1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DeNA | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 3 | 5 | 7 | 1 | 0 |
阪神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 7 | 0 | 1 |
勝利投手:坂本 裕哉(1勝0敗0S) (セーブ:山﨑 康晃(0勝0敗1S)) 敗戦投手:ゲラ(0勝1敗0S) 本塁打 |

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◆DeNAが3連勝。DeNAは両軍無得点で迎えた6回表、梶原の適時打で先制する。その後2-2の同点とされて迎えた9回には、山本の適時三塁打などで3点を加え、勝ち越しに成功した。投げては、先発・ケイが7回無失点の好投。敗れた阪神は、4番手・ゲラが誤算だった。
◆阪神伊藤将司投手(28)が、1軍に合流した。中継ぎ要員とみられる。チームは前日2日の同戦で延長12回を戦い、先発のビーズリーを含め、8人の投手が登板した。伊藤将は、今季開幕2軍スタート。ウエスタン・リーグでは2試合で先発し、11回を投げ、2失点だった。
◆阪神伊藤将司投手(28)が、今季初めて出場選手登録された。この日は来日初先発の予定の新外国人ジョン・デュプランティエ投手(30)も登録された。代わって石黒佑弥投手(23)、井上広大外野手(23)が出場選手登録を抹消された。石黒はこの日の1軍練習に参加。井上は姿を現さなかった。石黒は開幕1軍入りを果たし、初登板の3月30日広島戦(マツダスタジアム)では0回2/3を無失点、1日DeNA戦(京セラドーム大阪)では1回3失点。井上は1日に1軍昇格し即スタメンで3打数無安打だった。
◆4試合ぶりの白星を目指す阪神は、ジョン・デュプランティエ投手(30)が来日初先発する。また「7番捕手」で栄枝裕貴捕手(26)が、「8番遊撃」で小幡竜平内野手(24)が今季初スタメンに名を連ねた。阪神は開幕連勝のあと連敗を喫し、前夜2日は延長12回の末にドロー。4試合ぶりとなる、今季ホーム初勝利を目指す。
◆無安打のトンネルを抜けた阪神佐藤輝明内野手(26)が、バットを折られながらもHランプをともした。初回2死、カウント1-1から、ケイの内角高めツーシームを振り抜いた。激しい音とともに、バットは根本から折れるも、打球は遊撃手の後方に落ちてポテンヒットに。パワーで第1打席から安打をマークした。佐藤輝は前日2日のDeNA戦の4回に、17打席ぶりとなる安打を放つなど6打数2安打1打点。前夜の流れをつないで、この日は幸先の良いスタートとなった。
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◆阪神佐藤輝明内野手(26)が、好守備で湧かせた。0-0のまま迎えた4回の守備。DeNAの先頭牧の打球は三塁線へ。佐藤輝はこれを落ち着いて捕球すると、振り向きざまに一塁へジャンピングスロー。的確な送球でアウトにし、球場を沸かせると、マウンドのデュプランティエは叫びながら、佐藤輝の方を指さし、ファインプレーを喜んでいる様子だった。佐藤輝はこの日の第1打席で左前打をマークしており、攻守に奮闘する姿を見せた。
◆阪神の新外国人ジョン・デュプランティエ投手(30)が来日初登板で好投した。リーグ屈指の強打を誇るDeNA打線を相手に、6回まで82球3安打1失点。5回までは自己最速で来日最速の157キロをマークするなど毎回奪三振で8つの三振を奪った。6回には先頭森にヒットを許し、犠打で1死二塁のピンチ。梶原に先制適時中前打を許したが後続をシャットアウトした。ベンチに戻ったデュプランティエは、打撃用の腕のガードをつけ、打席への意欲も。しかし、6回裏の4番森下からの攻撃が3者凡退に終わり、1点ビハインドのまま、及川と交代し、マウンドを降りることになった。
◆阪神佐藤輝明内野手(26)が一振りで試合を振り出しに戻した。ビハインドが2点に広がった直後の8回。1死一塁から左腕・坂本裕哉投手(27)の低めの146キロ直球を左中間最深部に運んだ。開幕戦以来5試合ぶりに飛び出した2号2ラン。軽やかにベース1周すると、拍手で出迎えた藤川球児監督(44)らの熱い祝福を受け、笑みを浮かべた。打線が沈み気味で、沸く場面がほとんどなかった京セラドーム大阪の阪神ファンは終盤に飛び出した1発に狂喜乱舞。ざわめきがしばらく収まらなかった。来日初登板で6回1失点と好投したジョン・デュプランティエ投手(30)の黒星の可能性も消した。
◆阪神藤川球児監督(44)がファウルの判定を受けて、ベンチから出た。2-2で迎えた8回1死一塁で、マウンドには阪神ゲラ。カウント2-2から投じたフォークに、佐野のバットが空を切ったように見えたが、判定はファウル。ここで藤川監督がベンチを出て、球審のもとに歩み寄った。何かを話すと、球審が審判団を集めて協議。それでも、判定は変わらずファウルのままとなった。
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◆阪神ハビー・ゲラ投手(29)が連日の痛恨失点だ。2-2と追いついた直後の9回に登板。安打と四球で1死一、二塁とされ、山本祐大捕手(26)に前進守備の中堅の頭上を越される2点適時三塁打を浴びた。前日2日には、3点リードの8回に3失点していた。それを知っていた京セラドーム大阪の阪神ファンは、右腕を後押しするように大歓声を送った。藤川球児監督(44)もじっとベンチに座ってゲラを信じていたが、応えられず、イニング途中でのKOとなった。代わった伊藤将司投手(28)も犠飛を打たれ、ゲラの記録はまたしても3失点となった。来日2年目。今年もセットアッパーとして高い信頼を受けていた助っ人の状態が心配される。
