日本ハム(☆2対0★)西武 =リーグ戦4回戦(2025.04.11)・エスコンフィールド北海道=
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西武
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日本ハム
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勝利投手:杉浦 稔大(1勝0敗0S)
敗戦投手:甲斐野 央(0勝1敗0S)

本塁打
【日本ハム】郡司 裕也(1号・12回裏2ラン)

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◆日本ハムは両軍無得点のまま迎えた延長12回裏、代打・郡司の2ランが飛び出し、サヨナラ勝利を収めた。投げては、先発・山崎福也が8回無失点の快投。5番手・杉浦が今季初勝利を挙げた。敗れた西武は、10回に2死二塁の好機をつくるも、あと1本が出なかった。

◆日本ハム新庄剛志監督(53)が燃えるような真っ赤なベルトで登場した。この日から選手、監督、コーチ全員、黒を基調としたエスコンフィールドをモチーフとした期間限定ユニホームを着用。他の選手、コーチは黒いパンツにブルーのベルトを着用していたが、指揮官の腰には、リストバンドと合わせたかのようなレッドベルトが輝いていた。ちなみに現役時代「秘密戦隊ゴレンジャー」のマスクをかぶって登場したことがあったが、そのときは赤いリストバンドをつけつつマスクは黄色の「キレンジャー」だった。「アカレンジャー」のマスクは、森本稀哲外野手(現外野守備走塁コーチ)がつけていた。

◆タレントの熊切あさ美(44)が始球式を行った。きつね耳としっぽをつけたミニスカート姿でマウンドへ。3バウンドで捕手のミットへ収まる投球だったが、スタンドに笑顔を振りまいた。投球前には自身のSNSに「いよいよ エスコンフィールドにて始球式本番 ドキドキワクワク」と心境を投稿していた。

◆西武に"2度当て"の珍事が起きた。2回、先頭の5番渡部聖が敵失で出塁も、続く源田が送りバント失敗で、1死一塁に。そこで続く7番外崎修汰内野手(31)が2球目にセーフティバントを試み、見事に成功...と思いきや、打球の転がり方がおかしい。実はバントの直後、走り出しながら地面へ放った外崎のバットに偶然、打球がコツン。打球方向が変わってしまっていた。判定はファウルとなり、外崎は結局4球目を右飛に。一塁走者源田は度重なるけん制の後、8番古賀悠の8球目に盗塁に成功。2死二塁としたが、古賀悠は二飛に倒れ、先制点とはならなかった。

◆日本ハムが今季初のサヨナラ勝利で4連勝を飾った。山崎福也投手(32)と西武今井達也投手(26)がともに6回まで無安打という息詰まる投手戦。0-0のまま迎えた延長12回2死二塁、郡司裕也捕手(27)が西武5番手の甲斐野央投手から右翼席へサヨナラ本塁打を放った。この日は「ES CON FIELD HOKKAIDOシリーズ2025」の初日で、選手は限定ユニホームを着用。昨年5勝2敗1分けと高勝率を誇った同シリーズで、今年も幸先のいいスタートを切った。

◆日本ハムが今季初のサヨナラ勝利で4連勝を飾った。山崎福也投手(32)と西武今井達也投手(26)がともに6回まで無安打という息詰まる投手戦。0-0のまま迎えた延長12回2死二塁、郡司裕也捕手(27)が西武5番手の甲斐野央投手から右翼席へサヨナラ本塁打を放った。日本ハム郡司が代打サヨナラ本塁打。延長回にスコア0-0からの代打サヨナラ弾は、70年の池田純一(阪神)が7月29日ヤクルト戦の13回に満塁本塁打で記録して以来プロ野球2度目で、パ・リーグでは初めて。郡司のサヨナラ本塁打は昨年8月1日オリックス戦に次いで2本目。日本ハム選手の代打サヨナラ本塁打は05年9月28日ロッテ戦の田中賢介以来、球団20年ぶりとなった。

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◆日本ハム新庄監督が、今季初の4連勝を飾った。延長12回2死二塁、代打の郡司裕也捕手が、右越えサヨナラ2ランを放ち、試合を決めた。昨季5勝2敗1分けと好成績を残したエスコンフィールドユニホームをモチーフとした限定ユニホーム初戦を劇的な勝利で飾り、指揮官は「興奮した」。本塁打での2点で勝利し、開幕からの連続犠打なしも、12試合に伸びた。殊勲の郡司は「いやあ、さすがにおれ、かっこいいと思いましたね」。直前に代走の松本剛が二盗を決めており「早く剛さん盗塁しないかなと。そうしたら見事に決めてくれたので、すごくリラックスして打つことができました」と、先輩に感謝した。今回のエスコンユニホームは昨季のモデル同様、黒が基調も、胸に新たに北海道の空と雲をイメージしたデザインが施されており「このユニホームのように空に向かって打てば入る」と、斬新なデザインの効果も、口にした。

◆日本ハム田宮裕涼捕手(24)が11日の西武4回戦(エスコンフィールド)中に負傷し、途中交代した。9回の打席で自打球が右足に当たり、10回の守備から伏見と交代した。新庄監督は「爪の血マメ。打つときにガードがずれて当たったので、もうちょっと締めないといけないですね。めちゃくちゃ痛いんです。アイシングできないし」と説明。その上で「明日は、ちょうど(捕手が)伏見君だったので、最悪は(田宮を)代打で使えるかなと」とイメージした。

