オリックス(☆3対2★)楽天 =リーグ戦1回戦(2025.03.28)・京セラドーム大阪=
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楽天
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ORIX
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勝利投手:マチャド(1勝0敗0S)
敗戦投手:鈴木 翔天(0勝1敗0S)

本塁打
【オリックス】太田 椋(1号・2回裏2ラン)

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◆オリックスがサヨナラ勝利。オリックスは2回裏、太田の2ランで先制する。その後同点を許すも、9回に若月が適時二塁打を放ち、試合を決めた。投げては、先発・宮城が8回1失点。敗れた楽天は、9回に追いつく粘りを見せるも、5番手・鈴木翔が踏ん張れなかった。

◆オリックスが2回に先制した。1死から5番西川龍馬外野手(30)がバットを折りながら二塁内野安打。続く6番太田椋内野手(24)は楽天早川隆久投手(26)の2球目、142キロの直球を左翼スタンドに運んだ。打った瞬間に確信の当たりに、右拳を握った。「いい感触だったので、打った瞬間、(スタンドまで)届いてくれると思いました! (今季1号が)先制点になってくれてうれしいですし、この後も気を引き締めてがんばります」とコメント。チームは直近10年の開幕戦で2勝8敗と負け越しており、本拠地での開幕戦白星は10年の楽天戦までさかのぼる。

◆開幕戦から快挙達成の期待が高まる。オリックス宮城大弥投手(23)、ソフトバンク有原航平投手(32)が、ともに5回までパーフェクト投球を演じた。宮城は、楽天を相手に5回まで無安打5奪三振、球数は59球で、順調なペースでイニングを重ねる。有原は、ロッテを相手に5回まで無安打2奪三振、球数はわずか45球で、テンポ良く、スコアボードにゼロを刻んだ。オリックスは2回に太田が先制の2ラン、ソフトバンクは3回に山川が先制打を放った。プロ野球開幕!スコア速報はこちら

◆2年連続開幕投手のオリックス宮城大弥投手(23)が7回を終えてパーフェクト投球を継続している。2点リードの4回、先頭の小深田を151キロ直球で空振り三振に仕留めると、ルーキー宗山を外角スライダーで二ゴロ。3番小郷への2球目には85キロのスローカーブでストライクを奪い、場内がどよめいた。最後は152キロの直球を外角に決め、見逃し三振。緩急を自在に操り、7回まで84球の抜群のテンポでゼロを並べていたが、8回に辰己に初安打を許し、途切れた。

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◆オリックス宮城大弥投手(23)が、NPB史上初となる開幕戦での完全試合を逃した。達成していれば史上17度目で、22年4月のロッテ佐々木朗希以来の快挙だった。快挙まであと6人に迫った8回表、先頭の4番辰己はボテボテの一ゴロ。宮城がベースカバーに入ったが、打者走者の足が早く内野安打となった。昨年までの背番号「13」から今季は「18」に変更したエース左腕は、キレのある直球を軸に完璧な投球を演じた。立ち上がりから圧倒。1回は1死から、注目の楽天ルーキー宗山を相手にこの日初の三振。2回に太田の2ランで先制点をもらうと、投球は勢いづいた。3、4回は2つずつの三振を奪取。6回2死からは田中和にカウント3-2まで行ったが、内角直球で見逃し三振に仕留めた。エース左腕は直近の楽天戦に苦い思い出があった。仙台での昨シーズンのチーム最終戦に先発。6回まで1失点で白星も、降雨コールドのため規定投球回にアウト4つ届かず、最優秀防御率のタイトルも逃して悔し涙を流した。その流れをふまえ、厚沢投手コーチが「仙台の試合の悔しさを来年ぶつける」と説明したように、岸田監督が昨年11月に宮城に異例の早期開幕通達を行った経緯があった。開幕戦では完全試合だけでなく、ノーヒットノーランも過去にない。オリックス投手の完全試合は、阪急時代の78年8月31日のロッテ戦で今井雄太郎が記録して以来だったが、惜しくも逃した。