◆DeNAが9回に突き放し、貫禄の白星を挙げた。4戦負けなしで前日2日の引き分けを挟んで3連勝。開幕から2カード連続勝ち越しに成功した。阪神の新助っ人デュプランティエにてこずりながらも、先制点をもぎ取った。5回まで1安打と封じられていたが、6回先頭の森敬斗内野手(23)が内角カットボールを振り抜いて右前打。開幕戦以来5試合ぶり、15打席ぶりの安打で突破口を開いた。三浦監督は試合前「なかなか結果は出てないですけど、それでも少しずつ成長していると思います」と成長ぶりに目を細めており、結果で期待に応えた。先発ケイが犠打を決め、1死二塁。梶原昂希外野手(25)が詰まりながらも中前に落とし、開幕から6試合連続安打で先制点を挙げた。3月の侍ジャパン強化試合でともに初選出された若きスター候補2人で好投を続けるケイを援護。梶原は「チャンスだったので浮いてきた甘い球をしっかりコンタクトできるように準備していました。ケイがナイスピッチングを続けているので何とか援護できてほっとしてます」と胸をなで下ろした。8回には2死二塁から牧秀悟内野手(26)がセンターのフェンスを直撃する適時二塁打でさらにリードを広げた。投げては先発のケイが7回4安打無失点8奪三振と快投。今季初勝利の権利を得るも、8回に登板した坂本が1死一塁から佐藤輝に左中間へ同点2ランを打たれて試合は振り出しに戻った。しかし2試合連続で延長戦には突入させなかった。9回1死一塁、佐野が空振り三振したかに見えたが、ファウルの判定。藤川監督の抗議も判定は変わらず、四球を選ぶと、続く山本が中越えの2点適時三塁打を放って勝ち越した。森敬の犠飛で3点差に広げ、白星を大きくたぐり寄せた。3点リードの9回は山崎が今季初セーブとなる通算232セーブ目で締め、引き分けを挟んで4連勝とした。
◆動画は下記Xロゴをクリックすると見られます前進守備のその向こう塁上で喜びが大爆発山本祐大 勝ち越し3ベース"野球一本" 「DAZN BASEBALL」月々2,300円 (年間プラン・月々払い)初月無料!4/14まで登録はこちら?https://t.co/xuxqErhJa9?プロ野球(2025/4/3)??阪神×DeNA??Live on DAZN#オレをみろ#baystars pic.twitter.com/rhLNoM4kry
◆阪神は痛い星を落とした。佐藤輝明内野手(26)の2号2ランで追いついた直後の9回、ハビー・ゲラ投手(29)が勝ち越しを許した。今季初の借金を背負った。藤川球児監督(44)は静かな口調ながら、不満の意をにじませた。「空振りだと思うんですけどね。なかなかあれ以上、やりようがないということなので。変更なしということだったので。非常に大事なアウトなのは間違いない。ゲラがマウンドにいる状態なので、あんまり引っ張りすぎてもと思ったんですけど、すごく大事な1球でしたね」そう振り返ったのは2点差を追いついた直後の9回1死一塁。佐野恵太外野手(30)への9球目がファウルチップの判定を受けて三振ならず。バウンドはしていなかったが、捕手の栄枝裕貴(26)は捕りこぼした。空振りに見えたという同監督はすぐにベンチを出て、真鍋球審に確認した。審判団が協議をしたが、判定はファウルのまま。佐野は結局、四球。そこから3点を失った。
◆阪神ハビー・ゲラ投手(29)が2日連続で痛恨の失点を喫した。2-2と追いついた直後の9回に登板。安打と四球で1死一、二塁とされ、山本祐大捕手(26)に前進守備の中堅の頭上を越される2点適時三塁打を浴びた。前日2日には、3点リードの8回に3失点。それを知っていた京セラドーム大阪の阪神ファンは、右腕を後押しするように大歓声を送った。藤川球児監督(44)もじっとベンチに座ってゲラを信じていたが、応えられず、イニング途中でのKO。代わった伊藤将司投手(28)も犠飛を打たれ、ゲラの記録はまたしても3失点となった。藤川監督は「まだ始まったばっかりですからね、かわすというのは、正直まだ。続けて彼は投げていかなきゃいけない選手ですし、自分も同じポジションでやってましたけど、当然途中で降板するような形ではだめですからね。また明日以降」と話した。今後については「まだ6試合目ですからね、なかなかこう、少しうまくいっていないところはあるかもしれないけれども、形作りの中での1つですから」と1軍で登板を重ねながら状態が上がることを願った。
◆阪神が昨年4月17日以来の借金生活に突入した。2点を追う8回に佐藤輝明内野手(26)の2号ランで同点。しかし、9回表を任せた4番手ハビー・ゲラ投手(29)が2死一、二塁からDeNA山本に外野前進守備をつく中越え三塁打を被弾し、勝ち越され、2戦連続での救援失敗に終わった。試合は来日初先発した新外国人ジョン・デュプランティエ投手(30)が6回3安打1失点と好投。リーグ屈指の強力DeNA打線から8三振を奪うなど自己最速157キロの直球にカーブ、スライダーなどで試合を作った。阪神は引き分けを挟んで、3連敗。4日からは敵地で昨季リーグVの巨人3連戦に臨む。
◆阪神にとって、痛い1球だった。2点差を追いついた直後の9回1死一塁。佐野恵太外野手(30)への9球目がファウルチップの判定を受けて三振ならず。バウンドはしていなかったが、捕手の栄枝裕貴(26)は捕りこぼした。空振りに見えたという藤川球児監督(44)はベンチを出て、真鍋球審に確認した。審判団が協議をしたが、判定はファウルのまま。佐野は結局、四球。そこから3点を失った。試合の責任審判でもある真鍋球審は「審判団としてはバットに当たって捕手が捕れなかったという判断か」という質問にうなずいて「私が(判断した)」と話した。藤川監督にも同じ説明をしたという。
