オリックス(1対1)阪神 =オープン戦1回戦(2025.03.21)・京セラドーム大阪=
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阪神
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ORIX
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勝利投手:-
敗戦投手:-
  DAZN
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◆オリックスは、新助っ人のオリバレスが適時打を含む2安打の活躍。開幕スタメン入りに向けて、首脳陣へのアピールに成功した。一方の阪神は、先発・村上が6回途中1失点。開幕投手に内定している右腕が、順調な調整ぶりを示した。

◆阪神ドラフト5位佐野大陽内野手(23=日本海L・富山)と育成契約のジーン・アルナエス内野手(22)が、試合前練習から1軍に合流した。佐野はウエスタン・リーグで現在4割1分7厘と好調を継続。アルナエスも4割5分5厘と結果を出していた。この日の試合に出場すれば、ともにオープン戦初出場となる。

◆オープン戦の最後を締めくくるオリックスと阪神の3連戦が今年も始まった。会場は例年通り京セラドーム大阪。阪神の本拠地甲子園はセンバツ高校野球に貸しているから使えない。オリックスが近鉄と合併した05年が始まり。開催しない年もあったが、13年からは今の3連戦の形に落ち着いた。ほとんどがオープン戦の最終カードとして組まれてきた。両軍関係者によると「開幕前は地元で調整したい」という双方の希望が合致したことも理由の1つだという。特徴的なのは、2戦目だけは阪神が主催すること(例外あり)。そのため、同カードを関西弁で「テレコ(互い違い)」と呼ぶ関係者もいる。毎年3月中旬から甲子園を使えず、主催試合を組めない阪神にとっては、オープン戦とはいえ貴重な1試合だ。入場料収入や放映権収入は当然、主催チームの元に入る。当初は使用するベンチも主催に合わせて変えていた。オリックスが本拠地球場の三塁側を使うというレアな状況だった。さすがに選手からの不満の声もあり、現在は効率重視でオリックスが一塁側、阪神が三塁側と決まっている。

◆2年連続で開幕投手を務めるオリックス宮城大弥投手(23)が4回を66球、2安打無失点で開幕前ラストゲームを終えた。2回は2死から栄枝に右翼線二塁打、続く高寺に四球を与えて一、二塁としたが、最後は坂本を直球で空振り三振。安定感のある投球で4つのゼロをスコアボードに並べた。この日も最速151キロの直球に92キロのスローカーブと変幻自在のピッチングだった。

◆開幕投手を務める村上頌樹投手(26)は、開幕前最後のオープン戦で6回途中4安打1失点だった。初回は1番福田から危なげなく3者凡退。3回は先頭の麦谷に四球と盗塁を許し、1死三塁のピンチを招くも続く福田を空振り三振。飛び出した三塁走者の麦谷を捕手坂本が刺して、併殺で切り抜けた。しかし4回、先頭の紅林に中前打を浴びて盗塁を許すと、2死二塁からオリバレスに左翼へ先制の適時打を許し、1点を失った。村上は今春の実戦で14日のウエスタン・リーグ広島戦まで無失点投球を続けており、5戦目での初失点となった。6回は先頭の福田に右前打を浴び、紅林に四球を与えるも、続く西川を新球スライダーで遊ゴロ併殺。2死三塁で2番手石井にマウンドを譲った。先発投手としての仕事を果たして降板。3月28日の広島との開幕戦(マツダスタジアム)で自身初の大役に向けて、上々の仕上がりを見せた。

◆阪神石井大智投手(27)が危なげなく火消しに成功した。1点ビハインドの6回。先発村上頌樹投手(26)がつくった2死三塁のピンチの場面で登板した。4番ディアスとの対戦で2ストライク1ボールとカウントを作り、最後は135キロフォークで空振り三振を奪った。石井はこれが今春実戦4試合目の登板。いまだ無失点登板を続けており、16日のプレシーズンゲーム・ドジャース戦(東京ドーム)では2奪三振無失点と好投を見せていた。

