1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DeNA | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 1 | 2 | 6 | 10 | 1 | 0 |
広島 | 0 | 1 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | X | 7 | 13 | 0 | 0 |
勝利投手:森 翔平(2勝0敗0S) (セーブ:栗林 良吏(0勝0敗2S)) 敗戦投手:平良 拳太郎(1勝1敗0S) |

![]() |
![]() |
![]() |
◆広島は1-0で迎えた3回裏、末包、ファビアン、菊池の3者連続適時打で4点を加え、リードを広げる。その後1点差に迫られるも、8回に野間と矢野が適時打を放ち、貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・森が6回途中3失点で今季2勝目。敗れたDeNAは、打線が終盤に追い上げを見せるも及ばなかった。
◆広島は6日、清水叶人捕手(20)を出場選手登録した。3年目で初の1軍昇格となった。広島は会沢翼捕手(36)が前日5日DeNA戦の9回に代打出場し、左手首付近に死球を受けた。広島市内の病院で検査を受けた結果、「左手関節打撲」と診断された。大事には至らなかったものの、この日はベンチ登録を外れることとなり、捕手強化として清水を緊急招集することになった。
◆DeNA不動の4番で昨季首位打者のタイラー・オースティン内野手(33)が出場選手登録を抹消され、宮崎敏郎内野手(36)が21年以来4年ぶりに4番に座った。三森が一塁で先発し、右翼には蝦名が入った。松尾が2週続けて平良との先発バッテリーを組む。
◆DeNAが広島に同一カード3連敗を喫し、勝率5割に戻った。昨季、4勝9敗と大きく負け越した鬼門マツダスタジアムで悪夢の3連敗となった。不動の4番で昨季首位打者のタイラー・オースティン内野手(33)が出場選手登録を抹消されて臨んだ一戦。宮崎が21年以来4年ぶりに4番に座った。しかし先発の平良が序盤から打ち込まれる。2回1死二、三塁、広島石原の遊ゴロで1点を失うと3回に末包、ファビアン、菊池に3者連続適時打を打たれ、3回8安打5失点で降板した。4番不在の打線も黙ってはいない。5回、佐野、松尾の連打で無死一、二塁とし、蝦名が2点適時二塁打で2点を返した。その後、1死三塁からこの日昇格した度会の三ゴロの間に1点を追加し、2点差に迫った。8回にも2死一、三塁から佐野が適時打を放ち、1点差まで詰め寄るも、その裏の8回にリリーフ陣が粘りきれず。先頭の菊池のゴロを二塁・牧がファンブルで出塁を許すと、大盛、野間、矢野の3連打で2点を失った。9回に守護神栗林から森敬の適時三塁打と山本の三ゴロの間に2点を返すも、あと1点届かず。3連敗の重たいムードで横浜への帰路につく。
◆DeNAに激震が走った。不動の4番で昨季首位打者のタイラー・オースティン内野手(33)が6日、下半身のコンディション不良で出場選手登録を抹消された。3月30日の中日戦と1日阪神戦の2試合を欠場していたが、直近4試合はスタメン出場。前日の広島戦は2安打1四球と存在感を示していた。試合後、三浦監督は「ちょっと良くないので、最低でも10日はかかるってところなので抹消しました。10日(以内)で戻ることはないだろうっていうところでね、無理させることもないってことで抹消しました。下半身のコンディション不良です。無理させたところで悪化しても困るんで」と説明した。
◆広島が13安打7得点を奪い、今季初の同一カード3連勝で借金を完済した。2回に先制すると、4回は2死一、三塁から3者連続適時打で4得点。1点差となった8回も2者連続適時打でリードを広げた。
◆4番不在のDeNA打線が、わずかに1点届かなかった。先発平良が3回5失点と打ち込まれると、1点差に迫った8回には牧の2試合連続失策から2失点。9回に2点を返すも及ばず、昨季4勝9敗と大きく負け越した鬼門マツダスタジアムで悪夢の3連敗となった。三浦監督は「痛くない負けなんてない。各自みんなで振り返って切り替えて、来週またやっていきます」と前を向いた。試合前には昨季首位打者のオースティンが、下半身のコンディション不良で出場選手登録を抹消された。試合前練習にも参加せず、三浦監督は「最低でも10日はかかるということで抹消しました。まだ無理する時期じゃない。悪化しても困るので、ここは早めの処置で抹消しました」と説明した。この日は宮崎が4年ぶりに4番を務め、三森が一塁で先発。三浦監督も「今いるメンバーで戦うのは当然」と総力戦を強調した。
