1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
広島 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 7 | 1 | 1 |
巨人 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1X | 4 | 10 | 1 | 1 |
勝利投手:大勢(3勝0敗0S) 敗戦投手:中﨑 翔太(0勝1敗0S) 本塁打 |

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◆巨人は2-3の9回裏、2死一塁から相手失策の間に走者が生還し、土壇場で試合を振り出しに戻す。そのまま迎えた延長12回には甲斐が犠飛を放ち、サヨナラ勝利を収めた。投げては、7番手・大勢が2回無失点で今季3勝目。敗れた広島は、守備の乱れから痛い失点を喫した。
◆9連戦初戦のスタメンが発表され、中山礼都内野手(23)が「8番左翼」で起用された。今季はここまで19試合に出場して打率2割2分、0本塁打、1打点。4月22日中日戦(東京ドーム)以来のスタメン出場となった。先発は井上温大投手(23)が務める。前回登板の22日中日戦(東京ドーム)では8回3安打14奪三振1失点の快投で、今季2勝目を手にした。
◆巨人トレイ・キャベッジ外野手(27)が先制の今季4号2ランを放った。7番右翼で先発。2回2死一塁で打席に立つと、初球を角度17度、飛球速度182キロの弾丸ライナーでスタンドに突き刺し、「久しぶりに戻ってきた本拠地東京ドームのファンの声援に押されて打てた一発です。神とファンに感謝します」と語った。開幕から好調をキープしていたが、12日広島戦(マツダスタジアム)で一塁手との交錯の際に左手親指を負傷した。25日からの阪神戦(甲子園)3連戦から1軍に合流し、27日のには9回の先頭打者で左翼線に二塁打。その後、決勝のホームを踏んでいた。この日は第1打席で復帰後初本塁打を記録した。
◆ゴールデンウイーク期間も「すしレース」は白熱したレース展開となった。タマゴがスタートダッシュを決めて、レースの主導権を握った。1つ外のコハダが1貫差、最内のアナゴ、エビが追いかける展開。大外のマグロは完全に出遅れた。中盤以降はタマゴの独走状態で、後続を大きく引き離した。2着のコハダに約10貫の大差をつける圧勝劇で、12戦目にして初勝利をつかんだ。以下3着エビ、4着アナゴ、5着はマグロとなった。通算成績は、アナゴが5勝、エビ3勝、マグロ2勝、コハダ1勝、タマゴ1勝となった。すしレース 3回終了時にイニング間イベントとして、米国の「ホットドッグレース」のような「すしレース」を開催している。ファン参加型のアクティベーションで出場者(小学生以下)は「江戸前スーシーズ」に扮(ふん)して競走する。メンバーはマグロ、コハダ、タマゴ、エビ、アナゴの計5体。参加対象は公式ファンクラブ「CLUB GIANTS KIDS MEMBER」で当日の開場から1回裏終了まで応募受け付けし、東京ドーム内ファンクラブブースで抽選によって決定する。
◆巨人井上温大投手(23)が6回5安打3失点で、今季3勝目とはならなかった。1、2回は1人の走者も出さないなど、3回までは無失点の抜群の立ち上がりを披露した。だが、2点リードの4回に2死一塁から4番末包にカーブを左翼スタンドまで運ばれる2ランを浴び同点。6回には2死三塁から再び末包と対戦し、中前適時打を浴びて勝ち越しを許した。チームはこの日から9連戦の大型連戦が始まった。井上はその初戦を託され、登板前日には「初戦で勝つと勢いが出ると思う」と意気込んでいたが、悔しい結果となった。
