1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DeNA | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 |
中日 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 2 | 6 | 1 | 1 |
勝利投手:松葉 貴大(3勝1敗0S) (セーブ:松山 晋也(0勝0敗8S)) 敗戦投手:平良 拳太郎(1勝2敗0S) 本塁打 |

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◆中日が3連勝。中日は2回裏、ボスラーのソロで先制に成功する。そのまま迎えた4回には、2死一二塁の好機で木下が適時打を放ち、リードを広げた。投げては、先発・松葉が7回途中3安打無失点の好投で今季3勝目。敗れたDeNAは、打線が3安打無得点と振るわなかった。
◆DeNAのスタメンが発表され、筒香嘉智外野手(33)が8試合ぶりにスタメンを外れた。代わりに三森大貴内野手(26)が「2番一塁」に入った。また、先発マウンドに上がる平良の相棒には松尾が入った。平良の先発した3試合はいずれもこのバッテリーとなった。古巣復帰2年目の筒香は、今季ここまで打率1割4分3厘、1本塁打。17日の巨人戦(東京ドーム)では今季初アーチを放って復調気配を見せていたが、前日19日の中日戦は3打数無安打。1点差の9回2死三塁と一打同点の場面では空振り三振に倒れていた。
◆中日の新外国人ジェイソン・ボスラー外野手(31)が来日初本塁打となる先制1号ソロを放った。2回2死走者なし、2ボール2ストライクからDeNA先発平良のシンカーを引っ張り、右翼席へたたき込んだ。「ドラゴンズに来て初めてのホームランをバンテリンドームで打つことができてうれしいね」とニッコリ。3回に一塁守備につく際は右翼席からの「ボスラーコール」に帽子を取っておじぎをして応えた。主軸候補として新加入も3月4日の練習中に右脇腹を痛め開幕は2軍スタートだった。今月11日に1軍昇格し、この日の試合前まで4試合に出場し15打数3安打の打率2割、2打点だった。昨季米国3Aで31本塁打を記録した自慢の長打力をようやく発揮した。
◆誕生日男がかつて過ごした名古屋の地で祝福を受けた。31歳の誕生日を迎えたDeNA京田陽太内野手(31)が5回先頭、代打で登場。古巣中日のファンからは温かい拍手が送られた。左翼席からはバースデーソングの大合唱。するとかつての同僚の中日松葉はプレートを外して、靴ひもを結びなおした。福家球審もすぐにプレーコールをせずにホームベースの砂を払った。2人の粋な演出でバースデーソングが最後まで流れた後で打席がスタートした。京田は初球のカーブを捉え、右翼ポール際席へと飛び込む大飛球を放つも、惜しくもポールの外側でファウル。バースデーアーチとはならず、一ゴロに倒れた。
◆5位DeNAが中日松葉貴大投手(34)の術中にハマり、2連敗を喫した。中日に1・5ゲーム差に離され、ナイターゲームのヤクルトが勝てば、4日ぶりの最下位転落となる。3安打完封負けに、三浦大輔監督(51)は「ちょっといろいろ違うこともやったけど、結局、結果としてね、2試合続けて点は取れてないですからですね。つながらなかったという感じでしたね」と言った。打線が軟投派左腕・松葉に手も足も出なかった。直球は135キロ程度も、カットボール、カーブ、スライダー、スプリットなど多彩な変化球で打たされる形に。村田野手コーチも、試合途中に「ストライクゾーンが広く感じるので、打たされると相手の術中にハマる。強くコンパクトに、こちらから打ちに行くイメージで打席に入っていってほしい」と話していたが、打ち崩すことはできず。5回には牧と宮崎の両右打者が流し打ちの右前打で1死一、二塁とするも、松尾が空振り三振、林が右飛に倒れて無得点だった。少ないチャンスの芽も2度の走塁ミスで逸した。1回1死、三森が四球で出塁するも度重なるけん制の末に一、二塁間で挟まれて盗塁死。4回にも2死から度会が四球で出塁するも、本塁に投げる前に飛び出してしまい、一、二塁間で挟まれて盗塁死。序盤の2度の走塁ミスが重くのしかかった。松葉には3月29日の開幕2戦目でも7回2安打無失点と封じられており、2試合で計13回1/3を5安打無失点に封じられた。7回は途中から出てきた清水、8回は斎藤、9回は松山に抑えられて今季4度目の完封負け。これでチームは直近11試合で2勝8敗1分けと大きく負け越しており、苦しいシーズン序盤となった。