◆3戦ぶり5番出場の広島末包昇大外野手(28)が、2安打1打点で13安打7得点の打線をけん引した。21歳の田村をプロ初の4番に据える新打線。末包は2回に先頭で先制の起点となる中前打を放つと、3回は田村の内野安打で2死一、三塁となった好機で適時打を放ち、勢いを加速させた。「(田村の)後ろでしっかりと仕事できればと思っていた。タイムリーを打てたので良かった」。主力を相次いで欠きながら、今季初の3連勝で借金を完済した。開幕カード3試合は出場がなかった末包だが、出場4試合中3試合で打点を挙げ、6打点とした。「やっぱり打点にこだわりたいし、大事にしているので、結果が出て良かった」。開幕から全試合出場を続ける選手が並ぶ打点ランキングでリーグ5位タイの数字に胸を張る。2ランを含む3打点の前日はヒーローの座をサヨナラ弾の田村に譲ったが、この日は今年初めて本拠地のお立ち台に上がった。「昨年は投手におんぶにだっこだった。今年こそ野手が頑張って、打たれても取り返して。チーム全体で頑張ろうという意識が徐々に出てきたと思う」。ベテランや助っ人など中軸打者を欠いた中で、出場機会を得た大砲の存在感が高まっている。【前原淳】
◆広島森翔平投手(27)が5回2/3を投げ、5安打3失点で2勝目を手にした。5回に3連打などで3失点も、5回まで打者19人に対し15人に初球ストライクと強気に攻めた。「球種全部いい感覚で投げられていた。3回以降はちょっと力み過ぎたというか、空回りした部分があった」。早くも昨季の1勝を上回る勝利数にも、反省を口にした。▽広島栗林(9回に3点リードから1点差に迫られながらも2セーブ目)「点は取られましたけど勝ちで終われたので、反省するところは反省したい。3連勝できて良かったです」
◆広島が今季初の同一カード3連戦3連勝をマークした。先発の森翔平投手(26)が六回途中まで投げ、5安打3失点で今季2勝目。五回に3連打を浴びて3点を奪われたが、粘りの投球を見せた。森の後は森浦、島内、ハーン、栗林とつなぎ、なんとか1点差で逃げ切った。打線は二回に末包と新外国人、ファビアン(前レンジャーズ傘下)の連打で1死二、三塁とし、石原の遊ゴロの間に先制。三回には末包、ファビアン、菊池の3者連続適時打で4点を奪い、主導権を握った。
◆1軍に合流したDeNA・度会隆輝=マツダスタジアム(撮影・中井誠)
◆DeNAが今季初の3連敗を喫した。先発の平良拳太郎投手(29)が3回8安打5失点で降板。打線は五回に蝦名達夫外野手(27)の2点適時二塁打、八回に佐野恵太外野手(30)の適時打で1点差まで追い上げたものの、八回に2点を献上。九回に再び2点を奪ったが、反撃は及ばなかった。引き分けを挟んで3連勝で迎えた広島との3連戦だったが、4日は2―8、前日5日は4失策と守備の乱れもあり、延長十一回の末に今季初のサヨナラ負け。試合前、三浦大輔監督(51)は「みんなで下を向いてもしようがない」と話していたが、広島の勢いを止めることができず、同一カード3連敗となった。
◆DeNAのタイラー・オースティン内野手(33)が6日、出場選手登録から抹消された。6―7で同一カード3連敗となった三浦大輔監督(51)が取材に応じ、「下半身のコンディション不良。10日で戻ることはないだろう、という所での判断。無理させることもないということで、先は長いのでしっかりと直すということで抹消しました」と説明した。開幕4番に座った昨季首位打者のオースティンは今季ここまで打率・227、0本塁打、3打点。3月30日の中日戦(横浜)と1日の阪神戦(京セラ)はコンディション不良で欠場していたが、以降は復帰。5日の2回戦では、初回に先制の2点二塁打を放つなど4打数2安打だった。
