。
◆ロッテ高卒2年目右腕の木村優人投手(19)がプロ初セーブを挙げた。19歳11カ月の木村がプロ初セーブ。10代でセーブを記録したのは19年平良(西武)以来で、ロッテでは74年に4セーブの三井、88年伊良部、90年前田に次いで35年ぶり4人目。また、捕手も19歳8カ月の寺地。10代バッテリーでセーブを挙げたのは、85年渡辺久-仲田(西武)以来40年ぶり2組目。2人は5月17、18日の阪急戦2試合でマークし、渡辺久は19歳9カ月、仲田は19歳3カ月だった。
◆楽天浅村栄斗内野手(34)が、平成生まれ初の通算2000安打まで残り2本とした。「楽天スーパーナイター」と銘打たれた東京ドーム開催のロッテ戦に「7番DH」でフル出場。0-5の7回2死一、二塁、八木の4球目、外角寄りの低めフォークを左前に運ぶ適時打を決めた。2戦連続適時打となる通算1998本目の安打に「いい高さのボールをしっかり打てたので、昨日3本打って、今日は大事だなと思っていた。なんとか打てて良かった」と安堵(あんど)した。この日は東京ドームでのホームゲームだったが「場所が変われば多少、何かいつもと違う感覚はあったので。でも、あまりそこは意識せず、普通に今まで通りという気持ちではいきました」と振り返った。明日16日からは敵地福岡でソフトバンク3連戦(みずほペイペイドーム)。今季は同地で12打数4安打の打率3割3分3厘、1本塁打、3打点と好成績を残す。「明日からビジターになるので、昨日も言いましたけど、1本ずつ。1本出してまた1本なので、1本ずつしっかりやりたい」と力を込めた。浅村について、三木肇監督(48)は「彼の話をすれば1つの通過点ではあると思うけど、1つの記録というか、そこに向かって努力していると思うんで、そこのサポートはしっかりしたいと思うし、そこに花を添えられるようなゲームをチームとしてしっかりやっていかないといけないと思う」と話した。楽天浅村が56人目の通算2000安打達成まであと2安打。最近の2000安打達成選手では13年中村紀洋(DeNA)、15年和田一浩(中日)が残り2本とした次の試合ですぐに達成したが、浅村はどうか。
◆「楽天スーパーナイター」と銘打たれたロッテ戦は東京ドームで開催され、著名人も観戦に訪れた。仙台出身のサンドウイッチマンの富澤たけし(51)は、宮城出身のお笑いタレント狩野英孝(43)とともに観戦。試合は前回登板から中11日で先発した早川隆久投手(26)が初回に先制されるなど6回6安打4失点。打線は楽天浅村栄斗内野手(34)が、平成生まれ初の通算2000安打まで残り2本とする適時打を放ったが、届かなかった。東京ドームでの試合に、浅村は「場所が変われば多少、何かいつもと違う感覚はあったので。でも、あまりそこは意識せず、普通に今まで通りという気持ちではいきました」と振り返った。楽天は今季2度目の同一カード3連勝を逃した。
◆エース復活なるか。前日14日の楽天戦(楽天モバイル)で先発し、4回3失点(自責点2)で3敗目(2勝)を喫したロッテ・種市篤暉投手(26)に関して、吉井理人監督(60)は2軍での再調整を示唆していたが、出場選手登録を抹消せず、次回登板に備えることになった。1日から約2週間の再調整期間を経ても直球は走らず、フォークは思ったように落ちない。打者には簡単にとらえられ、8安打を浴びて奪三振は1つだけ。試合後の指揮官は「(1軍に)上がってきて何も変わっていなかった。あれぐらいの期間では修正できなかったのかな」と断じ、抹消の可能性に関しても「今晩、いろいろ考えようと思います」と否定しなかった。だが、この日の東京ドームには種市の姿が。全体練習前には建山投手コーチが歩み寄り、「腕の角度が明らかに下がっている」と意見を伝えるなど、修正に躍起だ。種市自身も「球速のアベレージを上げることを意識して腕が横振りになって、位置が下がり気味になった。そのせいで直球のホップ成分が落ちて、フォークはシュート成分が多くて落差が出ない。直球との角度の違いが小さくなっている。アームアングルって一番難しいんですが、無意識にできるのがベスト」と修正点は理解している。猶予は1週間。右のエースが本来の姿を取り戻せなければ最下位に沈むチームの再浮上は望めない。(片岡将)
◆スタンドがどよめきに包まれた。0-3の三回、先頭で迎えた1打席目。楽天・浅村栄斗内野手(34)の左つま先付近に変化球が直撃し、死球を食らった。一瞬、表情をゆがめたものの、すぐさま一塁ベースに向かった。通算2000安打に残り3本で臨んだ試合。14日に3安打を放った試合後、「1本を打つ難しさを今年は特に身に染みて感じている。1本ずつ、また明日から取り組んでいく」と明かしていた。4月27日のソフトバンク戦で残り9本としてから自己ワーストの35打席連続無安打を経験した。大記録へ向けて、大きな重圧がのしかかった。「自分の中で打てない時期もある」と言い聞かせ、じっと耐えた。ロッテとの同一カード3戦目。「楽天スーパーナイター」と銘打たれた恒例イベントは、仙台から東京ドームに舞台を移して開催された。多くの楽天ファンが詰め掛け、レフト席の一部以外は、チームカラーのクリムゾンレッドで埋め尽くされた。浅村は6試合続けて下位打線の7番で出場した。3点を追う五回2死走者なしで回ってきた2打席目は左飛に倒れた。そして0-5で迎えた七回2死一、二塁から左前に適時打を放った。2-5の九回の4打席目は1死一塁から四球を選んだ。チームは同一カード3連勝を逃し、連勝は2で止まったが、通算2000安打にあと「2」とした。
