日本ハム(★1対5☆)ソフトバンク =リーグ戦1回戦(2025.04.01)・エスコンフィールド北海道=
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ソフトバンク
12002000051002
日本ハム
0100000001201
勝利投手:モイネロ(1勝0敗0S)
敗戦投手:伊藤 大海(0勝1敗0S)

本塁打
【ソフトバンク】柳田 悠岐(2号・5回表ソロ),今宮 健太(1号・5回表ソロ)
【日本ハム】野村 佑希(3号・2回裏ソロ)

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◆ソフトバンクは初回、柳田の適時打で1点を先制する。続く2回表に周東と中村の連続適時打で2点を加えると、5回には柳田と今宮のソロが飛び出し、試合を優位に進めた。投げては、先発・モイネロが7回2安打1失点の力投で今季初勝利。敗れた日本ハムは、先発・伊藤が精彩を欠き、打線も沈黙した。

◆63年ぶりの開幕ストレート3連勝と好調な日本ハムの新庄剛志監督(53)が、名車に乗って、本拠地開幕戦が行われるエスコンフィールド入りした。ノスタルジックかつ洗練されたボディー。その名はイタリアの自動車メーカー、フェラーリが1968年から1973年まで製造したスポーツカー「フェラーリ・デイトナ」365GTB(1969年式4・4L V12エンジン、最高速度260キロ)。「デイトナ」の愛称は1967年のデイトナ24時間レースでフェラーリのスポーツプロトタイプ・330P、412Pが圧倒的な強さで1、2、3フィニッシュを果たしたことから、そう呼ばれるようになった。指揮官が球場入りしたこの車両は、ギターの神様と言われるエリック・クラプトン氏が実際に1990年~2002年の12年間あまり所有していた車両。新庄監督は06年の現役引退セレモニーでかけた曲がクラプトン氏の「ティアーズ・イン・ヘブン」。「多分、この車の中で歌詞を考えてたんじゃないかなって思いながら、今日ね、運転しながらエリック・クラプトンさんの曲を流そうとUSB入れようと思ったらなかった」。クラシックなスポーツカーのため、CDプレーヤーもカセットデッキも付いていなかったが「心の中で(ティアーズ・イン・)ヘブンを歌ってた」と振り返った。車両を所有する「ティーバイティーホールディングス」によると、車両の販売価格は2億5000万円。武田武彦代表取締役は「大体、市場価格が1億から1億5000万円ぐらいが多いんですけども、クラプトンが所有してたという歴史がついてるので、プラス1億っていうのが市場価値です」と説明した。1年ほど前にロンドンから購入。フェラーリは左ハンドルが多いが、英国仕様で右ハンドルになっている。この車種の総生産台数も1406台(その内、右ハンドル仕様158台)と少なく、さらに右ハンドルの初期型プレキシグラスは35台と、より数少ない希少価値の高い車両だ。パ・リーグ優勝を争う王者ソフトバンクとの試合は午後6時半から。クラプトン氏の名曲「ワンダフル・トゥナイト」同様、今夜は新庄監督が、天才的オーダーと巧みな采配で、すてきな夜を演出してくれるはずだ。

◆63年ぶりの開幕ストレート3連勝と好調な日本ハムの新庄剛志監督(53)が、本拠開幕戦先発の伊藤大海投手(27)の快投を期待した。この日は、エリック・クラプトン氏がかつて所有していたフェラーリ・デイトナに乗って球場入り。上下黒スーツでさっそうと登場すると「今日は伊藤大海くんが、完封とまではいかないとは思うんですけど、完投でね、終わってくれたら(フェラーリ)デイトナくんも喜ぶと思うので。はい、楽しみにしてます」と"プチ予言"した。伊藤には「まずは開幕投手に金村くんを推薦してくれてありがとうってことは伝えました」と、感謝したことを明かした。その上で伊藤からは「しっかり準備して(金村が)最高の結果を出してくれたんで、次は僕です」と返されたという。

◆両チームのスタメンが発表され、今季初勝利を目指すソフトバンクは「2番DH」に中村晃外野手(35)を起用した。近藤健介外野手(31)は腰の手術を決断。主軸を欠く中で「代打の神様」を目指していたベテランが今季初の先発出場する。35年ぶりの開幕3連敗と苦しむなか、チーム一丸で乗り切りたい。