◆7回までパーフェクト投球を続けていたオリックス宮城大弥投手(23)が8回に内野安打を許した。8回、楽天先頭の辰己涼介外野手(28)への3球目は一塁へボテボテの当たり。自身と一塁手太田椋内野手(24)の間に転がり、捕球した一塁太田の宮城へのトスがそれた。記録は内野安打。スコアボードにHランプがともるとファンのため息が響くも、すぐに宮城への応援の拍手に変わった。なお1死一、三塁から伊藤裕季也内野手(28)の右犠飛で1失点。それでも最後は代打鈴木大地内野手(35)をスライダーで空振り三振に仕留めた。プロ野球開幕!スコア速報はこちら

◆楽天ドラフト1位の宗山塁内野手(22=明大)が、開幕戦でプロ初安打初打点をマークした。「2番遊撃」で先発。1点を追う9回1死三塁で迎えた第4打席、オリックス守護神マチャドの初球チェンジアップを右前に運び、一時同点となる一打を放った。「とりあえず1本出たのは良かったですし、打点がついたのが一番良かった。まだまだ思うようなヒットではないので、これからかなと思う」と引き締めた。先発宮城に対しては第1打席が空振り三振、第2、3打席が二ゴロと、いずれもスライダーを決め球に3打数無安打と封じられていた。「なかなかやっぱり宮城さんを攻略できなかったので、個人的にもそうですけど、チームとしてもやっぱり序盤の戦いっていうのが、結局は最後勝ち切れなかったところかなと思う」と振り返った。開幕2戦目以降に向けては「やっぱり先発ピッチャー、質の高いボールが来るなっていうのは感じたので、そこを打っていかないといけないですし、あとはどんな状況でも1対1の勝負で勝てるようにこれから成長していかないといけないなと感じた」と話した。三木肇監督(47)は「しっかりプレーできているところが彼らしいし、初球から振れて結果につなげたのも非常に良かった」と評した。

◆オリックス西川龍馬外野手(30)が、開幕戦で3安打猛打賞をマークし、スタンドを沸かせた。楽天戦に「5番左翼」でスタメン出場。0-0の2回にチーム初安打を放ち、太田の先制2ランでホームに生還。4回に中前打、7回にも中前打を放った。オープン戦では39打数2安打、打率0割5分1厘と数字は残らず。25日のウエスタン・リーグの阪神戦(京セラドーム大阪)に出場し、マルチ安打をマークしたが、開幕戦でもきっちり結果を残した。巧みなバットコントロールで、開幕前の時点で949安打をマークする巧打者が、安打を積み重ね、2025年のスタートを切った。

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◆オリックスが若月健矢捕手(29)の適時二塁打で楽天にサヨナラ勝ちした。岸田新監督のオリックスが若月の適時打でサヨナラ勝ち。オリックスの開幕戦サヨナラ勝利は77年以来、48年ぶり。この年は南海を相手に延長10回、加藤秀がサヨナラ打を打った。なお、開幕戦サヨナラ勝ちで監督1勝目を挙げたのは19年矢野監督(阪神)以来で、オリックスでは初めて。

◆オリックスが劇的な9回サヨナラ勝ちを決め、就任1年目の岸田護監督(43)はうれしい初勝利となった。同点の9回2死二塁から、若月健矢捕手(29)が左中間へのサヨナラ打。チームの開幕戦勝利は23年以来2年ぶりで、ホームに限れば10年の楽天戦以来15年ぶりだ。2回に太田の2ランで先制。エース宮城が7回終了まで1人の走者も出さない完全投球を続けた。8回に初の安打を許して犠飛で1点差に迫られ、2番手マチャドで逃げ切りを図った9回は、楽天ルーキー宗山の同点打で追いつかれた。だがその裏に反撃。1死からオリバレスが三塁内野安打を放ち、犠打で2死二塁。ここから若月の一打で試合が決着した。

