ソフトバンク(★2対8☆)ロッテ =リーグ戦1回戦(2025.03.28)・みずほPayPayドーム福岡=
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ロッテ
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ソフトバンク
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勝利投手:中森 俊介(1勝0敗0S)
敗戦投手:有原 航平(0勝1敗0S)

本塁打
【ロッテ】佐藤 都志也(1号・6回表2ラン)

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◆ロッテは1点を追う6回表、小川と西川の連続適時打で2点を奪い、逆転に成功する。さらに佐藤の2ランなどで4点を加え、相手を突き放した。投げては、2番手・中森が今季初勝利。敗れたソフトバンクは、先発・有原が5回までパーフェクトに抑えるも、6回に崩れた。

◆動画は下記Xロゴをクリックすると見られますlike a laser beamまずは守備で魅せたドラ1ルーキー・西川史礁"野球一本" 「DAZN BASEBALL」月々2,300円 (年間プラン・月々払い)初月無料!4/14まで登録はこちら?https://t.co/xuxqErhJa9?プロ野球 (2025/3/28)??ソフトバンク×ロッテ??Live on DAZN#オレをみろ#chibalotte pic.twitter.com/tnVxkZOrMw

◆ロッテのドラフト1位ルーキーの西川史礁外野手(22=青学大)がまずは守備で見せた。「1番左翼」で先発出場。球団28年ぶりの大卒新人スタメンに抜てきされた。0-1で迎えた4回の守備。2死一、二塁のピンチで先発小島がソフトバンク周東に左前打を浴びた。二走のダウンズが三塁を勢いよく回ったが、西川が好返球し本塁でタッチアウト。プロ初めてのバックホームの機会で華麗な守備を見せ、ルーキーの好守備に先発の小島も頭の上で拍手し、たたえた。西川は4回までに2打席たち、右飛と二ゴロに抑えられている。

◆2年連続で開幕マウンドに上がった、ソフトバンク有原航平投手(32)が6回にまさかの6失点を喫し、完全投球が一転した。初回から5回まで1人の走者も出さず、ロッテ打線を手玉に取った。この日の最速150キロ直球には力があり、カーブなどの変化球で緩急もさえた。5回終了時点で球数は45球。テンポ良く打たせて取るも、6回にまさかの6失点だ。先頭の7番高部に二塁打を許し、続く8番上田にも右越え二塁打と、無死二、三塁のピンチを招いた。9番小川に同点適時打を浴び、1番西川には逆転タイムリーを献上した。その後、再び1死二、三塁から藤原に2点適時打、2死一塁から佐藤にダメ押しの右越え2ランと打ち込まれた。昨季は日本ハム時代の19年から対ロッテ戦11連勝をマークするなど、3勝1敗と"カモメキラー"ぶりを発揮していた。

◆ソフトバンクがロッテに完敗し、開幕戦連勝記録が「8」で止まった。2年連続で開幕マウンドに上がった、有原航平投手(32)が打ち込まれた。7回を8安打7失点で降板。初回から5回までは1人の走者も出さない完全投球も、6回にまさかの6失点を喫した。先頭のロッテ高部に二塁打を許し、そこから犠打を挟む長短5連打で4点を失った。さらに2死一塁からは佐藤に追加点の2ランを献上。7回も1失点と、5回までパーフェクト投球が一転した。小久保裕紀監督(53)は「あの回だけやったけどね。開幕戦を楽しみにしていたファンの方にはワンサイドゲームになって申し訳ないですが、1敗は1敗なので」と振り返った。打線は0-0の3回に1点を先制。7点を追う8回1死一、三塁では今宮健太内野手(33)の右犠飛で1点を返すも、最大7点差をひっくり返すことはできなかった。開幕戦黒星は16年の楽天戦(当時Kスタ宮城)以来9年ぶり。本拠地での開幕戦黒星は15年ロッテ戦以来10年ぶりとなった。

◆2年連続で開幕投手を務めたソフトバンク有原航平投手(32)が、7回8安打7失点でチームの開幕戦連勝を8で止めてしまった。5回まで完全投球も6回に突然乱れて6失点。先頭の8番高部に初安打の二塁打を許すと、犠打をはさんで長短5連打で4点を失った。さらに2死一塁から佐藤に2ランを被弾。続投した7回も1点を失い、自責7は移籍3年目でワーストとなった。「最少失点で粘ることができていれば、違う試合展開になっていた」と肩を落とした。

