1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 1 | 0 |
DeNA | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 2 | 4 | 0 | 0 |
勝利投手:ケイ(2勝1敗0S) (セーブ:入江 大生(0勝0敗3S)) 敗戦投手:床田 寛樹(2勝2敗0S) |

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◆DeNAは両軍無得点で迎えた3回裏、蝦名の適時三塁打と度会の犠飛で2点を挙げ、先制に成功する。投げては、先発・ケイが7回無失点の力投。その後は伊勢、入江の継投で完封リレーを展開し、ケイは今季2勝目をマークした。敗れた広島は先発・床田が好投するも、打線が援護できなかった。
◆広島床田寛樹投手(30)の無失点継続が24イニングで止まった。22イニング連続無失点で迎えたこの日のDeNA戦。初回、2回と無失点に抑えた。しかし、3回1死から三森が味方失策で出塁。1死一塁の場面で蝦名の打球は左前へ。左翼手ファビアンがダイビングキャッチを試みたものの、打球を後逸。一塁走者が一気に生還した。なおも1死三塁から度会に中犠飛を許し、2点目も失った。5日のDeNA戦(マツダスタジアム)の初回に失点。その試合の2回以降はずっと「0」に抑えてきたが、無失点がついに止まった。
◆広島床田寛樹投手(30)が「二刀流」を発揮した。この日のDeNA戦。初回、2回と無失点。5日のDeNA戦(マツダスタジアム)の初回に失点したが、その試合の2回以降はスコアボードに「0」を並べてきた。だが、この日の3回、味方の失策があり、1死一塁で蝦名の打球は左前へ。左翼・ファビアンがダイビングキャッチを試みたものの、打球を後逸して失点。なおも1死三塁から度会に中犠飛を許し、2点目も失った。連続無失点は24イニングで止まった。打線の援護がない中、粘投を続けた床田はバットでも見せ場を作った。1打席目は中前打。2打席目は左翼線への二塁打。そして3打席目は中前打。しかも、相手は抜群の安定感を誇るDeNAのケイから。ここまで5試合中4試合で安打を記録。巧みなバットコントロールに、スタンドがどよめいた。床田の3安打猛打賞は2023年9月26日の中日戦(マツダスタジアム)で3安打を放って以来。投げるだけではなく、打撃でもチームをけん引。しかし、床田の奮闘は報われず、チームは完封負けを喫した。
◆最下位のDeNAが5連敗後に2連勝を収めて勢いに乗った。今月初の2試合連続白星で借金は4まで減らし、7カードぶりのカード勝ち越しを決めた。好調の上位打線で先制点をもぎ取った。3回1死、三森のゴロを広島の一塁・二俣が失策して出塁。続く蝦名が床田の内角直球を捉えた。強烈な左翼前の当たりにファビアンが飛び込んで捕球しにいくも、手前で弾んだ。ボールが転々としている間に一走・三森が生還し、蝦名も三塁に到達。先制の適時三塁打に「コンパクトにセンターへ打ち返すイメージで、上手く回って打つ事が出来ました。先制点をとる事に貢献出来てうれしいです!」と喜んだ。さらに続く度会も初球をはじき返して中犠飛。2点を先取した。先発のケイも粘りに粘った。2回には1死一、二塁のピンチを招くも、菊池を二直、石原を左飛に仕留めた。7回まで毎回走者を背負う展開も、粘り強く投げ込んだ。今季最多109球を投げて7回8安打無失点5奪三振3四死球。「今日はストライクゾーン内で勝負していく自分の投球ができました。アンラッキーなヒットもありましたが、落ち着いて投球する事ができたので、良い部分は次回以降も継続していきたい」と振り返った。打線はこの日も2得点で、これで7試合連続2得点となったが、2位広島相手に2連勝。1日からの阪神3連戦以来、7カードぶりのカード勝ち越しを決めた。同カードは2戦目に引き分けを挟んで2勝1分けだったため、2試合連続白星は今月初となった。