◆2年連続開幕投手のオリックス宮城大弥投手が7回まで完全投球の快投を見せた。150キロ超えの直球に、85キロのカーブまで緩急を自在に操り、楽天打線を手玉に取った。だが8回、辰己に一塁への内野安打を許し、ファンのため息が響いた。偉業達成はならずとも8回2安打1失点、7奪三振。岸田監督は「素晴らしい投球、やっぱりエース」と絶賛。宮城も「1人1人勝負できたことはプラスに考えて次頑張りたい」と手応え十分だった。

◆オリックスは劇的サヨナラで岸田護新監督(43)の初勝利を飾った。2-2の9回。2死二塁から9番若月が148キロ直球を強振。前進守備の左中間を深々と破り、試合を決めた。岸田監督は歓喜のウオーターシャワーに満面の笑みを浮かべ、ナインを迎えた。「執念を見せてくれました。ほんまによくやってくれた」とかみしめた。岸田監督と現役時代にプレーした選手会長が、初勝利をプレゼント。若月は「同点で食い止められたので、ここで決めたろ」と決意を固め、打席に向かっていた。宮城を8回1失点に導き、9回表には守護神マチャドが同点打を浴びながら、最後は自らのバットで決めた。チームは10年以来、15年ぶりの本拠地開幕戦白星。さらに開幕戦のサヨナラ勝ちは、阪急時代の1977年(昭52)4月2日南海戦(西宮)以来となった。ウイニングボールは「監督室に飾ります」と笑みを浮かべた指揮官。オープン戦は単独最下位に沈んだが、2回に太田が先制2ランを放つなど、打線は上々。「競り合っているところでまたすぐに点を取れるところは頼もしい」と手放しで喜んだ。【村松万里子】

◆2年連続開幕投手のオリックス宮城大弥投手(23)が8回1失点の快投を見せた。7回までパーフェクト投球。150キロ超えの直球に、85キロのカーブまで緩急を自在に操り、楽天打線を手玉に取った。あとアウト6つで、史上初の開幕戦完全試合が見えた中、8回。楽天先頭の辰己涼介外野手(28)が一塁へボテボテのゴロ。記録は内野安打となり、偉業達成はならなかった。「ジャパンの時に曽谷さんの文句言ったから、同じようなヒットになったので、言葉には気をつけます(笑い)」6日の侍ジャパン強化試合オランダ戦では、日本投手陣が7回まで完全リレーも、同僚の曽谷龍平投手(24)が8回に内野安打を許した。その試合前、「今日完全試合になるんちゃう?」と曽谷をいじっていた宮城だが、今度は自身が同じような試合展開となった。9回にアンドレス・マチャド投手(31)が同点打を浴び、2年連続で開幕星は逃した。それでも「シーズンの中でもっともっとマチャドに力借りる時があると思うので、そこはお互いさまかなと思いますし。次回、飯おごってくれたら」と笑みを浮かべた。

