1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
西武 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 5 | 0 | 2 |
日本ハム | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 3 | 8 | 0 | 1 |
勝利投手:達 孝太(1勝0敗0S) (セーブ:田中 正義(0勝1敗7S)) 敗戦投手:隅田 知一郎(4勝1敗0S) 本塁打 |

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◆日本ハムは初回、レイエスの2ランで幸先良く先制する。2-1となって迎えた3回裏には、レイエスの適時二塁打が飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・達が6回1失点の好投で今季初勝利。敗れた西武は、2点を追う9回に中村剛のソロで追い上げるも、反撃はそこまでだった。
◆3日西武戦で左足首付近を痛めて途中交代した日本ハム五十幡亮汰外野手(26)が試合前練習に参加した。天然芝の外野で何度もダッシュを繰り返して患部をチェックした。走る強度も強く、大事には至っていない様子だった。3日西武戦では5回に二盗を成功させた際に、スライディングした左足のつま先が二塁ベースに突き刺さるような形で挟まり、勢いに乗った上半身が起き上がる際に左足首が無理やり伸びてしまって負傷。すぐに二塁ベース付近に到着した、トレーナーが運転する"救急カート"に乗車。ベンチへ引き揚げると、代走が送られて交代。病院へ行かずに様子を見て、この日の出場可否についても当日の患部の状態を見て判断することになっていた。3日の試合後に五十幡は「めちゃくちゃやばいって感じではないですけど、明日の様子見てですね」と普通に歩いて球場を後にしていた。
◆日本ハム清宮幸太郎内野手(25)が、スタメンを外れた。前日3日西武背戦では、「2番一塁」でスタメン出場し、7回2死一、二塁の場面で滝沢の一塁へのゴロをトンネルし、痛恨の3点目を献上していた。清宮が今季スタメンを外れるのは4月22日楽天戦(エスコンフィールド)以来2度目。同日は7回1死一、二塁の場面で代打で登場し四球を選んでいる。前日4三振の有薗直輝内野手(21)は「7番三塁」で、2試合連続スタメンに名を連ねた。
◆3日西武戦で左足首付近を痛めて途中交代した日本ハム五十幡亮汰外野手(26)が試合前練習に参加したが、試合はベンチスタートとなった。この日の練習は天然芝の外野で何度もダッシュを繰り返して患部をチェック。走る強度も強く、大事には至っていない様子だった。練習後は「痛みはありますけど離脱するような感じでもない。痛みはあってもできる痛み。(途中で)出すという判断をしていただくからにはいけると、言ってます。しっかり自分の仕事を変わらずやっていきたい」と気を引き締めた。3日西武戦では5回に二盗を成功させた際に、スライディングした左足のつま先が二塁ベースに突き刺さるような形で挟まり、勢いに乗った上半身が起き上がる際に左足首が無理やり伸びてしまって負傷。すぐに二塁ベース付近に到着した、トレーナーが運転する"救急カート"に乗車。ベンチへ引き揚げると、代走が送られて交代。病院へ行かずに様子を見て、この日の出場可否についても当日の患部の状態を見て判断することになっていた。
◆西武隅田知一郎投手(25)の連続無失点が26回で止まった。初回1死一塁で、日本ハム・レイエスに先制2ランを打たれた。隅田は4月5日ソフトバンク戦の6回から26回連続無失点を継続していたが、初回で止まった。あと8回で、球団6位の05年松坂34回に並ぶところだったが、かなわなかった。