◆DeNA山本祐大捕手(26)が実家から徒歩圏内の京セラドーム大阪でヒーローになった。同点に追い付かれた直後の9回1死一、二塁、中堅を越す2点適時三塁打。ヘッドスライディングと豪快ガッツポーズで喜びをあらわにし「前の打席で(中飛に)捕られてたのでもうちょっと飛ばしたいなと思ってた。越えてくれてよかったです」と笑みを浮かべた。球場にほど近い大阪市大正区の実家から駆けつけた両親にも元気な姿を届け「いい姿を見せられたと思いますし、地元も近くて思い入れのある球場なのですごくうれしいです」とかみしめた。前日2日は延長12回の熱戦を引き分けに持ち込んだ。試合前には選手、首脳陣、スタッフ全員が集まったミーティングが行われ「今日は絶対勝ちに行こう」と意思統一。士気が高まったナインが開幕から2カード連続勝ち越しを決めた。
◆阪神及川雅貴投手が連続無失点を4試合に伸ばした。2年ぶりホールドの前日2日に続く2連投で7回の1イニングを抑えた。四球で走者を出し、ボークもあったが、あわてなかった。「公式戦が始まって、結果だけだと思うので、ゼロにこだわってやっていきたい。去年に比べたら全部が良くなっていると思うし、自信を持って投げられています」と表情に充実感がにじんだ。
◆いいやん、デュプ!来日初先発の阪神ジョン・デュプランティエ投手(30)が好投した。自己最速タイの来日最速157キロ直球にカーブ、スライダーなどの変化球で日本一打線から8奪三振と翻弄(ほんろう)。6回82球3安打1失点で試合を作った。「ファンのくれるエネルギーを感じ、楽しかった。もっと長いイニングを投げたかったが、今日は栄枝のリードや、守りに助けられて、良い投球ができた。次は今日以上にストライク先行の投球をして、勝利に貢献したい」。阪神では22年ウィルカーソン以来、助っ人11人目の初登板初勝利は逃したが、十分インパクトを残した。最愛の両親も球場に駆けつけていた。3月に来日し、本来は開幕前に帰国する予定だった父ジョンさん、母デブラさんもスタンドから応援した。「両親がいるときはやっぱり心強い。そういう時は最高のピッチングができます」。両親に初勝利は届けられなかったが、孝行息子は初登板での快投に胸を張った。
◆23年9月15日以来の先発マスクとなった阪神栄枝裕貴捕手は、自身のプレーを反省した。9回にファウルチップと判定された場面について「三振だと思ったら、戻ってきた。リクエストできないのは分かっていました」。続けて自身が捕球できなかったことに「その時に思いました。レベルアップが必要です。もっと経験を積んでいかないといけない」と猛省。好リードしたデュプランティエについては「5回まで完璧だった。球が強く、どんどんいけると思った」と振り返った。
◆阪神佐藤輝明内野手(26)が驚きの2号2ランを放った。2点ビハインドの8回にDeNAの左腕坂本の直球を左中間最深部に運んだ。開幕戦以来5試合ぶりに飛び出したアーチで一時は同点に追いついた。チームは引き分けを挟んで3連敗を喫して昨年4月17日以来の借金生活に転落。苦しいシーズン船出となった藤川阪神だが、新3番打者の球団通算8500号まであと1本と迫る本塁打は光だ。さあ、4日から東京ドームで巨人3連戦。輝よ、仰天アーチで敵地を黙らせてくれ!目の覚める一撃だった。佐藤輝の鋭い打球は左中間スタンドへ。打席前のざわめきのような声援は、大歓声に変わった。「大事な場面で打つことができた。なんとかいい結果になってよかった。いい当たりが出た」2点を追う8回1死一塁。初球ファウルの後の2球目、DeNA坂本の外角146キロ直球を捉えた。3月28日開幕戦の12球団最速弾以来の本塁打は、一時同点となる左中間への2ラン。球団通算8500号へあと1号と迫るアーチとなった。手応えは十分だったが、チームは敗北。「いい打球も出ている。また明日からももっとチームの勝利につながるようなバッティングを心がけていきたい」。クリーンアップの一員として、闘志を燃やした。オフシーズンを通して取り組んでいた逆方向への打球だった。昨年11月の秋季キャンプの打撃練習では、中堅から左翼方向への柵越えを連発。2月の春季キャンプ2日目にも同様の打撃を行い、「あっちにいい打球が出るのはいいこと。続けていきたい」と強く意識してきた。この日は力強い"援軍"もやってきた。テレビの解説を務めた糸井SAが、グラウンドへ。試合前練習で、フリー打撃を行うケージ裏で隣に立ち、笑顔で話し込んだ。直後の練習で柵越えを披露し、試合でもスタンドイン。尊敬する近大、阪神の先輩と時間をともにして精神的にもリラックス出来た。4日からは東京ドームで今季初の伝統の一戦。3月16日のドジャース戦で先制3ランを放った敵地へ、大きな弾みだ。開幕から左投手に対して、7打数無安打。この試合ではケイから左前打、坂本から本塁打を放った。チームは4試合勝利がなく、苦しい状況が続く。それでも、佐藤輝は波に乗り始めた。つかんだものはあるかと問われると「明日から見てもらえればいいんじゃないですかね」。メモリアルアーチに王手をかける一振りで大暴れの予感がプンプン。虎の若き主砲が、首位巨人戦に向かう。【塚本光】
◆阪神の新外国人、ジョン・デュプランティエ投手(30)=前ドジャース3A=が先発し、来日初登板勝利を狙う。阪神の外国人投手が来日初登板勝利を挙げれば、2リーグ制となった1950年以降では史上11人目。2022年4月16日の巨人戦(甲子園)のウィルカーソン(先発)以来となる。
