オリックス(★4対5☆)楽天 =リーグ戦2回戦(2025.03.29)・京セラドーム大阪=
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楽天
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ORIX
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勝利投手:則本 昂大(1勝0敗0S)
(セーブ:内 星龍(0勝0敗1S))
敗戦投手:山田 修義(0勝1敗0S)

本塁打
【オリックス】頓宮 裕真(1号・7回裏ソロ)

  DAZN
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◆楽天は3回表、小郷の適時三塁打で先制する。その後2-2となって迎えた延長10回には、阿部の適時三塁打と鈴木大の適時打が飛び出し、3点を勝ち越した。投げては、6番手・内がプロ初セーブ。敗れたオリックスは10回に1点差まで迫るも、反撃は及ばなかった。

◆オリックスは開幕2連勝なるか。先発は移籍後初勝利を目指す九里亜蓮投手(33)。広島時代は、楽天戦に通算5試合登板し、防御率1・24をマークした。打順は前日28日と同様。前日3安打を放った西川龍馬外野手(30)が「5番左翼」で出場する。

◆楽天ドラフト1位の宗山塁内野手(22)が、初長打を放って2試合連続安打を決めた。オリックス戦に「2番遊撃」で先発。3回1死走者なし、九里の5球目、外角の130キロシンカーを右翼線へはじき返す二塁打とした。続く小郷の右中間への適時三塁打で先制のホームを踏み、初得点も刻んだ。宗山は前日の開幕戦の9回に一時同点となる適時打を守護神マチャドから放ち、初安打&初打点をマークしていた。また、2回の守備では頓宮の遊ゴロをさばいた際に一塁へ悪送球。初失策を記録した。

◆楽天古謝樹投手(23)が、先発の役割を全うした。開幕2戦目の先発が内定していたハワードが、腰の張りを訴えて離脱。代役として5回71球、2安打無失点にまとめ、勝ち投手の権利を持ったまま降板した。初回、2死を奪ってから連打を浴びて一、二塁のピンチを招いたが、最後は西川を中飛に仕留めた。2回以降は1本も安打を許さず、4、5回はいずれも3者凡退でオリックス打線を退けた。昨季5勝を挙げた23年ドラフト1位左腕は「昨日サヨナラ負けをして、チームとしても特に勝ちたい2戦目だと思います。そういった状況で、1回1回、後のことを考えずに全力で投げたことが今日の良かったところだと思います」と落ち着いた口調で話した。

◆オリックス頓宮裕真捕手(28)が今季1号のソロアーチを放った。2点を追う7回1死。楽天3番手の藤平尚真投手(26)の3球目、低めの直球をすくい上げ、左翼スタンドへ放り込んだ。一塁ベースをまわると右手を突き上げ、ガッツポーズ。ベンチに戻り、今季初渾身(こんしん)の「ほいさー」を決めた。「少し打球が上がり過ぎたかなと思いましたが、いいポイントで打つことができました」とコメント。オープン戦は打率1割2分1厘と苦しんだが、野手主将が反撃ののろしを上げた。

◆オリックスが終盤に追いつくも、延長戦を落とした。2-2の10回、6番手の山崎颯一郎投手(26)が1死一、二塁から楽天阿部と鈴木に連続適時打を浴び計3失点。その裏反撃するも2点止まりで4-5で敗れた。広島からFAで加入した先発の九里亜蓮投手(33)は6回7安打2失点の粘投も初勝利ならず。3回に楽天のドラフト1位ルーキー宗山塁内野手(22=明大)と、3番小郷に長打2本を浴びて1失点。6回には無死一、三塁からフランコの中犠飛で2点目を献上した。打線は2点を追う7回1死。頓宮裕真捕手(28)が、楽天3番手の藤平尚真投手(26)の3球目、低めの直球をすくい上げ、左翼スタンドへ放り込んだ。野手主将が反撃ののろしを上げると、8回には2番宗佑磨内野手(28)と3番紅林弘太郎内野手(23)の連打で無死二、三塁。4番杉本裕太郎外野手(33)が右犠飛を放ち、試合を振り出しに戻した。リリーフ陣は7回博志投手(28)、8回古田島成龍投手(25)、9回アンドレス・マチャド投手(31)がゼロリレーを続けた。10回に登板した山田修義投手(33)は1死から安打と四球で1死一、二塁を招き、山崎に託したが、最後に力尽きた。