◆オリックスは劇的サヨナラで岸田護新監督(43)の初勝利を飾った。2-2の9回。2死二塁から9番若月が148キロ直球を強振。前進守備の外野手の頭上を越え、左中間へ二塁打。試合を決めた。先発の宮城大弥投手(23)は7回までパーフェクト投球。150キロ超えの直球に、85キロのカーブまで緩急を自在に操り、楽天打線を手玉に取った。だが、8回。楽天先頭の辰己涼介外野手(28)の当たりは一塁へボテボテのゴロも、記録は内野安打。スコアボードにHランプがともるとファンのため息が響いた。偉業達成はならずとも8回2安打1失点、7奪三振。エースの貫禄を見せた。岸田監督の一問一答は以下の通り。-宮城投手は「そうですね。本当に素晴らしいピッチングだったと思います」-難しいところだが、8回はちょっと危なかった「あのヒットでね、ちょっと運なところもあったと思いますけど。よく粘ってくれたと思います」-交代のタイミングは、考えられていた通り「球数と、パーフェクトできていたというところもありますけど。そこはうまく話してやりました」-パーフェクト行きそうだな雰囲気は監督から見てあったか「ありましたね。思わないようにしてましたけど、ちょっと思いました。やっぱりエースだなと」-太田選手はオープン戦まで状態が上がってこなかった中「ここからどんどん上がって行ってもらうことを期待しています」-西川選手の姿は「キッチリ合わせてきたなと思いました」-9回最後の攻撃はバントで送って、若月選手が決めた「本当に執念、会長の意地も感じました」-感慨深い「率直によくやってくれたなと思います」-勝利の時の監督ご自身の心情は「うれしかったですよ。みんなよくやってくれたなと率直な気持ちです」この試合勝てたのは「大きいですね。こういう勝利を、追い着かれて点を取れるというところも」-代打という選択肢もあったかと思うが、若月選手に託した理由「いろんなことを加味してというところです。ベンチで話し合ってというところです」-追加点がこれからの課題になってくる「課題はこれからいろいろでてくると思いますけどね」-ウイニングボールは「監督室に飾っておきます」-誰から「たつ(佐藤達也広報)からです」-前夜は眠れたか「いろいろ興奮状態にありましたけど、目をつぶっていました」-開幕オーダー決めたのは「今日ですけどね」-実績中心に「そうですね。それもありますね。データもありますし、色々加味して」-太田選手は「そんな心配してないですけどね。普通に起用してましたけどね」-宮城投手どこが良かった「全部良かったんじゃないですか。狙って三振とれてましたし、出し入れだったりさすがの経験値」-試合前はグランドに姿がなかった「自分で調整していたんですしょうね。あまり緊張をあおりたくなかったので、多少の緊張はあると思いますけど、勝ちがつかなかったのは残念でしたけど、次はエースに勝ちをつけるように」-散髪されましたね「結構伸びてたんで、開幕もありますし、ちょっとスッキリして行こうかっていうところでした」-いつ「昨日です」-今日の朝は「いつも通りに出てきました」

◆楽天ドラフト1位の宗山塁内野手(22)が、開幕戦でプロ初安打初打点をマークした。オリックス戦に「2番遊撃」で先発。1点を追う9回1死三塁からオリックス守護神マチャドの初球チェンジアップを右前に運んだ。この打席まで3打数無安打も、一時同点となる一打を決めた。「とりあえず1本出たのは良かったですし、打点がついたっていうのが一番良かったかなと思うので、まだまだ思うようなヒットではないので、これからかなと思います」昨秋のドラフト会議で5球団競合の末に明大から楽天入りした。東京6大学リーグでは歴代7位の118安打をマーク。オープン戦でもチーム2位の12安打とプロに順応してみせた。そんな宗山の原点は小学1年からの9年間、1度も欠かすことのなかった父伸吉さんとの二人三脚での練習だ。「毎日練習を続ける」ことを条件に三良坂少年野球クラブで小学1年から野球を始めた。もしそれが守れないのであれば、野球をやめるという約束で「やめたいと思ったことはなかった」という。実家の庭が練習場だった。野球を始めた当初は市販されているティー打撃用のネットを使用も、小学3年頃には屋根付きの打撃ケージを作ってもらい、何度も何度もボールを打ち込んできた。「(父は)自分のためにいろいろなことを犠牲にしてくれた。まずは一番に感謝しないといけない存在」と宗山。記念球は「親にあげたいと思います」と初々しく話した。両親に恩返しするべく、ここから打ちまくる。【山田愛斗】

◆プロ野球が28日、今シーズンが開幕した。各球団のエース級が先発する開幕戦らしく、息詰まる投手戦も展開。オリックス-楽天戦では完全試合の期待も一時は高まった。オリックス宮城大弥投手(23)は、楽天を相手に7回までパーフェクト投球で、球場は独特な雰囲気に包まれた。8回に先頭の楽天辰己に内野安打を浴びたが、8回1失点の好投で、岸田護監督(43)の初勝利に貢献した。ソフトバンク有原航平投手(32)は、ロッテを相手に5回までパーフェクト投球を演じたが、6回先頭のロッテ高部の初安打から崩れ、一挙6失点。7回7失点で黒星を喫した。巨人先発の戸郷翔征投手(24)は、4回までヤクルト打線をパーフェクトに抑え込んだが、5回先頭のサンタナの初安打をきっかけに4失点。5回を4失点で降板したが、打線が9回に同点に追いつき、延長10回の若林のサヨナラ打で劇的な勝利を飾った。

