DeNA(☆2対1★)広島 =リーグ戦6回戦(2025.04.27)・横浜スタジアム=
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広島
1000000001210
DeNA
00020000X2400
勝利投手:バウアー(1勝3敗0S)
(セーブ:伊勢 大夢(0勝0敗2S))
敗戦投手:玉村 昇悟(0勝2敗0S)
  DAZN
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◆投手戦を制したDeNAが同一カード3連勝。DeNAは1点を追う4回裏、無死満塁から佐野の2点適時打が飛び出し、逆転に成功する。投げては、先発・バウアーが8回1失点10奪三振の力投で今季初勝利。敗れた広島は、先発・玉村が好投を見せるも、打線が沈黙した。

◆DeNAトレバー・バウアー投手(34)が中4日で先発し、初回にいきなり失点を許した。1回1死一、三塁のピンチで広島の4番末包と対戦。カウント3-2からの6球目が外れて四球。その間に進塁を試みた一走・小園を刺そうと、捕手・松尾が二塁へ送球する間に、三走・羽月がホームへヘッドスライディング。「重盗」により先制された。球場が騒然となる中、バウアーは両手を広げてぶぜんとした表情を浮かべた。それでも2回以降は立ち直り、8回129球を投げて10奪三振。2安打1失点に抑え、今季4試合目の登板で日本球界復帰後初勝利を飾った。日本での勝利は23年8月25日の中日戦(バンテリンドーム)以来611日ぶりとなった。

◆広島が速攻を仕掛けた。初回1死から、この日2番に起用された羽月隆太郎内野手(25)の四球と3番小園海斗内野手(24)の右前打で一、三塁とし、4番末包昇大外野手(28)のフルカウントの場面で一塁走者小園がスタート。捕手が二塁に送球する間に、三塁走者羽月がホームスチールを決めた。結局、末包は四球だったが、相手バッテリーの一瞬のスキをつき、先制点を奪った。DeNA先発はトレバー・バウアー投手(34)。バウアー攻略のため、この日は6人の左打者(投手含む)をスタメンにズラリ。まずは「足攻」で1点をもぎとった。

◆足技でかき乱すダブルスチール仕掛け末包昇大は四球羽月隆太郎はホームスチール成功?プロ野球(2025/4/27)??DeNA×広島??Live on DAZN#オレをみろ #carp pic.twitter.com/6u57SbzU3t

◆DeNAトレバー・バウアー投手(34)が日本球界復帰後初の中4日で先発し、8回2安打1失点10奪三振、NPB自己最多の129球を投げ、日本復帰後初勝利を飾った。お立ち台に立つと「ベイスターズファンの皆さんの前でピッチングできることを待ち望んでいました。欲を言えば9回もいきたかったですけど、伊勢投手が素晴らしいピッチングで試合を締めてくれた」と感謝した。8回1死三塁からは連続三振で無失点に抑え「今日一番のヤマ場。ランナーをかえしたくないと思ったので実行できてよかったです」と手応えを示した。初回に"重盗"を仕掛けられ、本盗で先制点を許したが、2回以降は徐々にテンポが良くなり、4回には投手強襲のライナーを1回転して身をかわしながらキャッチ。自らの好プレーで勢いに乗ると、5回は林を151キロ直球、石原、玉村をカーブで3者連続三振に仕留めた。クイックモーションでタイミングをずらしたり、直球と変化球で緩急をつけるなど自在に操った。7回4失点の22日阪神戦から中4日で、NPB2年ぶりの白星を飾った。登板前日の26日には「本音を言うと今日でも投げられそう」と笑いつつ「過去10年間、中4日で投げてきました。睡眠、栄養、リカバリーをこまめにトラッキングしている。自分で集めたデータによると中3日で完全に回復しているというデータもあります」と自信をみなぎらせていた。日本では23年8月25日の中日戦(バンテリンドーム)以来611日ぶりの白星。三浦大輔監督は「最後まで球の力が衰えることなく投げきってくれた」と評価した。