◆阪神・糸井嘉男スペシャルアンバサダー(SA、43)が試合前練習に姿を見せた。打撃ケージ裏に向かうと、そこでは藤川球児監督(44)と談笑。会話の途中では藤川監督が着用していたジャンパーを脱ぎ、糸井SAに手渡そうとする場面もあった。春季キャンプ中の2月2、3日に糸井SAが臨時コーチを務めた際、指揮官は「糸井SAが着ているタイガースのジャケットは、私たちで預かりますから。彼が甲子園に来た日には、いつでもそのウエアを着て、グラウンドに降りてきてもらうと。というところは糸井SAと話をして『良いんですか?』と言うから、『ぜひぜひ。ぜひぜひ』というか。彼ぐらいの打者がひと言言うだけで、本当に能力がアップしますからね。そこは球団の役職でもあるので、大いにやってほしいし、みんなの相談相手になって、チームを一つにする大きな一つのピースですからね」とも話しており、預かったジャンパーのない京セラで臨時コーチ"再就任"!? と思わせるような光景だった。実際、糸井SAはその後の練習中にも近大の後輩・佐藤輝、近本らと会話を交わすなど、選手らとコミュニケーションを図っていた。
◆4日の巨人戦(東京D)で先発する村上頌樹投手(26)が試合前練習に参加。キャッチボールなどで調整した。開幕投手を務めた前回3月28日の広島戦(マツダ)では135球の力投を見せ、九回途中まで無失点。チームに開幕星をもたらした。昨年リーグ覇者の巨人は、キャベッジ、甲斐ら新戦力も?みあって2日の試合までセ・リーグ首位と今年も好調だ。村上の巨人との対戦は昨年4月16日以来約1年ぶり、東京ドームに限ってはMVPを獲得した2023年8月25日以来となる。「昨年も1回しか巨人と当たらなかったので、イメージはあんまりまだできてないですけど、いいイメージ持って臨めるんじゃないかなとは思う。まだあまり(自分のことを)わかってないと思うので、こっちはそれをプラスにしてどんどん攻めていければ」。2023年の開幕第2週に7回完全投球と、鮮烈な先発デビューを果たした東京ドームのマウンドで、2連勝を狙う。
◆前夜4時間28分の死闘の末に引き分けに終わりここまで2勝2敗1分けの阪神は、借金阻止をかけてジョン・デュプランティエ投手(30)が来日初先発に臨む。最終調整となった3月27日のウエスタン・オリックス戦では五回途中まで8つの三振を奪い無失点の好投。万全の状態でマウンドに上がり、チームの連敗を止める。打線は前日3番・佐藤輝明内野手(26)、4番・森下翔太外野手(24)、5番・大山悠輔内野手(30)がそろって打点を挙げるなど好調。2023年9月15日以来プロ通算2度目のスタメンマスクとなる栄枝裕貴捕手(26)と小幡竜平内野手(24)が今季初めて先発に名を連ねた。
◆阪神の先発、ジョン・デュプランティエ投手(30)がDeNAを圧倒する立ち上がりを見せた。開幕ローテのトリで出番となった新助っ人。力のある直球とキレのある変化球で無難な立ち上がりを披露した。先頭の梶原には初球から154キロを記録すると、最後は内角への直球で見逃し三振に。続く牧には初球でこの回最速の157キロを記録し、最後は外角の変化球で連続三振を奪った。三森は遊ゴロに打ち取って三者凡退。危なげない投球でデビューを果たした。
◆阪神は三回、無死一、二塁の好機を作るも、先制とはならなかった。先頭の近本が8打席ぶりの安打となる左前打で出塁すると、中野もバントヒットで続いて無死一、二塁。前夜打点そろい踏みのクリーンアップの前にチャンスを作った。しかし、ここからDeNAの先発・ケイが立ちはだかる。まずは佐藤輝が今季13個目となる三振を喫すると、森下も内角のカットボールで今季24打席目にして初めての三振。そして大山も2打席連続となる三振を奪われ、チャンスは潰えた。ケイは三回までに6つの三振を奪っている。
◆阪神・佐藤輝明内野手(26)が「3番・三塁」で出場。四回に好守を披露した。先発のデュプランティエ(前ドジャース3A)が好投を続ける中、この回先頭の2番・牧が放った三塁線への打球にグラブを伸ばした。打球をしっかりとつかみ捕ると、そのまま体を反転させて一塁へジャンピングスロー。抜けていれば長打でピンチを招くところをビッグプレーをアウトにし、スタンドを大きく沸かせた。このプレーに大喜びだったのは何よりもマウンド上の助っ人右腕。一塁塁審のアウトのジェスチャーを見るや、ガッツポーズを作って佐藤輝を指さし、この好守に感謝した。
◆阪神の先発、ジョン・デュプランティエ投手(30)が先制を許した。五回まで8つの三振を奪うなど実力を発揮していたが、六回にやられた。先頭の森敬に右前打で出塁を許すと、犠打で1死二塁となって梶原に中前打を浴びて来日初失点となった。阪神はこれで2戦連続で先制を許すことに。その後は牧、三森を抑えて最少失点で踏ん張った。
◆七回に2番手として登板した阪神・及川雅貴投手(23)がピンチを背負いながらも無失点で抑えた。六回1失点のデュプランティエの後を受けて登板。先頭のオースティンに四球、さらに1死後、投球モーション中にボールを落としてしまうボークで二塁に走者を背負う嫌な展開に。それでも続く佐野を二ゴロとすると、最後は山本を中飛に抑えてしのいだ。前日も登板していた及川はこれで開幕6試合で4度目の登板。この日も無失点に抑え、役目を果たした。
◆八回に登板した桐敷拓馬投手(25)が今季初失点。終盤に点差を広げられた。0-1の八回に3番手として登板。前夜に続いての連投となったが、先頭・森敬を三振、続く代打・松尾を二ゴロと簡単に2死とする。しかし、ここから梶原に右前打を許し、2番・牧の中堅のフェンスに当たる二塁打で梶原が一塁から一気に生還。今季2度目の登板となった桐敷だが、上位打線の連打で手痛い追加点を許してしまった。
