ヤクルト(☆3対2★)巨人 =リーグ戦6回戦(2025.04.20)・明治神宮野球場=
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巨人
01001000002801
ヤクルト
2000000001X31001
勝利投手:木澤 尚文(2勝1敗0S)
敗戦投手:戸田 懐生(0勝1敗0S)

本塁打
【巨人】若林 楽人(1号・5回表ソロ)
【ヤクルト】茂木 栄五郎(1号・1回裏2ラン)

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◆ヤクルトが劇的なサヨナラ勝利。ヤクルトは初回、茂木の2ランで先制する。その後同点を許すも、延長10回裏に2死二三塁から伊藤が適時打を放ち、試合を決めた。投げては、5番手・木澤が今季2勝目。敗れた巨人は、打線が7回以降無安打と振るわなかった。

◆ヤクルト茂木栄五郎内野手(31)が移籍1号となる先制2ランを放った。0-0の初回1死一塁。巨人ケラーの149キロ直球を完璧に捉えた打球は、右翼席中段に飛び込んだ。「打ったのはストレート。まず今日先制することができて良かった。勝てるように次も追加点を取れるようにいきます」と話した。50打席目で、待望の移籍後初アーチ。楽天時代には、3度の2桁本塁打をマーク。パンチ力を兼ね備えたユーティリティープレーヤーが、初回からチームを勢いづけた。

◆巨人若林楽人外野手(27)が同点の今季1号本塁打を放った。1-2の5回2死。ヤクルト先発ランバートの初球、137キロチェンジアップを左翼席に運んだ。若林は今カード初戦から2番打者として出場している。18日は2安打、19日は猛打賞と起用に応える活躍を続けている。

◆色とりどりの花火が、2夜連続で打ち上がった。6回表終了後。神宮球場の左翼後方に位置する国立競技場から、9色の花火が打ち上がった。神宮球場で野球観戦をしていたファンからも歓声が上がった。国立競技場では前日19日からの2日間、人気アイドルグループの「Snow Man」のライブが開催。ライブ終盤の演出で、花火が打ち上げられたとみられる。

◆ヤクルトの新外国人ランバートが、6回8安打2失点の粘投でゲームをつくった。1点リードの5回、巨人若林に左越えの同点ソロを浴びたが勝ち越しは許さなかった。6回に訪れたピンチも耐え抜いた。警戒選手に挙げていた巨人岡本を内角のスライダーで見逃し三振。連打で1死一、二塁のピンチを招いたが、荒巻を高めのつり球で空振り三振に仕留め、続く笹原は左飛に打ち取ってピンチを切り抜けた。この日の最速は153キロ。6回にも球威は落ちることなく、力で押し切った。試合前日には「ジャイアンツは世界中でも知られている。有名な球団に投げることはすごく楽しみ」と意気込んでいた。今季3度目の登板を終えて「球数が少しかかってしまい、ピンチも多かったが最少失点で6回まで投げられたのが良かった」と笑顔で話した。

◆ヤクルト長岡秀樹内野手(23)のアクシデントで場内が一時騒然とした。同点の8回。巨人岡本の遊撃後方へのハーフライナー性の小飛球を、遊撃手の長岡が背走からジャンプして好捕した。着地の際に右足を痛めた長岡は、しばらく立ち上がれず。グラウンドに寝そべった状態のまま。トレーナーが駆けつけ、1度はベンチに下がったが、治療を受けると軽やかな足取りで定位置に戻った。満員御礼の燕党が詰めかける右翼席スタンドを中心に、長岡コールが沸き起こった。