◆試合前に球団初代オーナー大社義規氏「生誕110年・没後20年 記念セレモニー」が行われた。2代目オーナーの大社啓二氏(69)ら家族が登場し、新庄剛志監督(53)から、同初代オーナーが挑戦の象徴として背負った永久欠番の100番の背番号が入ったユニホームが贈呈された。同初代オーナーは1915年2月1日生まれ。73年に日拓ホームフライヤーズを買収し、「日本ハムファイターズ」を誕生させた球団生みの親。新庄監督は現役時代、初代オーナーに日本一になることを約束し、2005年4月27日に同オーナーが90歳で旅立った翌06年に、中心選手としてチームを日本一に導き、同年限りで現役を引退している。
◆今季初先発した日本ハム達孝太投手(21)が6回4安打1失点と好投し、勝ち投手の権利を持って降板した。「5回の場面で、狙って三振を2つとれたのは成長を感じました。エスコン初登板は、応援が沢山あり楽しかったです」とコメントした。終始、落ち着いていた。失点したのは2回1死から外崎に浴びたソロ本塁打だけ。5回1死二塁から古賀悠と滝沢に真っすぐとフォークのコンビネーションで連続三振。6回2死二塁でもネビンをフォークで三ゴロに抑えた。連打は1度も浴びず、追加点を許さなかった。イースタン・リーグでは5試合登板で1勝1敗、防御率0・35は堂々のトップで、25回2/3を投げて24奪三振。好成績を残してつかんだエスコンフィールドでの初先発で、21年ドラフト1位のトッププロスペクト右腕が4年目の覚醒を予感させる快投を披露した。
◆3日西武戦で左足首付近を痛めて途中交代した日本ハム五十幡亮汰外野手(26)が、途中出場した。2点リードの8回の守備から左翼の守備につき、1死を取った後、中堅に変わった。3日西武戦の5回に二盗を成功させた際、スライディングした左足のつま先が二塁ベースに突き刺さるような形で挟まり、勢いに乗った上半身が起き上がる際に左足首が無理やり伸びてしまって負傷した。ベンチへ引き揚げると、代走が送られて交代。病院へ行かずに様子を見て、この日の出場可否についても、当日の患部の状態を見て判断することになっていた。この日の試合前練習は天然芝の外野で何度もダッシュを繰り返して患部をチェック。走る強度も強く、大事には至っていない様子だった。練習後は「痛みはありますけど離脱するような感じでもない。痛みはあってもできる痛み。(途中で)出すという判断をしていただくからにはいけると、言ってます。しっかり自分の仕事を変わらずやっていきたい」と気を引き締めていた。
◆日本ハムが西武に競り勝ち、1日で2位に再浮上した。1回1死一塁でフランミル・レイエス外野手(29)が、前日まで被弾ゼロ、31回2失点、防御率0・58と好投していた西武隅田から、2戦連発となる先制の左越え2ラン。さらに1点差につめよられた3回無死一塁では右中間への適時二塁打も放ち、好投手を攻略した。前日、丸刈りデビューしてから好調の助っ人は「最近は良い結果でも悪い結果でもリセットできている。大きいのは狙っていましたが、3ボールになったのでゾーンを絞った結果、うまく打てました」と振り返った。投げては今季1軍初登板初先発の21年ドラフト1位右腕、達孝太投手(21)が6回4安打4三振1失点と好投し、今季初勝利。プロ通算2勝目を挙げ「5回の場面で、狙って三振を2つとれたのは成長を感じました。エスコン初登板は、応援が沢山あり楽しかったです」と感想を口にした。
◆新庄剛志監督(53)が試合後、清宮幸太郎内野手(25)をスタメンから外した理由について説明した。新庄監督 今日、清宮くんが(スタメンを)外れたのは昨日の守備。達くん投げるし。やっぱり打つ方は、あんまりチームに迷惑かけないでしょ。守る方はピッチャーに迷惑かけるでしょ。その恐怖心というものを(達に)取り除かせられる。ドキドキしながら投げてほしくない。やっぱ守備って、ものすごく人に迷惑をかけるところなんで。あと(対隅田の成績が)18打数0安打10三振してたから。それも。清宮幸は3日西武戦に「2番一塁」でスタメン出場し7回2死一、二塁の場面で滝沢の一塁へのゴロをトンネルし、痛恨の3点目を献上していた。今季スタメンを外れるのは4月22日楽天戦(エスコンフィールド)以来2度目。清宮幸は今季三塁で7、一塁で1の計8失策を記録。今季初登板の達孝太投手(21)を安心して投げさせたいことと、隅田と清宮幸の相性も考慮した上での判断だった。結果的に達は勝利を挙げ、チームもエスコンフィールド4勝目、対西武の連敗を3で止めた。