◆ソフトバンク・リチャード内野手(25)が「8番三塁」でプロ8年目にして初の開幕スタメンに名を連ねた。「開幕からアピールしたい。1日一仕事はしたい」と意気込んでいたが、1打席目から連続三振を喫するなど、4打数ノーヒットと悔しい結果に終わった。6点を追う最終回は先頭で左翼へ大飛球の一打を放つも、ホームランテラス席まであとひと伸び足りなかった。次戦こその意気込みだ。

◆ロッテのゴールデンルーキーが、デビュー戦で決勝打を決めた。ドラフト1位西川史礁外野手(22)が、ソフトバンクとの開幕戦に「1番左翼」で先発出場。同点の6回無死一、三塁で、ソフトバンク有原からプロ初安打&初打点となる決勝適時打を放った。4回には相手に流れを渡さない好守備も見せるなど攻守で躍動。背番号6の大型新人が、3年目の吉井監督に初めての開幕戦白星を届けた。ロッテの新1番打者西川が、流れを変えた。ソフトバンク有原に5回まで完全試合ペースで抑えられたが、同点に追いついた直後の無死一、三塁。初球をよろけるほどのフルスイングで、思い切りよくバットが空を切った。カウント1-1。「内に決めてくるっていう情報は入っていたので、絶対にどっかでその球が来るなと思っていた」。臆することなく内角の変化球を体を回転させて左前に運び、勝ち越し打。打球が抜けた瞬間にガッツポーズをしながら走り出し、一塁ベース上で再びベンチに向かってガッツポーズ。ルーキーが打線に火を付け、一挙6得点で、天敵だったソフトバンク有原を攻略した。守備でも見せた。4回の守備ではレーザービームで本塁に好返球し、相手の追加点を防いだ。「バックホームで一気に自分の流れに持ってくることができた。初安打のボールは『いつもありがとう』っていうことと、『打ったよ』ってことを報告して両親に渡したい」と感謝を伝える。いつも練習に付き合ってくれていた父。この日は球場に来られなかったが、結果で感謝を届けた。小さい頃から練習相手は父。自宅に小さなグラウンドを作ってくれた。「ティーを打てるところを作ってくれて、毎日投げてくれて。それでずっと打ってました。仕事で会社の人と飲んだりとかしてきた帰りでもずっと投げてくれてました。それが今につながっていると思います」。猛特訓の成果を大舞台で発揮した。新たなスタートを切った。「開幕戦でレギュラーでスタートできたってところは、自分のプロの第1歩としては本当にいいものになりましたし、ここからまた自分のいいところを引き続き結果として出して、最終的にはいいタイトルを取れるようにやっていきたい」。大物ルーキーがチームをけん引していく。【星夏穂】

◆2025年のペナントレースが28日に開幕し、パ・リーグ連覇を目指すソフトバンクは黒星発進となった。開幕投手の有原航平投手(32)が6回に打者一巡の猛攻を受けて移籍ワーストの自責7。開幕戦の連勝は8でストップしたが、4番の山川穂高内野手(33)は、先制適時打や2点目を呼ぶ激走を見せるなど終始ハッスルプレー。昨季の本塁打、打点の2冠男が開幕2戦目こそ白星を呼び込む。公称体重は114キロ。通算252本塁打のスラッガーが巨体を揺らして全力疾走した。その瞬間に本拠地はこの日一番の大盛り上がり。「今日は結構走ったんでね。やっぱり走らないといけないんで。帰ってから治療します」。7点を追う8回1死。相手失策で出塁した4番山川は、正木の右前打で一気に三塁へ進塁。続く今宮の右犠飛でもホームへ緩めることなく走り切った。先発有原が6回に大きく崩れて大差をつけられたが、ハツラツプレーで主力の誇りを体現した。いかなる状況での全力疾走はソフトバンクが定める「走塁メソッド」の1つだ。「明日は筋肉痛だと思います。でもこうやって走るために毎日ノックを500~600球受けてきたので」。すがすがしく取材対応。チームは16年以来9年ぶりの開幕戦黒星を喫したが、まだ143分の1と前を向いた。有言実行の一打が何より明るい材料だ。3回2死一、三塁で先制の右中間適時二塁打。オープン戦は打率1割4分3厘に終わったが、これぞ4番の働きで25年のチーム初得点をもたらせた。「オープン戦とシーズンはまるで別物」とキッパリ言い切り開幕に臨んだが、言葉通りの快音だった。「今日はいいヒットが出たのでね。最後のショートゴロも悪い感じはなかった。いい感覚は残して、終わったことは終わったことで切り替えます」と29日の必勝を期した。シーズン特有の緊張感も楽しんでいる。「公式戦は楽しいなって。真剣勝負なんで。今日は負けちゃいましたけど、明日から残り142試合で真剣勝負ができる。全然オープン戦と違うと言ったのは、ここからはちゃんと数字が出ますしね」。チームの命運を握る4番にとっては、過ぎ去ったことを悔やむ時間ほどもったいないものはない。昨季の本塁打と打点の2冠男は穏やかに帰路についた。小久保裕紀監督(53)も「開幕戦を楽しみにしていたファンの方にはワンサイドゲームになって申し訳ないですが、1敗は1敗なので」と即座に切り替えた。開幕2戦目は、勝つ。【只松憲】ソフトバンク周東(1番中堅で2安打)「1打席目に(右翼二塁打が)出てよかったなと思います。(3打席目は左前打で)ああいう形でヒットが増えれば、(打席で)そんなに苦しむことも少なくなるのかなと思います」ソフトバンク谷川原(プロ10年目で初の開幕スタメンマスク。2四球もチームは計8失点)「開幕戦を経験できたことはプラスでした。でも結果はよくなかったので、くよくよせず反省して次につなげたいです」プロ野球開幕!スコア速報はこちら