◆阪神は八回、佐藤輝明内野手(26)の2号2ランで試合を振り出しに戻した。0-2の八回、2番手・坂本を攻めた。1死から中野が中前打で出塁すると、この日3打数1安打だった佐藤輝が打席へ。2球目を完ぺきに仕留めた。左中間へ高々と上がった打球は、そのままスタンドへ。開幕戦の第1打席で放って以来25打席ぶりとなるアーチは、チームを救う同点の一発となった。これが球団通算8499号。「打ったのはストレート。終盤の大事な場面で打つことができて良かったです。ただ、まだ同点なのでしっかり勝ち切れるように次も頑張ります」とコメントした。
◆今季初先発に臨んだ阪神の新外国人ジョン・デュプランティエ投手(30、前メッツ3A)は6回を投げて1失点で降板した。立ち上がりの一回から梶原、牧を連続三振に斬るなど三者凡退で滑り出すと、五回まで毎回の8三振を奪い、被安打1の快投を見せて相手先発のケイと投手戦を演じた。だが0-0の六回、先頭の森敬に右前打を許して犠打で1死二塁とされると、梶原にセンターへの適時打を打たれて1点を先制された。その後は牧を三ゴロ、三森を中飛に打ち取った。六回を投げ終えた時点で投球数は82球だったが、結局この回限りで降板となった。かねてから要所で三振を奪った際にはアニメ「ドラゴンボール」の孫悟空らがスーパーサイヤ人に変身する時の雄たけびポーズを披露することも予告していたが、今回は一度も見られなかった。デュプランティエは「無失点でもっと長いイニングを投げて勝利に貢献したかったというのが率直な気持ちかな。今日は栄枝のリードやみんなの守りに助けられてある程度良いピッチングができたと思うよ。次はきょう以上にストライク先行のピッチングをしてチームの勝利に貢献できるよう調整していきたいね」と振り返った。
◆阪神が同点に追いついた直後の九回に勝ち越しを許した。この回からゲラが登板。1死から安打を浴びて、続く佐野を追い込んでの9球目。変化球を空振りしたように見えたが、球審はファウルの判定を下した。藤川監督がベンチを出るも、リプレー検証も行われることなく、認められずにプレーは続行。この後佐野を四球で歩かせ、山本に中堅の頭を越える三塁打で2点を勝ち越された。さらに犠飛でもう1点を追加され、3点差に。1球の判定から3失点を喫し、球場には不穏な空気が流れた。
◆阪神は2-5で敗戦。引き分けを挟んで3連敗で借金生活となった。新外国人のジョン・デュプランティエ投手(30)は6回1失点8奪三振と好投したが、打線が沈黙。象徴的なのは三回。先頭の近本が左前打、中野がセーフティーバントで無死一、二塁の先制のチャンスを演出。打順は佐藤輝、森下、大山と虎自慢のクリーンアップとなるが、結果は空振り三振、空振り三振、空振り三振の3者連続三振...。ケイのカットボールに苦しみ、森下はこの日2本目のバットをへし折られた。さらに1点を失い0―2の八回1死一塁の場面で打席には佐藤輝。左中間スタンドへ起死回生の同点2号2ランを放ち、試合を振り出しに戻した。しかし、直後の九回、1死一、二塁からゲラがDeNA・山本に中越え2点三塁打を打たれ勝ち越しを許した。ここでこの日1軍登録された伊藤将にマウンドを託したが、森に犠飛を打たれ、2-5とされた。
◆DeNAが引き分けを挟み3連勝。九回に山本が勝ち越しの2点三塁打を放つなど3点を奪った。坂本が今季初勝利、山崎が今季初セーブ。阪神は引き分けを挟み3連敗。八回に佐藤輝の2ランで追い付いたが、九回にゲラが打たれた。
◆九回、DeNA・佐野恵太は空振りではなくファウルの判定 =京セラドーム大阪(撮影・甘利慈)
◆オリックス、阪神で通算176勝を挙げ、引退後も両チームでコーチを務めたサンケイスポーツ専属評論家の星野伸之氏(59)が、連日の背信投球となったハビー・ゲラ投手(29)に言及した。連投のゲラの復調を願っていたが、残念な展開だった。最初から球が操れていない印象だったし、球も明らかに走っていなかった。オースティンの左飛は危ない球だったし、宮崎には抜けたスライダーをうまく打たれた。そして佐野には粘られて四球。空振りを奪えないことが、状態の悪さを示す象徴だろう。最終的に山本に長打を浴びて交代になったが、それより前の交代は、あり得ない。もっと力の落ちる投手なら別だが、セットアッパー、クローザーを託して臨んだシーズンで、1点も奪われていない場面での交代は、まず選択肢にはない。ただ、藤川監督も、ゲラの状態が絶好調にはほど遠いことは、すぐに分かっていたと思う。こういう時の監督、コーチは苦しい。調子が良くないと分かっていても、長いシーズンを戦う上で、どこかで復調してほしいし、投げてもらわないと困る。だから起用するのだ。ゲラは心のリフレッシュをして、一日も早く本来の投球を取り戻してもらいたい。(本紙専属評論家)
◆阪神・伊藤将司投手(28)が九回1死三塁に今季初めてマウンドに上がった。2点を勝ち越され2-4となり、なお九回1死三塁のピンチでゲラに代わり登板。選手名のアナウンス時には京セラドームのスタンドからどよめきも起こった。森敬に中犠飛を許して2-5とリードを広げられたが、筒香を三邪飛に打ち取った。
◆DeNAが引き分けを挟んで3連勝。九回、1死一、二塁から山本祐大捕手が中越え2点三塁打を放ち勝ち越した。--同点に追いつかれた直後の攻撃「狙いはなく甘い球が来たらしっかり打とうと思っていた。いいスイングができたと思います」--打った瞬間の手応え「その前の打席で(センターに)捕られていたので、もうちょっと飛ばしたいなと思っていた。越えてくれてよかった」--先発ケイのピッチング「すばらしいピッチングでしたし、昨日も若い投手陣が粘って引き分けに持っていった流れが、きょうにつながったと思う。投手陣に感謝したい」--開幕2カード連続勝ち越し「明日からも勝てるように、しっかりやっていきたいと思います。応援よろしくお願いします」