◆日本ハムの本拠地開幕戦セレモニーで、異色の演出が施された。場内に放映された特別ムービーは日本ハム側の選手が登場するだけでなく、ソフトバンク側も柳田悠岐外野(36)と周東佑京外野手(29)がインタビューに答える映像も登場。その後、小久保裕紀監督(53)と柳田や周東らスタメン選手が中堅フェンスの奥からグラウンドへ入場した。次に日本ハム新庄剛志監督(53)が同じく中堅フェンスの奥から登場。ゆっくりと1人で外野グラウンドを通って入場すると、日本ハムのスタメン選手も登場した。両チームの選手、首脳陣は内野グラウンドで対峙(たいじ)する形で並び、最後は球場の外で花火も打ち上げられ、華々しいセレモニーが終わった。Xでは「エスコンの開幕セレモニーかっこいい ホークスの登場までかっこいい」「開幕セレモニー 対戦チームの登場も凝ってるわね」「あまりにもカッコ良すぎる」「ファイターズ一色かと思いきやホークスへのリスペクトも感じて良きだと思いました」など称賛する声が相次いだ。

◆今季初スタメンのソフトバンク中村晃外野手(35)がいきなりマルチ安打をマークした。今季は「代打の神様」を目指してスタートしたが、近藤健介外野手(31)が腰の手術を決断。DHで代役2番に入り、1回無死一塁で右前打を放って3番柳田の先制打につなげた。2-0の2回2死二塁の好機でも右前適時打を放ち、すでに2安打1打点。近藤不在の危機で打撃職人がきっちり仕事を果たした。

◆日本ハム新庄剛志監督がイタリアのスポーツカー「フェラーリ・デイトナ」に乗って球場入りした。ギターの神様と言われるエリック・クラプトンが90年~02年に所有していた車両。新庄監督は06年の現役引退セレモニーでクラプトンの名曲「ティアーズ・イン・ヘブン」をかけるなど敬愛しており「この車の中で歌詞を考えてたんじゃないかなって思いながら、心の中で(ティアーズ・イン・)ヘブンを歌ってた」。車両を所有する「ティーバイティーホールディングス」によると、今回の車両は2億5000万円で販売しているという。

◆日本ハムの4番野村佑希内野手(24)が開幕4試合で早くも昨季の本塁打数を超えた。3点を追う2回先頭で、ソフトバンクの先発モイネロから左翼へ2試合連発となる3号ソロ。「打ったのはスライダーだと思います。追い込まれていたので、なんとか食らいついていきました。まだまだここからです」と巻き返しののろしを上げた。野村は昨季、思うような成績が残せず、56試合出場で2本塁打に終わっていた。それでも昨年11月30日のファンフェスで新庄剛志監督(53)から今季の「開幕4番」にサプライズ指名を受けていた。指揮官からは「二塁打指令」も受け、大きな当たりを狙うようなスイングは封印。外野の間を抜くような打球を打つ意識の中で、自然と打球も上がるようになり、開幕3戦目の3月30日西武戦(ベルーナドーム)では二塁打を打つ意識で2打席連続本塁打を放ち、チームの開幕3連勝に貢献。たった3試合で昨季の本塁打数に並んでいたが、本拠地開幕戦で一気に悪夢のシーズンの自分を超えた。

◆動画は下記Xロゴをクリックすると見られます4番の覚悟希望の花に開花宣言野村佑希 第3号ホームラン"野球一本" 「DAZN BASEBALL」月々2,300円 (年間プラン・月々払い)初月無料!4/14まで登録はこちら?https://t.co/xuxqErhJa9?プロ野球 (2025/4/1)??日本ハム×ソフトバンク??Live on DAZN#オレをみろ#lovefighters pic.twitter.com/6lWVgGgqkF

◆長年ソフトバンクを支えてきたベテラン勢がそろって快音を響かせた。1回無死一塁で今季初スタメンの2番中村晃外野手(35)が右前打。無死一、三塁で3番柳田悠岐外野手(36)が先制の右前適時打を放った。2回2死二塁で中村が右前適時打でマルチ安打。5回には柳田がバックスクリーンに2号ソロ、今宮健太内野手(33)が左翼に1号ソロを響かせた。今宮は12年から14年連続本塁打。通算100号まであと1本に迫った。ソフトバンクは開幕3連敗を喫し、主軸の近藤健介外野手(31)も故障で不在。逆境の中で柳田、中村、今宮が底力を見せた。

◆昨季パ・リーグ投手2冠の日本ハムのエース伊藤大海投手(27)が5回5失点で降板した。初回、先頭の周東に四球を与えると、続く中村の打席で周東に二盗を許し、さらに中村、柳田に連打を浴び、いきなり1点を失った。3連敗からの巻き返しを狙うタカの集中打を浴びて先手を奪われると、2回にはリチャード、周東に二塁打、中村の右前適時打などで、さらに2点を失った。3、4回は投球テンポを変えながら無失点に抑えたが、5回先頭の柳田に中越えソロを浴び、4点目を献上。その後に今宮にも1発を食らい、5回97球を投げ終わったところで、山本拓に交代となった。伊藤は「ホーム開幕戦を託され、いい緊張感でマウンドに上がりましたが、ゲームを作ることができず悔しいです。逆転を信じて応援します」とコメントした。