◆中日が3連勝で開幕4戦目、4月1日巨人戦以来の勝率5割とした。DeNAとの2連戦に連勝し今季7カード目で初めてカード勝ち越しとなった。2回に新外国人ジェイソン・ボスラー外野手(31)が右翼席へ来日初となる1号ソロを放ち先制。4回には2死一、二塁から木下拓哉捕手(33)の左前適時で1点を追加した。投げては先発松葉貴大投手(34)が、チェンジアップ、スライダーなどを丁寧に投げ6回1/3、3安打無失点。2度一塁走者をけん制で誘い出して刺す場面もあった。チームトップの3勝目とベテラン左腕の働きが光っている。
◆DeNA主将の牧秀悟内野手(26)が、痛恨の連敗を悔しがった。中日松葉貴大投手(34)の術中にハマった。自身は2安打を放つも、チームは今季4度目の完封負け。牧は「チームとしてもやるべきことができてないと思いますし、2点差が遠く感じてしまうのが現状だと思う。チームでなんとか立て直していきたい」と危機感をあらわにした。チームは直近11試合で2勝8敗1分けと大きく負け越しており、苦しいシーズン序盤を過ごしている。「この負けが響いてると思いますし、変わらないといけないのはみんなわかってると思う。(火曜日から)流れを変えられるように頑張ります」と力を込めた。
◆5位DeNAが中日松葉貴大投手(34)の術中にハマり、2連敗を喫した。中日に1・5ゲーム差に離され、ナイターゲームのヤクルトが勝てば、4日ぶりの最下位転落となる。軟投派の松葉を相手に、開幕2戦目に続き無得点と打線が沈黙。序盤には2度の盗塁死でチャンスを逸し、3安打完封負けとなった。これでチームは直近11試合で2勝8敗1分けと大きく負け越しており、苦しいシーズン序盤となった。
◆中日が3連勝で開幕4戦目、4月1日巨人戦以来の勝率5割とした。DeNAとの2連戦に連勝し今季7カード目で初めてカード勝ち越しとなった。2回に新外国人ジェイソン・ボスラー外野手(31)が右翼席へ来日初となる1号ソロを放ち先制。4回には2死一、二塁から木下拓哉捕手(33)の左前適時で1点を追加した。投げては先発松葉貴大投手(34)が、6回1/3、3安打無失点。最後はこの日も新守護神松山晋也投手(24)が締めて、チーム全8勝にかかわり8セーブ目をマークした。
◆中日松葉貴大投手(34)が6回1/3を3安打無失点と好投しチームトップの3勝目を挙げた。初回は三森、4回は度会と一塁走者をけん制で誘い出し刺した。「ちゃんと冷静に対応できたかな」と落ち着いていた。6回にはこの日誕生日の京田が打席に入るとマウンドで靴紐を結び、バースデーソングの演奏が終わるのをアシスト。「どんどんストライクを取るので、演奏中に終わっちゃうのは...」と笑った。この日海外FA権を取得した左腕は、先発の柱として白星を重ねている。
◆中日の新外国人ジェイソン・ボスラー外野手(31)が2回に決勝弾となる来日1号ソロを放った。DeNA平良のシンカーを引っ張り右翼席へ。今季5試合目で待望の1発だ。「初本塁打をバンテリンドームで打つことができてうれしいね」。3月4日の練習中に右脇腹を痛め出遅れた。リハビリ中、休日に名古屋の町を散策したり支えてくれた夫人にホームランボールとヒーロー賞のドアラのぬいぐるみをプレゼント。昨季3Aで31発の助っ人が貧打に苦しむ打線の救世主となる。
◆中日が3連勝で開幕4戦目の1日以来の勝率5割に復帰した。新守護神の松山晋也投手(24)がこの日も締めて開幕からチーム8勝すべてにからむ8セーブをマーク。史上初の記録を更新した。2点リードの9回、松山は2番からの好打順も簡単に2死を奪った。牧の投手前のゴロを失策し走者を背負ったが、続く佐野をフォークで二ゴロに仕留めた。今季チームの8勝はすべて2点差以内。大型連勝もないため連投は今季まだ2度目だ。「仕事のチャンスをいただき、みんなに感謝です。9回もすごく楽しく野球ができている。3つのアウトをしっかり取れることが楽しい」とピンチでも動じない強心臓で、見事に昨季までの守護神ライデル・マルティネス(現巨人)の穴を埋めている。豪快なフォームから常時150キロ超の真っすぐ、フォークを投げ込み封じているように見えるが、相手のデータを頭にたたき込み、熱くなりすぎず冷静に相手、戦況を見ながら投げている。「最高の準備をして悔いのないように臨むのが大事」と持ち場が昨季の8回から9回に変わっても気持ちに大きな変化はない。井上監督は「あいつはタフガイ」と認めつつも「もうちょっと楽な展開でマツ今日休めよっていう形をつくるのが近々の目標です」と大勝で出番のない勝ちを誓った。5球団と対戦しての勝率5割は24年5月6日以来。成功率100%のクローザー松山擁する井上ドラゴンズがAクラス浮上を狙う。【石橋隆雄】