◆阪神が引き分けを挟んで3連敗。佐藤輝明内野手(26)の2号2ランで追いついた直後の九回、ハビー・ゲラ投手(29)が2点を奪われて降板。昇格即登板の伊藤将司投手(28)が犠飛を許して、3点を奪われた。2日間で計6失点のゲラの防御率は23・14。先発ジョン・デュプランティエ投手(30)は6回1失点。八回に3番手で登板した桐敷拓馬投手(25)も1失点で防御率5・40。23年9月15日広島戦(マツダ)以来のスタメンだった栄枝裕貴捕手(26)は無安打2三振。
◆勝利し、喜ぶDeNAナイン。右端が山本祐大=大阪市・京セラドーム大阪(撮影・林俊志)
◆これぞ、起死回生の一発だった。快音、そして、ファンの歓声とともに白球は左中間方向へ、ぐんぐんと伸びていった。高いフェンスを越えて、ネットに突き刺さる。八回、阪神・佐藤輝明外野手(26)が2号2ランで試合を振りだしに戻した。「終盤の大事な場面で打つことができて良かったです」試合開始からケイの前に苦しんだ。前夜4時間28分の死闘の疲れなのか。プライドもバットもへし折られていた。ケイは昨年の阪神戦に3試合先発し、0勝2敗、防御率3・52と虎にとってはカモなはずだったが、手も足も出なかった。象徴的だったのが三回。先頭の近本が左前打、中野がセーフティーバントで無死一、二塁の先制のチャンスを演出。佐藤輝、森下、大山と虎自慢のクリーンアップとなるはずだったが、3者連続空振り三振。ケイのカットボールに苦しみ、森下はこの日2本目のバットをへし折られた。2日に開幕戦のV弾以来17打席ぶりの快音含む今季初マルチを記録した佐藤輝は初回、2死走者なしでツーシームを振りぬくと、バットを折られながら左前へ、ポテンヒット。前日の試合後、「2本(ヒットが)出たのでまたいいイメージ持って、あした何とか勝ちたいと思います」と語っていた通り、幸先良いスタートを切った。続く森下も遊撃への詰まった当たりだったが、折られたバットが同じ方向へ飛び、エラーを誘って2死一、二塁。しかし、大山が見逃し三振で先制のチャンスを逃した。大山は前夜の同カードで今季初マルチを記録し「タイムリー2本打てたのは自分の中でプラスにしていいと思いますけど、勝てなかったので、そこはしっかり反省しなければいけないと思います」と気を引き締めていたが...。この日は大卒5年目の栄枝が2023年9月15日以来プロ通算2度目のスタメンマスク。「8番・遊撃」で小幡が今季初めて先発に名を連ねた。2日は3番・佐藤輝、4番・森下、5番・大山がそろって打点を挙げる好調ぶりを見せていた。引き分けを挟んで3連敗&借金阻止をかけた大事な一戦。佐藤輝に快音が出たものの、九回にまたもゲラがつかまった。(渡辺洋次)
◆DeNAの1番打者を務める梶原昂希(25)が六回に先制の中前適時打を放ち、開幕戦から6試合連続安打をマークした。打線が初対戦の193センチ右腕、デュプランティエに五回まで1安打に抑えられた中、浮いた速球を逃さず。「甘い球をしっかりコンタクトできるように準備していた」と胸を張った。八回には桐敷から右前打を放ち、好調ぶりを示した。(京セラ)
◆DeNA・山崎康晃(32)が3点リードの九回を締め、今季初セーブを挙げた。首脳陣が抑えの起用について柔軟な姿勢を示す中、「一番経験させていただいている自負がある」と強気に腕を振った。延長十二回の末に引き分けた前夜は、ベンチに入った投手でただ一人、登板機会がなかった。「チームで戦っている。みんな同じ気持ちで今日に入れた」と一致団結の勝利を強調した。(京セラ)
◆虎の3番打者が、完全に目を覚ました。今季2度目の零封負けがちらついてきた最終盤。阪神・佐藤輝明内野手(26)が25打席ぶりのアーチで、試合を振り出しに戻した。「あの打席はなんとかいい結果になった。いい当たりが出たのでよかったです」開幕2戦目から苦しんでいたが、前夜は17打席ぶりの安打をマーク。この日は2点ビハインドの八回だ。2番手・坂本から中野が出塁して1死一塁で打席に入り、直球を強振。打球は左中間に高々と上がり、2号2ランとなった。「終盤の大事な場面で打つことができてよかった」本塁打は開幕戦の第1打席で12球団最速弾を放って以来。またも中野を一塁に置いての一発だった。そしてこの一本が球団通算8499本目。メモリアルな一本にも、リーチをかけた。試合前には心強い先輩からも激励を受けた。練習時間には、糸井スペシャルアンバサダー(SA)がグラウンドへ。近大の先輩後輩にもあたり、現役時代も共にプレーした。現在もよく気にかけており、佐藤輝も「細かいことはあまり言われないですけど、練習法だったり、いろんなことを選択肢として出してくれることは、自分の中の引き出しをつくる上で大事。ありがたい」と感謝を口にする。今春のキャンプでも糸井SAは臨時コーチとして2月2日からチームを訪れ、クリケットバットや重たい〝超人ボール〟を携え、佐藤輝の進化を願って指導する姿があった。その教えは、確かに体にしみついている。「引っ張りもいるけど、そっちばかりではダメ。(ヒットゾーンは)90度あるので、しっかりと使えたら」と逆方向の重要性を語っていた通り、今季の実戦で初めて飛び出した逆方向への一発。先輩の教えを、目の前で実践した。「しっかりいい打球も出ている。また明日からも、もっとチームの勝利につながるようなバッティングを心がけていきたいと思います」引き分けを挟み3連敗となっても、悲壮感はない。東京ドームに乗り込む首位巨人との3連戦では、白星に導く一発を放ってくれるはずだ。(中屋友那)?...阪神・佐藤輝が球団通算8499号。球団1号は1936年5月4日のセネタース戦(甲子園)の藤井勇■解説席で笑顔 糸井SAはグラウンドでナインを励ました後、カンテレの中継ブースに入って解説を務めた。佐藤輝が2ランを放った後、すぐに守りについたことに「真っ先に出てきましたね、あいつ」とニヤリ。ベンチでデュプランティエがガッツポーズしていたことを聞かれると「そりゃ、うれしいでしょう」と喜んだ。