◆阪神中野拓夢内野手(28)が力強い同点打を放った。1点を追う7回1死一、三塁。オリックス3番手川瀬のストレートを右前に運ぶ同点適時打を決めた。先発宮城からは一塁内野安打、2番手本田からは右前打と3投手それぞれから安打をマーク。2年連続全試合出場を継続するが、昨季は打率2割3分2厘と低調。バットでの巻き返しへ、選手会長が開幕へ好調を維持している。

◆開幕投手がともに先発したオープン戦最終3連戦の初戦。継投も含め投手戦になった。1点を追う阪神は7回に中野の同点打で追いつき引き分けに持ち込んだ。初の開幕投手に指名され、オープン戦最終登板のマウンドに立った先発村上頌樹投手(26)は3回までオリックス打線を1安打無失点。4回に2死二塁からオリバレスに左越え適時二塁打を許し、1点を献上した。5回を3者凡退に抑えると6回も続投。先頭福田に右前打、紅林に四球で無死一、二塁としたが、西川をスライダーで遊ゴロ併殺打に打ち取り危機を脱した。6回途中4安打2四球1失点で降板。1点を失ったものの、1週間後の3・28広島開幕戦(マツダスタジアム)へ順調な仕上がりを見せた。石井、ゲラ、岩崎らリリーフ陣も無失点継投で必勝パターンも安定感を見せた。打線はオリックスの開幕投手を務める宮城大弥投手(23)の前に4回2安打無得点。5回には2番手本田から2死満塁の好機を得たが、4番森下翔太外野手(24)が一飛に。しかし、3番手川瀬から7回1死一、二塁で中野がこの日3安打目となる同点右前適時打を放ち、追いついた。

◆阪神村上頌樹投手(26)の"恋女房"坂本誠志郎捕手(31)がしっかり支えた。3回1死三塁では福田を空振り三振。同時に、離塁が大きかった三塁走者・麦谷の動きを見て、素早い送球でアウトにした。村上は6回途中1失点。今年も息の合ったところを見せた。「今日はいろいろなボールを投げさせることができた。(公式戦で)いい結果を出すために、いい準備をしたいです」と振り返った。▽阪神栄枝(DH先発で2回に宮城から二塁打)「日本を代表する投手なので何とか食らいつきたかった。去年までは1軍投手との対戦があまりなかったので、いい経験ができている」

◆2年連続で開幕投手を務めるオリックス宮城大弥投手(23)が充実の総仕上げだ。28日の開幕楽天戦(京セラドーム大阪)が1週間後に迫る中、「関西ダービー」の阪神戦(京セラドーム大阪)に先発。2回に二塁打と四球で2死一、二塁を招くも、坂本を3球三振。「四球2つがもったいなかった。修正して開幕を迎えたい」。150キロ超えの直球に90キロ台のカーブを交え、緩急自在に猛虎打線を手玉に取った。4回66球を投じ、3奪三振で2安打無失点。球数は少ないが、予定通りの降板だった。岸田監督は「ちょっと余力を残して」と説明。開幕戦に向けて「大丈夫だと思います」とエースに信頼を寄せた。ただ、それでも満足しないのが宮城。現在の状態は「60点」と厳しめだ。「100点にはならないと思うので、近づけるために体調だったり四球を減らしたりしていければ」と気を引き締めた。23年までドジャース山本が背負った18番を今季受け継いだ。山本は18日のメジャー開幕戦で今季1勝目。宮城は先輩からチケットを譲ってもらったおかげで、その試合に「一般社団法人宮城大弥基金」の活動の一環として地元・沖縄の子供たちを招待できたのだという。「由伸さんから連絡が来て。その活動を知っていてくれていて」と感謝だ。左腕は子供たちにあらためて「1つの目標だったり夢として頑張ってくれたら一番」とエールを送った。次は自らが夢を与えるエースになる。「投手陣を引っ張っていきたい」。大役から今季もチームに白星をもたらす。【村松万里子】