◆広島からFA加入したオリックス九里亜蓮投手(33)は試合を作ったが、移籍後初先発初勝利を逃した。3回に楽天ドラフト1位宗山、3番小郷に長打2本を浴びて1失点。6回にはボーク判定で走者を進め、中犠飛で2点目を失った。7安打5四球を許しながら6回2失点の粘投。それでも「悪いところしかない。一番やってはいけない投球。糧として次からしっかりやっていきたい」と唇をかんだ。

◆オリックスは延長戦に競り負け、2年ぶりの開幕2連勝を逃した。2-2の延長10回、6番手の山崎颯一郎投手(26)が適時打2本と楽天打線につかまった。その裏、2死二塁から西野と西川の適時打で1点差に迫るも、力尽きた。岸田監督は1死一、二塁から登板した山崎に「間違った球も出たと思うんですけどね。次からまたしっかり入りからやっていってくれると思います」と期待を込めた。

◆1軍で5年ぶりに指揮を執る楽天三木肇監督(47)が、復帰星をつかんだ。延長10回、3時間53分に及ぶ接戦を制し、20年11月6日西武戦以来の勝利に「選手が本当によく頑張ってくれた。素直にうれしい」と胸をなで下ろした。一丸で白星を手にした。2点リードから一転、7回に藤平、8回に鈴木翔と勝ちパターンの2投手がそれぞれ1失点。同点に追いつかれた中、ベテランがチームを救った。延長10回1死一、二塁、野手最年長の阿部がオリックス山崎の高め152キロ直球をたたき、右中間を破る勝ち越しの2点適時三塁打を決めた。「ボール球だったんで。見送れればいいんですけど、結果的にヒットになって良かった」。同じく野手最年長の鈴木大も適時打で続き、リードを広げた。用兵も光った。6回、先頭浅村が四球で出塁すると、迷わず代走に武藤を起用した。三塁に進んだ武藤はフランコの犠飛で生還。腰の張りで離脱したハワードの代役で先発した2年目の古謝も5回無失点と踏ん張り、中継ぎ再転向の内はプロ初セーブを挙げた。三木監督は「選手たち全員で勝利に向かっていい姿でやってくれた」。これからも全員野球を貫き、勝利を追い求める。【山田愛斗】

◆楽天ドラフト1位の宗山塁内野手(22)が初長打を放ち、2試合連続安打を決めた。オリックス戦に「2番遊撃」でスタメン出場。3回1死から九里の130キロ変化球を捉えて右翼線への二塁打とすると、続く小郷の先制打で初得点をマークした。失点につながらなかったものの、2回には初失策を記録していただけに「自分が出塁して役割は果たせたので、良かったと思う」と打席で挽回した。

◆楽天ドラフト1位の宗山塁内野手(22)が2試合連続安打で、今季初勝利に貢献した。オリックス戦に「2番遊撃」で先発。3回1死走者なし、カウント3-1から九里の外角130キロ変化球を右翼線へ運んだ。初長打となる二塁打で小郷の先制打を呼び込み「変化球をスイングした時のタイミングは悪くないと思った。まだ捉えきれてないんですけど、昨日より凡打も内容は良かった」。開幕戦の9回に放った右前適時打に続く安打をマークした。一方、守備ではミスもあった。2回に頓宮の打球を捕球した直後、一塁への悪送球で初失策を記録した。失点にはつながらなかったものの「必ず原因がある」と反省。「また練習するしかないので、もうとにかく次のプレーというような思いではありましたし、その後、小深田さんがしっかり(二ゴロを)捕ってくれて、その回はゼロで終われたので、ほんと助かりました」。先輩のフォローに感謝した。この日の1勝は自身にとって楽天での今季初勝利となった。「今日の試合もそうですけど、最後、細かいところの勝負になってくる。そこをどれだけ集中し、こっちがものにするかだと思う。毎日、試合が続いていくんですけど、集中力を切らさずに今日みたいに最後勝ち切れる、1個上回れるようにやっていければ」と引き締めた。

