1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DeNA | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 6 | 0 | 1 |
中日 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | X | 3 | 9 | 0 | 1 |
勝利投手:髙橋 宏斗(1勝2敗0S) (セーブ:松山 晋也(0勝0敗7S)) 敗戦投手:ケイ(1勝1敗0S) 本塁打 |

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◆中日は初回、細川とカリステの適時打で2点を先制する。その後1点差となって迎えた6回裏には、中田のソロで貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・高橋宏が7回4安打1失点の好投で今季初勝利。敗れたDeNAは先発・ケイが試合をつくるも、打線が好機を生かせなかった。
◆DeNAアンソニー・ケイ投手(30)の開幕からの連続イニング無失点記録が14で途切れた。1回先頭、中日岡林に初球を右前打とされると、犠打で1死二塁。続くブライトは内角カットボールで詰まらせ、バットを折ってボテボテのゴロに打ち取るも、折れたバットを避けて捕球しきれず、不運な内野安打でピンチを拡大。一、三塁から細川に中前適時打を浴びた。これが今季15イニング目での初失点となった。この日の試合で7回無失点となれば、開幕3試合連続で7イニング以上投げて無失点という球団新記録だったが、立ち上がりにつまずいた。
◆中日中田翔内野手(35)が6回に今季1号ソロを放った。1点リードの6回1死走者なし。カウント2ボール0ストライクからDeNA先発左腕ケイの高め142キロカットボールをとらえ、左翼席ポール際へ突き刺した。「頑張っている宏斗(高橋)へ追加点をプレゼントできてよかった」。今季バンテリンドーム6試合目でチーム本拠地1号本塁打となった。中田自身にとっては16年連続となるアーチとなった。中田は10日広島戦(バンテリンドーム)以来、今季7度目のスタメンで「6番・一塁」で出場。本塁打は昨年7月21日巨人戦(バンテリンドーム)以来だった。ベテランが貴重な1発で開幕から3戦未勝利と苦しむエースを援護した。
◆DeNA度会隆輝外野手(22)が豪快に今季初アーチを決めた。2点を追う8回2死、中日2番手のマルテの内角寄り155キロツーシームを強振した。うまくさばいた打球は右翼席に飛び込む1号ソロとなった。1軍でのホームランは昨年4月26日巨人戦(横浜)以来、約1年ぶり。昨年の3本塁打はいずれも横浜スタジアムで放ったもので、ビジターでは初ホームランとなった。
◆バンテリンの壁を越え、スタンドへ度会隆輝 ツーシームを捉え第1号ソロホームラン!ベイスターズ1点差に迫る!?プロ野球 (2025/4/19)??中日×DeNA??live on DAZN#オレをみろ#baystars pic.twitter.com/5e5PqTcXvA
◆DeNA打線が相性の良かった中日高橋宏斗投手(22)に封じられた。2連戦初戦を落とし、中日と順位が入れ替わった。今季は開幕から14イニング連続無失点中と好調だった先発アンソニー・ケイ投手(30)が立ち上がりから攻められた。1回先頭、中日岡林に初球を右前打とされると、犠打で1死二塁。続くブライトは内角カットボールで詰まらせ、バットを折ってボテボテのゴロに打ち取るも、折れたバットを避けて捕球しきれず、不運な内野安打でピンチを拡大。一、三塁から細川に中前適時打を浴びた。これが今季15イニング目での初失点となった。この日の試合で7回無失点となれば、開幕3試合連続で7イニング以上投げて無失点という球団新記録だったが、新記録樹立はならなかった。それでも2回以降は立ち直った。150キロを超える直球とカットボールを軸に、0行進を続けた。しかし1点差の6回1死、中田に左翼席へソロを浴びて追加点を献上。6回8安打3失点6奪三振でマウンドを降りた。打線は中日の若き右腕を攻めきれず。3回に先頭林の二塁打から作ったチャンスで、パスボールの間に挙げた1点のみ。7回4安打1失点に封じられ、高橋宏の今季初白星を献上した。開幕戦では6回途中5得点と打ち崩すなど、苦手にはしていなかった右腕だが、この日は沈黙させられる結果となった。2点を追う8回2死からは、度会隆輝外野手(22)が2番手のマルテの内角寄り155キロツーシームを捉えて右翼席に飛び込む1号ソロを放った。昨年4月26日巨人戦(横浜)以来、約1年ぶりで、ビジターでの初ホームランで反撃するも、わずかに1点及ばなかった。
◆中日高橋宏斗投手(22)が今季初勝利を挙げた。7回を投げて83球、4安打1失点(自責0)の好投。チームは今季2度目の連勝で4位に浮上。7勝8敗1分けで借金1とした。6回には中田翔内野手(35)が左翼席ポール際に1号ソロ。9回は松山晋也投手(24)が無失点に抑えてリーグトップとなる7セーブ目を挙げた。
