1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
西武 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 10 | 0 | 1 |
ソフトバンク | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 1 | 0 |
勝利投手:武内 夏暉(1勝0敗0S) (セーブ:平良 海馬(0勝1敗9S)) 敗戦投手:大津 亮介(0勝1敗0S) 本塁打 |

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◆西武は初回、渡部聖のソロで先制する。その後は同点で迎えた5回表にネビンの適時打で勝ち越すと、7回には渡部聖の内野ゴロの間に貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・武内が5回1失点で今季初勝利。敗れたソフトバンクは、打線が3回以降は無安打と沈黙した。
◆両チームのスタメン発表がされた。ソフトバンクは現在2連勝中。勝てば4月12日以来の勝率5割復帰で、最大「7」あった借金を完済する。また、巨人から交換トレードで加入した秋広優人内野手(22)、大江竜聖投手(26)は入団会見後に試合前練習に参加するも、ベンチ入り登録はされなかった。
◆西武ドラフト2位の渡部聖弥外野手(22)がプロ初本塁打を放った。初回2死走者なし、ソフトバンク大津の初球、低め143キロを左翼テラス席へ放り込んだ。「ある程度コースを絞って打席に入った結果、初ホームランを打つことができました。すごくいい感触でした。気持ち良かったです」と球団広報を通じてコメントした。渡部聖は昨秋ドラフト2位で大商大から入団。一時は4割を超える高打率をマークする一方で、前日までの107打席で本塁打は1本もなかった。はこちら
◆ソフトバンクの大津亮介投手(26)が4回2/3を投げ、5安打2失点で降板した。0-0の初回2死に先制ソロを献上。西武3番渡部聖にプロ初本塁打を許した。3回は6球、4回は8球と2イニング連続3者凡退。テンポの良さを取り戻したかに見えたが、5回に2死一、三塁とピンチを招き、交代を告げられた。「初回にホームランを打たれてしまい、追いかける展開にしてしまった。早い回で降板してしまい、チームに申し訳ないです」と振り返った。右腕は今季3度目の登板となったが、これで3試合連続で5回を持たずに降板となった。
◆今季初登板となった西武の武内夏暉投手(23)が5回1失点と粘った。初回、連打と四球でいきなり無死満塁。ソフトバンクの4番山川にもカウント3-2としたが、最後はツーシームで空振り三振に。その後の2人もアウトにし、何とか切り抜けた。2回も連打を浴びるも守備陣の好判断もあり、なんとか犠飛の最少失点のみ。豊田投手コーチも「入りがうまくいっていない中で、大量失点しなくて良かったなという内容でした」と話すように、なんとか抑えていった。昨季はベテラン炭谷とバッテリーを組むことがほとんどだったが、この日は古賀悠とバッテリーを組んだ。5回にネビンの適時打でチームが勝ち越し、その裏を抑えたところでお役御免に。5回4安打3四球2奪三振。直球の最速は149キロ。球数は89球だった。昨季10勝でパ・リーグ新人王に輝いた左腕は、今年1月に左肘内側側副靱帯(じんたい)不全損傷と診断された。リハビリと2軍登板を経て、この日が今季初登板。勝利投手の権利を得て、マウンドを降りた。
◆西武の西川愛也外野手(25)が賞金100万円をゲットした。8回表、右翼フェンスの福岡銀行ブランドキャラクター「ユーモ」に打球をダイレクトに当てたことに伴い、福岡銀行から授与される。8回裏終了時に場内アナウンスされると、大きな拍手が。修学旅行で訪れている中学生たちも沸いていた。
◆西武が勝利し、パ・リーグでは日本ハムに続いて今季20勝に到達した。シーズン91敗した昨季は、20勝に到達したのがシーズン65試合目となる6月22日だった。今季はシーズン36試合目で達した。初回、3番のルーキー渡部聖弥外野手(22)がプロ1号ソロを放って先制。2回に同点に追いつかれたものの、5回にタイラー・ネビン外野手(27)が貴重な勝ち越し適時打を放ち、7回にも機動力を絡めて加点した。なお、渡部聖は5打席に立ち、規定打席に到達した。この日は2安打で打率3割3分3厘となり、リーグ2位となった。今季初登板となった先発の武内夏暉投手(23)は初回、連打と四球でいきなり無死満塁からのスタート。制球に苦しみながら何とか粘って5回を1失点でまとめ、今季初勝利を挙げた。
◆西武のドラフト2位新人、渡部聖が出場27試合目でプロ初本塁打を放った。0―0の一回2死無走者で大津が投じた初球の内角低めの速球を振り抜くと、強烈な打球は左翼席に飛び込んだ。108打席目での待望のアーチに、ダイヤモンドを回る際には笑みがこぼれ「すごくいい感触だった。気持ちよかった」と率直に喜んだ。大津と初対戦した5日は2打数無安打に封じられたが、この日はきっちりと捉え「ある程度、コースを絞って打席に入った結果、打つことができた」と手応えを口にした。開幕から安打を量産し、対応力の高さが光る好打者。一時は右足首捻挫で離脱したが、頼もしい打棒でけん引している。
◆西武は今季初登板の武内が5回を4安打1失点でまとめて初勝利。打線は一回に渡部聖のプロ初本塁打で先制。同点の五回にネビンの適時打で勝ち越し、七回にも1点を加えた。ソフトバンクは打線が三回以降無安打と振るわなかった。
◆ソフトバンクは序盤の好機を生かしきれなかった。0―1の一回に連打と四球で無死満塁としながら、4番山川が三振を喫するなど後が続かなかった。二回も牧原大の犠飛で1点を挙げるのがやっと。小久保監督は「初回が全てだったんじゃないですか」と淡々と振り返った。左肘の故障明けで不安定だった武内の立ち上がりを攻めきれず、三回以降は無安打と沈黙した。負傷者が相次ぎながら若手の奮起などで徐々に調子を取り戻していたが、連勝は2でストップ。約1カ月ぶりの勝率5割復帰も持ち越しとなった。

<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
日本ハム |
21 | 15 | 1 | 0.583 (↓0.017) | - (-) |
106 | 134 (+5) | 113 (+9) | 41 (+1) | 15 (+1) |
0.236 (↑0.001) | 2.580 (↓0.18) |
2 (-) |
ORIX |
19 | 15 | 3 | 0.559 (↑0.014) | 1 (↑1) |
106 | 132 (+9) | 133 (+5) | 28 (+2) | 19 (+1) |
0.273 (↑0.001) | 3.340 (↓0.05) |
3 (-) |
西武 |
20 | 16 | 0 | 0.556 (↑0.013) | 1 (↑1) |
107 | 105 (+3) | 94 (+1) | 14 (+1) | 31 (+1) |
0.242 (↑0.001) | 2.420 (↑0.04) |
4 (-) |
ソフトバンク |
17 | 19 | 2 | 0.472 (↓0.014) | 4 (-) |
105 | 143 (+1) | 121 (+3) | 24 (-) | 28 (-) |
0.252 (↓0.003) | 2.750 (↓0.01) |
4 (1↑) |
楽天 |
17 | 19 | 0 | 0.472 (↑0.015) | 4 (↑1) |
107 | 106 (+4) | 123 (-) | 16 (-) | 35 (+1) |
0.240 (↑0.003) | 3.320 (↑0.1) |
6 (-) |
ロッテ |
12 | 22 | 0 | 0.353 (↓0.011) | 8 (-) |
109 | 84 (-) | 120 (+4) | 17 (-) | 13 (-) |
0.205 (↓0.001) | 3.190 (↓0.01) |
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