◆丸刈りで連弾だ。日本ハムのフランミル・レイエス外野手(29)が1回1死一塁で、2戦連発となる先制の左越え2ランを放つと、3回にも適時二塁打で全打点をたたき出し、達孝太投手(21)の勝利をお膳立てした。髪をそり上げてから2戦2発6打点。チームは好調な助っ人の活躍で、2位に再浮上した。ツルツル頭のレイエスは、トークも滑らかだった。大型連休の企画でヒーローインタビュアーは子どもたち。「大事な場面で緊張した時はどうしていますか」の問いに、「深呼吸して『緊張しているのは僕じゃなくて相手だ』という風に考えています」。優しい返しで、エスコンフィールド今季最多3万3529人の観衆を楽しませた。決意の"辞退"から約1週間たっての本拠初お立ち台だった。4月26日ロッテ戦で決勝弾も「ファンの前に出るからには去年みたいな明るいレイエスを出したい。もうちょっと打ってから絶対にファンの前に出ます」と約束して固辞した。4月30日、5月1日のソフトバンク戦は2試合連続でスタメンから外れた。新庄監督は「あえて今回は話さなかった。悔しさっていうのも少しは持たせないと、集中力って生まれないと思うから」。まじめな助っ人は考えた末、打席でバットを揺らす動きを抑えた。「日本の投手はセット(ポジション)で長時間持ったりする。ずっと(自分が)手を動かしていて、いつ来るんだ? というのではタイミングも取りづらい」。投手が動き出してから自身も始動。この日は防御率0点台だった西武隅田から1回に左越え2ランを放つと、3回無死一塁では3ボールから149キロ直球を右中間へ。3日同戦から計4安打、6打点。自力で調子を取り戻した。丸刈りにした理由は、ドレッドヘアを続けて「髪が痛んで部分的にはげた」から。「目立たないように全部切ってリセットしないといけなかった」。髪形同様、不調だった打撃もリセットできたが、「ここからは切らないで伸ばすよ」。指揮官は「次、調子が悪くなったらヒゲそるんじゃない」とジョークを飛ばしたが、ここからは本塁打数も頭髪もヒゲも、かっこよく伸ばし続ける。【永野高輔】
◆日本ハムのトッププロスペクト右腕が、チームに新風を吹き込んだ。高卒4年目の達孝太投手(21)が西武戦で6回4安打1失点と快投。今季初登板で勝利を挙げた。「狙って三振を2つ取れたのは(自分自身で)成長を感じました」。2点リードの5回1死二塁の場面。「二塁にいたんで、やっぱ三振しかない」と直球とフォークのコンビネーションで古賀悠と滝沢を連続三振。勝利投手の権利を自力でつかんで「うれしかった」と笑顔を見せた。いつも自信満々な達だが、試合後は意外な事実を告白した。「実はファームでここ2試合ぐらいはフォークで全然空振りが取れていなくて、おのずと三振も取れていなかった。不安な気持ちだった」。この日も4回まで2三振にとどまったが、勝負どころで「ちょっと気持ちを入れて腕を振ったら感覚がよくて空振りが取れた」。天理(奈良)時代から回転数などを測る自前のラプソードを使用するなど理論派の21歳も、最後は気持ちで技術を高めて白星をたぐり寄せた。新庄監督も「めちゃくちゃ成長してますよ。ランナーがいない時でもクイックしてくれてる。あれはすごく僕、大好き」と勝つための工夫をする姿に喜びを感じた。達は「去年は(新庄監督から)言われたからってやらなかったですけど、今年はやっていいのかなっていうフェーズに入ってきたので」とニヤリ。過去3年で体も技術も大きく成長させ、1軍で勝ちまくる段階に来たことを証明する通算2勝目。当初の予定通りに5日に登録抹消となるが、指揮官は「すぐ見たい」。今後の先発ローテに割って入ることを期待した。【木下大輔】トッププロスペクト 若手の有望株の中でも、最上位の選手のこと。各メディアがシーズン前にプロスペクト選手のランキングを発表しており、ドジャース佐々木はMLB公式サイトなど複数で1位に選ばれた。▽日本ハム加藤投手コーチ(達に)「内容も結果も非常にいいものを見せてもらった。他の先発ローテ陣に、いい意味でプレッシャーがかかったと思う。達の出現で(先発ローテも)考えていたものが真っ白になった(笑い)」