◆ソフトバンク今宮健太内野手が通算100本塁打に王手をかけた。4-1の5回2死で左翼席へ今季1号ソロ。日本ハムのエース伊藤の直球を大振りせず、コンパクトにとらえた。「伊藤投手からホームランとできすぎた結果に驚いています」。09年ドラフト1位で入団し、プロ1号を放った12年から14年連続本塁打となった。

◆日本ハムが63年ぶりとなる、開幕から引き分けを挟まずの4連勝を逃した。昨季パ・リーグ投手2冠のエース伊藤大海投手(27)が5回97球を投げ、9安打5失点で降板。打線は2回に野村佑希内野手(24)が2戦連発となる左越え3号ソロを放つも、追い付くことはできなかった。ギターの神様と呼ばれるエリック・クラプトンが使用した「フェラーリ・デイトナ」で球場入りした新庄剛志監督(53)は試合前「目標は143勝なんで」と話していたが、驚異の全勝優勝の夢は、途切れた。

◆ソフトバンク3番柳田悠岐外野手が25年小久保ホークスの初勝利打点を挙げた。1回無死一、三塁で右前に決勝適時打。周東の四球、中村の右前打でつくった好機をチームの顔がきっちり生かした。3-1の5回先頭では伊藤の148キロ直球をフルスイングしてバックスクリーンへ。今季2号は特大ソロで「どうかな? って思ったんですけど、入ってくれてよかったです」と笑顔だ。8回の守備では上川畑の左翼線への飛球をフェンス沿いでスライディングキャッチ。左翼コンバート後初めて守る球場で投手を盛り立て、攻守で躍動した。

◆ソフトバンクのリードオフマンの周東佑京内野手(29)が勝利への起点をつくった。1回先頭、フルカウントから伊藤の8球目の低めスライダーを見定めて四球出塁。直後に今季2個目の盗塁を決め、柳田の右前打で先制決勝のホームを駆け抜けた。2回2死二塁では左翼線へ適時二塁打。「スライダーにうまく反応することができました」と会心の笑顔だった。

◆頼れるスラッガーが窮地を救った。ソフトバンクが開幕からの連敗を3で止め、北の大地で25年の初勝利を飾った。腰部の手術で戦線離脱した近藤健介外野手(31)に代わり、中村晃外野手(35)が2番DHで先発出場。今季は「代打1本構想」だったが、小久保監督が緊急事態を受けて起用法を変更。初回に先制を呼ぶ今季初安打を放つと、2回には追加点のタイムリー。ベテランが期待に即答し、開幕3連勝と波に乗っていた日本ハムを撃破した。「仕事人」がチームの窮地で、存在感を際立たせた。開幕カードのロッテに3連敗。さらに近藤が腰部手術のため長期離脱を余儀なくされた。「開幕早々に緊急事態」。チーム状況を小久保監督は厳しい表情でそう表現した。「前言撤回になりますが...」と小久保監督が切り出した善後策は、「代打専従」だったベテラン中村の先発起用だった。「中村晃と話しをして、代打1本と言っていたけど、近藤、栗原がいない状況でDHや一塁もある。(中村と)2人で話しをして了承してもらった」宿舎出発前。中村は小久保監督の部屋を訪ねた。監督の提案に首を縦に振った。先発2番に中村が入った。ホークスとは対照的に開幕3連勝と波に乗る日本ハム撃破へ苦肉の策ではあったが、見事にプロ18年目の男が重責を果たした。初回だった。無死二塁から伊藤の151キロの直球を引っ張った。打球は一、二塁間を割った。今季初ヒットで一、三塁と好機拡大。中村は一塁ベース場でガッツポーズを作った。続く柳田が再び右前へ運び先制点。2回には1点を追加し、2死二塁の場面でカットボールを右前に運ぶタイムリー。「とにかく強引にならないように、丁寧に打ちにいくことを考えました。2番に入り、次につないでいく意識がいい結果に結びついたと思います」。近藤の穴を埋めるマルチ安打&打点の活躍ぶりだった。「アキラ(中村)が1、2打席目に流れを持ってきてくれた」。試合後、小久保監督は開口一番、ベテラン打者の活躍を褒めた。春季キャンプに膝を突き合わせ、「代打1本」を2人で確認。新シーズンに挑んだが、思わぬ方向転換にも「仕事人」はきっちりバットで答えを出した。昨シーズンは「引退」の2文字も脳裏をよぎったが、チームのために滅私の気持ちは誰よりも強い。「いい緊張感でできたと思います。しっかり準備ができていた」。中村はそう振り返り、試合後もひとり球場に残ってウエートトレに汗を流した。今季1勝目。大きな白星を頼れるバットマンが運び、鷹が上昇気流に乗る。【佐竹英治】

