日本ハム(★1対2☆)ロッテ =リーグ戦3回戦(2025.04.25)・エスコンフィールド北海道=
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ロッテ
0100001002201
日本ハム
1000000001311
勝利投手:ボス(2勝1敗0S)
(セーブ:鈴木 昭汰(0勝0敗2S))
敗戦投手:北山 亘基(2勝1敗0S)

本塁打
【ロッテ】ポランコ(3号・2回表ソロ)
【日本ハム】淺間 大基(1号・1回裏ソロ)

  DAZN
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◆接戦を制したロッテが3連勝。ロッテは1点を追う2回表、ポランコのソロで同点とする。そのまま迎えた7回には、寺地のスクイズで1点を挙げ、リードを奪った。投げては、先発・ボスが6回1失点7奪三振の好投で今季2勝目。敗れた日本ハムは、打線が散発の3安打と沈黙した。

◆日本ハム水野達稀内野手(24)が2試合ぶりに「9番遊撃」でスタメン復帰した。22日楽天戦では1点リードの5回、先頭の中島の打球処理が遅れ内野安打とされ、その後、先発の伊藤が踏ん張ったが、1死一、三塁から浅村の左犠飛で同点に追い付かれていた。新庄剛志監督(53)は直後の5回裏2死一塁の場面で水野に代えて奈良間を代打に送り、23日の楽天戦では水野をスタメンから外し、ルーキーの山県秀内野手(22)を遊撃で先発起用。試合後、22日に水野を交代させた理由について指揮官は「(中島が)足も速いっていうことはわかってるにもかかわらず、大事に行った。すぐ代えました。他の選手も見てるから。ああいうプレーはなくなるだろうというところ」と厳しく判断した意図を、説明していた。また、23日楽天戦の1回1死一、三塁の場面で三塁の守備でファンブルし先制点を献上した清宮幸太郎内野手(25)を、この日も「2番三塁」で先発起用。指揮官は23日の試合後「守備のセンスっていうのは急に伸びることはないんですよ。それは経験させながら我慢して守らせて。それが成長させる1つのポイントになるんで。毎日毎日コーチもね、いろんなことを考えて、どうやってエラーを減らしたり、ミスを少なくするっていうことはもう言ってるから。あとは本人がどう準備してプレーするか。あとは、ミスしたからって硬くなりすぎるとね、大事にしすぎて」。悔しい思いをした水野と清宮幸の2人が、どう奮起するかに注目だ。

◆ロッテは2試合連続で先頭打者初球本塁打を被弾した。先発のオースティン・ボス投手(32)は初回、日本ハム浅間に初球147キロ直球を中越え本塁打にされ先制された。23日の西武戦でも先発の種市篤暉投手(26)が西武の先頭打者西川に初球本塁打を浴びたが「記憶から消しました」と、尻上がりに調子を上げチームも逆転勝ちした。ロッテが23日西武戦(1番西川)に続き、初回先頭打者に初球を本塁打された。2試合以上続けて先頭打者本塁打を許したチームは、22年9月27、28日のヤクルト以来34度目になるが、2試合連続で初回先頭打者「初球」本塁打を打たれたのは、今回のロッテがプロ野球史上初めてだった。

◆日本ハム浅間大基外野手(28)がいきなりかっ飛ばした。初回先頭で打席に入ると、ロッテ先発のオースティン・ボス投手(32)の初球、外角低め147キロのストレートに反応。打球はぐんぐん伸び、中堅スタンドに吸い込まれた。「奈良間(23日に今季1号)にホームラン数、追いつきました」と浅間。先頭打者弾は21年9月2日オリックス戦(札幌ドーム)以来4年ぶり5本目。初球打ちは初で、エスコンフィールドでの先頭打者弾も初となった。

◆シャープに決めた淺間大基 初回先頭打者本塁打1番起用に応える一打?プロ野球(2025/4/25)??日本ハム×ロッテ??Live on DAZN#オレをみろ #lovefighters pic.twitter.com/I6CAmUNzBY