◆ヤクルトが劇的サヨナラ勝利で連敗を「5」でストップした。延長10回2死一、二塁の場面で、前日負け投手となった木沢が登板。迎えた岡本の背中に死球を与えてなおも2死満塁の窮地で、甲斐を二ゴロに仕留めてピンチを切り抜けた。10回裏の攻撃では、1死から初回に先制2ランを放った茂木が右二塁打で出塁。続くオスナは申告敬遠で2死一、二塁。守備から途中出場し、8回にプロ初安打を放った伊藤琉偉内野手(22)が巨人戸田から左フェンス直撃のサヨナラ適時打を放った。ここまで5戦5敗していた巨人から、劇的勝利で今季初白星を挙げた。伊藤のヒーローインタビューは、以下の通り。-今のお気持ちは最高にうれしいです。-まずは8回のあの打席から振り返っていただきたいと思います。2アウトからの打席でした。あのヒット、ご自身で振り返っていかがでしょうかなんとか初ヒットを神宮で打ちたいと思っていたので、打てて良かったです。-そして(遊撃の)守備では(10回に)泉口選手の打球、ダイビングキャッチでした。ご自身で振り返っていかがでしょうかピッチャーの先輩方が必死に抑えてくれていたので、自分もなんとか貢献できればなと思って頑張りました。-そして、ツーアウト満塁のピンチを木沢投手が防いだあの裏の攻撃です。皆さんでつないだ打席、どんな思いでまずバッターボックスに向かいましたでしょうか自分はムネさん(村上)だったり、和郁さん(丸山)の代わりで、自分が代わりになれるかわからなかったんですけど、なんとかチームに貢献できるようにと思って打席に入りました。-気持ちのこもったスイングで外野の頭を越えてきました。どんな思いで見ていましたかほんとに抜けて越えてくれって思ってました。-チームはこれで連敗を止めました。今日は皆さんの守備も良かったと思います。途中から出てきた若手選手の守備、どう思いますか守備...。途中...、そうですね...。-失礼しました。改めて質問をさせていただきます。途中から出た増田選手の守備もありましたし、荘司投手のピッチングもありました。若手選手の活躍はどう映ってますかその勢いに自分も乗っかっていこうとは思ってました。-さあ、これでチームは連敗を止めました。またマツダでの試合が続いていきます。今日最後まで残ってくれたファンの皆さんに向けてメッセージお願いします今日は球場には足を運んでいただきありがとうございます。自分の力は微力なんですけど、チームに少しでも貢献できるようにこれからも頑張っていくので、これからも応援よろしくお願いします。

◆巨人は今季初のブルペンデーで接戦に持ち込んだ。先発予定だったグリフィンが回避したことで、ケラーが先発。最後は延長10回に戸田懐生投手(24)がヤクルト伊藤にサヨナラ打を許し万事休す。中継ぎ6投手でつなぎ惜敗も阿部監督は「何とか投手をやりくりしなきゃいけない日にここまで粘れたし、みんなの頑張りで、いい1週間だった」と評価。一方で荒巻、笹原の下位打線には「簡単にアウトになってほしくないよね。もっと頑張んないと」と注文をつけた。

◆ヤクルト伊藤琉偉内野手(22)の劇的サヨナラ打で6連敗を阻止した。午後10時。歓喜の輪の中心には、苦労人の笑顔があった。同点の6回に代走で途中出場。延長10回2死二、三塁で打席がまわってきた。狙い球を直球とスライダーに絞り、巨人戸田の2球目スライダーを捉えた。左翼フェンス直撃の一打は、プロ初のサヨナラ打。満員御礼の大歓声の中、ナインから手荒い祝福を受けたヒーローは「今までにない濃い1日でした」と照れた。この日は午前7時半に起床。昼間の2軍戦で1安打を放ち、神宮に乗り込んだ。8回にはプロ初安打をマーク。「初は神宮で打ちたいと思っていた。本当は1年目で出したかったんですけど」。延長10回には遊撃守備で安打性の打球を好捕と、攻守で活躍した。群馬県出身。東農大二から大学へ進んだが、中退。独立リーグのBC新潟で1年間プレーした。1人暮らし時代はいつも同じメニューの、カット野菜と肉を炒めたおかずをつくって食べていた。「なんとか1軍に定着したい」。村上、丸山と主力の負傷離脱で巡ってきたチャンス。苦労人らしく、泥くさくアピールを続ける。

◆ヤクルト・茂木栄五郎内野手(31)が移籍後初となる先制1号2ランを放った。昨年オフに楽天から国内フリーエージェント(FA)権を行使して加入した左打者は、「3番・三塁」で先発出場。一回1死一塁で巨人先発のケラーが投じた直球を一閃。大きな放物線を描いた打球は、燕党の待つ右翼席中段に着弾した。チームは5連敗中の中、背番号8がバットで輝きを放った。