◆日本ハムが63年ぶりの開幕4連勝を逃した。本拠地開幕投手を務めたエース伊藤大海投手(27)が、まさかの5回5失点とソフトバンク打線につかまった。新庄監督は「しかし、凡打でもすごく捉えられていた。全て。何かあるのかな。ことごとく、あれだけ捉えられるもんかとベンチで見ていた」。昨季王者に徹底研究されていたのか、精彩を欠いた昨季のパ投手2冠右腕の内容に首をひねった。打線もモイネロを捉えられなかった。4番野村が2回に2試合連発となる3号ソロを放ったが、まともに走者を出すこともできなかった。投打で完敗。今季のチーム初黒星も、開幕カードで失点したリリーフの山本拓、杉浦が無失点投球するなど次につながる収穫もあった。新庄監督は「逆にこの負けで『今シーズンがスタートしたな』って感じた。選手たちも引き締まる」と前向きに語った。

◆エースでつまずき、63年ぶりの開幕4連勝を逃した。日本ハムは昨季パ・リーグ投手2冠の先発伊藤大海投手(27)が、5回97球を投げ9安打5失点で黒星を喫した。2点ビハインドの5回には柳田、今宮に被弾。昨季クライマックスシリーズで敗れたソフトバンクに雪辱できず、6年ぶりの本拠地開幕戦勝利はならなかった。伊藤が珍しく序盤でつかまった。初回、先頭の周東に四球を与えると、続く中村の打席で周東に二盗を許し、さらに中村、柳田に連打を浴び、いきなり1点を失った。「向こうの打線が、こう行こうという意図をすごく感じた。スライダーも通らず、まっすぐも、ことごとく弾かれて、気持ち悪さは感じた」。3連敗からの巻き返しを狙うタカ打線に簡単に捉えられ、先手を奪われた。2回にはリチャード、周東に二塁打、中村の右前適時打などで、さらに2点を献上。「普通に投げているとタイミングが合っていたので何とか、ずらせないか」と3、4回は投球テンポを変えながら無失点に抑えたが、5回先頭の柳田、2死から今宮にも被弾した。「ホーム開幕戦を託され、ゲームを作ることができず悔しい」。前半だけで5点を失う、伊藤らしくない内容だった。負の情報は一切、断ち切ったはずだった。前日3月31日、本拠地エスコンフィールドで調整中、大型ビジョンにテスト画面が登場。スコアボードが初回に両軍1点ずつ取り合う状況になっていた。「俺1点取られてるよ」と苦笑い。「不吉なのでなおしてください」とスタッフに伝え、すぐに失点0に変わったが、結果は初回にいきなり1点を失う展開になってしまった。失敗を糧にすぐ修正できるのが伊藤の良さ。新庄監督は「意外と出鼻くじかれた方が一番いい成績を残すかもしれない。前向きにね。切り替えて、次はしっかりしたピッチングをしてくれると思うんで、それも楽しみの1つ」と期待。1年目は先発5戦目での初白星から10勝に乗せ、2年目も先発3戦目で初勝利をつかんでから2年連続2桁勝利につなげた。伊藤は「課題にもなるし、逆に気がつけてよかった部分もある。しっかり対策したい」。やられた分は次回、必ずやり返す。【永野高輔】

◆日本ハム4番野村佑希内野手が2試合連発となるアーチで一矢報いた。3点を追う2回先頭で左翼へ3号ソロ。モイネロが投じた低めに落ちるスライダーを捉えた一発に「うまく打てました」。新庄監督も「『無敵の鎌ケ谷での野村君』がそのままエスコンに来たみたい」と絶賛したが、野村は「僕は今、先を見るより毎日どういう打席を、どういう姿で過ごせるかを意識している」と気を引き締めた。

