1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 7 | 0 | 0 |
楽天 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 2 | 8 | 0 | 0 |
勝利投手:西垣 雅矢(1勝0敗0S) (セーブ:則本 昂大(2勝1敗4S)) 敗戦投手:小島 和哉(1勝2敗0S) |

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◆楽天が接戦を制した。楽天は2回裏、村林の適時打などで2点を先制する。投げては、先発・内が粘りの投球で5回途中1失点。2番手・西垣が今季初勝利を挙げた。敗れたロッテは、先発・小島が7回2失点の好投を見せるも、打線が6回以降は無安打と振るわなかった。
◆ロッテは開幕カード以来の3連勝とはならなかった。先発の小島和哉投手(28)は2回に4連打を浴び2失点。それでも7回7安打2失点と立て直し、試合を作った。「ホークスの時(12日ソフトバンク戦)から右バッターが逆方向をイメージして打ってきている。そこはホークスの時の反省を生かして、今日は3回からは(佐藤)都志也ともうまく、対応できたのかなと思う」と振り返った。吉井理人監督(59)は「2失点でよく抑えた。全然調子良くなかったけど、よく頑張った」とたたえたが、「本来の真っすぐ来てないんで、もっともっと調子上げてもらわないと困る。そこはテクニックっていうか経験で、なんとか7回まで抑えてくれましたけども。もっともっといけるピッチャー」と次回以降の登板に期待した。力投した小島を、野手陣が援護できなかった。0-2の5回2死満塁から高部瑛斗外野手(27)が遊撃への内野安打を放ち1点を返したが、それ以降、追加点は遠かった。吉井監督は「しょうがないです。相手あるゲームなんで。1本出れば全部勝てますから」と切り替えた。
◆楽天西垣雅矢投手(25)の渾身(こんしん)の救援が、ホーム8試合ぶりの勝利に導いた。先発内が5回先頭の岡、藤岡に連打を許し、無死一、二塁としたところで、西垣がマウンドに上がった。「熱くなりすぎず」。主軸のポランコとソトを今季から改良したひねりを加えたフォームとサイドスローで惑わせ、2者連続で空振り三振。続く角中に四球、高部に内野安打で1点こそ献上したが、三木監督からの「丁寧に粘って丁寧に投げよう」の声に奮起。2死満塁から、フォークで上田のバットに空を切らせた。「結果も出さなきゃいけない立場で、何が何でもじゃないですけど、しっかりやれることをやろうという意識で取り組んでいたので、まだまだですけど、今日勝てて良かったです」と自身今季初勝利と、遠かったホーム勝利をかみしめながら、スタンドのファンへ満面の笑みで手を振った。4年目右腕がこれからもチームの戦力として躍動する。
◆楽天がホームで8試合ぶりの勝利を挙げた。2回3連打で満塁の場面で先制打を放った村林一輝内野手(27)は「すごいプレッシャーがあったんですけど、何とか欲しかった1点が取れて良かったです」と安堵(あんど)。2回にあげた2点を6投手の継投で守り切り、三木監督も「うれしいです。良いプレーも、投手も頑張ってくれた。でも、もっとできるとこはあるかなと思います」と貪欲に勝ちを積み重ねる。
◆楽天・村林一輝(いつき)内野手(27)が「7番・三塁」で先発出場し、先制となる中前適時打を放った。0-0の二回無死満塁。相手左腕、小島の3球目を捉えた。球団広報を通じて「打ったのはストレートです。みんながつないでくれた場面。1点がほしいところだったので、まずは1点を取ることができてよかったです」とコメントした。
◆楽天が接戦を制し、本拠地での連敗を7で止めた。二回に村林の適時打などで2点を挙げ、6投手の継投で逃げ切った。2番手の西垣が今季初勝利。ロッテは小島が7回2失点と力投したが、好機であと一本が出なかった。