◆ロッテが22年以来3年ぶりの開幕戦勝利。吉井理人監督(59)政権下では初の白星を飾った。ソフトバンクの先発有原を相手に5回まで完全試合ペースで苦戦を強いられる。だが、6回に7番高部瑛斗外野手(27)、8番上田希由翔内野手(23)、9番小川龍成内野手(26)の3連打で同点。さらに「1番左翼」でスタメンに大抜てきされたドラフト1位西川史礁外野手(22)が勝ち越し打、佐藤都志也捕手(27)の2ランも飛び出すなど流れを呼び込み一挙6得点。吉井監督は「7、8、9、1番の若い子たちの連打ですね。あれは感動しました。若い子たちがああやってハッスルして活躍してくれると、チームは前に進むと思うので、明日からもしっかり背中を押したい」と話した。3年連続開幕投手を務めた小島和哉投手(28)は3回まで毎回長打を許すなど4回4安打1失点で降板。2番手の中森俊介投手(22)が2回1安打無失点と好投した。指揮官は「小島はちょっと窮屈になるのは分かるんですけども、あまりにも重すぎた。そこで代えて、中森がその空気をさっと変えてくれたんで、ほんと今日は若い子たちが頑張ってくれました」と若手の活躍に目を細めた。

◆ロッテ佐藤都志也捕手(27)が貴重な1号2ランを放った。6回、逆転して3点リードとなった直後の2死一塁。ソフトバンク有原の初球シュートを打った瞬間、右手を突き上げた。打球は右翼スタンドへ入り、宿敵ソフトバンクを突き放した。「いい流れで回ってきたので初球から積極的に打ちにいって、1発で仕留めることができたのでよかった」と振り返った。

◆ロッテのゴールデンルーキーが、デビュー戦で決勝打を決めた。ドラフト1位西川史礁外野手(22)が、ソフトバンクとの開幕戦に「1番左翼」で先発出場。同点の6回無死一、三塁で、ソフトバンク有原からプロ初安打&初打点となる決勝適時打を放った。4回には相手に流れを渡さない好守備も見せるなど攻守で躍動。背番号6の大型新人が、3年目の吉井監督に初めての開幕戦白星を届けた。ロッテ西川の仕留める力は釣りで磨かれた。幼少期には、父、兄と3人で釣りに行くのが恒例だった。「和歌山なので、海が近くにあって、しょっちゅう行ってましたね」と当時を振り返る。父が車で15分ほどの近くの海まで連れて行ってくれた。3人の中で「1番うまかったのは」との問いに「ぼくっす」と即答。じっと獲物を待つ時間も苦ではない。「釣れない時間も楽しい。釣れた時に急にヒットするので、余計に面白さが増すので、耐える時間もいいんです。僕はその時間も楽しい」。打席でも自分が捉えられる球をこの日もじっと待ち構えていた。今までの一番の大物はアオリイカ。「2キロぐらいですごく大きかったんです」と笑顔で語った。海釣り同様、野球でも仕留める力は健在だ。【ロッテ担当=星夏穂】