◆阪神石井大智投手(27)が公式戦さながらの緊迫した場面で火消しに成功した。6回2死三塁で村上を救援。右打者ディアスを追い込むと、最後は低めのフォークを振らせた。「三塁走者をかえせない状況で、思った球を投げきることができた」。昨年はイニング最初から任されることが多かった。藤川監督もテストの意味合いがあったことを示唆。今季の起用法が注目される。▽阪神ゲラ(7回から3番手で登板し、空振り三振2つなど1回無安打無失点)「いい状態は続いていると思う。自分の投げたいゾーンと(そこに)投げたい球種が投げられている」

◆阪神桐敷拓馬投手が9回1イニングを3人でピシャリと締めた。先頭西川をスライダーで二ゴロに打ち取ると、続く代打杉本はフォークで投ゴロに。最後は高め直球でオリバレスを空振り三振に仕留めた。「9回とは思わなかった。3人で抑えられて良かった。ここからは対打者に対してしっかり考えることが重要」。昨季両リーグ最多70試合登板の鉄腕は今年も健在だ。

◆オリックスが阪神と引き分け、残り2試合を残してオープン戦最下位が決定した。ここまで14試合で2勝10敗2分け。オープン戦最下位は16年にDeNA、中日と同勝率で並んで以来、9年ぶりとなった。同年は公式戦でも最下位に沈んだ。打線はこの日1得点。中軸の西川は打率0割5分9厘と低調だが、岸田監督は「上がってくると思いますよ」と信頼を強調した。

◆な~んも心配いりまへん! 阪神村上頌樹投手(26)は自身初の開幕投手に向け、最終調整の場となったオリックス戦とのオープン戦を6回途中4安打1失点にまとめた。4回に今春の実戦5試合目で初失点を喫したが、キャンプから計17回2/3を1失点と抜群の安定感を継続。新球スライダーでピンチを切り抜ける場面もあり、3・28開幕広島戦(マツダスタジアム)へ上々の総仕上げを飾った。村上はほぼ全球種を生かして新球で締めた。6回無死一、二塁で打席には西川。直球を3球続けた後、カウント1-2から外角に新球スライダーを投じた。合わせただけのゴロは遊撃手の正面へ。併殺に打ち取ると口元が少し緩み、リラックスした表情でマウンドを下りた。「いいところに投げられた。配球の中で入れられたので良かった」見逃しでストライクを奪うなど、カウント球としてもスライダーを有効活用。開幕前最後の登板で新球種をさらに上のレベルに引き上げた。手応えを感じたのは同球種だけではない。1週間後の3月28日に迫った開幕戦を見据え「全球種を確認しながら投げられた」。カーブ、73キロを計測したスローカーブ、フォーク、カットボール。「全部いいところに投げられたし、悪いところもあった。1週間しっかり練習できたら」。課題も自信も得て、また気を引き締め直すところが、主戦格としての責任感だ。レギュラーシーズンさながら、ギアを上げる場面もあった。「最少失点に、という意味で。いいところ、いいところと意識して投げた」。3回1死三塁で打席には福田。初球は外角低めへの148キロ直球で見逃し。変化球だけでなく直球のキレも見せつけ、最後はカットボールで空振り三振を奪った。捕手坂本の好送球で飛び出した三塁走者もタッチアウト。あっさりピンチを切り抜けた。4回2死二塁から5番オリバレスに左翼線へ先制適時二塁打を浴びたが、直後に6番宗を捕邪飛。「失点後もしっかり投げきれた。落ち着いて投げられたので良かった」と切り替えにも納得顔。今春の実戦初失点を喫したものの、これで計5試合で17回2/3を1失点、驚異の防御率0・51で準備を整えた。大役を任命した藤川監督は「準備はできたんじゃないですかね。さあどんなシーズンにしてくれるんだろうと、すごく期待をしています」と胸を躍らせた。ペナントレースで最高のスタートダッシュを切りたい阪神。MVPに輝く活躍で23年Vに導いた右腕から、王座奪回を目指す逆襲ロードを走り出す。【塚本光】