◆杜の都で今季2勝目を挙げた。楽天がロッテを2-1で下し、本拠地・楽天モバイルパークでは3日以来の勝利。待望の瞬間も、三木監督は歯切れが悪かった。「もちろん、いいプレーはあったし、投手陣も踏ん張ってくれた。詳細は明かせないが、もっとできることはあったと思います」試合前時点で、ここ10試合で3勝7敗。重苦しい雰囲気の中、三木谷オーナーが観戦に駆け付けていた。先発・内が一回2死満塁のピンチを招く波乱のスタートも、観衆2万4931人の前で逃げ切った。0-0の二回無死満塁。「7番・三塁」で出場した村林が、左腕・小島の3球目、142キロの直球を捉えて中前に先制タイムリー。本職の遊撃の位置をD1位・宗山(明大)に譲っているが、気を吐いた。計6投手の継投策で、最少失点に食い止めた。2-1の九回から抑えの則本が1回を三者凡退に斬って4セーブ目。4月8-13日の本拠地6連戦で6連敗。指揮官は「ファンの方にたくさん応援してくださっていることを胸に刻み、一試合一試合、明日からも必死に戦います」。三木楽天が巻き返しを図る。
◆杜の都で今季2勝目を挙げた。楽天がロッテを2-1で下し、本拠地・楽天モバイルパークでは今月3日以来の勝利。待望の瞬間も、三木監督は歯切れが悪かった。「いいプレーはあったし、投手陣も踏ん張ってくれた。詳細は明かせないが、もっとできることはあったと思います」本拠地で7連敗。試合には三木谷オーナーが観戦に駆け付けた。先発・内が一回2死満塁のピンチを招く波乱のスタートで、五回無死一、二塁と走者をためたところで降板した。2番手・西垣が同2死満塁から適時内野安打を許すも、傷口を最小限に。オフから二塁方向に体をひねる独特なフォームに着手。スライダーを投げる際に横手になる右腕は「熱くなりすぎず」とマウンドに上がり、3奪三振に斬った。先制タイムリーを放った村林とともにヒーローインタビューに臨み、開口一番「やった~」と絶叫。ジョーク交じりに「いつも後輩の内にめっちゃばかにされている。きょうぐらいはちょっともの申したいなと思って投げた」と胸を張った。指揮官は「素晴らしい投球だった。あの場面で追いつかれないでかえってこられたのは評価したい」とたたえた。チームは借金2。三木楽天が巻き返しを図る。(広岡浩二)

<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ORIX |
12 | 6 | 1 | 0.667 (↓0.039) | - (-) |
124 | 76 (+4) | 56 (+7) | 16 (+1) | 9 (-) |
0.298 (↑0.001) | 2.620 (↓0.23) |
2 (-) |
日本ハム |
10 | 8 | 0 | 0.556 (↑0.027) | 2 (↑1) |
125 | 69 (+7) | 60 (+4) | 18 (+2) | 3 (+1) |
0.232 (↑0.002) | 2.900 (↓0.06) |
3 (-) |
西武 |
9 | 8 | 0 | 0.529 (↑0.029) | 2.5 (↑1) |
126 | 46 (+1) | 47 (-) | 5 (-) | 14 (-) |
0.246 (↓0.004) | 2.520 (↑0.16) |
4 (1↑) |
楽天 |
8 | 10 | 0 | 0.444 (↑0.032) | 4 (↑1) |
125 | 43 (+2) | 64 (+1) | 6 (-) | 16 (-) |
0.240 (↑0.001) | 3.340 (↑0.14) |
5 (1↓) |
ロッテ |
7 | 9 | 0 | 0.438 (↓0.029) | 4 (-) |
127 | 49 (+1) | 54 (+2) | 11 (-) | 6 (+1) |
0.211 (-) | 2.750 (↑0.03) |
6 (-) |
ソフトバンク |
6 | 11 | 1 | 0.353 (↓0.022) | 5.5 (-) |
125 | 66 (-) | 68 (+1) | 12 (-) | 16 (-) |
0.237 (↓0.005) | 3.380 (↑0.12) |
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