◆広島が今季初の3連敗を喫し、横浜スタジアムでの同カードは昨年9月3日の対戦から7連敗となった。開始直後は広島ペースだった。1回1死一、三塁、末包昇大外野手(28)のフルカウントからの6球目、一塁走者小園海斗内野手(24)がスタート。判定はボールで四球となったが、DeNA捕手松尾が二塁へ送球。それを見逃さず、三塁走者・羽月隆太郎内野手(25)が本塁へ突入し、ヘッドスライディングでホームスチールを決めた。DeNA先発バウアーから機動力で1点を先制した。しかし、この日も守備が乱れた。4回裏無死一、二塁、宮崎のボテボテのゴロを三塁手羽月隆太郎がダッシュしてさばこうとしたが、グラブに収めきれずにエラー。満塁とされ、佐野に逆転の2点適時打を許した。中16日、久しぶりの登板となった先発玉村昇悟投手(24)は7回84球を投げ、2安打6三振2失点と好投した。ただ、打線の援護がなかった。バウアーを攻略できなかった。3試合連続で守備の乱れが失点につながり、またしても接戦を落とした。

◆DeNAトレバー・バウアー投手(34)が日本球界復帰後初の中4日で先発し、8回2安打1失点10奪三振、NPB自己最多の129球を投げ、日本復帰後初勝利を飾った。日本では23年8月25日の中日戦(バンテリンドーム)以来611日ぶりの白星。三浦大輔監督は「最後まで球の力が衰えることなく投げきってくれた」と評価した。

◆DeNAトレバー・バウアー投手(34)が日本球界復帰後初の中4日で先発し、8回2安打1失点10奪三振、NPB自己最多の129球を投げ、日本復帰後初勝利を飾った。日本では23年8月25日の中日戦(バンテリンドーム)以来611日ぶりの白星。三浦大輔監督(51)は「ボールの力もそうですし、要所要所で変化球も交えながら、最後までほぼ球の力が衰えることなく、しっかり投げきってくれました」と評価した。1回に1失点したが粘り「しっかりとゲームをつくりながら、投げるごとに良くなっていった印象です」。この日は20歳の松尾汐恩捕手とバッテリーを組んだ。「しっかり守りもバウアーをバックアップしてくれてましたし、いい間合いでマウンドにいってくれたりしてくれました」と評価した。8回まで続投させ、9回に伊勢を送った。「7回終わった時点でボールの力もありましたし、そのまま直で伊勢につなげればと思ってました。しっかり投げきってくれました。十分です」と語った。日本復帰後初勝利を飾ったバウアーは「ベイスターズファンの皆さんの前でピッチングできることを待ち望んでいました。欲を言えば9回もいきたかったですけど、伊勢投手が素晴らしいピッチングで試合を締めてくれた」と感謝した

◆3日連続で守備の乱れが失点に絡み、広島が今季初の同一カード3連敗を喫した。初回、羽月隆太郎内野手(25)のホームスチールで先制したが、打線がDeNA先発バウアーに抑えられ、今季ワーストの2安打。先発玉村昇悟投手(24)は7回84球を投げ、2安打6三振2失点と好投したが、今季2敗目を喫した。

◆DeNAトレバー・バウアー投手(34)が611日ぶり白星に酔いしれた。中4日で広島6回戦に先発し、8回2安打1失点と好投。150キロを超える直球とナックルカーブで緩急自在に要所を締めて10三振を奪った。日本では自己最多となる129球を投げて、23年8月25日の中日戦(バンテリンドーム)以来の勝利。チームを今季初の同一カード3連勝へと導いた。バウアーがほえた。1点リードの8回1死三塁。広島田村をナックルカーブ3連投で空振り三振に仕留めると、続く羽月も2-2からナックルカーブで空振り三振に仕留めた。「一番のヤマ場だった。ランナーを絶対にかえしたくなかったので、それを実行できて本当にうれしい」と、最大のピンチを切り抜けた。7回を投げ終えて113球だった。その裏の打席にバウアーが向かうと、球場からどよめきが起こった。三浦大輔監督(51)は「120~130球は行けると思っていた。打順の巡りも含めて総合的な判断です」と続投指令。その期待通り、気迫あふれる投手で8回1失点に抑え、チームを3連勝へと導いた。7回4失点の22日阪神戦から中4日でのマウンドだった。試合前に「過去10年間、中4日で投げてきた。睡眠、栄養、リカバリーをこまめに分析している」と自信をみなぎらせていた。状態は良かった。初回こそ重盗を仕掛けられ先制点を許したが、その後は変化球のキレ、球速とも尻上がりに上がった。「ナックルカーブを信じて、腕を振って投げたら調子が上がってきた」と振り返った。松尾とのバッテリーも功を奏した。1軍では初めてコンビを組んだが、イニング間では通訳を入れずにコミュニケーションをとった。8回のナックルカーブ連投の場面は、あうんの呼吸だったという。「首を振ることはなかった。松尾は配球、ブロッキングと全ての面で素晴らしかった」と感謝した。今季4戦目で初勝利。お立ち台では「アイラブヨコハマ~」と勝ちどきを挙げた。先日、自身のYouTubeチャンネルの登録者が100万人を超えた。「非常に光栄ですし、自分が投稿した動画が少しでもためになればうれしい」と話した。目標のひとつだった100万人を達成し、次は優勝、そして沢村賞という大きな目標に向かってファンとともに突き進む。【鳥谷越直子】