◆これぞ2番の仕事! 阪神中野拓夢内野手(28)が同点打を含む3安打でオープン戦首位打者に躍り出た。1点を追う7回1死一、三塁。1ボールからオリックス川瀬の内角直球を思い切り振り抜いた。一塁手が1歩も動けない一、二塁間への痛烈ゴロ。この日3安打目となる右前適時打で、今春オープン戦初打点を記録した。「チャンスの時こそ頭を整理しながら。初球の変化球がボールだったので、次は取りに来るかなと。しっかり1球で仕留められたので良かったと思います」3回1死走者なしの場面では一塁への弱いゴロで全力疾走。快足を飛ばして内野安打をもぎとった。5回には2死一塁から一、二塁間を破る右前打で好機を拡大。チャンスメークに「つなぎ」の役割、そして適時打。場面場面で役割を果たす、充実の3安打だ。リードオフマン1番近本と3番佐藤輝ら主軸をつなぐ2番の打順。特にチャンスの場面では積極性を心がけて打席に入る。「バッテリー的には後ろにテルがいるので、ある程度自分で勝負したいと思う。早い段階で仕留めることを意識していました」。この日の適時打もファーストストライクを捉えたもの。頼れる中軸がいるからこそ、自分の戦い方は常に意識している。打撃フォームを改造した今季。バットのグリップ位置を頭の高さから肩の位置まで下げて臨んでいる。オープン戦打率は3割5分5厘まで上昇。昨季はオープン戦打率1割3分と苦しんでいた中、心機一転打席に立てているという。「去年のことをいい意味で忘れているというか、気にはしていない。今年は今年で取り組んできた打撃フォームで結果を残すことをオープン戦のテーマにしていた。自分の形がハマりつつあると思います」開幕まで1週間。虎の2番が仕上がり上々だ。【波部俊之介】

◆阪神抑えの岩崎優投手(33)が「8回」に登板した。安打、犠打、進塁打で2死三塁とされたが、紅林を外角直球で空振り三振。決勝点はやらなかった。この日は最後9回が桐敷。登板順は気にしていなかったという左腕は「うまくタイミングを外せました。いい緊張感で投げられて、いい練習になった。あと1週間で開幕なので気を抜かずにやっていきたい」と納得の表情だった。

◆今春初めて遊撃で先発した阪神高寺望夢内野手(22)が危なげない守備を見せた。2回1死一塁で宗のゴロをさばくと、6回無死一、二塁では遊ゴロ併殺を完成。「しっかり守れたと思います。できるようにしっかり準備していきたい」。打席では2回の第1打席で、開幕投手の宮城から冷静に四球を選んだ。「ヒット打ちたかったですけど、対戦できて良かったです」と開幕へまた経験値を上げた。

◆やっぱり1番近本光司外野手(30)が打てば強い。1点を追う7回1死一塁。虎のリードオフマンはオリックス川瀬の投球4球を丁寧に見極めた。そしてカウント2-2からの5球目、外角低め直球に反応し、左中間への中前打で一、三塁に好機を拡大。2番中野の同点打を呼び込んだ。「その前がショートゴロだったので、修正しながらの打席でした。ちょっとボールの見え方とかが良くなかったので。(負けない得点に)それはすごく良かったと思います」。5回1死一塁では本田の142キロで遊ゴロに打ち取られたが、足を生かして併殺打を防いだ。その1打席も状態上昇につなげた。通算1000安打まで67安打の打撃職人。7年目のシーズン開幕へ、ピークに近づいていく。