◆ロッテのゴールデンルーキーが、デビュー戦で決勝打を決めた。ドラフト1位西川史礁外野手(22)が、ソフトバンクとの開幕戦に「1番左翼」で先発出場。同点の6回無死一、三塁で、ソフトバンク有原からプロ初安打&初打点となる決勝適時打を放った。4回には相手に流れを渡さない好守備も見せるなど攻守で躍動。背番号6の大型新人が、3年目の吉井監督に初めての開幕戦白星を届けた。ロッテの新1番打者西川が、流れを変えた。ソフトバンク有原に5回まで完全試合ペースで抑えられたが、同点に追いついた直後の無死一、三塁。初球をよろけるほどのフルスイングで、豪快にバットが空を切った。カウント1-1。「内に決めてくるっていう情報は入っていたので、絶対にどっかでその球が来るなと思っていた」。臆することなく内角の変化球を体を回転させて左前に運び、勝ち越し打。打球が抜けた瞬間にガッツポーズをしながら走り出し、一塁ベース上で再びベンチに向かってガッツポーズ。ルーキーが打線に火を付け、一挙6得点で、天敵だったソフトバンク有原を攻略した。守備でも魅せた。4回にはレーザービームで本塁に好返球し、相手の追加点を防いだ。「バックホームで一気に自分の流れに持ってくることができた」と緊張がほどけた。吉井監督も「あの返球はノーバンであそこでないとアウトにならなかったと思う。あれで2点目あげなかったのが(大きかった)」と絶賛した。初々しいルーキーは「初安打のボールは『いつもありがとう』っていうことと、『打ったよ』ってことを報告して両親に渡したい」と感謝を伝える。幼少期から練習に付き合ってくれていた父。この日は球場に来られなかったが、結果で感謝を届けた。和歌山の実家に小さなグラウンドを作ってくれた。「ティーを打てるところをつくってくれて、そこでずっと打っていた。仕事で会社の人と飲んだりしてきた帰りでもずっと投げてくれて。それが今につながっている」。猛特訓の成果を大舞台で発揮した。新たなスタートを切った。「開幕戦でレギュラーでスタートできたってところは、自分のプロの第1歩としては本当にいいものになりましたし、ここからまた自分のいいところを引き続き結果として出して、最終的にはいいタイトルを取れるようにやっていきたい」。大物ルーキーがチームをけん引していく。【星夏穂】ルーキー西川が6回に決勝点となる勝ち越しの適時打。開幕戦でV打をマークした新人は昨年の佐々木(巨人)以来で、ロッテでは毎日時代の50年戸倉、97年小坂に次いで28年ぶり3人目。

◆ロッテのドラフト1位ルーキー、西川史礁外野手(22)=青学大=は開幕戦に「1番・左翼」で先発した。前日に吉井監督が1番打者での起用を明言した通り、スターティングメンバー発表で西川の名前がコールされると、左翼席に陣取ったロッテファンだけではなく、場内全体から大歓声が上がった。記念すべきゴールデンルーキーのデビュー戦。誰も足を踏み入れてない、まっさらなバッターボックスに立つと、相手先発の有原が投じた初球の150キロの直球は見逃してボール。かねて「積極性が売り。そこの持ち味だけは崩さないようにいきたい」と話していた通りに2球目、高めの145キロの速球を力強くスイングしたが、打球は右翼手・近藤のグラブに収まった。四回の第2打席は二ゴロに倒れた。指揮官が「今年のマリーンズはいい意味でも悪い意味でも『やらかすぞ!』っていう意思表示」と託された大役に、積極的なスタイルで応じた。2打席目まで無安打も守備で魅せた。0-1の四回2死一、二塁。周東の左前打にチャージすると二走の生還を阻止するべく、本塁へノーバウンドのストライク返球でプロ初補殺をマークした。

◆ロッテのドラフト1位ルーキー、西川史礁外野手(22)=青学大=が開幕戦に「1番・左翼」で先発し、六回の第3打席にプロ初安打となる勝ち越しの左前適時打。四回に相手の適時打を阻止するダイレクト返球で球場を沸かせたルーキーがバットでも魅せた。五回まで完全に抑えられていたロッテだったが、六回に反撃。高部、上田、小川の3連打でまずは同点とすると、続く無死一、三塁のチャンスで西川が打席に。3球目の内角低目のツーシームを鮮やかなスイングで捉え左前に弾き返した。右拳を握りしめながら一塁に走り出したルーキーに、左翼席のロッテファンが大歓声を送った。ゴールデンルーキーは守備でもハッスル。四回2死一、二塁のピンチでは周東が放ったライナー性の左前打にチャージしてワンバウンドで処理すると、そのまま勢いをつけてレーザービームばりのダイレクトバックホームで本塁を狙ったダウンズを封殺。毎回得点圏に走者を背負い、苦しむ先発の小島を救った。