◆"代役守護神"の楽天内星龍投手(22)が、地元大阪でプロ初セーブを挙げた。オリックス戦に延長10回から登板。3点リードの2死二塁から代打西野、同三塁から西川に連続適時打を浴び1点差に詰め寄られたが、最後は太田を中飛に仕留めた。5年ぶりに1軍で指揮を執る三木監督に復帰星を贈り「チームが今年初勝利できたのは本当に良かった」とうなずいた。大役を務めた内は「セーブシチュエーションで投げさせてくれた監督に本当に感謝ですし、投手コーチにも感謝という思いがある」とかみしめた。その上で「2点取られたことはリリーフとして良い結果ではないので、そこをしっかり反省して、明日からまたノリさん(則本)がいると思うので、しっかり中継ぎとして頑張りたい」と引き締めた。昨季、先発に転向して6勝したが、チーム事情もあり今季は中継ぎとしてシーズンがスタートした。「また久しぶりな感覚がありますし、なんとかリリーフ陣に食い込めるように、次から無失点ピッチングで頑張りたい」。23年には53試合に登板。5年目右腕がチームのためにフル回転する。

◆2年目のオリックス・高島泰都投手(29)がキャッチボールなどで調整し、30日の先発に備えた。先発の柱として期待された山下が腰の張りで離脱し、田嶋も体調不良で出遅れた影響で巡ってきたチャンス。「開幕3戦目という重要なポジションを与えていただいたので、監督やコーチだったりにしっかり結果で恩返しできれば」と気合を入れた。昨季は救援で開幕1軍を果たし、最終的に21試合(先発9試合)に登板で防御率4・02。オフからは先発を調整を続け、先発のローテーション定着を目指す右腕は「中6日での調整が一番重要になってくる。この1週間はいい準備できたので。明日は全力で向かっていけるように今日も準備していきたい」と力を込めた。23日の阪神とのオープン戦(京セラ)では6回零封と好投。登板前夜には勝ち星の白を連想させるチキンステーキを食べ「(今回も)白星にかけて白いものを食べようかな」と笑顔。続けて「(白い食べ物は)豆腐とか、あとバニラアイスとかですかね」と候補を明かした。

◆初物尽くし! 楽天のドラフト1位・宗山塁内野手(22)=明大=が「2番・遊撃」でスタメン出場し、公式戦初となる失策&長打&得点を記録した。まずは初失策。0-0の二回2死走者なし。遊撃の守備で、頓宮の痛烈なゴロをさばいたが、一塁へワンバウンド送球となり、スコアボードに失策のランプがともった。続いて、初長打&初得点。0-0の三回1死走者なし。失策を引きずることなく、九里の沈む球を捉えて右翼線に二塁打を放った。次打者・小郷の右中間三塁打で、先制のホームを踏んだ。

◆海外フリーエージェント(FA)権を行使して広島から新加入のオリックス・九里亜蓮投手(33)が6回7安打5四球2失点の粘投でクオリティースタート(先発で6回以上を投げて自責3以内)をクリアしたが、制球面に課題を残した。三回に1死からD1位・宗山(明大)の二塁打を許してピンチを招き、小郷に甘く入った変化球を右中間にはじき返されて先制点を献上した。六回には先頭の浅村に四球。続く渡辺佳への2球目で遊直に抑えたと思われたが、セットポジションで一時静止していないと審判団に判断されてボークに。無死二塁で再開され、中前打で一、三塁とピンチを広げた。直後にフランコの中犠飛でリードを広げられた。今回が移籍後初登板初先発となったが、勝利投手の権利を得ることができなかった。

◆オリックス・頓宮裕真捕手(28)が今季1号となるソロ本塁打を放ち、反撃ののろしを上げた。2点を追う七回1死走者なしで3番手・藤平の真ん中の直球を強振し、左翼席に運んだ。ベンチでは今季初の〝ホイサー〟のパフォーマンス。1点差に縮めて試合は終盤戦に突入した。

◆楽天は2―2の延長十回1死一、二塁で阿部が右中間へ2点三塁打を放つなど3点を勝ち越した。内が3長打を許して2点を失ったがリードを死守してプロ初セーブを挙げた。オリックスは終盤に追いつく粘りを生かせなかった。