◆巨人が今季初の「ブルペンデー」を採用した。1軍復帰先発予定だったグリフィンがコンディション不良のため登板を回避した事態によるもので、首脳陣は先発を本職とする投手の代役を立てず、救援投手による継投で戦う道を選択した。先発マウンドに上がったのはケラー。2022年の阪神入団から日本球界4年目、ここまで通算118試合は全て救援登板だった。最後に先発したのは米マイナー時代。「ブルペンデーで2、3イニング投げて、というのは何回かやったことがある」と明かした。「投げることは一緒なので、試合の中で投げるタイミングが違うだけだと捉えて、いつも通りの感じで投げたい」とマウンドに上がったケラーだったが、いきなり茂木に右翼ポール際への先制2ランを被弾。二回に好機で打順が回ったこともあり1回2失点、22球で降板となった。チームは昨季15勝を挙げ最優秀選手賞(MVP)を受賞した菅野が、米大リーグのオリオールズへ移籍。代わって先発陣の柱として期待された戸郷が開幕3戦2敗、防御率11・12で2軍再調整となった。打線もベテランの丸や新外国人のキャベッジが負傷離脱。坂本も不振のため2軍で出場を続けるなど開幕から不測の事態は続くが、リーグ連覇、日本一を目指して困難も一丸となって乗り越えていく。

◆巨人・若林楽人外野手(27)が1号同点ソロを放った。1-2の五回2死。ヤクルト・ランバートが投じた初球、チェンジアップを捉え左翼席へ運んだ。3試合連続で2番に座り打線をけん引している。

◆燕党による〝もぎもぎコール〟に背中を押され、特大のアーチを架けた。楽天からFA権を行使してヤクルトに新加入した茂木栄五郎内野手(31)が一回に移籍1号となる先制2ラン。打球の行く末を確認すると、力強く右拳を握りながら走り出した。「まず先制することができてよかった」「3番・三塁」で先発出場し、1死一塁で左打席へ。1ボールから巨人の先発・ケラーが投じた内角直球を引っ張り、燕党が陣取る右翼席中段まで運んだ。このオフは奄美大島で自主トレーニングに励み、打撃フォームの修正に取り組んだ。2021年に椎間板ヘルニアの手術を受けた影響もあり「気づかないうちにブレーキをかけていた」。体の軸を意識しながら腰を最後まで回し切るスイングを体にしみこませた。思い切りのいいスイングで結果を残し、努力の成果を示した。この日は自身も早大時代に戦った東京六大学の春季リーグ戦とプロの試合の併用日。通常は神宮球場で実施する試合前練習は、神宮外苑の室内練習場などで行う。ヤクルトならではの慣れない動きに「晴れているのに室内で練習するって新鮮」ともらすと、楽天から移籍2年目の西川から「こういうもんだから」と説明される場面もあった。新天地でも楽天時代の選手専用コール「もぎ! もぎ! もぎえいごろう!」が引き継がれており「懐かしいというか、いつも通りいられます」と笑う茂木。スワローズの一員として新天地でも輝き続ける。

◆ヤクルトがサヨナラ勝ちし、連敗を5で止めた。2―2の延長十回2死二、三塁から、途中出場の伊藤が左越えに適時打を放った。巨人は十回2死満塁を生かせず、九回から登板した戸田が2イニング目につかまった。

◆ヤクルトが延長十回に劇的なサヨナラ勝ち。殊勲打の伊藤琉偉(中央)はナインから祝福を受ける(撮影・大橋純人)

◆ヤクルトは2-2で迎えた十回、2年目の伊藤琉偉内野手(22)がサヨナラ打を放ちチームの連敗を5で止めた。以下、伊藤のヒーローインタビュー。--今の気分は「最高です」--八回二死からプロ初安打「初ヒットを神宮で打ちたいと思っていたので、打ててよかったです」--延長十回の守備、泉口選手の打球をダイビングキャッチ「ピッチャーの先輩方が必死に抑えてくれていたので、自分も貢献できればなと思って頑張りました」--延長十回二死二、三塁、みんなで繋いだ打席「自分は、ムネさん(村上宗隆)だったりカズヤさん(丸山和郁)の代わりで、自分が代わりになれるか分からなかったですけど、チームに貢献できるように打席に入りました」--打球は外野を越えた「本当に越えてくれって思っていました」--ファンに向けて「今日は球場に足を運んでいただき、ありがとうございます。自分の力は微力なんですけど、チームに少しでも貢献できるようにこれからも頑張っていくので、これからも応援よろしくお願いします」