◆西武今井達也投手がいずれ大記録をやりそうな気配を帯びてきた。この日も7回2死、日本ハム田宮に安打を許すまでノーヒットノーランのペースで進めていた。その後の7回2死満塁も、上川畑をスライダーで空振り三振に。淡々と投げ進めたが、さすがにほえた。「状態は良くなかった」という投球ながら8回106球、無失点でお役御免。「感覚が悪い中でも点を取られなかったのは良かったです」。西口監督と言葉を交わし、両肩にタオルをかけた。3月28日の開幕戦は日本ハムに2失点完投負け。清宮幸、レイエスといずれもソロ弾だった。前日にブルペンで微調整し臨んだ、リベンジの戦い。捉えられた打球も多かったものの、外野の頭は越させない強さがあった。「先制点だけは与えたくない」と投げ抜いた。だが同様に、日本ハム山崎も抜群の出来。0-0で降板し今季2勝目はならず。チームも延長12回、サヨナラ負けした。

◆日本ハム郡司裕也捕手(27)が代打サヨナラ弾で今季初の4連勝を呼び込んだ。延長12回2死二塁で登場し、西武甲斐野から右越え1号2ランを放ち「いやぁ、おれ、かっこいいと思いましたね」。仙台から北海道へ移動してのナイターゲーム。延長12回ぎりぎりでの勝利に新庄監督は「明日デーゲーム。同点で終わるのと勝つのでは気持ち的にすごく違う。郡司くんの1本が全員の疲れを吹き飛ばしてくれた」とたたえた。先輩のお膳立ても効いた。12回2死一塁で代走で出場の松本剛が、決死の二盗を決めチャンスを広げた。郡司は「早く剛さん盗塁しないかなと最初は待ってて。見事に決めてくれたんでリラックスして打つことができました」と感謝した。前夜は"コメント作家"で、この日は主役と大活躍だ。10日楽天戦で水野が3回に右翼席へ放った3ランの後に「9番らしいバッティングができました」と気の利いた談話を発信。水野は「横に郡司さんがいたんで..."郡司節"ですね(笑い)」と説明。仲間のコメント案を考えながら、クライマックスで突如登場し、すべてをかっさらう、名役者っぷりも披露した。昨季5勝2敗1分けと好成績を残したエスコンフィールドをモチーフとした限定ユニホーム初戦で劇的勝利。今回の限定ユニホームは昨季のモデル同様、黒基調も、胸に新たに北海道の空と雲をイメージしたデザインが施されている。郡司は「メラメラって感じではなく、ユニホームみたいに爽やかに打ちました」とひとひねり。今夜も重圧を目いっぱい愉しんだ。【永野高輔】日本ハム郡司が代打サヨナラ本塁打。延長回にスコア0-0からの代打サヨナラ弾は、70年の池田純一(阪神)が7月29日ヤクルト戦の13回に満塁本塁打で記録して以来プロ野球2度目で、パ・リーグでは初めて。郡司のサヨナラ本塁打は昨年8月1日オリックス戦に次いで2本目。日本ハム選手の代打サヨナラ本塁打は05年9月28日ロッテ戦の田中賢介以来、球団20年ぶりとなった。

◆西武今井達也投手(26)の力投は報われなかった。7回2死まで無安打投球。8回無失点で投げ抜き「感覚が悪い中でも点を取られなかったのは良かったです」と手応えを口にした。しかし打線も日本ハム投手陣に沈黙。延長12回2死、あと1球で引き分けの状況でサヨナラ被弾した。西口監督は「あと1球での前に、9回までになんとかしないと」と今井に白星を付けられなかった打線におかんむりだった。

◆日本ハムが今季初のサヨナラ勝ちで4連勝。0―0の十二回2死二塁で、代打の郡司が2ランを放った。山崎は8回無失点で救援陣も得点を許さず、十二回を抑えた杉浦が今季初勝利。西武は5番手の甲斐野が踏ん張れなかった。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ORIX
831 0.727
(↑0.027)
-
(-)
13156
(+4)
37
(+1)
11
(+1)
5
(+1)
0.311
(↓0.002)
2.650
(↑0.15)
2
(-)
日本ハム
840 0.667
(↑0.031)
0.5
(-)
13149
(+2)
38
(-)
15
(+1)
2
(+1)
0.237
(↓0.013)
2.730
(↑0.33)
3
(1↑)
ソフトバンク
561 0.455
(↑0.055)
3
(-)
13151
(+5)
53
(+4)
10
(+3)
10
(+1)
0.255
(↓0.004)
4.020
(↑0.04)
3
(-)
ロッテ
560 0.455
(↓0.045)
3
(↓1)
13237
(+4)
34
(+5)
6
(+1)
3
(-)
0.224
(↑0.017)
2.610
(↓0.21)
5
(1↓)
楽天
470 0.364
(↓0.036)
4
(↓1)
13225
(+1)
43
(+4)
2
(-)
10
(-)
0.245
(↑0.007)
3.780
(↑0.08)
6
(-)
西武
370 0.300
(↓0.033)
4.5
(↓1)
13326
(-)
39
(+2)
3
(-)
9
(+2)
0.214
(↓0.018)
3.530
(↑0.3)