◆開幕投手がともに先発したオープン戦最終3連戦の初戦。継投も含め投手戦になった。1点を追う阪神は7回に中野の同点打で追いつき引き分けに持ち込んだ。阪神藤川監督の一問一答は以下の通り。-石井もピンチで登板し、シーズンに向けていい準備ができた「順調にここまで来て、もう少しで『さあ、スタートするぞ』という感じのピッチングに見えますし、非常にいいんじゃないかな、と思いますね」-リリーフ陣も順調すぎるくらい順調。「本当に自然体でやってくれれば。村上を含めて、期待しているのは、自然体で自分たちらしくやってくれれば、ただそれだけでいいので。必要以上に、別に結果は求めないので、はい。彼ららしくやってくれればいいと思います」-DH栄枝は今後も見据えて「せっかくいい左投手が来てくれていますから。なかなか立てる機会がないし。せっかくいい先発ピッチャーが投げてきてくれてるんで、1人でも多く打席に立って、生きたボールを見る日に充てさせてもらいましたけどね」-高寺のショート起用はあってもおかしくない「もともとやってる選手ですから、いろんな部分が可能性としてありますけど、やっぱりいいピッチャーで立たせたかったというのが、はい」

◆阪神村上頌樹投手(26)は自身初の開幕投手に向け、最終調整の場となったオリックスとのオープン戦を6回途中4安打1失点にまとめた。4回に今春の実戦5試合目で初失点を喫したが、キャンプから計17回2/3を1失点と抜群の安定感を継続。新球スライダーでピンチを切り抜ける場面もあり、3・28開幕広島戦(マツダスタジアム)へ上々の総仕上げを飾った。

◆阪神のドラフト5位・佐野大陽内野手(23)=日本海L富山=、育成外国人のジーン・アルナエス内野手(22)が京セラの本隊に合流した。新人の佐野は14日開幕のウエスタン・リーグで打率・417の好成績。アルナエスも同・455と結果を残している。チームはこの日からオリックスと開幕直前の3連戦に臨む。最後にアピールできるか、注目だ。

◆両軍のスターティングメンバーが発表。阪神は開幕投手を務める村上頌樹投手(26)が先発する。前回は14日のウエスタン・広島戦(SGL)に先発し、5回3安打無失点。今春の実戦登板は12イニング無失点と順調に調整を進めてきた。開幕前のラスト登板となる一戦で、3月28日の広島との開幕戦(マツダ)に弾みをつける。

◆阪神・坂本誠志郎捕手(31)が好守で球場を盛り上げた。三回、先発の村上が先頭のオリックスD1位・麦谷(富士大)に四球を与えると、続く若月の初球で二盗を決められた。際どいプレーに阪神・藤川監督がリクエストを要求も、判定は変わらず。若月は犠打で1死三塁のピンチを背負った。打席には1番の福田。140キロカットボールで空振り三振に仕留めると、坂本は飛び出した三走・麦谷を見逃さない。矢のような送球でタッチアウトに仕留めて、このピンチを乗り切った。村上は今春の実戦登板で無失点を継続中。開幕に向けゼロを並べる右腕を女房役も盛り立てた。

◆先発した阪神・村上頌樹投手(26)の実戦無失点記録は15イニングで止まった。0-0の四回、先頭の紅林に中前打。2死二塁とされ、新外国人オリバレス(前メッツ傘下)に内角高めの直球を左翼線に運ばれる適時二塁打を浴びた。開幕投手に内定している村上は、春季キャンプ中の実戦から前回14日のウエスタン・広島戦(SGL)まで4試合連続&12イニング無失点を続けていた。

◆オリックス・宮城大弥投手(23)が先発し、4回2安打無失点と好投。2年連続となるシーズン開幕戦(対楽天、28日、京セラ)前の最後の登板で安定した投球を披露した。二回に2死から栄枝の二塁打と高寺への四球で一、二塁とピンチを招いたが、坂本を空振り三振に仕留めて危機を脱した。前回登板の12日の中日戦(バンテリンドーム)でも6回7安打2失点、13奪三振と快投しており、今季から新たに18番を背負うエースが順調な仕上がりを見せている。また、新外国人のエドワード・オリバレス外野手(29)が四回2死二塁で阪神先発・村上の内角球を捉えて左越えの先制打。試合前時点でオープン戦打率・067だった助っ人に待望の来日初タイムリーが飛び出した。