◆信じても報われず...。阪神は引き分けを挟んで3連敗。借金生活に突入した。藤川球児監督(44)は同点の九回にハビー・ゲラ投手(29)を送り出したが、2試合連続で3失点。現役時代、勝利の方程式を担った指揮官ならではの采配だったが...。4日からは巨人3連戦(東京ドーム)。なかなか、波に乗りきれない。信じて、再び送り出した。雲行きが怪しくなっても不運な判定が重なっても、ゲラにマウンドを任せた。それでも願いは届かず、引き分けを挟んで3連敗で借金生活に突入。藤川監督の信念タクトはまた実らなかった。「やはり、そこ(勝ちパターン)から、かわすということは、正直まだ...。彼(ゲラ)は続けて投げていかなければいけない。そういった選手ですし、自分も同じポジションでやっていましたけどね。当然、途中で降板するような形ではダメですからね」八回に佐藤輝の2号2ランで追いつき、九回へ。ブルペンには岩崎、石井、工藤も残っていたが、2日に4安打を浴びて3点差を追いつかれたゲラを選択した。ところがゲラは1死から宮崎に左前打を許し、佐野には四球を与えて一、二塁。安藤投手チーフコーチがマウンドへ向かったが、続投-。山本の打球は前進守備を敷いていた中堅手・近本の頭上を襲う。2―4とされて、勝負は決した。
◆DeNA・山本祐大捕手(26)が3日、阪神3回戦に「7番・捕手」で先発出場し、同点とされた直後の九回に決勝の中越え2点三塁打を放った。試合会場の京セラドーム大阪がある大阪市出身。両親が応援に駆け付けた中、攻守で勝利に貢献した。チームは5-2で勝ち、1分けを挟んで3連勝、2カード連続の勝ち越しを決めた。両親に雄姿を届けたかった。京セラドーム大阪は、幼少期に球宴の観戦にも訪れた思い入れの深い球場。地元で勝利の立役者となった山本は、上気した顔で決勝打を振り返った。「甘い球が来たらいこうと。最高の形になった」2-2に追いつかれた直後の九回1死一、二塁。高めに浮いたゲラのスライダーを振り抜き、前進守備を敷いた中堅手の頭上を越える2点三塁打を放った。三塁ベースに頭から滑り込み、目の前のベンチで沸き立つナインに向かって咆哮。三浦監督は「よくあそこで打ってくれた」と勝負強さをたたえた。前夜は4時間28分に及んだ延長十二回の末に引き分け。最後は投手、野手ともに控えが1人の総力戦だった。この日の試合前には全体ミーティングで「全員で取りにいく」と改めて心を一つにした。山本は7回無失点と好投したケイのリードで強気に打者の懐を突き、三回のピンチでは中軸を3者連続三振に。必勝を期したチームを引っ張り、1分けを挟んで3連勝、2カード連続の勝ち越しに貢献した。応援に駆け付けた母の博美さんは2022年の冬にがんを患い、23年の1月に手術を受けた。8年目の山本にとって、くすぶっていた時代に支えてくれた存在。「ポジティブにしてくれるような言葉を掛けてくれた」と感謝してやまない。母は闘病を続けており「一緒に闘っている。元気にさせたい」という思いが原動力の一つだ。「ヒーローインタビューができて、すごくうれしい。両親の前でいい姿を見せられたんじゃないかな」。押しも押されもせぬ扇の要に成長した26歳は、誇らしげに球場を後にした。(鈴木智紘)
◆1軍昇格した阪神・伊藤将司投手(28)が九回1死三塁で初登板。森敬の中犠飛で5点目を奪われたが、続く代打・筒香は三邪飛に打ち取った。「ここからしっかり投げられればと思う。チャンスをものにしたい」。先発調整を続けていた2軍では追い込んでからの変化球の精度をテーマに取り組んできた。まずは中継ぎで結果を積み重ねていく。
◆阪神・及川雅貴投手(23)は七回に登板して先頭を四球で出したが、1回をゼロ点に抑えた。テークバックのときに親指が足にかかって球を落とし、ボークを取られる場面もあったが、開幕から4試合無失点。「そこは続けていくしかない。ゼロにこだわってやっていければ」。すべての球種が向上し、打者と勝負できると自信を深めており「失投がないようにやっていけたら」とさらに精度を高めていく。
◆勝ち越しを許した直後の九回1死で代打で出場した阪神・糸原健斗内野手(32)は右前へ今季初安打。反撃ののろしを上げたが、後続が続かず、ゲームセットとなった。「チームが負けてしまったので、しっかり次もチームに貢献できるように、仕事ができるように準備していきたい」と気を引き締めた。
◆虎党の熱い応援が後押ししてくれた。阪神・ジョン・デュプランティエ(30、前ドジャース3A)が来日初登板初先発で6回3安打1失点、8奪三振、無四球の好投。チームは敗れたが、明るい光をもたらした。「最高でした。ファンの人たちがくれるエネルギーをすごく感じ、その中で投げることができてすごく楽しかった。感動しました」最速157キロの直球と多彩な変化球を駆使してDeNA打線を抑えていった。二回、先頭のオースティンに左中間を破られる二塁打を浴びたが、宮崎をスライダーで空振り三振。続く佐野はカーブで詰まらせて右飛、山本は150キロ直球で空を切らせた。「(捕手の)栄枝選手と守備のおかげで効率よく投げられた」ナインへの気配りも忘れない。四回には牧の三塁線を破る打球を、佐藤輝が好捕。ジャンピングスローでアウトに仕留めると、佐藤輝に向かってガッツポーズで感謝の思いを伝えた。0-0の六回1死二塁から梶原に中前適時打を浴び、この回を投げ終えて降板。1950年の2リーグ制導入以降、球団では2022年4月16日の巨人戦(甲子園)のウィルカーソン(先発して6回3安打1失点)以来、11人目となる初登板初勝利はならなかったが、戦力としてのメドは立った。藤川監督は「次の登板も期待できる」と賛辞を送った。この日は来日中の父・ジョンさんと母・デブラさんがスタンドで観戦。当初は3月末に米国に帰国する予定だったが、息子の先発を聞いて、予定を変更したという。「両親が試合を見てくれて、すごく幸せな気持ち」と助っ人右腕。次回登板は10日のヤクルト戦(甲子園)が有力。世界一、熱狂的な応援をバックにマウンドに立つ。「制球の精度をよくすることに取り組んでいきたい」。次は、来日初勝利を手にして、お立ち台に立つ。(三木建次)