◆劇的なサヨナラ勝ちから一夜明け、広島がDeNAとの打ち合いを制した。1点差で白星を手にし、今季初の同一カード3連勝。新外国人のサンドロ・ファビアン外野手(27)が4打数2安打2打点と打線をけん引した。「(マツダスタジアムは)めちゃくちゃ雰囲気がよくて素晴らしい。でも、ちょっと緊張しています」来日初のお立ち台で少しはにかんだ打のヒーロー。まずは二回無死一塁から左中間へ好機拡大の二塁打。先取点につなげ、2-0の三回2死一、二塁では右中間へ2点二塁打。3月30日の阪神戦(マツダ)から6試合連続安打で、来日2度目のマルチ安打だ。ドミニカ共和国出身の新助っ人は、昨季レンジャース傘下の3Aで116試合に出場し、打率・270、17本塁打、81打点。ミート力と長打力を兼ね備えているという触れ込みで来日した。だが、オープン戦は打率・163と日本球界の投手に苦戦。周囲から不安視されたが、新井監督が「オープン戦とシーズンは別物」と口にしていたように、開幕後は打率・276、1本塁打、5打点と快音を連発。指揮官は「ファビ(アン)も少しずつ対応してきてくれて、慣れてきてくれている」とうなずいた。ともに来日した新助っ人、モンテロ(前ロッキーズ)は左脇腹痛で負傷離脱中だが、映像を通してさまざまな助言をもらうなど互いに支え合い、刺激し合っている。昨季はリーグワーストのチーム打率・238と攻撃力が課題だった打線にも変化が見られ、将は「少しずつ攻撃力が上がってきている」と手応えを得ている。ここに右足首痛の秋山や右手骨折の坂倉、そしてモンテロらリハビリ組が復帰すれば...。今年のカープは違う。(西垣戸理大)
◆白星が遠かった。DeNAが今季初の同一カード3連敗。前日、延長十一回で今季初のサヨナラ負けを喫した悪い流れを断ち切れず、三浦大輔監督(51)の表情も険しかった。「(平良は)全体的に球が高かった。痛くない負けなんてないです」先発の平良は3回8安打5失点だった。二回に先制を許すと、三回には2死一、三塁から3連打を浴びて4失点。「イニングをつなぐことができず、悔しい気持ちでいっぱい」と唇をかんだ。その後、打線は五回に3点、八回に1点を挙げて1点差まで追い上げたが、救援陣も直後に2失点。九回に再び2点を追加したが、最後まで追いつけなかった。1分けを挟んで3連勝で乗り込んだが、3試合合計で被安打34、23失点と投手陣が苦戦。守備も計6失策と広島打線の勢いを加速させた。「選手だけじゃなく監督、コーチもしっかりともう一回振り返って、切り替えて来週またやっていきたい」と指揮官。勝率5割からの再起を誓った。(阿部慎)

<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (1↑) |
阪神 |
5 | 3 | 1 | 0.625 (↑0.054) | - (↓0.5) |
134 | 28 (+1) | 27 (-) | 6 (-) | 7 (-) |
0.211 (↓0.015) | 2.930 (↑0.35) |
2 (1↓) |
巨人 |
5 | 4 | 0 | 0.556 (↓0.069) | 0.5 (↑0.5) |
134 | 35 (-) | 23 (+1) | 5 (-) | 6 (+2) |
0.280 (↓0.011) | 2.330 (↑0.17) |
3 (1↓) |
DeNA |
4 | 4 | 1 | 0.500 (↓0.071) | 1 (↓0.5) |
134 | 40 (+6) | 34 (+7) | 4 (-) | 4 (-) |
0.239 (↑0.005) | 3.140 (↓0.38) |
3 (2↑) |
広島 |
4 | 4 | 0 | 0.500 (↑0.071) | 1 (↑0.5) |
135 | 31 (+7) | 30 (+6) | 4 (-) | 4 (+3) |
0.251 (↑0.018) | 3.440 (↓0.36) |
5 (1↓) |
ヤクルト |
3 | 4 | 1 | 0.429 (↓0.071) | 1.5 (↓0.5) |
135 | 21 (+5) | 32 (+6) | 4 (+2) | 1 (-) |
0.199 (↑0.011) | 3.500 (↓0.35) |
6 (-) |
中日 |
3 | 5 | 1 | 0.375 (↑0.089) | 2 (↑0.5) |
134 | 15 (+6) | 24 (+5) | 2 (+2) | 3 (+1) |
0.200 (↑0.005) | 2.330 (↓0.33) |
コメント