1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ソフトバンク | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 8 | 0 | 0 |
ORIX | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 9 | 0 | 1 |
勝利投手:- 敗戦投手:- 本塁打 |

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◆ソフトバンクは2回表、1死満塁から牧原大の内野ゴロの間に1点を挙げ、先制に成功する。対するオリックスは5回裏、若月のソロが飛び出し、同点とした。その後は延長戦に突入するも両軍の救援陣が得点を許さず、4時間20分の熱戦は規定により引き分けに終わった。
◆オリックスのスタメンが発表された。急性腰痛症でスタメンを外れていた紅林弘太郎内野手(23)が3日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来となるスタメン復帰。「7番遊撃」で出場。9日のソフトバンク戦(京セラドーム大阪)では9回に代打で左犠飛を放った先発はアンダーソン・エスピノーザ投手(27)で今季初勝利を目指す。チームは昨季から10連敗中のソフトバンク相手に白星を飾りたい。
◆ソフトバンク周東佑京内野手(29)が通算200盗塁に王手をかけた。「1番中堅」でスタメン出場。初回先頭の第1打席で四球出塁した。続く2番広瀬隆太内野手(24)の打席で、初球に二盗成功。今季4盗塁目で通算199盗塁とし、プロ野球史上80人目の200盗塁達成へ残り「1」とした。19年4月9日の日本ハム戦でプロ初盗塁をマーク。過去3度の盗塁王に輝き、19年から6年連続で20盗塁以上をマークしてきた。
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◆ソフトバンク周東佑京内野手(29)がプロ野球史上80人目の通算200盗塁を達成した。「1番中堅」でスタメン出場。1-0で迎えた5回1死に遊撃への内野安打で出塁した。続く、2番広瀬隆太内野手(24)の打席でフルカウントからの6球目に二盗成功。この日2盗塁目を決め、通算200盗塁に到達した。19年4月9日の日本ハム戦でプロ初盗塁をマーク。過去3度の盗塁王に輝き、19年から6年連続で20盗塁以上をマークしてきた。【動画】ソフトバンク周東佑京、悠々セーフで通算200盗塁達成 史上80人目通算200盗塁=周東(ソフトバンク) 10日のオリックス3回戦(京セラドーム大阪)の5回に二盗を決めて達成。プロ野球80人目。初盗塁は19年4月9日の日本ハム1回戦(長崎)。
◆オリックス若月健矢捕手(29)が今シーズン1号ソロを放った。0-1で迎えた5回無死から左翼スタンド上段への豪快な1発。「打ったのはストレートです。エスピー(先発エスピノーザ)も頑張ってなげていますし、とにかく同点に追いつくことができてよかったです。なんとか勝てるように、この後も頑張ります」と話した。
◆福岡が誇るスピードスターが金字塔を打ち立てた。ソフトバンク周東佑京内野手(29)が史上80人目となる通算200盗塁を達成。出場603試合目はプロ野球史上11番目のスピード達成で、球団では89年の福岡移転後最速となった。自己最長を更新する開幕11試合連続安打も放ち、不動のリードオフマンは絶好調だ。チームは今季初の延長12回引き分けで4位タイに浮上した。周東が球界史に名を残すスプリンターたちの仲間入りを果たした。今季初のマルチ盗塁で通算200盗塁を達成。ともに悠々と二塁を陥れ、ベース上で仁王立ちした。「プライベートでは子どもをすぐに追いかけたい時に便利ですよ」と話していた、その足で。「1番中堅」でスタメン出場し、1回の第1打席で四球。2番広瀬隆の初球からいきなり走った。この時点で今季4盗塁目、通算199盗塁。スピードスターは王手をかけると止まらない。5回の第3打席では遊撃内野安打をもぎとり、開幕5戦目から「意識してました」と話す連続安打を11試合に伸ばした。再び二盗に成功し、節目の数字に達した。史上80人目だが、特筆すべきは達成スピードだ。出場603試合目での到達はプロ野球史上11番目の速さ。元南海・森下正夫の600試合にわずか3試合及ばずトップ10入りは逃したが、球団では89年の福岡移転後最速となった。