◆巨人はサヨナラ負けでヤクルトに今季初黒星を喫した。グリフィンのコンディション不良による登板回避を受けてブルペンデーで臨み、6投手でつないだが、最後は回をまたいだ戸田が十回に決勝打を浴びた。阿部監督は「何とかピッチャーやりくりしなきゃいけない日にここまで粘れたし、みんなの頑張りで良い1週間だった」と語り、「あとは下位打線がね。簡単にアウトになってほしくないよね」と注文をつけた。杉内投手チーフコーチは「みんなほんとによく頑張ってくれた。なるべく(2連投していた)バサマ(船迫)と(田中)瑛斗は使いたくなかったから。まだ120試合くらい残っているし、3連投させるのは早い」と投手陣をねぎらった。

◆ヤクルトのドラフト3位・荘司宏太投手(24)=セガサミー=が七回に2番手として登板し、プロ初の回またぎで2回をいずれも三者凡退に抑えた。計3奪三振と好救援。八回は吉川、岡本らの上位打線を封じ「思い切っていこうと思っていた」と胸を張った。開幕から7試合連続無失点。抜群の安定感を誇る即戦力左腕に、高津監督は「今の時期に新人を2回いかせていいのか、いろいろなことを考えながらの選択だったけど、たいしたもんですよ」とたたえた。

◆3戦連続で2番に座った巨人・若林楽人外野手(27)が、1-2の五回に左越えソロを放った。今季1号に「長打を狙う場面だった。初球から迷いなく振れたことは自信になる」とうなずいた。延長十回、サヨナラの場面で左翼後方の飛球を追ってフェンスに体をぶつけたが、「大丈夫です」と無事を強調した。

◆ヤクルトは2-2で迎えた十回、2年目の伊藤琉偉(りゅうい)内野手(22)がサヨナラ打を放ちチームの連敗を5で止めた。★生まれ 2002(平成14)年9月11日生まれ、22歳。群馬・高崎市出身。★異色の球歴 群馬・東農大二高から東農大に進学したが、授業の取得単位が足りず大学を中退。一時は野球から離れていたが、6歳上の兄から草野球に誘われたのをきっかけにBCL新潟でプレーした。24年ドラフト5位でヤクルト入団。★マイブーム 「Nintendo Switch」のマリオカート。★悩み 琉偉は「りゅうい」と読むが「るい」と間違えられることが多い。★料理男子 BCL新潟時代は自炊で〝男飯〟に挑戦。得意な料理方法は肉を焼くこと。★通算成績 9試合に出場し、打率・500(4打数2安打)、0本塁打、1打点(20日現在)。★サイズなど 180センチ、78キロ。右投げ右打ち。独身。年俸750万円。背番号67。

◆神宮で輝きを放った。「3番・三塁」で先発したヤクルト・茂木栄五郎内野手(31)が、1号2ランを含む2安打2打点。先制打となる移籍後初の一発に「久しぶりにいい打球が打てた」と?を緩ませた。思い切りの良さで仕留めた。一回1死一塁。ケラーが投じた直球を強振。打った瞬間に本塁打を確信する特大弾を右翼席中段にたたきこんだ。延長十回1死では、サヨナラの好機を演出する右越え二塁打をマーク。3得点すべてに絡む活躍で、連敗脱出の立役者となった。楽天から国内フリーエージェント(FA)で新加入した長打力が魅力の左打者。この日は3三振を喫しながらも、要所で見せる勝負強い打撃に高津監督は「三振もありますけど、一発で仕留める。彼らしい非常に思い切りのいい打撃だった」と目を細めた。「チャンスをもらっているうちに結果を残して、代えられない存在になりたい」と茂木。主砲の村上が故障の再発で離脱する中、中軸としてチームを支える背番号8の存在感は日に日に増している。(樋口航)