◆西武隅田知一郎投手は開幕からの連勝が4で止まった。1回にレイエスに失投を捉えられて先制2ランを許した。連続イニング無失点は26で途切れ、今季5試合目で初の被本塁打に。チームの連勝も6で止まり「守り勝つ野球をやっている。あそこで2点をやってしまったのが申し訳ない」と悔しがった。本調子ではなかったものの4回以降は立ち直って完投。「手応えはない。投げミスが多かった」と最後まで自らに厳しかった。(共同)
◆日本ハムが西武に競り勝ち、1日で2位に再浮上した。1回1死一塁でフランミル・レイエス外野手(29)が、前日まで被弾ゼロ、31回2失点、防御率0・58と好投していた西武隅田から、2戦連発となる先制の左越え2ラン。さらに1点差につめよられた3回無死一塁では右中間への適時二塁打も放ち、好投手を攻略した。投げては今季1軍初登板初先発の21年ドラフト1位右腕、達孝太投手(21)が6回4安打4三振1失点と好投し、今季初勝利。プロ通算2勝目を挙げた。
◆日本ハムは今季初登板の達が力強い直球を軸に6回を4安打1失点と好投して白星を挙げた。打線はレイエスが一回に2戦連発となる先制2ラン、三回に適時二塁打を放った。西武は連勝が6で止まり、隅田は3失点完投で今季初黒星。

<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ORIX |
16 | 11 | 2 | 0.593 (↓0.022) | - (-) |
114 | 109 (+3) | 93 (+14) | 25 (-) | 15 (+2) |
0.284 (↑0.001) | 2.910 (↓0.4) |
2 (1↑) |
日本ハム |
16 | 13 | 0 | 0.552 (↑0.016) | 1 (↑1) |
114 | 99 (+3) | 90 (+2) | 30 (+1) | 9 (-) |
0.226 (↑0.001) | 2.550 (↑0.02) |
3 (1↓) |
西武 |
15 | 13 | 0 | 0.536 (↓0.02) | 1.5 (-) |
115 | 76 (+2) | 74 (+3) | 10 (+2) | 25 (-) |
0.238 (↓0.003) | 2.380 (↓0.03) |
4 (-) |
楽天 |
14 | 15 | 0 | 0.483 (↑0.019) | 3 (↑1) |
114 | 85 (+14) | 98 (+3) | 14 (+1) | 25 (+1) |
0.246 (↑0.01) | 3.210 (↑0.01) |
5 (1↑) |
ソフトバンク |
12 | 16 | 2 | 0.429 (↑0.022) | 4.5 (↑1) |
113 | 104 (+5) | 102 (+3) | 19 (+2) | 23 (+3) |
0.246 (↑0.002) | 2.960 (↑0.03) |
6 (1↓) |
ロッテ |
11 | 16 | 0 | 0.407 (↓0.016) | 5 (-) |
116 | 73 (+3) | 89 (+5) | 14 (-) | 9 (-) |
0.210 (↑0.003) | 2.990 (↓0.09) |
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