◆ロッテがプロ野球史上初の屈辱を味わった。先発のオースティン・ボス投手(32)が初回、日本ハム浅間に初球147キロ直球を中越え本塁打にされ先制された。23日の西武戦でも先発の種市篤暉投手(26)が西武の先頭打者西川に初球本塁打を浴びている。2試合連続で、先頭打者に初球本塁打を打たれるのはプロ野球史上初めて。もっとも、23日は逆転勝ちした。この日も初回に1発を打たれた直後、2回にグレゴリー・ポランコ外野手(33)が3号ソロを放ち、すぐに追いついた。ロッテが23日西武戦(1番西川)に続き、初回先頭打者に初球を本塁打された。2試合以上続けて先頭打者本塁打を許したチームは、22年9月27、28日のヤクルト以来34度目になるが、2試合連続で初回先頭打者「初球」本塁打を打たれたのは、今回のロッテがプロ野球史上初めてだった。

◆ロッテは2試合連続で先頭打者初球本塁打を被弾した。先発のオースティン・ボス投手(32)は初回、日本ハム浅間に初球147キロ直球を中越え本塁打にされ先制された。ロッテが23日西武戦(1番西川)に続き、初回先頭打者に初球を本塁打された。2試合以上続けて先頭打者本塁打を許したチームは、22年9月27、28日のヤクルト以来34度目になるが、2試合連続で初回先頭打者「初球」本塁打を打たれたのは、今回のロッテがプロ野球史上初めてだった。

◆日本ハムが今季初犠打を決められなかった。投手戦で進んだ1-1の6回無死一塁。この日、先頭打者本塁打を放った浅間大基外野手(28)に送りバントのサインが出たが、初球から2球連続でファウル。追い込まれてからサインは取り消され、3球目を空振りして三振に終わった。その後、清宮幸の右前打で1死一、二塁とチャンスは拡大も続くレイエスは空振り三振。野村は四球を選んで2死満塁としたが、郡司が遊ゴロに倒れて勝ち越せなかった。日本ハムは試合前まで、開幕から21試合連続犠打ゼロでプロ野球記録を更新中。犠打を仕掛けた場面は4度あったが、いずれも失敗。この日の6回の攻撃で5度目の犠打失敗となった。

◆日本ハムがホーム5連敗を喫した。ロッテ先発ボスから1番浅間大基外野手(28)が4年ぶりとなる先頭打者弾を放ち先制。幸先のいいスタートを切り、先発の北山亘基投手(26)も6回まで2安打1失点と粘投していたが、7回に自らの送球ミスなども絡み、無安打で、勝ち越し点を献上した。6回無死一塁では、浅間が犠打を失敗。開幕から22試合連続で犠打も犠飛もゼロとなり、開幕からの犠打成功ゼロは日本記録更新中で、さらに犠飛ゼロは、球団では東映時代の63年に並ぶ最長記録となった。

◆ロッテが逆転勝ちで3連勝。勝率を5割に戻した。新外国人ボスが粘りの投球を見せた。初回にチーム2試合連続となる先頭打者初球本塁打を浴びたが、冷静だった。それ以降、5回までは危なげなく投球。6回に2死満塁とこの日最大のピンチを背負うも、郡司を遊ゴロに仕留め、78球を投げて6回3安打1失点で降板。「今日は本当にコントロール良く思ったところに投げられたし、しっかり自分の投球が出来た」と自らに及第点を与えた。「6回に先頭をフォアボールで出してしまって満塁のピンチを招いてしまったが、あそこはちゃんと反省をしないといけない。でもなんとか切り抜けることができたし自分自身のピッチングとしては今日は良かったんじゃないかと思う」と満足げに振り返った。2回にグレゴリー・ポランコ外野手(33)のソロ弾で追いつくと、7回には相手の失策で1死一、三塁のチャンスが訪れ寺地隆成捕手(19)が初球でスクイズを決めて勝ち越した。昨季3勝9敗と大きく負け越した鬼門エスコンでの今季初試合で白星を挙げた。

◆日本ハムが開幕から22試合連続で犠飛ゼロとなり、球団では東映時代の63年に並ぶ最長記録となった。この日はロッテ先発ボスから浅間が先頭打者本塁打を放って以降は、走者を三塁まで進められたのは6回2死満塁のケースだけ。犠飛を記録できるシチュエーションは訪れないまま、62年ぶりとなる珍記録達成となった。開幕からのチーム犠飛ゼロのプロ野球記録は58年近鉄の41試合。「開幕から」の条件を外すと54年西鉄の47試合がプロ野球記録。日本ハムでは59年、68年、07年の31試合が最長となっている。なお、試合は6回に犠打が決められずに無得点に終わると、続く7回に決勝のセーフティースクイズを決められて1点差負け。日本ハムは開幕から犠飛も犠打もゼロが続く珍しい状況が続いている。