◆ロッテが連敗を5で止めた。一回に藤原の適時打で先制し、三回は藤原の2本目の適時打などで2点追加。六、七回に1点ずつ加えた。先発のサモンズが5回2/3を無失点で来日初勝利。九回は木村が締めてプロ初セーブを挙げた。
◆ロッテ2年目の19歳、木村優人投手がプロ初セーブを挙げた。5―2の九回に登板。1死一、二塁のピンチを背負ったが「いつも通り、攻める投球ができた」と力強い速球で押して無失点で切り抜けた。茨城・霞ケ浦高出身。開幕3試合目に中継ぎでデビューして白星を挙げ、これが9試合目の登板だった。直近では登板した3試合連続で失点していたが「ストライク先行ができていなかった。反省を生かして、打者に向かってしっかり投げた」。堂々としたマウンドさばきで、セーブ機会での起用に応えた。
◆ロッテは快勝で連敗を5でストップ。試合の最後を締めくくったのは、プロ2年目の木村優人投手(19)。10代でセーブを挙げたのは、球団では1990年の前田幸長以来、35年ぶりとなった。前回登板は11日の西武戦(ベルーナ)。七回から2番手登板したが失策も絡んで?回で5失点(自責点2)と悔しい内容だった。「前回、悔しい結果で終わってしまったんで、やり返す気持ちで」と木村。八回終了時にセーブシチュエーションでの登板を告げられたというが「もちろん緊張もあるんですけど、その緊張感があって、自分は気持ちも入る」と頼もしさが漂う。150キロ超の真っすぐを中心に組み立て、ストライクを先行させた。安打と四球で1死一、二塁のピンチを背負ったが「打者一人一人に一番、自信のある真っすぐでしっかり押していって、ファールも空振りも取れた」と慌てることなく阿部、堀内を打ち取ってゲームセット。チームは連敗を5で止め、ビジターでの10連敗もストップした。芽吹きつつある若い力で攻勢に転じられるか。(片岡将)
◆ロッテ・藤原恭大外野手(25)が一回1死三塁で先制の左前適時打。これが実に7日の楽天戦(ZOZO)の六回以来、チーム48イニングぶりの適時打となった。呪縛を解いた藤原は三回1死二、三塁でも左前打を放ち2安打2打点。「あそこ(初回)で打つと打たないでは、得点以上にチームの流れも変わってくる。非常に1点以上の大きな価値がある」と胸を張った。「もう若手って言っていられない。自分がチームを引っ張るぐらいの気持ちで臨んでいます」と自覚を滲ませた。

<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
日本ハム |
22 | 15 | 1 | 0.595 (↑0.012) | - (-) |
105 | 141 (+7) | 113 (-) | 41 (-) | 15 (-) |
0.238 (↑0.002) | 2.510 (↑0.07) |
2 (-) |
ORIX |
19 | 16 | 3 | 0.543 (↓0.016) | 2 (↓1) |
105 | 132 (-) | 140 (+7) | 28 (-) | 20 (+1) |
0.272 (↓0.001) | 3.420 (↓0.08) |
3 (-) |
西武 |
20 | 17 | 0 | 0.541 (↓0.015) | 2 (↓1) |
106 | 105 (-) | 99 (+5) | 14 (-) | 31 (-) |
0.238 (↓0.004) | 2.490 (↓0.07) |
4 (-) |
ソフトバンク |
18 | 19 | 2 | 0.486 (↑0.014) | 4 (-) |
104 | 148 (+5) | 121 (-) | 25 (+1) | 28 (-) |
0.253 (↑0.001) | 2.680 (↑0.07) |
5 (1↓) |
楽天 |
17 | 20 | 0 | 0.459 (↓0.013) | 5 (↓1) |
106 | 108 (+2) | 128 (+5) | 16 (-) | 36 (+1) |
0.239 (↓0.001) | 3.370 (↓0.05) |
6 (-) |
ロッテ |
13 | 22 | 0 | 0.371 (↑0.018) | 8 (-) |
108 | 89 (+5) | 122 (+2) | 18 (+1) | 13 (-) |
0.207 (↑0.002) | 3.150 (↑0.04) |
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