◆広島から移籍後初登板となったオリックスの九里は、6回を投げて7安打2失点とまずまずの内容でまとめた。変化球の制球に苦しんで5四球を出し「リズムが良くない投球になった。反省しないといけない」と111球を振り返った。新天地での初勝利はお預けとなったものの、岸田監督は「調子が良くない中、本当によく粘った」と評価した。

◆5年ぶりに指揮を執る楽天・三木肇監督(47)が2020年11月6日の西武戦(楽天生命パーク)以来、1604日ぶりに監督として1軍勝利を飾った。「素直にうれしいです」。延長十回に1点差に詰め寄られ、なお2死二塁。試合の分かれ目を何とか乗り越え、3時間53分の死闘を制した。ベンチの指揮官はこわばった表情から一転、笑みがこぼれた。2-2の延長十回1死一、二塁。阿部が右中間に決勝打となる2点三塁打。次打者の鈴木大が右前適時打で突き放した。指揮官は「素晴らしい打撃だった。最後に阿部と大地のベテラン2人が素晴らしい活躍をしてくれた」と最敬礼した。計6投手の継投策。当初、先発予定だったハワードが腰の張りで回避し、2年目の古謝が5回無失点と好投。同点の九回に登板した則本が1回無失点で白星が転がり込み、最後を締めた内がプロ初セーブをつかんだ。全員野球で白星をプレゼントされた指揮官は「選手たちがいい姿で勝利に向けて戦った。今日に関しては特にいうことはありません」と感謝。三木楽天が大きな一歩を踏み出した。(広岡浩二)

◆楽天のドラフト1位・宗山塁内野手(22)=明大=が、公式戦初となる失策&長打&得点を記録した。遊撃の守備で二回、頓宮の痛烈なゴロをさばいたが、一塁へ悪送球。「必ず原因がある。また練習するしかない」と反省を口にした。ミスを引きずることなく、三回の打席では2試合連続安打となる右翼線二塁打を放ち、小郷の適時三塁打で先制のホームを踏んだ。

◆オリックスは延長十回に救援陣が打たれて惜敗。2年ぶりの開幕2連勝を逃したが、岸田護新監督(43)は最後の攻撃で2点を返した野手陣の執念を評価した。「みんな気迫で頑張ってくれているし、結果も出ている。これからも期待できる」3点を勝ち越された直後の十回裏に宗が二塁打で好機を作り、代打・西野が適時三塁打。西川も右中間へのタイムリーで続いて肉薄したが、あと一歩及ばなかった。それでもオープン戦で打率・051と不振に苦しんだ移籍2年目の西川も2試合連続マルチ安打と復調し、頓宮にも1号ソロが出たのは明るい材料。ただ西川は好機で凡退した一、八回の打席を悔やみ「その前に打っていればああいう展開になっていない」と反省した。指揮官は敗戦を受け止めつつ、開幕カード勝ち越しを目指し「しっかり準備します」と前を向いた。(織原祥平)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
日本ハム
200 1.000
(-)
-
(-)
1415
(+3)
2
(+2)
2
(-)
1
(+1)
0.225
(↑0.031)
0.470
(↓0.47)
1
(-)
ロッテ
200 1.000
(-)
0
(-)
14113
(+5)
6
(+4)
3
(+2)
3
(+1)
0.267
(↓0.049)
2.370
(↓1.37)
3
(1↑)
楽天
110 0.500
(↑0.5)
1
(-)
1417
(+5)
7
(+4)
0
(-)
2
(+2)
0.235
(↑0.074
3.380
(↓0.26)
3
(2↓)
ORIX
110 0.500
(↓0.5)
1
(↓1)
1417
(+4)
7
(+5)
2
(+1)
1
(-)
0.260
(↓0.013)
3.320
(↓1.32)
5
(1↓)
ソフトバンク
020 0.000
(-)
2
(↓1)
1416
(+4)
13
(+5)
1
(+1)
2
(+1)
0.232
(↑0.02)
6.160
(↑1.84)
5
(1↓)
西武
020 0.000
(-)
2
(↓1)
1412
(+2)
5
(+3)
0
(-)
2
(+1)
0.209
(↑0.002)
2.370
(↓0.37)