◆日本ハムはミスが重なり今季2度目の3連敗。同点の6回に浅間大基外野手(28)が送りバントを失敗するなど無得点で、直後の7回に捕逸による三振振り逃げと失策でピンチを広げて決勝のセーフティースクイズを決められた。新庄剛志監督(53)は「(ミスが)伝染してる感じはある。バントも決まらないですし...全て準備不足のところはある」と渋い表情。開幕から22試合連続で犠打と犠飛がない珍記録も続いている。

◆日本ハム北山亘基投手が今季初黒星を喫した。6回まで2安打1失点と好投も、同点の7回1死一塁で投前のゴロを捕球後、二塁へ悪送球し、失点につながった。「しっかりと断つべきところでツメが甘くなってしまい悔しい」。エスコンフィールドをモチーフにした期間限定漆黒ユニホーム着用試合では、昨季から4度目で初めて敗戦投手となった。

◆ロッテのオースティン・ボス投手(32)が6回3安打1失点で、来日2勝目を挙げた。初回に先頭打者弾を浴びたが「そのあとはストライクをしっかり投げること、早いカウントでストライクを投げるっていうの言い聞かせて投げてました」と切り替え、日本ハム打線を封じた。"ビッグボス"日本ハム新庄監督の前での好投に「今日は違ったボスが勝ちましたんで、ビッグボスより上に行かせてもらいました」と笑顔を見せた。

◆日本ハムは攻守でミスが連鎖して今季2度目の3連敗を喫した。ロッテ戦は6回に送りバント失敗があって無得点に終わると、直後の7回に守備が乱れてセーフティースクイズで決勝点を奪われた。開幕から22試合連続犠打ゼロとさらにプロ野球記録を更新した「海賊打線」だが、犠打に泣いて本拠地では5連敗。最大4あった貯金は0になった。新庄監督は言葉を絞り出した。「全て準備不足のところはある。でも、ミスしようと思って、してないから」。1点差負けの試合は、中盤でミスが連鎖した。まずは攻撃で手痛い失敗があった。同点の6回無死一塁。1回に4年ぶり5本目の先頭打者本塁打を放った浅間に出たサインは送りバントだったが、2球連続ファウルで決められず。最後は3球三振に終わった浅間は「しっかり次は決められるように」と反省。開幕から22試合連続犠打0とプロ野球記録は更新しているが、決めたいところで失敗が続いているのも事実だ。直後の守備もほころびが出た。7回1死でポランコを空振り三振に仕留めたフォークを捕手田宮が捕逸。振り逃げで出塁させると、高部の高くバウンドした投ゴロを北山が二塁へ悪送球(記録は失策)。1死一、三塁から寺地に決勝のセーフティースクイズを決められた。新庄監督も一連の流れを悩ましげに振り返った。新庄監督 (ミスが)伝染してる感じはありますよね。バントも決まらないですし...ず~っとやってなかったら感覚狂ってくんのかな。(北山の失策は)一塁走者がポランコって分かっていたから、準備(不足)。セーフティースクイズは...ほぼほぼ防ぎようがない。三塁走者が(代走で俊足の)和田君だったから満塁策(を取って防ぐ)も考えたけど、それも危険になってくるし...。チームは3連敗で勝率5割に逆戻りし、エスコンフィールドでは5連敗。新庄監督は「グラウンドに立っている選手が、しっかり準備してプレーしていくチームが上がっていける」と鼓舞した。【木下大輔】▽日本ハム浅間(今季1号)「(初の先頭打者初球弾に)行けたな、という感じです。奈良間が(23日に1号を)打ったんで『先越された』という話をしていた。すぐ並べたので追い越せるように」