◆昨年の胴上げ投手DeNA森原康平投手(33)が、今季初登板を無失点で終えた。2点を追う7回に登板し、1回1安打無失点。開幕には出遅れたが、最速147キロを計測し「あと1軍で数試合投げれば出力がもうちょっと上がると思う。(守護神へ)アピールしていきたい」と誓った。三浦監督は「ボールもコントロールできてましたし、問題なかったと思います」と評価した。
◆DeNA度会隆輝外野手(22)が一矢報いた。2点を追う8回2死、中日2番手マルテの内角寄り155キロツーシームを右翼席まで運んだ。反撃の1号ソロは昨年4月26日巨人戦(横浜)以来、約1年ぶりのアーチ。ビジターでは初となり「バンテリンという広い球場でホームランを打てたのはうれしかったですし、今後に向けていいイメージができました。ずっと状態はいいですけど、結果を追い求めすぎず、やるべきことをしっかりやっていきたい」と力を込めた。度会の快音もむなしく、最後は1点が遠かった。打線は先発高橋宏に7回で1得点に抑えられ、三浦監督は「なかなか打ち崩せなかったですね」と悔しさをにじませた。度会にとっては同学年で仲の良い右腕を相手に3打数無安打。「宏斗はすごい投手。次戦ったときは自分が打てるように、しっかり準備したい」とリベンジを誓った。
◆中日が1点差で逃げ切り連勝で借金1、単独4位に浮上した。9回に守護神松山晋也投手(24)が1死三塁のピンチを背負うも山本、筒香を連続空振り三振に仕留めた。松山はチームの今季7勝にすべてセーブを記録しリーグトップとなる7セーブ目。先発の高橋宏斗投手(22)は登板4試合目で今季初勝利。7回を投げて83球、4安打1失点(自責0)の好投だった。6回には中田翔内野手(35)が左翼席ポール際に1号ソロを放った。
◆中日中田翔内野手(35)が今季1号ソロを放ち、チームを連勝、借金1で単独4位へ導いた。1点リードの6回、DeNA先発左腕ケイの高め142キロカットボールをとらえ、左翼席ポール際へ突き刺した。「入ってくれてよかった」。本拠地6戦目でのチーム1号に満員3万6264人が入ったバンテリンドームが沸いた。難敵のDeNA先発左腕ケイを相手に「6番・一塁」で5戦ぶりにスタメン起用され、期待に応えた。16日広島戦(マツダスタジアム)終了後、野手陣を11人広島市内の実家に呼び「中田会」を開催した。母は手料理でもてなし、愛犬たちも後輩たちを歓迎した。「少しでも息抜きになればうれしい。自分たちの元気な姿を母親に見せることができてよかった。一番はみんなとワイワイできたのがすごく楽しかった」。苦しい戦いが続く中、まとめ役としても仲間を支える。バンテリン初のお立ち台で並んだ高橋宏からも参加をリクエストされ「次は投手陣も交えてやりたい」と快くOKした。移籍1年目は故障に泣かされ62試合の出場にとどまった。今季は体重を17キロ絞ってシーズンイン。「昨年は腰の状態も一時期耐えられないくらいだったが、今年はちょっと持っている。体だけ考えたら、やせてよかった」と、絞ったことがプラスとなっている。出番は限られているが、井上監督が「腐らずやってくれているのがすごく大きい。腐らせないけどね。ちゃんと日光浴させて水与えて」と話すように、ドラゴンズに欠かせない戦力だ。【石橋隆雄】
◆中日の新守護神松山晋也投手(24)が、今季のチーム全7勝すべてで抑え役として7セーブを挙げた。開幕からチーム7戦で7セーブは史上初となった。1点リードの9回、1死三塁の大ピンチも「しっかりデータも意識して、誰もが多分同点だと思ったでしょうが、僕は(アウトが)取れる自信あったので」と、慌てること泣く山本、筒香を連続空振り三振に仕留めた。井上一樹監督(53)も「覚悟したな。最後はちょっとね。でも、そこで踏ん張るのが松山のいいところかなとも思うし」と、安堵(あんど)のため息をついた。これまで開幕からチーム6勝目までに6セーブは18年DeNA山崎康晃、07年阪神藤川球児、横浜クルーンと過去3度あった。だが、開幕からチーム7勝で7セーブは初。ここまで打線爆発で大勝した試合がなく、接戦を拾ってきた証の珍しい記録だ。松山は「セーブ成功率100%を維持したい」と、頼もしい。借金1で単独4位に浮上した今季、昨年までの絶対的守護神ライデル・マルティネス(28=現巨人)にも勝るとも劣らない豪腕ストッパーがチームを支えている。
◆開幕投手の中日高橋宏斗投手(22)が今季4試合目で今季初白星をつかんだ。 DeNA打線を相手に7回83球、4安打1失点(自責0)と好投。1点リードの5回には9番の投手ケイに10球粘られ四球を与えたが、続く1番梶原を1球で投ゴロ併殺に仕留めた。「すごく苦しかった」。前回11日阪神戦(甲子園)で4回9安打5失点KO。14日からナゴヤ球場で3日間調整し、弱気な発言をするエースに岡田から活を入れられ、柳、松葉、大野からも助言を受けた。「4人の言葉が前向きにさせてくれた。ここからまたスタートだと思って頑張りたい」と先輩たちに感謝した。この日朝は師匠のドジャース山本がレンジャーズデグロムと投げ合い7回無失点で3勝目を挙げた姿に刺激を受けた。「もちろん見ていました。あの人はまた違う次元に行ってる気がしますし、僕もしっかりやって、いいニュースを届けないと」。連絡は取り合っており、ようやく今季初勝利を報告できる。