◆ロッテが逆転勝ち。0―1の六回に小川と西川の連続適時打、藤原の2点打や佐藤の2ランで一挙6点を挙げた。2番手で2回無失点の中森が白星。ソフトバンクは好投していた有原が突如崩れて、9年ぶりの開幕戦黒星を喫した。

◆このルーキー、ただものではない。開幕スタメンを果たしたロッテのドラフト1位・西川史礁外野手(22)=青学大=が攻守に活躍した。有原の前に五回まで完璧に封じられていた打線は、0-1の六回に高部からの3連打で同点。なお無死一、三塁のチャンスで、西川が打席に入った。内角低めに沈んでくるツーシームに対し、腕を畳んで鮮やかにレフト前にはじき返す。3打席目でのプロ初安打が決勝打となり「(投球が)内側にきたら、(体の)回転でいこうと思っていたのでイメージしていた感じ」と胸を張った。「1番・左翼」で先発出場。オープン戦で打率・410をマークしたゴールデンルーキーも、ガチガチに緊張していた。一回に打席に入る前、次打者の藤岡に声を掛けられたが「頭が真っ白で全く覚えていない」と言うほど。緊張は自身のプレーでほぐしていった。四回2死一、二塁の左翼守備。周東が放ったライナー性の左前打にチャージしてワンバウンドで処理すると、ダイレクトバックホームで本塁を狙った二塁走者のダウンズの生還を阻止。吉井監督は「ノーバウンドであそこに送球しないとアウトにならない」と、強肩と正確性をたたえた。昨季、8勝16敗1分けと大きく負け越したソフトバンクに敵地で快勝。その中心に西川史礁がいた。(片岡将)

◆前年のリーグ覇者が開幕戦でまさかの大敗。ソフトバンク・小久保監督は、同じ和歌山出身で青学大の後輩ルーキーをほめるしかなかった。「西川の守備がポイント。あそこで2点目がとれると思ったところで。ルーキーで初めてのスタメンでね」1点を先制した四回、2死一、二塁で周東が左前打を放ったが、ロッテのD1位・西川の本塁へストライク送球で二走・ダウンズがアウトに。追加点を奪えず、その守備で勢いに乗らせてしまった西川に六回、痛恨の勝ち越し打を浴びた。「開幕戦でワンサイドになって、ファンには申し訳ないけど、1敗は1敗」と指揮官。開幕戦での黒星は9年ぶりだ。本拠地では2015年以来、10年ぶり。連覇を狙う鷹が屈辱のスタートとなった。(澄田垂穂)

◆2年連続で開幕投手を務めたソフトバンク・有原が、五回までパーフェクトも六回にいきなり4連打を浴びるなど6失点の大炎上。7回8安打7失点で降板となった。「いいテンポで投げられたけど、甘いボールも守備に助けられていた。六回は最少失点に抑えないといけなかった」。昨年11月に小久保監督から「お前しかおらん」と開幕を託された右腕だが「(六回は)普通だった。結果的にこうなってしまったんで課題を振り返りたい」と、次回登板へ原因究明に努めることを誓った。

◆ロッテのドラフト1位・西川史礁外野手(22)=青学大=が開幕戦で勝利打点をマーク。2リーグ制(1950年)以降、新人選手が開幕戦で勝利打点を挙げたのは、昨年の巨人・佐々木俊輔以来15人目。ロッテ(前身を含む)では50年の戸倉勝城、97年の小坂誠に次いで28年ぶり3人目。右打者では50年の戸倉以来75年ぶり2人目。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
日本ハム
100 1.000- 1422020 0.1940.000
1
ロッテ
100 1.0000 1428212 0.3161.000
1
ORIX
100 1.0000 1423211 0.2732.000
4
ソフトバンク
010 0.0001 1422801 0.2128.000
4
楽天
010 0.0001 1422300 0.1613.120
4
西武
010 0.0001 1420201 0.2072.000