◆巨人が広島にサヨナラ勝ちし、大型連戦白星スタートを決めた。2回にトレイ・キャベッジ外野手(27)の今季第4号2ランで2点を先制。その後は追加点を奪うことができなかったが、2-3で迎えた9回2死一塁から2番若林の内野ゴロを広島小園が悪送球。その間に一気に一塁ランナーの増田大が本塁生還して同点。延長戦に入って開幕戦以来のサヨナラ勝ちを決めた。先発は前回登板の22日中日戦(東京ドーム)で、8回3安打14奪三振1失点の快投を演じた井上温大投手(23)を立てた。3回までは無失点に抑えていたが、4回2死一塁から広島4番末包に2ラン。6回には再び末包と対戦し、中前適時打を打たれ「先制してもらっていい流れでしたが、ホームランで追いつかれてしまい、また同じバッターの次の打席でやられてしまったので、反省して次はやりかえせるようにします」と振り返った。
◆守備のほころびがまたも白星が転げ落ちた。今季ワースト4連敗で3位に転落した。1点リードの9回2死一塁から若林の三塁へ弾んだ当たりを三塁小園が一塁へワンバウンド送球。途中から一塁に入った二俣が後逸すると、一塁走者が一気に生還した。連敗ストップまであとアウト1つに迫りながら逃げ切りに失敗。延長12回裏1死二、三塁、巨人甲斐にサヨナラ犠飛を許した。Gキラーの4番が気を吐いた。2点ビハインドの4回。2死一塁から巨人井上のカーブにタイミングを外されながらも左翼席に同点の2ランを運んだ。さらに同点の6回は2死から小園の三塁打で得た好機に内角低め真っすぐを中堅にはじき返した。先発森が6回2失点にしのぐと、7回以降は森浦、ハーン、栗林とつないだが、最少得点差を守り切ることはできなかった。連敗こそ免れたものの、23日ヤクルト戦から5試合連続失策となる守備のミスが大きく響いた。
◆趣味は「広島東洋カープ」と公言する岸田文雄前首相が、バックネット裏の最前列から応援を送った。裕子夫人と並び、時折笑顔もみせながら、ゴールデンウイークの観戦を楽しんだ。打席を映すテレビ中継映像に姿が映っていたことから、SNS上では「どうか勝たせて下さい」「カープさんどうか岸田元総理ご夫妻に勝ちゲームを見せてあげて下さい」などの投稿が続いた。試合は3-3で延長戦に入り、広島は12回裏に3-4でサヨナラ負けした。
◆広島は守り勝つ野球が崩れ、今季ワースト4連敗となった。1点リードの9回2死一塁から若林の三塁への当たりを小園が一塁へワンバウンド送球。一塁の二俣もベースにこだわる捕球体勢から後逸し、スタートを切っていた一走の生還を許した。ミスが重なって延長に突入し、12回1死二、三塁から甲斐の犠飛で今季2度目のサヨナラ負け。5試合連続失策に、新井監督は「(守備は)自分たちがしっかりやってきたところ。気を引き締めて臨みたい」と反省を促した。
◆守備のミスから逃げ切りに失敗した広島が、延長の末に今季2度目のサヨナラ負けを喫した。2点を追う4回に末包が4号同点2ランを放つと、6回には末包が勝ち越し打。1点リードの9回裏は2死一塁としながら、若林の三ゴロを小園が一塁へワンバウンド送球。一塁・二俣が後逸し、スタートを切っていた一走が生還した、今季3度目の延長戦は12回1死二、三塁から甲斐との勝負を選択するも、中堅へサヨナラ犠飛を打ち上げられ、今季ワースト4連敗となった。
◆巨人大勢投手(25)が今季初の回またぎで流れを引き寄せた。同点の延長11回から登板。3者連続三振に抑えると「(阿部監督から)『もう1回行ってくれ』と言われたので、『もちろん行きます』と」と12回も続投。増田大の好守などもあり無失点に抑え、直後のサヨナラ勝ちにつなげた。「6者連続三振狙ってたんですけど、(回またぎは)思った以上に集中するのムズいな」と冗談交じりに振り返った。
◆巨人甲斐拓也捕手(32)が移籍後初のサヨナラ打で、ゴールデンウイーク9連戦の白星発進を決めた。今季加入し、ここまで全試合でスタメンマスクをかぶる扇の要。延長12回1死二、三塁からサヨナラ中犠飛を放つと「最後までみんなで戦った結果。僕じゃなくて、聞く人はたくさんいる。そっちに聞いてもらえたら」。新たな仲間たちに祝福されながら、皆の献身を何よりたたえる姿があった。9回に広島守備の乱れを突いて同点に追い付いた試合は、投手7人を投入する展開になった。「本当にピッチャー陣は信用してます。頼もしい」と時に大胆なリードで接戦に持ち込んだ。踏ん張りに応える場面が12回にやってきた。「事を起こせばいい」と中崎が投げた4球目を強打。阿部監督も「素晴らしいバッティングでした」とたたえた。国際経験豊富な男は、その頭脳に13年ぶりの日本一を期待される。ただ守備面だけでなく、打撃でも努力を惜しまない。ほぼ毎試合後、居残り練習で打ち込む。「良い形できている」と、3、4月の成績で打率3割超えなら4季ぶりで、キャリアハイに近い。サヨナラ打の感想を求められても「それはもういいです」と照れる。言葉は控えめながら、その存在感は増し続けている。【阿部健吾】