◆DeNAが5連敗後に2連勝を収めて勢いを取り戻した。今月初の2試合連続白星で借金を4まで減らし、7カードぶりのカード勝ち越しを決めた。好調の上位打線で先制点をもぎ取った。3回1死、三森のゴロを広島の一塁・二俣が失策して出塁。続く蝦名が床田の内角直球を捉えた。強烈な左翼前の当たりにファビアンが飛び込んで捕球しに行くも、手前で弾んだ。ボールが転々としている間に一走・三森が生還し、蝦名も三塁に到達。先制の適時三塁打を挙げ、「コンパクトにセンターへ打ち返すイメージで、うまく回って打つことができました。先制点をとることに貢献できてうれしいです!」と喜んだ。続く度会も初球をはじき返して中犠飛。2点を先取した。先発のケイも粘りに粘った。2回には1死一、二塁のピンチを招くも、菊池を二直、石原を左飛に仕留めた。7回まで毎回走者を背負う展開も、粘り強く投げ込んだ。今季最多109球を投げて7回8安打無失点5奪三振3四死球。「今日はストライクゾーン内で勝負していく自分の投球ができました。アンラッキーなヒットもありましたが、落ち着いて投球する事ができたので、良い部分は次回以降も継続していきたい」と振り返った。8回は伊勢が抑え、9回は入江が今季初の連投。1死二、三塁と一打同点のピンチを迎えたが、無失点で切り抜けた。打線はこの日も2得点で、これで7試合連続2得点となったが、2位広島相手に2連勝。1日からの阪神3連戦以来、7カードぶりのカード勝ち越しを決めた。同カードは2戦目に引き分けを挟んで2勝1分けだったため、2試合連続白星は今月初となった。
◆2戦連続で守備が乱れ、今季4度目の完封負けを喫した。先発床田寛樹投手(30)が好投したが、3回、エラー絡みで決勝点を献上した。床田は8回2失点(自責0)。打撃でも3安打猛打賞と孤軍奮闘も報われず、今季2敗目を喫した。
◆広島床田寛樹投手(30)が孤軍奮闘した。投げては8回2失点。3回、味方の失策絡みで2点を失い、連続無失点は24イニングでストップ。「あそこで踏ん張れるかどうかですかね。ミスが出たとしても僕らがカバーしないと」と仲間をかばった。一方、打撃では2023年9月26日中日戦以来となる3安打猛打賞で、今季の打率は4割6分2厘。「うれしかったです」。だが二刀流の活躍は報われず、自責0で2敗目を喫した。
◆DeNA蝦名達夫外野手がラッキーボーイになりつつある。3回1死一塁、ライナーの打球に左翼ファビアンが飛び付くもボールは転々。プロ初の三塁打となる適時三塁打で先制点を挙げた。前日にも犠飛を放って連敗ストップに貢献。三浦監督は「普段は無口ですけど必死さを感じます」と評価し、蝦名も「感情を出すタイプじゃないけど、やろうとしていることができている」と充実の表情だった。
◆"若葉マークのクローザー"が試合を締めた。DeNA入江大生投手(26)がほえた。2点リードの9回2死二、三塁、一打同点のピンチ。頭は冷静だった。フォークで追い込み、最後は154キロ直球で代打磯村を空振り三振。「あんまり覚えてないんですけど、ホッとした気持ちが強くて出ちゃいました」と感情を表に出した。遠く険しい「守護神」の肩書に着実に近づいている。昨季は右肩の手術の影響で実戦登板なし。故障明けの今季は、これまで連投を回避した慎重な起用をされてきた。回復具合や球の質に問題がないことから、この日、2シーズンぶりに連投を解禁。前日の25日広島戦に続いて期待に応える無失点投球に、三浦監督は「弱気にならずよく攻め切れたと思います」と目尻を下げたが、守護神については「まだ初心者マークは取れてない。佐々木さんみたいになればクローザーと呼びます」。"ハマの大魔神"こと、OBで日米通算381セーブを挙げた佐々木主浩氏(日刊スポーツ評論家)を引き合いに注文したのは、高い期待に表れだ。