楽天(☆2対1★)ロッテ =リーグ戦5回戦(2025.04.19)・楽天モバイルパーク宮城=
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ロッテ
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楽天
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勝利投手:西垣 雅矢(1勝0敗0S)
(セーブ:則本 昂大(2勝1敗4S))
敗戦投手:小島 和哉(1勝2敗0S)
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◆楽天が接戦を制した。楽天は2回裏、村林の適時打などで2点を先制する。投げては、先発・内が粘りの投球で5回途中1失点。2番手・西垣が今季初勝利を挙げた。敗れたロッテは、先発・小島が7回2失点の好投を見せるも、打線が6回以降は無安打と振るわなかった。

◆ロッテは開幕カード以来の3連勝とはならなかった。先発の小島和哉投手(28)は2回に4連打を浴び2失点。それでも7回7安打2失点と立て直し、試合を作った。「ホークスの時(12日ソフトバンク戦)から右バッターが逆方向をイメージして打ってきている。そこはホークスの時の反省を生かして、今日は3回からは(佐藤)都志也ともうまく、対応できたのかなと思う」と振り返った。吉井理人監督(59)は「2失点でよく抑えた。全然調子良くなかったけど、よく頑張った」とたたえたが、「本来の真っすぐ来てないんで、もっともっと調子上げてもらわないと困る。そこはテクニックっていうか経験で、なんとか7回まで抑えてくれましたけども。もっともっといけるピッチャー」と次回以降の登板に期待した。力投した小島を、野手陣が援護できなかった。0-2の5回2死満塁から高部瑛斗外野手(27)が遊撃への内野安打を放ち1点を返したが、それ以降、追加点は遠かった。吉井監督は「しょうがないです。相手あるゲームなんで。1本出れば全部勝てますから」と切り替えた。

◆楽天西垣雅矢投手(25)の渾身(こんしん)の救援が、ホーム8試合ぶりの勝利に導いた。先発内が5回先頭の岡、藤岡に連打を許し、無死一、二塁としたところで、西垣がマウンドに上がった。「熱くなりすぎず」。主軸のポランコとソトを今季から改良したひねりを加えたフォームとサイドスローで惑わせ、2者連続で空振り三振。続く角中に四球、高部に内野安打で1点こそ献上したが、三木監督からの「丁寧に粘って丁寧に投げよう」の声に奮起。2死満塁から、フォークで上田のバットに空を切らせた。「結果も出さなきゃいけない立場で、何が何でもじゃないですけど、しっかりやれることをやろうという意識で取り組んでいたので、まだまだですけど、今日勝てて良かったです」と自身今季初勝利と、遠かったホーム勝利をかみしめながら、スタンドのファンへ満面の笑みで手を振った。4年目右腕がこれからもチームの戦力として躍動する。

◆楽天がホームで8試合ぶりの勝利を挙げた。2回3連打で満塁の場面で先制打を放った村林一輝内野手(27)は「すごいプレッシャーがあったんですけど、何とか欲しかった1点が取れて良かったです」と安堵(あんど)。2回にあげた2点を6投手の継投で守り切り、三木監督も「うれしいです。良いプレーも、投手も頑張ってくれた。でも、もっとできるとこはあるかなと思います」と貪欲に勝ちを積み重ねる。

◆楽天・村林一輝(いつき)内野手(27)が「7番・三塁」で先発出場し、先制となる中前適時打を放った。0-0の二回無死満塁。相手左腕、小島の3球目を捉えた。球団広報を通じて「打ったのはストレートです。みんながつないでくれた場面。1点がほしいところだったので、まずは1点を取ることができてよかったです」とコメントした。

◆楽天が接戦を制し、本拠地での連敗を7で止めた。二回に村林の適時打などで2点を挙げ、6投手の継投で逃げ切った。2番手の西垣が今季初勝利。ロッテは小島が7回2失点と力投したが、好機であと一本が出なかった。

◆杜の都で今季2勝目を挙げた。楽天がロッテを2-1で下し、本拠地・楽天モバイルパークでは3日以来の勝利。待望の瞬間も、三木監督は歯切れが悪かった。「もちろん、いいプレーはあったし、投手陣も踏ん張ってくれた。詳細は明かせないが、もっとできることはあったと思います」試合前時点で、ここ10試合で3勝7敗。重苦しい雰囲気の中、三木谷オーナーが観戦に駆け付けていた。先発・内が一回2死満塁のピンチを招く波乱のスタートも、観衆2万4931人の前で逃げ切った。0-0の二回無死満塁。「7番・三塁」で出場した村林が、左腕・小島の3球目、142キロの直球を捉えて中前に先制タイムリー。本職の遊撃の位置をD1位・宗山(明大)に譲っているが、気を吐いた。計6投手の継投策で、最少失点に食い止めた。2-1の九回から抑えの則本が1回を三者凡退に斬って4セーブ目。4月8-13日の本拠地6連戦で6連敗。指揮官は「ファンの方にたくさん応援してくださっていることを胸に刻み、一試合一試合、明日からも必死に戦います」。三木楽天が巻き返しを図る。

◆杜の都で今季2勝目を挙げた。楽天がロッテを2-1で下し、本拠地・楽天モバイルパークでは今月3日以来の勝利。待望の瞬間も、三木監督は歯切れが悪かった。「いいプレーはあったし、投手陣も踏ん張ってくれた。詳細は明かせないが、もっとできることはあったと思います」本拠地で7連敗。試合には三木谷オーナーが観戦に駆け付けた。先発・内が一回2死満塁のピンチを招く波乱のスタートで、五回無死一、二塁と走者をためたところで降板した。2番手・西垣が同2死満塁から適時内野安打を許すも、傷口を最小限に。オフから二塁方向に体をひねる独特なフォームに着手。スライダーを投げる際に横手になる右腕は「熱くなりすぎず」とマウンドに上がり、3奪三振に斬った。先制タイムリーを放った村林とともにヒーローインタビューに臨み、開口一番「やった~」と絶叫。ジョーク交じりに「いつも後輩の内にめっちゃばかにされている。きょうぐらいはちょっともの申したいなと思って投げた」と胸を張った。指揮官は「素晴らしい投球だった。あの場面で追いつかれないでかえってこられたのは評価したい」とたたえた。チームは借金2。三木楽天が巻き返しを図る。(広岡浩二)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ORIX
1261 0.667
(↓0.039)
-
(-)
12476
(+4)
56
(+7)
16
(+1)
9
(-)
0.298
(↑0.001)
2.620
(↓0.23)
2
(-)
日本ハム
1080 0.556
(↑0.027)
2
(↑1)
12569
(+7)
60
(+4)
18
(+2)
3
(+1)
0.232
(↑0.002)
2.900
(↓0.06)
3
(-)
西武
980 0.529
(↑0.029)
2.5
(↑1)
12646
(+1)
47
(-)
5
(-)
14
(-)
0.246
(↓0.004)
2.520
(↑0.16)
4
(1↑)
楽天
8100 0.444
(↑0.032)
4
(↑1)
12543
(+2)
64
(+1)
6
(-)
16
(-)
0.240
(↑0.001
3.340
(↑0.14)
5
(1↓)
ロッテ
790 0.438
(↓0.029)
4
(-)
12749
(+1)
54
(+2)
11
(-)
6
(+1)
0.211
(-)
2.750
(↑0.03)
6
(-)
ソフトバンク
6111 0.353
(↓0.022)
5.5
(-)
12566
(-)
68
(+1)
12
(-)
16
(-)
0.237
(↓0.005)
3.380
(↑0.12)