◆DeNAトレバー・バウアー投手(34)が日本球界復帰後初の中4日で先発し、8回2安打1失点10奪三振、NPB自己最多の129球を投げ、日本復帰後初勝利を飾った。チームの勝利だけを求め、バウアーはマウンドに上がる。2年前の8月30日の阪神戦、右腸腰筋遠位部損傷でシーズン終盤に離脱。全治から見れば、10月14日からの広島とのCSファーストステージでの復帰はギリギリのタイミングで、バウアーが提案したのはリリーフ登板だった。リハビリが順調に進んだことで第3戦での先発にメドが立ち、「幻のプラン」に終わったが、リリーフでの復帰を視野に入れた理由は、チームの日本一のためだった。メジャーリーグでは、短期決戦のポストシーズンになれば、投手陣はフル回転する。先発は中3日も辞さず、中継ぎ陣は連投が普通。バウアーが万全の状態なら先発で中3日も可能だが、体の状況も踏まえた上で、先発での1試合よりもリリーフで複数試合に投げることで、より多くの勝利に貢献できると力説した。三浦監督は常々、バウアーの野球に対する姿勢を絶賛するが、勝利への貪欲な姿勢も突出する。【22~23年DeNA担当=久保賢吾】

◆DeNAが3連勝。バウアーは8回を1失点で今季初勝利を挙げた。150キロ台の直球にナックルカーブなどを交えて10奪三振の力投。四回に佐野が逆転の2点打を放ち、九回は伊勢が締めた。広島は好投の玉村を援護できなかった。

◆DeNAのトレバー・バウアー投手(34)が中4日で先発。129球を投げ、8回2安打1失点10奪三振で日本球界復帰後初白星を挙げた。

◆【プロ野球DeNA対広島】ファンの声援に応える勝利投手のDeNA・バウアー=横浜スタジアム(撮影・荒木孝雄)

◆DeNAに2季ぶりに復帰したトレバー・バウアー投手(34)が今季初となる中4日で先発し、8回2安打1失点で1勝目を挙げた。来日最多となる129球を投じ、10奪三振。お立ち台で「ベイスターズファンの前でピッチングができることを待ち望んでいた。欲を言えば九回も投げたかった」と充実の表情を浮かべた。一回に足を絡めた攻撃で先取点を奪われたが、尻上がりに調子を上げて好投した。七回を終えて球数は113球を数えたものの、八回も続投。1死から三塁打を許したが、後続を連続三振に斬ってピンチを切り抜けた。三浦大輔監督(51)は「ほぼ球の力を失うことなく投げ切ってくれた。投げるたびに良くなってきた」とたたえた。

◆DeNAに2季ぶりに復帰したトレバー・バウアー投手(34)が27日、広島6回戦(横浜)に今季初の中4日で先発し、8回2安打1失点、10奪三振で1勝目を挙げた。日本では2023年8月25日の中日戦(バンテリンドーム)以来、611日ぶりの白星。感情をむき出しにし、来日最多129球を投じた。チームは2-1で逆転勝ちし、今季初の同一カード3連勝を飾った。3年目捕手の松尾がバウアーの好投を支えた。バッテリーを組むことを早々に伝えられていたといい、入念にコミュニケーションを取りながら投球を組み立てた。八回のピンチでカーブを多投したのは狙い通り。「逆算してカーブを使えるように考えていた。話し合った成果が出た」と胸を張った。試合中も通訳を介さずに対話を重ね「バウアーは頭がいいので単語を並べたら聞き取ってくれる」と笑った。