◆ヤクルトは20日、巨人6回戦(神宮)に延長十回、3-2でサヨナラ勝ちし、連敗を5で止めた。途中出場したプロ2年目の伊藤琉偉(りゅうい)内野手(22)が延長十回2死二、三塁から左越えへ適時打を放った。八回にはプロ初安打となる右前打をマーク。延長十回には好守も披露するなど、3時間53分の〝神宮劇場〟で主役を演じた。左翼後方へ伸びていく打球を見つめながら、心の中で叫んだ。「抜けてくれ!! 越えてくれ!!」。伊藤が2-2の延長十回2死二、三塁から、左越えへサヨナラ打。連敗を5でストップさせたヒーローは、仲間からのウオーターシャワーを笑顔で浴びた。「人生で一番最高な瞬間でした。自分で決めようとは思っていたけど、頭の中はいつもより冷静だった。いい形でヒットになったかな」六回に山田の代走で途中出場。八回2死で迎えた第1打席には中川の変化球を捉え、プロ初安打となる右前打を放ち「初安打は神宮で打ちたいと思っていたので良かった」と笑った。延長十回にはセンターに抜けそうな泉口のゴロをダイビングキャッチしてアウトにした。自慢の守備でも勝利に貢献した背番号67は「投手の先輩方が必死に抑えてくれていたので、自分もなんとかという思いだった」。2万8900人が詰めかけた日曜日のナイターで、巨人戦の開幕からの連敗も5で止めた。試合前には正午開始のイースタン・リーグ、ロッテ戦(浦和)に「2番・二塁」でフル出場し、4打数1安打を記録していた。〝親子ゲーム〟で朝は午前7時30分に起床。午後6時開始のナイターでは3時間53分の熱戦に劇的な一打で終止符を打った。長い一日を振り返り「本当に内容の濃い、今までにない一日になった」とかみしめた。

◆巨人の「ブルペン・デー」。やる以上は、何か成果を出さないといけない。小刻みな継投に追われた末に、普通に負けました...では、むなしいだけ。負けて元々と覚悟する中、転んでもタダでは起きないぞ、という姿勢が不可欠。その意味で、収穫は横川だった。二回から登板して、3イニングを無失点。荒れると心配されたゲームを、しっかり立て直した。次回は先発で使えるのではないかな。阿部監督もおそらく、そこを意識しての起用だったはず。そもそも、先発が足りないからブルペン・デーになるわけで、新たに先発を作ることこそ、大命題なのだから。ヤクルトの投手陣も、踏ん張った。先発のランバートが6回2失点とまとめて、その後はこちらも、ブルペン陣が奮起。そしてサヨナラ打が若い伊藤。スーッと立つ、自然な構えで、バットをきれいに、上から出す。力み返ったり、しゃくりあげたりしない。バッティングが謙虚でよろしい。いうまでもなくヤクルトには、浮上のきっかけにしたい、大きな1勝だったね。(サンケイスポーツ専属評論家)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
1171 0.611
(↓0.036)
-
(-)
12469
(+1)
54
(+8)
6
(-)
9
(-)
0.250
(↓0.002)
2.520
(↓0.31)
2
(1↑)
阪神
981 0.529
(↑0.029)
1.5
(↑1)
12561
(+8)
54
(+1)
10
(+2)
13
(+2)
0.240
(↑0.007)
2.550
(↑0.09)
3
(1↓)
巨人
1091 0.526
(↓0.03)
1.5
(-)
12372
(+2)
65
(+3)
14
(+1)
10
(-)
0.264
(↓0.003)
2.990
(↑0.01)
4
(-)
中日
882 0.500
(↑0.033)
2
(↑1)
12534
(+2)
45
(-)
5
(+1)
9
(-)
0.198
(↑0.001)
2.240
(↑0.13)
5
(-)
DeNA
692 0.400
(↓0.029)
3.5
(-)
12662
(-)
59
(+2)
7
(-)
5
(-)
0.234
(↓0.007)
3.100
(↑0.04)
5
(1↑)
ヤクルト
691 0.400
(↑0.043)
3.5
(↑1)
12746
(+3)
67
(+2)
6
(+1)
2
(-)
0.210
(↑0.004
3.750
(↑0.14)