◆巨人増田大輝内野手(31)が美技で勝利に貢献した。代走で9回から途中出場。そのまま中堅の守備に就くと、延長12回にビッグプレーが生まれた。先頭末包の飛球に猛ダッシュで前進してダイビングキャッチ。チームを救うプレーに「ギャンブル気味ではありますけど、絶対とってやるっていう気持ちでいったのが、ああいうアウトにつながったのかなと思います」と振り返った。阿部慎之助監督(46)も「増田がスーパープレーしてくれたので、勝ったようなものだなと思います」とたたえた。今季も代走や守備固めでチームを支えている。試合前練習では複数のポジションでノックを受けるなど、入念な準備を欠かさない。「球際は大事にしてる部分ではあるので、そこも含めていいところが出たかなと思います」と練習の成果が出たことを喜んだ。
◆巨人のトレイ・キャベッジ外野手(27)=前パイレーツ=が0-0の二回、左手負傷から25日に1軍復帰後初となる4号2ランを放ち「久しぶりに戻ってきた本拠地、東京ドームのファンの声援に押されて打てた一発。神とファンに感謝します」とコメントした。弾丸ライナーで右翼席に突き刺さった一打は、驚異の打球速度「182キロ」を計測。ドジャースの大谷翔平が27日のパイレーツ戦で計測した今季最速の打球速度約182キロに並び、メジャートップクラスの数値をたたき出した。
◆カープファンを公言している岸田文雄前首相が、東京ドームのバックネット裏の最前列で裕子夫人とともに観戦した。中堅バックスクリーン横から打席を映すテレビ中継のメイン映像にもその姿が映っており、SNS上でも話題となった。
◆巨人・井上温大投手(23)が先発。開幕から5試合続けてクオリティースタート(QS=先発で6回以上、自責点3以下)を達成する6回3失点の力投を見せた。リードを許して降板も、九回2死から味方が同点に追いつき黒星は消えた。二回まで完全投球で立ち上がるも、2―0の四回2死二塁で末包にカーブを左翼席へ運ばれ同点に追いつかれた。さらに六回も2死走者なしから小園に三塁打を打たれ、続く末包に今度は中前へ勝ち越し打を許した。「先制してもらって良い流れでしたが、本塁打で追いつかれてしまい、また同じ打者の次の打席でやられてしまった。反省して、次はやりかえせるようにします」とコメントした。
◆広島がサヨナラ負けを喫し、4連敗となった。先発の森翔平投手(27)が6回を投げ、6安打2失点。二回に2死一塁からキャベッジ(前パイレーツ)に右翼へ先制2ランを被弾。その後は得点圏に走者を背負いながらも粘りの投球を披露した。打線は2点を追う四回に2死一塁から末包が左翼へ同点の2ラン。六回には2死から小園が右中間へ三塁打を放ち好機を作ると、末包が中前へ一時勝ち越しとなる一打を放った。救援陣は森浦、ハーン、栗林のリレーで逃げ切りを狙ったが、九回に2死一塁から若林の放った内野ゴロを三塁手の小園が一塁へ悪送球。一走が生還する適時失策となり、延長戦に突入した。延長戦では巨人のリリーフ陣を攻略できず、十二回1死二、三塁から中崎が甲斐にサヨナラの中犠飛を浴びた。
◆巨人・甲斐拓也捕手(32)がサヨナラ犠飛を放ちチームを連勝に導いた。甲斐は十二回、1死二、三塁のチャンスで打席に立つと、カウント1-2から中犠飛を放ち、三走・吉川がサヨナラのホームを踏んだ。以下、甲斐のヒーローインタビュー。--どんな気持ちでバッターボックスに立った「(コメントが)難しい...。一言で言わせてもらいますけど、最後の最後に僕がね、こういった場面で回ってきただけで、今日は本当にチーム全員で勝った試合だと思います。本当にみんなで勝った試合だなと。なにより最後まで応援していただいたファンの皆様の声援があってだと思います。本当に今日はありがとうございました」--打った瞬間はどんな気持ちだった「僕は大丈夫です。今日はみんなで勝ったんで、これで締めさせてください。皆さん、本当にありがとうございました」