◆名車のエンジンをふかせ、さっそうと登場した。日本ハム・新庄剛志監督(53)が本拠地開幕戦を前に、販売価格約2億5000万円の灰色のフェラーリに乗って球場入りした。「シンプルでかっこいい。古さを感じたし、重みを感じた」黒いスーツとサングラスでド派手に登場。車はイタリアの高級車メーカー、フェラーリが1968年から73年まで製造し、最高時速260キロを誇るフェラーリ・デイトナ。「ギターの神様」として知られるエリック・クラプトンが90年から12年間、愛車として乗り続けたもので、所有する中古車販売店の協力で用意された。自身の現役引退セレモニーでクラプトンの楽曲名曲「ティアーズ・イン・ヘブン」を流したという縁もある。「多分、この中で歌詞を考えていたんじゃないかな」と興奮気味に語った。チームは開幕カードの西武戦(ベルーナ)に3連勝し、東映時代の1962年以来、63年ぶりの偉業を達成。本拠地開幕戦は昨季最多勝(14勝)と最高勝率(・737)に輝いたエース右腕、伊藤が先発。「目標は143勝。伊藤大海君が完投で終わってくれたらデイトナ君も喜ぶと思う」と試合前はご機嫌だった。

◆日本ハム・野村佑希内野手(24)が「4番・左翼」で先発出場。0―3の二回、2試合連続本塁打となる3号ソロを放った。カウント2―2からソフトバンク先発左腕、モイネロの140キロのスライダーを一閃。膝元の変化球をすくい上げ、左翼席へ運び「追い込まれていたので、なんとか食らいついていきました」と打席を振り返った。前戦の3月30日西武戦(ベルーナ)で2打席連発を含むプロ入り後、自己最多の6打点をマークした右打者は「まだまだここからです」と前を見据えた。

◆本拠地開幕戦に先発した日本ハム・伊藤大海投手(27)は5回9安打5失点。苦しい今季初登板となった。「ホーム開幕戦を託され、いい緊張感でマウンドに上がりましたが、ゲームを作ることができず悔しいです」一回は無死一、三塁で3番・柳田に先制の右前適時打を浴びた。続く二回は2死二塁から1番・周東の左翼線適時二塁打、2番・中村晃の右前適時打で2失点。三、四回はスコアボードにゼロを並べたが、五回、柳田と今宮にソロ本塁打を許した。

◆ソフトバンクが開幕からの連敗を3で止めた。一回に柳田の適時打で先制し、二回は中村の適時打などで2点。五回は柳田と今宮のソロ本塁打で突き放した。モイネロが初勝利。

◆日本ハム・新庄剛志監督(53)は、販売価格約2億5000万円で最高時速260キロを誇るシルバーのフェラーリ・デイトナに乗って球場入りした。「ギターの神様」として知られるエリック・クラプトンが1990年から12年間、乗り続けた名車をふかしてさっそうと登場したが、ソフトバンクに1―5で敗れ、本拠地開幕戦を勝利で飾ることはできなかった。「緊迫するホーム開幕戦だし、本来の投球ができていなかった」指揮官が、こう指摘したのは先発の伊藤。柳田、今宮にソロ本塁打を浴びるなど5回9安打5失点と精彩を欠いた。開幕4連勝を逃し、今季初黒星を喫したが、新庄監督に悲壮感はなく「意外と出はなをくじかれた方がいい成績を残すかもしれない。前向きに切り替えて」と昨季、最多勝(14勝)と最高勝率(・737)に輝いたエースに次回登板での奮起を促した。2日は昨秋に開催された野球の国際大会「プレミア12」で日本代表に選出された北山が先発する。指揮官は「明日勝って、また勢いに乗れたら」と言葉を残し、球場を後にした。(加藤次郎)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ロッテ
300 1.000
(-)
-
(-)
14020
(-)
10
(-)
4
(-)
3
(-)
0.259
(-)
1.930
(-)
2
(1↓)
日本ハム
310 0.750
(↓0.25)
0.5
(↑0.5)
13913
(+1)
12
(+5)
5
(+1)
1
(-)
0.200
(↓0.034)
2.430
(↓0.82)
3
(-)
ORIX
210 0.667
(-)
1
(-)
14013
(-)
8
(-)
3
(-)
1
(-)
0.321
(-)
2.570
(-)
4
(-)
楽天
120 0.333
(-)
2
(-)
1408
(-)
13
(-)
0
(-)
2
(-)
0.260
(-)
4.390
(-)
5
(-)
ソフトバンク
130 0.250
(↑0.25)
2.5
(↑0.5)
13915
(+5)
21
(+1)
4
(+2)
4
(+1)
0.245
(↑0.009
5.110
(↑1.32)
6
(1↓)
西武
030 0.000
(-)
3
(-)
1407
(-)
12
(-)
1
(-)
3
(-)
0.225
(-)
3.860
(-)