◆オリックス高島泰都投手(25)が30日の楽天戦(京セラドーム大阪)に先発する。この日はキャッチボールなどで調整。「開幕3戦目という重要なポジションを与えていただいたので、監督やコーチにしっかり結果で恩返しできれば」と意気込んだ。前回、23日のオープン戦阪神戦(京セラドーム大阪)では6回4安打無失点の快投で、開幕ローテ入りをつかんだ。前夜には白星を連想させるチキンステーキを食べ、今回も「白星にかけて白いものを食べようかな。豆腐とか、バニラアイスとかですかね」と白い歯を光らせた。

◆両軍のオーダーが発表された。オリックスは杉本裕太郎外野手(33)が「4番・右翼」で出場。新外国人のエドワード・オリバレス外野手(29)=前メッツ傘下=は「8番・DH」で先発に名を連ねた。また、ドラフト1位・麦谷祐介外野手(22)=富士大=はベンチスタートとなった。

◆体勢を崩され、バットが空を切った。楽天のドラフト1位・宗山塁内野手(22)=明大=の記念すべきプロ第1打席は、空振り三振に倒れた。一回1死走者なし。カウント1-2。オリックス左腕、宮城の4球目、129キロの外角低めに大きく外れたスライダーに思わず手が出た。四回1死の第2打席は二ゴロに倒れた。球界屈指左腕との対戦に「一球一球の精度が高い投手。球速もあって決め球もある。もちろん素晴らしい投手なので、打席に立ってみたい」と口元を引き締めていた。開幕戦に「2番・遊撃」でスタメン出場。球団でのルーキーの開幕スタメン出場は2022年の安田以来、3年ぶり。新人は持ち前の守備力に加え、オープン戦で出場15試合、打率・231、4打点と奮闘した。大一番を前に「練習中から先輩の強い気持ちが伝わってくる。緊張感、楽しみな感じもあり、ワクワクした気持ちも半々ぐらいある。キャンプから学んできたことをしっかり出したい」と心境を明かしていた。守備では一回先頭の遊飛、一回2死走者なしにも遊ゴロをさばいた。三木監督は「開幕スタメンに名を連ねる逸材。彼(宗山)は今日から本当の勝負が始まり、しっかり足跡をつくっていく」と背中を押した。

◆オリックス・宮城大弥投手(23)は試合終盤の八回に初安打を許して達成すれば史上初だった開幕戦での完全試合を逃した。無安打無四球で迎えた八回に先頭の辰己が一塁へボテボテのゴロも、ベースカバーに入った宮城との勝負に。全力疾走で駆け抜けた辰己に軍配が上がり、内野安打となった。

◆オリックスは2010年以来、15年ぶりのホームでの開幕戦で白星発進した。2年連続で開幕投手を務めた宮城は完全試合が懸かった八回先頭で辰己に内野安打を許し、偉業達成ならず。それでも8回2安打1失点7奪三振の快投を見せたが、九回に登板した守護神のマチャドがD1位・宗山(明大)に同点打を浴びて試合は振り出しに。それでも九回に2死二塁で若月が試合を決める一打を放った。就任1年目の岸田監督は球団の新人監督では1979年の梶本隆夫以来となる開幕で勝利を挙げた監督となった。昨季リーグ5位に沈んだチームが最高の形でスタートを切った。