◆巨人は延長十二回に甲斐の犠飛でサヨナラ勝利を収めた。阿部慎之助監督(46)は延長十一回から今季初めて回またぎで登板した大勢投手(26)の起用について「9連戦ですけど、やっぱり頭(初戦)は絶対に負けたくないという気持ちを伝えたら、『(十二回も)行ってくれる』と言ったので」と説明した。指揮官は十一回を投げ終えた右腕のもとへ足を運び、背中をたたいて声をかけていた。大勢は2回を無失点で封じ、救援ながらチームトップタイの3勝目を手にした。阿部監督は「大勢よりいいピッチャーは残っていなかった。大勢に抑えてもらうしかなかったので」とねぎらった。また、指揮官は逆転勝ちにも浮かれず、九回2死から相手の失策で同点に追いついたことに触れた。「甲子園で言ったとおりだよ。野球は何があるか分からないし、相手がミスしてくれたんだけど、明日は我が身。そういうことがこっちにも起きうるってことだからね。そこは喜ぶ反面、もう1回緊張感を持って欲しいなと思いました」と気を引き締めた。前カードの阪神戦で逆転負けを喫した際に「野球って怖い」と発言していた。
◆広島はサヨナラ負けを喫し、4連敗となった。1点リードの九回に小園海斗内野手(24)の一塁悪送球から同点とされた。
◆ソフトバンクからフリーエージェント(FA)権を行使して巨人に加入した甲斐拓也捕手(32)が3―3の延長十二回に決勝の中犠飛。東京五輪でサヨナラ打も放ったが、公式戦では意外にもプロ15年、通算1049試合目で初のサヨナラ打点が記録された。十二回1死二、三塁。の好機。中崎に対しカウント1-2と追い込まれたが、冷静に高めの直球を捉え、中堅後方まで飛球を運んだ。「もう事起こせばいいと思っていったので、ああいった結果になってくれてよかった」と振り返った。
◆巨人のトレイ・キャベッジ外野手(27)が二回に先制の4号2ラン。左手親指の負傷から25日に1軍復帰後初本塁打は、MLBトップ級の打球速度182キロを計測し低弾道で右翼席に突き刺さった。「感触は最高。打球速度は強い関心を持ってやっている」と胸を張った。驚異的な力の源は焼肉と回答。「今夜は妻と焼肉を食べに行くので、またパワーをもらいたい」とはにかんだ。
◆カープファンを公言している岸田文雄前首相が、東京ドームのバックネット裏の最前列で裕子夫人とともに観戦。テレビ中継のメイン映像にその姿が映り続け、SNS上でも話題になった。報道陣から伝え聞いた巨人・大勢投手(25)は「僕は3勝目に向かって必死に投げていたので気づいてなかったです」としながらも、「あいさつをしにいった方がよかったですかね?」と真顔で明かして笑いを誘った。
◆執念の回またぎ!! 巨人は29日、広島4回戦(東京ドーム)に延長十二回の激闘の末、4-3で今季2度目のサヨナラ勝ちを収めた。阿部慎之助監督(46)は、延長十一回を投げ終えた大勢投手(25)にベンチで続投を直談判し、今季初めて回またぎで起用。2回無失点で応えたブルペンの切り札は、チームトップの3勝目をマーク。チームは9連戦の初戦を総力戦でものにした。同点の十一回を3者連続三振に斬ってベンチに戻った大勢を、阿部監督がいつもと違う場所に座って待っていた。大勢にはそれだけで伝わった。「気持ちよく帰ってきたんですけど、ピッチャーのところに阿部さんが座っていたので『もう一回あるな』と心の準備をした。『もう一回いってくれ』と言われたので、もちろんいきます、と」自ら回またぎを打診した阿部監督は「9連戦ですけど、やっぱり頭(初戦)は絶対に負けたくないという気持ちを僕は伝えた。大勢に抑えてもらうしかなかった」と執念を伝えた。右腕は延長十二回も1安打を許しながら無失点に抑え、ベンチでは再び阿部監督がお出迎え。