◆ロッテがプロ野球史上初の屈辱をはね返した。2試合連続で先頭打者初球本塁打を浴びながら、逆転勝ち。昨季3勝9敗と負け越した鬼門エスコンフィールドで寺地隆成捕手(19)が先発のオースティン・ボス投手(32)を好リード。自ら勝ち越しのセーフティースクイズも決め、今季の同球場初戦で白星を挙げた。開幕カード以来の3連勝で勝率5割に復帰した。デジャブだった。初回、ロッテの先発ボスが投じたこの日の1球目、147キロ直球は日本ハム浅間に中越え先制弾にされた。2日前の西武戦でも、先発の種市が投じた1球目の148キロ直球を西武西川に右翼への先制弾にされた。2日ぶり2度目の先頭打者初球本塁打の被弾は、プロ野球史上初の出来事だ。2日前と同じくスタメンマスクをかぶった寺地は、幸いにも「記憶から消す」ことには慣れていた。23日に被弾後は種市とともに「記憶から消しました」と切り替え、逆転勝ちを収めた。「ボスさんには切り替えて、あれはもう忘れてもらって」とこの日も1球目を記憶から消し去った。コミュニケーションを積極的に取った。6回に先頭に四球を出したところで自らマウンドへ。「ローボールを集めて、ゴロを打たせてゲッツーを取りにいこう」と、今オフにウインターリーグで行ったオーストラリア仕込みの英語で伝えた。直後の打者を空振り三振。2死満塁になると、もう1度建山投手コーチ、内野陣全員でマウンドに集まり、一呼吸を置いた。郡司を遊ゴロに抑え、無失点で切り抜けた。自らのバットで勝利をたぐり寄せた。1-1の7回1死一、三塁でバントをうまく一塁側へ転がし、勝ち越しのスクイズに成功。実はバントは23年のU18日本代表以来の人生2度目だった。「全然自信はないですけど、なんとか決めてやろうっていう気持ちはありますね。明徳(義塾)ではずっと練習でやってました」と高校時代に身につけた技術力を発揮した。19歳とは思えない存在感を見せ続ける。ただ、試合後にボスにどんな英語で話したのか問われると「恥ずかしいっす。内緒で」と初々しい笑顔を見せた。【星夏穂】▽ロッテ吉井監督(7回に相手失策から勝ち越し)「相手のミスが2つ続いて。今のみんなのバッティングの調子を見ると、ああいうのがないとなかなか点入らないので、それを守ったピッチャー陣が今日はほんと頑張ったと思います」

◆ロッテが逆転勝ちで3連勝。勝率を5割に戻した。

◆「1番・中堅」で先発出場した日本ハム・浅間大基外野手(28)が一回にロッテ・ボスが投じた1球目、外角低めの147キロ直球を中堅席に運んだ。今季1号となる先制ソロに「奈良間にホームラン数、追いつきました」とコメントした。

◆ロッテが接戦を制して3連勝で勝率5割に復帰した。0―1の二回にポランコの本塁打で追いつき、七回に相手のミスで得た好機で寺地がスクイズを決めて勝ち越した。ボスは6回1失点で2勝目。日本ハムは打線に元気がなく3連敗。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ORIX
1382 0.619
(↑0.019)
-
(-)
12089
(+6)
71
(+2)
21
(+1)
9
(-)
0.283
(↓0.004)
2.730
(↑0.05)
2
(-)
日本ハム
11110 0.500
(↓0.024)
2.5
(↓1)
12177
(+1)
74
(+2)
23
(+1)
6
(+2)
0.225
(↓0.005)
2.830
(↑0.09)
2
(2↑)
ロッテ
10100 0.500
(↑0.026)
2.5
(-)
12359
(+2)
62
(+1)
12
(+1)
6
(-)
0.209
(↓0.006)
2.600
(↑0.08)
2
(-)
楽天
11110 0.500
(↓0.024)
2.5
(↓1)
12159
(-)
71
(+1)
10
(-)
19
(-)
0.246
(↓0.002)
3.050
(↑0.1)
5
(1↑)
ソフトバンク
9112 0.450
(↑0.029)
3.5
(-)
12181
(+1)
76
(-)
14
(-)
18
(+1)
0.250
(-)
3.090
(↑0.14)
6
(1↓)
西武
9120 0.429
(↓0.021)
4
(↓1)
12252
(+2)
63
(+6)
6
(-)
18
(-)
0.227
(↓0.003)
2.650
(↓0.1)