◆開幕投手を務める阪神・村上頌樹投手(26)が先発して5回?を投げて4安打1失点の好投。オープン戦最後の登板でも抜群の安定感をみせ、3・28開幕の広島戦(マツダ)に向けて順調な仕上がりをアピールした。0-0の四回、2死二塁から新外国人オリバレス(前メッツ傘下)に内角高めの直球を左翼線に運ばれる適時二塁打を浴び、春季キャンプ中の実戦から実戦無失点記録は15イニングで止まった。だが、五回は太田をチェンジアップで空振り三振に。麦谷は直球で投ゴロ。若月も今オフに習得したスライダーで中飛に抑えた。六回は安打と四球で無死一、二塁とされたが、西川を遊ゴロ併殺に打ち取って86球で降板。2死三塁から登板した石井はディアスを空振り三振に仕留めた。阪神・村上 「少し力んでしまって微妙なコントロールミスもありましたが、クイックでの投球や全球種、確認しながら投げることができました。開幕まであと1週間、けがのないようにしっかりといい準備をしていきます」

◆阪神が同点に追いついた。0-1の七回、1死から代打・木浪が四球で出塁すると、藤川監督はすかさず代走・植田を送った。打席には1番・近本。オリックスの5年目右腕・川瀬の直球を捉えると打球は左中間で弾む中前打。一、三塁の好機を作った。続く中野が2球目を弾き返し、同点の右前打。中野は三回の第2打席で内野安打、第3打席は右前打を放っており、3安打と調子を上げている。下位打線でチャンスを作り、代走の切り札・植田を投入。阪神が誇る1、2番コンビでかえすというシーズンさながらの攻勢で試合を振り出しに戻した。

◆阪神はオリックスと引き分けた。先発した村上は5回?を投げ、4安打1失点。開幕投手に決まっている右腕は開幕前最後の登板を上々の内容で終え「少し力んでしまって微妙なコントロールミスもありましたが、クイックでの投球や全球種確認しながら投げることができました。開幕まであと1週間、けがの無いようにしっかりといい準備をしていきます」と振り返った。村上の後を受けた石井は六回2死三塁のピンチでディアスを空振り三振。その後もゲラ、岩崎、桐敷と勝ちパターンでの起用が見込まれる中継ぎ陣が勝ち越しを許さなかった。打線は七回1死一塁から近本、中野の連打で同点。中野はこの試合3安打をマークし、オープン戦の打率・355と状態を上げてきた。

◆オリックスは引き分けに終わり、6試合ぶりの白星をつかむことはできなかった。2年連続で開幕投手を務める宮城大弥投手(23)が先発し、4回2安打無失点と好投。28日の楽天とのシーズン開幕戦(京セラ)に向けて弾みをつけた。野手では新外国人のオリバレス(前メッツ傘下)が四回2死二塁で左越えの先制打。試合前時点でオープン戦打率・067だった助っ人に待望の来日初タイムリーが飛び出したが、打線は五回以降無得点。本拠地・京セラで今季初勝利はまたもお預けとなった。オープン戦11位の楽天が勝利したことで、オリックスの最下位の可能性が濃厚となった。