◆DeNAの先発・平良拳太郎投手(29)が5回5安打2失点で降板した。二回2死で6番・ボスラーに来日1号となるソロ本塁打を許すと、四回2死一、二塁では8番・木下に左前に運ばれて2点目を献上した。6日の広島戦で3回5失点と苦しみ登録を抹消。再調整を経て今季3度目の登板を迎えていた。今季2勝目はならず。「前回登板の課題で出力やコントロールなど改善した部分はあったが、要所で踏ん張り切れなかった」と悔しそうに振り返った。
◆DeNAは3安打で完封負け。九回も無得点に終わり引き揚げる牧秀悟(撮影・松永渉平)
◆中日が今季初の3連勝で勝率を5割に乗せた。二回にボスラーの来日初本塁打となるソロで先制し、四回は木下の左前打で加点した。松葉が七回途中無失点で3勝目を挙げ、松山が8セーブ目。DeNAは今季4度目の零敗で借金3。
◆DeNAが今季4度目の零封負けを喫して借金3となった。先発の平良拳太郎投手(29)が5回5安打2失点と試合を作ったが、打線が3安打にとどまった。相手先発・松葉の前に苦しみ、得点圏に走者を置いたのは五回のみ。3月29日の対戦でも7回無失点と好投を許した相手を攻略できず、三浦大輔監督(51)は「いろいろと違うことをやったけれど、結果として2試合続けて点は取れていない。打てなかった」と表情を曇らせた。22日の阪神戦から本拠地横浜スタジアムでの6連戦が始まる。「まず一つ、初戦を取れるように。選手も明日1日空くので、またしっかりと初戦から入っていけるように」と視線を前に向けた。
◆DeNA打線が再び難敵に苦しんだ。先発の松葉に七回途中3安打に封じられ、今季4度目の零封負けを喫した。前回対戦で7回無得点と苦しんだ相手を攻略できず、2連敗で昨年8月24日以来となる今季最多の借金3に。三浦大輔監督(51)は表情を曇らせた。「ちょっといろいろと違うこともやったけど、結果として2試合続けて点を取れていない。うまくつながらなかった」この日は2番に俊足の三森、3番に好調の度会を入れて臨んだが、軟投派の松葉の投球術にはまった。得点圏に走者を進めたのは、4番・牧、6番・宮崎の連打が出た五回のみ。先発の平良が5回2失点と試合をつくっただけに、牧は「チームとして、やるべきことができていない。2点差が遠く感じてしまうのが現状」と語った。春季キャンプから「打球の判断力向上」をテーマに走塁面の向上を図ってきた。しかし、この日は貴重なランナーも生かしきれなかった。一回に四球で出た三森が何度もけん制で警戒されると、最後は一、二塁間で挟まれて盗塁死。四回には度会が四球を選んだが、投球前に飛び出してしまい再び盗塁死となった。不動の4番、オースティンが下半身のコンディション不良で離脱して以降は2勝5敗。22日から阪神、広島との本拠地6連戦を控えており、野手陣の奮起が待たれる。指揮官は「まず1つ、初戦を取れるように」と気持ちを切り替えた。底力を示して再び上昇する。(阿部慎)

<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
広島 |
11 | 7 | 1 | 0.611 (↓0.036) | - (-) |
124 | 69 (+1) | 54 (+8) | 6 (-) | 9 (-) |
0.250 (↓0.002) | 2.520 (↓0.31) |
2 (1↑) |
阪神 |
9 | 8 | 1 | 0.529 (↑0.029) | 1.5 (↑1) |
125 | 61 (+8) | 54 (+1) | 10 (+2) | 13 (+2) |
0.240 (↑0.007) | 2.550 (↑0.09) |
3 (1↓) |
巨人 |
10 | 9 | 1 | 0.526 (↓0.03) | 1.5 (-) |
123 | 72 (+2) | 65 (+3) | 14 (+1) | 10 (-) |
0.264 (↓0.003) | 2.990 (↑0.01) |
4 (-) |
中日 |
8 | 8 | 2 | 0.500 (↑0.033) | 2 (↑1) |
125 | 34 (+2) | 45 (-) | 5 (+1) | 9 (-) |
0.198 (↑0.001) | 2.240 (↑0.13) |
5 (-) |
DeNA |
6 | 9 | 2 | 0.400 (↓0.029) | 3.5 (-) |
126 | 62 (-) | 59 (+2) | 7 (-) | 5 (-) |
0.234 (↓0.007) | 3.100 (↑0.04) |
5 (1↑) |
ヤクルト |
6 | 9 | 1 | 0.400 (↑0.043) | 3.5 (↑1) |
127 | 46 (+3) | 67 (+2) | 6 (+1) | 2 (-) |
0.210 (↑0.004) | 3.750 (↑0.14) |
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