◆中日は高橋宏が7回4安打1失点(自責点0)と好投し、今季初勝利を挙げた。一回に細川、カリステの連続適時打で2点を先行。六回に中田の1号ソロで加点した。DeNAは八回に度会が1号ソロを放った。ケイは今季初黒星。
◆DeNAの度会隆輝外野手(22)が「2番・右翼」で先発し、八回の第4打席に今季1号となるソロ本塁打を放った。1―3で追う八回2死に、2番手・マルテの甘く入った155キロの速球を捉えて右翼スタンドに運んだ。打撃好調をキープする中、今季出場8試合目での一発。「ストレートが速いので振り負けないように、しっかりスイングできた結果。チームに少しでも良い流れを与えたい一心でした」とコメントした。
◆度会隆輝は八回に1号ソロを放つ=バンテリンドームナゴヤ(撮影・松永渉平)
◆DeNAのアンソニー・ケイ投手(30)は6回8安打3失点で初黒星。開幕から3試合連続で7回以上無失点となれば球団初だったが、一回に4安打を浴びて2失点した。1点を追う五回の打席で、10球粘って四球を選ぶなど勝利への執念を見せたが、得点につながらなかった。力投は実らなかったが、「四球もなく、積極的にストライクゾーンで勝負できた」と前向きに振り返った。
◆DeNA・森原康平投手(33)が2点ビハインドの七回に今季初登板した。2死から2番・山本に中前打を許したが、後続を打ち取り1回無失点だった。抑えを務めた昨季はチーム最多の58試合に登板し、29セーブ。右肩の状態などを考慮し、春季キャンプからスローペースで調整していた。この日、直球の最速は147キロ。「1軍であと何試合か投げれば、(出力は)もうちょっと上がる」とうなずいた。
◆敗戦も一筋の光を放った。DeNA・度会隆輝外野手(22)が八回に今季1号となるソロ本塁打。今季8試合目での一発に胸を張った。「広い球場(両翼100メートル、中堅122メートルのバンテリンドーム)で打てたのはうれしかった。個人的に12球団で一番広い球場と思っている。今後の成長につながる」1―3の八回無死だった。「強い真っすぐにアジャストしていくイメージだった」と7試合連続無失点中のマルテの投じた155キロの速球を一閃。右翼スタンドにぎりぎり届く放物線を描いた。昨季はセ・リーグの新人で初となる開幕戦から2試合連続本塁打。待望の今季一発目に「長打も打てることが自分のセールスポイント」と自信を深めた様子だった。今季は上半身のコンディション不良から開幕1軍を逃したが、6日に合流。9日に初スタメンに名を連ねると、直近3試合連続でマルチ安打と調子を上げていた。3本塁打にとどまった昨季からの長打力アップを目指しているが「結果を追い求めすぎず、やるべきことをしっかりやる」と浮足立つ様子はなかった。打線は1点差に迫ったが、あと一歩及ばず。再び借金2としたが、三浦監督は「明日につながるバッティングだった」と評価。進化する度会が打線の起爆剤となる。(阿部慎)

<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
広島 |
11 | 6 | 1 | 0.647 (↑0.022) | - (-) |
125 | 68 (+3) | 46 (-) | 6 (-) | 9 (+1) |
0.252 (↓0.004) | 2.210 (↑0.12) |
2 (1↑) |
巨人 |
10 | 8 | 1 | 0.556 (↑0.027) | 1.5 (-) |
124 | 70 (+6) | 62 (+4) | 13 (+2) | 10 (-) |
0.267 (↑0.006) | 3.000 (↓0.06) |
3 (1↓) |
阪神 |
8 | 8 | 1 | 0.500 (↓0.033) | 2.5 (↓1) |
126 | 53 (-) | 53 (+3) | 8 (-) | 11 (-) |
0.233 (↑0.001) | 2.640 (↑0.16) |
4 (1↑) |
中日 |
7 | 8 | 2 | 0.467 (↑0.038) | 3 (-) |
126 | 32 (+3) | 45 (+2) | 4 (+1) | 9 (-) |
0.197 (↑0.005) | 2.370 (↑0.08) |
5 (1↓) |
DeNA |
6 | 8 | 2 | 0.429 (↓0.033) | 3.5 (↓1) |
127 | 62 (+2) | 57 (+3) | 7 (+1) | 5 (-) |
0.241 (↓0.002) | 3.140 (↓0.01) |
6 (-) |
ヤクルト |
5 | 9 | 1 | 0.357 (↓0.028) | 4.5 (↓1) |
128 | 43 (+4) | 65 (+6) | 5 (+1) | 2 (+1) |
0.206 (↑0.009) | 3.890 (↓0.14) |
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