1年間投げきるためにも、ケアにはより一層気を使う。5連敗を食い止めた前夜は、9回のマウンドでの興奮が冷めやらぬままベッドへ。眠りは浅かったが「マーボーナス丼と冷やし中華、ダブルで糖質をとって、しっかりプロテインを飲んで寝ました」と"炭水化物パワー"で体を整えた。チームの勝敗を背負う9回。準備は怠らないと決めている。「逃げた失敗はしたくない。不器用でもいいので、どんな形でも全力で貪欲にやっていきたい」。2戦連続セーブで最下位脱出に貢献。新緑の季節に、駆け出しの守護神が力強く芽吹き始めた。【小早川宗一郎】DeNAケイ(毎回走者を背負いながらも、今季最多109球を投げ2勝目)「今日はストライクゾーン内で勝負していく自分の投球ができました」
◆DeNAはケイが7回無失点と好投し、2勝目を挙げた。直球が走り、8安打などで走者を出しながらも崩れなかった。三回に蝦名の三塁打などで挙げた2点を守り、継投で逃げ切った。広島は8回2失点の床田に打線の援護がなかった。
◆ファンの声援に応えるヒーローのDeNA・蝦名達夫(撮影・塩浦孝明)
◆DeNA・ケイ投手が毎回走者を背負いながら粘り、7回8安打無失点で2勝目を挙げた。2-0の七回は2死一、二塁で3番の小園を迎え、150キロ超の直球で押して左飛に。広島打線を引っ張る好打者には4打数無安打と仕事をさせなかった。お立ち台で「とにかく試合をつくることを意識していた。ベストを尽くして投げた」と充実の表情を浮かべた。
◆2試合連続で3番に入った度会隆輝外野手(22)が、1安打1打点と見せ場をつくった。三回に蝦名の飛球を左翼手が頭から飛び込んで後逸し、適時三塁打で先制。なお1死三塁で打席に立った度会は、床田の外角の変化球にバットを合わせて中犠飛で加点した。三浦監督は「1点で終わらず、もう1点取れたのが大きかった」とたたえた。

<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
14 | 8 | 1 | 0.636 (↑0.017) | - (-) |
120 | 82 (+6) | 63 (+2) | 14 (-) | 17 (-) |
0.246 (↑0.004) | 2.380 (↑0.01) |
2 (-) |
広島 |
12 | 9 | 1 | 0.571 (↓0.029) | 1.5 (↓1) |
121 | 77 (-) | 59 (+2) | 7 (-) | 9 (-) |
0.253 (↑0.002) | 2.290 (↑0.1) |
3 (-) |
巨人 |
12 | 11 | 1 | 0.522 (↓0.023) | 2.5 (↓1) |
119 | 85 (+2) | 76 (+6) | 17 (-) | 13 (+2) |
0.258 (↓0.003) | 2.930 (↓0.14) |
4 (-) |
中日 |
9 | 11 | 2 | 0.450 (↑0.029) | 4 (-) |
121 | 44 (+5) | 63 (+2) | 7 (-) | 11 (+1) |
0.206 (↑0.007) | 2.670 (↑0.03) |
5 (1↑) |
DeNA |
8 | 12 | 2 | 0.400 (↑0.032) | 5 (-) |
121 | 72 (+2) | 71 (-) | 7 (-) | 7 (-) |
0.225 (↓0.003) | 2.930 (↑0.13) |
6 (1↓) |
ヤクルト |
7 | 11 | 1 | 0.389 (↓0.023) | 5 (↓1) |
124 | 55 (+2) | 83 (+5) | 6 (-) | 4 (-) |
0.224 (↑0.001) | 3.890 (↑0.02) |
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