◆DeNAに2季ぶりに復帰したトレバー・バウアー投手(34)が27日、広島6回戦(横浜)に今季初の中4日で先発し、8回2安打1失点、10奪三振で1勝目を挙げた。日本では2023年8月25日の中日戦(バンテリンドーム)以来、611日ぶりの白星。感情をむき出しにし、来日最多129球を投じた。チームは2-1で逆転勝ちし、今季初の同一カード3連勝を飾った。「投げる科学者」とも称されるバウアーは、2月末のチーム合流初日に2軍主体のナインの前で「何でも聞いて」とあいさつし、自ら歩み寄る姿勢を示した。2年目の石田裕は早々に教えを請い、肩のトレーニング方法などについてアドバイスをもらった。バウアーとともに先発陣を支えるジャクソンはフォームの助言を仰ぎ、登板に向けたブルペンでの調整をチェックしてもらったこともあった。「一番のコーチ。チームとしても個人としても、ありがたい情報源」と感謝する。三浦監督はバウアーを中4日で起用する可能性について「珍しくない。騒ぎ立てることでもない」と繰り返し口にしてきた。助っ人が前回在籍した2年前から余念のない調整法に一目置いており、「プロフェッショナルの意識の高さを感じる」。投手陣にとどまらず、チーム全体への好影響に期待を寄せている。(DeNA担当・鈴木智紘)

◆DeNAに2季ぶりに復帰したトレバー・バウアー投手(34)が27日、広島6回戦(横浜)に今季初の中4日で先発し、8回2安打1失点、10奪三振で1勝目を挙げた。日本では2023年8月25日の中日戦(バンテリンドーム)以来、611日ぶりの白星。感情をむき出しにし、来日最多129球を投じた。チームは2-1で逆転勝ちし、今季初の同一カード3連勝を飾った。雄たけびに次ぐ雄たけび。勇ましいバウアーが、横浜スタジアムのマウンドに帰ってきた。今季初の中4日で地力を示し、8回を散発2安打1失点で復帰後初白星。お立ち台で大観衆の喝采を浴び、満面の笑みを浮かべた。「グレイトジョブ。欲を言えば九回も投げたかった」1点リードの七回を終えて球数は113球に達したものの、八回も続投。1死から三塁打を許し、一気にギアを上げた。1番の田村にブレーキの利いたカーブを3球続け、空振り三振に。続く羽月は152キロの直球で追い込み、最後は同じ変化球でバットに空を切らせた。日本では128球を投げた2023年7月6日のヤクルト戦を上回る過去最多の129球。三浦監督は続投の理由を問われると「ボールに力があった。バウアーですから。力を失うことなく投げ切ってくれた」と当然のように口にした。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
1491 0.609
(↓0.027)
-
(-)
11983
(+1)
65
(+2)
14
(-)
18
(+1)
0.242
(↓0.004)
2.360
(↑0.02)
2
(-)
広島
12101 0.545
(↓0.026)
1.5
(-)
12078
(+1)
61
(+2)
7
(-)
11
(+2)
0.246
(↓0.007)
2.290
(-)
3
(-)
巨人
13111 0.542
(↑0.02)
1.5
(↑1)
11887
(+2)
77
(+1)
17
(-)
14
(+1)
0.258
(-)
2.860
(↑0.07)
4
(1↑)
DeNA
9122 0.429
(↑0.029)
4
(↑1)
12074
(+2)
72
(+1)
7
(-)
7
(-)
0.222
(↓0.003)
2.840
(↑0.09)
4
(-)
中日
9122 0.429
(↓0.021)
4
(-)
12046
(+2)
69
(+6)
7
(-)
11
(-)
0.206
(-)
2.810
(↓0.14)
6
(-)
ヤクルト
8111 0.421
(↑0.032)
4
(↑1)
12361
(+6)
85
(+2)
7
(+1)
4
(-)
0.226
(↑0.002)
3.790
(↑0.1)