尊敬する本多内野守備走塁コーチでも647試合で達している。通算盗塁数で背中は遠いが、記録ペースは"師匠超え"だ。絶対数だけではない。周東が「めっちゃ気にしてますよ」と強調するのが盗塁成功率だ。盗塁王を獲得した昨季はキャリアワーストの13盗塁死。「多すぎる...」と3度目のタイトル獲得は心から喜べなかった。「50回走ったとしても20回の失敗があれば貢献度は低い。だったら30回走って失敗ゼロの方がいい」。常に成功率を1番に求めてきた。この日のマルチ盗塁で成功率は8割2分6厘に微増。200盗塁達成者の現役選手ではヤクルト西川に次ぐ高確率になった。限りなく100%に近づけるため、周東はまだまだ走り続ける。【只松憲】▽ソフトバンク周東(通算200盗塁を達成し)「200(盗塁)だから何かあるわけでもないですし。(狙っていきたい数字は)300(盗塁)ですね」
◆ソフトバンク渡辺陸捕手(24)が「8番捕手」で今季初めてスタメン出場し、攻守で躍動した。0-0の2回1死一、二塁。カウント1ボールからオリックス・エスピノーザの外角ツーシームにバットを折られながらも、左前へ運んだ。1死満塁と好機を拡大し、続く9番牧原大成内野手(32)の遊ゴロ併殺崩れの間に1点を先制した。延長10回は先頭で中前打をマーク。わずか2球で追い込まれたが、カウント2-2からの7球目の直球を仕留めた。「まあ2安打は良かったですけど...。凡打の内容がもうちょっと上がってくれれば」。3三振も喫しただけに、喜びは控えめだった。守備では初回から延長12回までマスクを被り続けた。「とにかく抑えて攻撃に流れを持ってこようと」。計8投手をリード。巧みな配球で好調オリックス打線を1失点のみに抑え込んだ。リリーフ陣を投入した6回以降は無失点。4時間20分の死闘を演じ、引き分けに持ち込んだ。小久保裕紀監督(53)は「(投手の)いいところを引き出していたし、バッティングも良かった」と目を細めた。直近2年間は1軍未出場で、先発マスクは22年7月20日の楽天戦以来だった。渡辺は「これで勝てれば一番良かったと思うので。次は勝てるように頑張ります」と振り返った。
◆オリックスが今季2度目の延長戦を12回1-1で引き分けた。昨年から続くソフトバンク戦の10連敗はこの日も止められなかったが、6投手が粘り抜いた総力ドロー。岸田監督は「守り切りましたね。みんな粘ってくれた」とたたえた。9日は9-10の打ち合いだったが一転、4時間20分の激闘。首位を走るが2位日本ハムに0・5差に迫られた。11日からは敵地で楽天3連戦。「結構なタフなゲームが続きますが1戦1戦やるしかない。明日に向けて準備します」と引き締めた。
◆オリックス・田嶋大樹投手(28)が11日の楽天戦(楽天モバイルパーク)で今季初登板初先発する。登板に向け、キャッチボールなどで調整した。「自分的にはいい感じに終われればいいかな」2月の宮崎での春季キャンプでは腕主導の投球フォームに取り組み、実戦登板も重ねてきたが、3月に体調不良となり、開幕から出遅れることになった。ウエスタンでは3試合に登板し、1軍初登板のチャンスが巡ってきた左腕は「いつ1軍に呼ばれてもいいように、準備しようという気持ちでファームで過ごしていた」と明かした。以前から一喜一憂しない、泰然自若の姿勢を大事とする田嶋の今年のテーマは「いい感じに試合ができればいいと思っているので。いい感じ、というのがテーマ」と語った。昨季は楽天戦3試合で1勝1敗、防御率5・28だったが、数字を覆すような〝いい感じ〟の投球でチームを勝利に導く。
◆オリックス・若月健矢捕手(29)が1号ソロを放ち、同点に追いついた。「エスピー(エスピノーザ)も頑張って投げていますし、とにかく同点に追いつくことができてよかったです!」五回先頭で先発・前田純の初球のカーブを強振して本塁打性の当たりを放つも、左翼ポールの左に切れて惜しくもファウル。その後、4球目の内角の直球を完璧に捉えた。左翼の5階席まで届く特大弾で試合を振り出しに戻した。
◆渡辺が今季初めて先発マスクをかぶり、8投手を好リードした。延長十二回まで守り「いいリズムで抑えたら攻撃に流れが来ると思った。終わってみれば長かった」と充実感をにじませた。これまで先発は2022年に7度あっただけ。「投手が不安なく、信用して投げられるように」と準備を尽くし、打撃でも2安打。二回の好機には左前打を放ち満塁とし、続く牧原大の遊ゴロでの得点につながった。「堂々とした姿を見せたい」との意気込みを持ち前の打力で示した。昨季まで長く扇の要を務めた甲斐が巨人に移籍し、チームにとって正捕手争いが大きなテーマだ。巡ってきた久しぶりのチャンスで攻守に力を尽くした高卒7年目、24歳の正捕手候補は「これで勝てればよかった。次は勝てるように」と言葉に力を込めた。