◆オリックスは9番・若月健矢捕手(29)のサヨナラ二塁打で開幕戦サヨナラ勝ち。オリックスの開幕戦サヨナラ勝ちは阪急時代の1977年(○3-2南海、十回に加藤秀司の単打)以来48年ぶり。先発9番打者が開幕戦でサヨナラ安打を放ったのは、98年の近鉄・武藤孝司(○5-4ロッテ、十回に単打)以来27年ぶり。

◆楽天の早川は6回4安打2失点と好投したが、二回に太田に失投を先制2ランとされた場面を振り返り「あの一球が悔やまれる。相手の宮城投手を楽にさせてしまった」と唇をかんだ。昨季はチーム最多タイの11勝を挙げ、2年連続の開幕投手を務めたエースは「(開幕戦を)アウェーで投げたのは初めてで、やっぱり歓声がすごかった。ポストシーズンもこういう雰囲気になっていくのだと捉えたら、いい経験ができたと思う」と話した。

◆就任1年目のオリックス・岸田護監督(43)が初勝利をつかみ、喜びをかみしめた。「うれしい。みんなよくやってくれたなという気持ち」劇的なサヨナラ勝ち。就任当時から繰り返していた「チーム一丸」でつかんだ1勝だ。12球団最年少の青年監督は現役時代から男気のある人格者で、周囲からの信頼と人望は厚い。後輩の初勝利や初安打の節目などにはこっそりロッカーにプレゼントを置くこともあった。お礼を言われても「そんなんええから」と返事は謙虚で控えめ。コーチ、監督と立場が変わってもスタッフを食事に誘い、いつも必ず岸田監督がごちそうする。そんな器の大きい男だからこそ「マモさんのために勝ちたい」と選手やスタッフが声をそろえる。監督に就任した昨年10月以降のオフの期間は毎日のように大阪・舞洲の球団施設に足を運び、ビデオルームに籠った。投手出身ということもあり、野手のことも知るために資料やiPadとにらめっこ。昨季限りで現役を引退し、今年から内野守備走塁コーチを務める安達了一コーチは「いろいろ勉強している姿は見ているので、すごいなと思う」と尊敬のまなざしを向ける。就任当時から理想に掲げる、意見が言いやすい、風通しのよい環境づくりを指揮官が先頭となって行っている。ある球団スタッフには「何か変えたいこととかがあったら、何でも言って」とより良い組織にするために意見を求めたこともあった。常にチームのことを考え、動いてきた積み重ねが、この日の1勝につながった。(織原祥平)

◆プロ野球は28日、セ、パ両リーグの公式戦が開幕した。岸田護新監督(43)が率いるオリックスは、楽天に3―2でサヨナラ勝利。若月健矢捕手(29)が値千金の一打を放ち、チームに2010年以来、15年ぶりの本拠地での開幕戦勝利をもたらした。2年連続で開幕投手を務めた宮城は偉業達成を惜しくも逃した。七回まで完全投球。八回先頭の辰己の一塁へのボテボテの当たりが初安打となり、そこから犠飛で失点した。史上初となる開幕戦での完全試合はならず「そこまで(意識は)なかった。一人一人、打者と勝負できたところがいい結果につながった」と振り返った。九回にマチャドが同点に追い付かれて初勝利もお預けとなるも「そこはお互いさま。(マチャドが)飯をおごってくれたら」と笑った。(京セラ)

◆「6番・二塁」で開幕スタメンを飾った太田は、二回に今季1号の先制2ランを放った。「積極的にいこうと思っていたのでそれが良い結果につながってよかった」。先発・早川の直球を完璧に捉えて左翼席へ。オープン戦では打率・162と調子を落としていたが、開幕までの期間で見直して間を作ることを意識。それが奏功し「いい感覚で打てた」と手応えをにじませた。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
日本ハム
100 1.000- 1422020 0.1940.000
1
ロッテ
100 1.0000 1428212 0.3161.000
1
ORIX
100 1.0000 1423211 0.2732.000
4
ソフトバンク
010 0.0001 1422801 0.2128.000
4
楽天
010 0.0001 1422300 0.1613.120
4
西武
010 0.0001 1420201 0.2072.000