チームはその裏、甲斐の犠飛でサヨナラ勝利を決めた。「監督が本当に、この試合にかけていたんだなと感じました。だから(2イニング目は)カッコいい姿を見せたかったけど、(球が)ペロペロだった」自虐で振り返ったが、期待に応えた。チームは昨オフに中日から絶対的な守護神、マルティネスが加入。入団から昨季まで3年間抑えを務めた大勢は2月の沖縄・那覇キャンプ中、監督室に呼び出されて中継ぎ転向を告げられた。指揮官があえて付き人もコーチもいない2人だけの空間で直接伝えたのは、右腕のプライドを尊重したため。「そういう時間を作っていただけるのはありがたいことだった」と受け入れた新たな役目で、チームを救っている。救援ながらチームトップタイ、2戦連続での3勝目。明るい性格のセットアッパーは「僕が先発陣を引っ張っていく気持ち」とジョークで笑いを誘った。チームは2連勝で2位に浮上。6投手のリレーでつかんだ白星から、阿部巨人のゴールデンウイークが幕を開けた。(谷川直之)
◆女房役はヒーローになっても謙虚だった。ソフトバンクからフリーエージェント(FA)権を行使して巨人に加入した甲斐拓也捕手(32)が3―3の延長十二回に決勝の中犠飛。プロ15年、通算1049試合目で初のサヨナラ打点も「僕はたまたま最後にあそこにいただけであって、本当に最後までみんなで戦った結果」と強調した。十二回、先頭の吉川、岡本が連打、門脇が重圧の中で犠打を決めつないだ1死二、三塁の好機。甲斐はカウント1-2と追い込まれたが、冷静に高めの直球を中堅後方まで運び「もう事起こせばいいと思っていったので、ああいった結果になってくれてよかった」と歓喜のウオーターシャワーを浴びた。捕手としても6人の救援投手で七回以降無失点リレーの好リード。打率・316と攻守で大きく貢献する経験豊富な背番号10は「自分としてもいい形できている。ただ、シーズンは長い。何シーズンも戦ってきたけど、思い通りにならないときはたくさんある。そういったときにどうやって乗り越えていけるか」と引き締めた。(浜浦日向)

<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
14 | 10 | 1 | 0.583 (↓0.026) | - (-) |
118 | 84 (+1) | 69 (+4) | 15 (+1) | 18 (-) |
0.241 (↓0.001) | 2.440 (↓0.08) |
2 (1↑) |
巨人 |
14 | 11 | 1 | 0.560 (↑0.018) | 0.5 (↓1) |
117 | 91 (+4) | 80 (+3) | 18 (+1) | 14 (-) |
0.257 (↓0.001) | 2.830 (↑0.03) |
3 (1↓) |
広島 |
12 | 11 | 1 | 0.522 (↓0.023) | 1.5 (-) |
119 | 81 (+3) | 65 (+4) | 8 (+1) | 11 (-) |
0.242 (↓0.004) | 2.290 (-) |
4 (-) |
DeNA |
10 | 12 | 2 | 0.455 (↑0.026) | 3 (↑1) |
119 | 80 (+6) | 73 (+1) | 7 (-) | 9 (+2) |
0.224 (↑0.002) | 2.770 (↑0.07) |
4 (-) |
中日 |
10 | 12 | 2 | 0.455 (↑0.026) | 3 (↑1) |
119 | 50 (+4) | 70 (+1) | 8 (+1) | 12 (+1) |
0.207 (↑0.001) | 2.740 (↑0.07) |
6 (-) |
ヤクルト |
8 | 12 | 1 | 0.400 (↓0.021) | 4 (-) |
122 | 62 (+1) | 91 (+6) | 7 (-) | 4 (-) |
0.226 (-) | 3.850 (↓0.06) |
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