◆今季初のスタメンマスクをかぶった阪神・栄枝裕貴捕手(26)は、デュプランティエを巧みにリードしたが、九回、佐野へゲラが投げた9球目がファウルの判定となったプレーを悔しがった。「空振り三振かと思ったら(佐野が)戻ってきた。何が起きたかわからなかった」。結果的に四球となり失点につながった。白球をミットに収められず「捕っていたら問答無用で三振だった。そのレベルアップも必要です」と課題を挙げた。
◆八回に3番手で登板した阪神・桐敷拓馬投手(25)は2死から梶原と牧に連打を浴び、1点を失った。2死一塁の1ボールから牧に真ん中よりのツーシームをとらえられ中越えの適時二塁打を打たれ「配球は反省するべきと思う。2死なので、もっと広くいくなど別の選択肢があった」と次への課題をあげた。
◆阪神・近本光司外野手(30)は開幕戦以来、2度目のマルチ安打。三回先頭でケイから左前打を放つと、五回にはツーシームを中前へはじき返した。昨季の対戦打率・571(7打数4安打)だった左腕に相性の良さを示したが「去年は去年、今年は今年なので。ツーシームやフォークを使ってきたのは去年と違うところで、そこに僕がどうアプローチしていくか」と冷静に振り返った。
◆阪神・中野拓夢内野手(28)は八回1死から中前打を放ち、佐藤輝の一時同点の2ランをお膳立て。「自分が出塁するかしないかで、後ろのバッターへのプレッシャーも違います。なんとか塁に出て、投手にプレッシャーを与えながら、状態を上げていければいい」。三回無死一塁ではセーフティーバントを仕掛け、内野安打をもぎとった。「シーズンまだまだ長い。そういったこともあるってことを相手に分からせるためにもチャレンジしてみようと思いました」と狙いを明かした。
◆藤川球児監督、若いなあ!! 七回まで手も足も出なかったDeNA・ケイから八回、坂本に交代してくれたことから佐藤輝の幸運ともいえる同点2ランが生まれた。よっしゃァ!! 流れは一気にわが阪神に来たでェ!!と思ったら、藤川監督が九回のマウンドに送ったのは前日、虎の勝利を逃す3失点したゲラだったのだ!!それを見た俺は「球児はん、違う! 違う!」。投手出身だから前日の失敗をすぐ取り返させたい!の親心は重々分かるけど、昨日はゲラらしい球がいってなかったやんか! てか、それ以上に野球は生のモノだという流れを読もーぜ!!阪神を良いも悪いも左右するサトテルちゃんのホームランが飛び出したんだから、親心より九回は岩崎でピシャリと抑えてもらって、そのいい流れのままサヨナラ勝ちでええやん!!開幕から6試合、昨年とは先発陣はガラリと変わった。富田、門別、そして本日のデュプランティエ(ナイスピッチング!!)。ルーキー伊原や工藤の思い切った〝火の玉采配〟は大いに認めるのだ!! ただし、この先は大胆かつ冷静に、試合の流れを読むのが最大の課題であると俺は思うのだ!!

<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
巨人 |
5 | 1 | 0 | 0.833 (↑0.033) | - (-) |
137 | 30 (+5) | 11 (+3) | 4 (-) | 4 (+1) |
0.322 (↑0.016) | 1.500 (↓0.3) |
2 (-) |
DeNA |
4 | 1 | 1 | 0.800 (↑0.05) | 0.5 (-) |
137 | 25 (+5) | 11 (+2) | 3 (-) | 4 (-) |
0.240 (↓0.004) | 1.740 (↓0.05) |
3 (-) |
阪神 |
2 | 3 | 1 | 0.400 (↓0.1) | 2.5 (↓1) |
137 | 16 (+2) | 22 (+5) | 3 (+1) | 4 (+1) |
0.205 (↓0.001) | 3.540 (↓0.28) |
3 (2↑) |
ヤクルト |
2 | 3 | 0 | 0.400 (↑0.15) | 2.5 (-) |
138 | 13 (+3) | 25 (-) | 1 (-) | 0 (-) |
0.211 (↑0.005) | 4.430 (↑1.12) |
5 (1↓) |
中日 |
2 | 4 | 0 | 0.333 (↓0.067) | 3 (↓1) |
137 | 8 (+3) | 16 (+5) | 0 (-) | 2 (+1) |
0.215 (↑0.018) | 2.420 (↓0.12) |
6 (1↓) |
広島 |
1 | 4 | 0 | 0.200 (↓0.05) | 3.5 (↓1) |
138 | 8 (-) | 15 (+3) | 2 (-) | 0 (-) |
0.210 (↓0.032) | 3.050 (↓0.08) |
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