◆オリックスは若月の一発以外に点を奪えず、今季初の引き分けとなった。ただ、岸田監督は「守り切った。リリーフがリベンジして投げてくれた」と評価。前日9日は救援陣が八、九回に大量失点しており、6投手が12イニングを1失点で耐えた内容を前向きにとらえた。昨季6勝18敗1分けと苦手としたソフトバンク相手に3連戦で勝てなかった。「当然いいチーム。毎試合、対策しないといけない」と次回以降の対戦をにらんだ。
◆オリックスは延長十二回までもつれ込む死闘を繰り広げたが、引き分けに終わった。打線は0-1の五回に若月のソロで同点に追いつくも、六回以降は無得点だった。投手陣も先発のエスピノーザを含めて6人の投手でソフトバンク打線を1得点に封じて援護を待ったが、引き分けで試合は決着した。
◆ソフトバンクは投手陣の粘りで引き分けた。先発の3年目、前田純は1―0の五回に同点ソロを浴びたが、崩れることなく5回5安打1失点。「走者を出しても慌てず、気持ちに余裕を持って投げることができた」と振り返った。打線のつながりを欠く中、六回からは7投手が1イニングずつを無失点でつないだ。同一カード3連勝は逃したが、小久保監督は「オリックス打線の状態がいい中でよく頑張った」とたたえた。
◆4時間20分の死闘はドロー決着。オリックス・岸田護監督(43)は投手陣の頑張りで負けなかったことを評価した。「守り切りましたね、昨日と違って。よく粘ってくれた」1―1で延長に突入し、十回には4番手・山田が2死二塁で野村に中前打を許すも、途中出場のD1位・麦谷(富士大)が猛チャージして本塁へ好返球。アウトにして勝ち越しを阻止し、指揮官も「チャージも速かったので助かった」とチームを救ったプレーを称賛した。十二回に登板し、9日に1回を持たずに3失点していた博志も無得点に抑えて負けを消した。日本ハムが勝利したものの、オリックスは引き分けに持ち込んだことで単独首位をキープした。9―10の打ち合いとなった9日も3時間54分の熱戦。チームは11日の午前中に空路で仙台に移動して楽天戦(楽天モバイルパーク)に臨む。体力的にタフな戦いが続くが、岸田監督は「我慢強く、みんながやってくれている。変わらずに一戦一戦、やるしかない」と足元を見つめた。(織原祥平)

<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ORIX |
7 | 3 | 1 | 0.700 (-) | - (-) |
132 | 52 (+1) | 36 (+1) | 10 (+1) | 4 (-) |
0.313 (↓0.011) | 2.800 (↑0.27) |
2 (-) |
日本ハム |
7 | 4 | 0 | 0.636 (↑0.036) | 0.5 (↓0.5) |
132 | 47 (+10) | 38 (-) | 14 (+2) | 1 (-) |
0.250 (↑0.017) | 3.060 (↑0.3) |
3 (-) |
ロッテ |
5 | 5 | 0 | 0.500 (-) | 2 (-) |
133 | 33 (-) | 29 (-) | 5 (-) | 3 (-) |
0.207 (-) | 2.400 (-) |
4 (1↑) |
ソフトバンク |
4 | 6 | 1 | 0.400 (-) | 3 (-) |
132 | 46 (+1) | 49 (+1) | 7 (-) | 9 (+3) |
0.259 (↓0.007) | 4.060 (↑0.44) |
4 (-) |
楽天 |
4 | 6 | 0 | 0.400 (↓0.044) | 3 (↓0.5) |
133 | 24 (-) | 39 (+10) | 2 (-) | 10 (-) |
0.238 (↓0.013) | 3.860 (↓0.7) |
6 (-) |
西武 |
3 | 6 | 0 | 0.333 (-) | 3.5 (-) |
134 | 26 (-) | 37 (-) | 3 (-) | 7 (-) |
0.232 (-) | 3.830 (-) |
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