◆オリックスは引き分けに終わった阪神戦後に岸田護監督(43)が取材に応じ、オンラインカジノ利用で活動自粛し、この日からチームに合流した山岡泰輔投手(29)について言及した。 一問一答は以下の通り。――宮城は準備万端「そうですね。今日もちょっとだけ力を入れて投げたら、しっかり出ていましたしね。出力が。大丈夫だと思います」――球数も予定通り「そうです。ちょっと余力を残して」――開幕に不安はない「大丈夫だと思います」――オリバレスにも一本が出た「最近、ファームの方でも(試合に)出て当たっていましたし。慣れてきたんじゃないですかね、だいぶ」――内容も良くなっている「と思います」――宮城は直球とスライダーが良かったと「全体的に良かったと思います。全部扱えていると思いますし。要所で力も出ていますし」――四球は「まあ四球は出ますからね。そのあときっちり抑えればいいことなんで。いいと思いますけど」――西川が心配「上がってくれると思いますよ。大丈夫です」――経験も実績もある。信じて「はい。そうですね。大丈夫だと思います」――リリーフ陣は「良かったですね。川瀬も点を取られましたけど、最少失点で帰ってきましたし。厚沢さんがマウンドに行って、バッと火がつきましたし。頑張ったと思います」――開幕を見据えた形で「いい投球ができていたんじゃないですかね。完璧じゃないですけど」――紅林の2番は試してみたかった「そうですね。調子もいいですしね」――打線の形というのは、残り2試合でだいぶ固まってきたか「どうでしょう? 難しいとこですけどね。イメージがなんとなくは。ピッチャーにもよってきますけどね。そこは」――2番打者に長打力ある選手を「そうとも限らないですけどね。本当につながりを見て、ピッチャーによってというところでやっていくと思います」――軸になる4番は「出てきますか? どうですか? 出てくると思いますよ」――監督の頭で、今の打線の形はシーズンに近いか「うーん、まだ...まあまあ。近いんじゃないですか? どうかな」――山岡が合流した「しっかり反省してるみたいですし、粛々と野球に向き合ってくれたらと思います」――監督から何か声かけられたことは「少し話はしましたけども」――ここから野球にというところの話か「そうですね。期待してます。ここからやってくれるんじゃないですか。やってくれると思います。しっかり」――一日も早くリリーフで戻ってきてほしいという思いは強いか「とりあえずはしっかり野球に向かってくれればいいと思います」――山岡と話されたのは直接か「直接です」

◆阪神は3連戦の初戦をドロー。村上頌樹投手(26)は5回?を投げ、球数86で4安打1失点。3奪三振2四球で3月28日の広島戦(マツダ)に向け、最終登板を終えた。宮城大弥投手(23)の前に4回無得点だった打線は七回1死一、三塁で中野拓夢内野手(28)が右前に同点打を放った。佐藤輝明内野手(26)、森下翔太外野手(24)、大山悠輔内野手(30)のクリーンアップは揃って無安打。投手陣は2番手以降の石井大智(27)、ハビー・ゲラ(29)、岩崎優(33)、桐敷拓馬(25)の4投手がゼロを並べた。藤川球児監督(44)の主な一問一答は以下の通り(OP戦成績=3勝4敗3分、観衆=2万6671人)。ーー村上は十分なモノを見せてくれた「やりたいことはできたんじゃないかな、と思いますね」ーーあと1週間で調整を続けてくれればいい「そこからスタートしながら、今のコンディションを最後まで持続させながら、ということはトレーナーも含めて、チームがやっていくと思います。準備はできたんじゃないですかね」ーーこれまでの取り組みを振り返って「どうでしょうね。(昨年)11月から決まっていましたから。シーズンに向けて戦う準備をしているところですから、『さあ、どんなシーズンにしてくれるんだろう』と、すごく期待をしていますけど」ーー交代のタイミングは球数「そうですね。石井とか、あの辺りもイニング途中で(投げさせたい)、ということもあったので」――石井はピンチで登板した(六回2死三塁でディアスから空振り三振)「順調にここまで来て、もう少しで『さあ、スタートするぞ』という感じのピッチングに見えます」ーーリリーフ陣も順調「本当に自然体でやってくれれば。自分たちらしくやってくれれば、それだけでいいので。別に必要以上に結果は求めないので」ーー栄枝のDH起用は今後も見据えてか「せっかくいい左投手(宮城)が来てくれてますから。立てる機会がない。投手を立たせても、村上も左対左だし、そういうところで。生きたボールを見る日に当てさせてもらいました」ーー遊撃・高寺もそういう意図か「そうですね。シーズンが始まれば打席数が減ってきたりとかで、打てていた選手でも打てなくなってきている。ベンチにいると打席がないことで、ポテンシャルが下がってしまうことがありますから。こちらでうまくコントロールをしながら...」ーーシーズンで高寺の遊撃起用はあってもおかしくない「ショートは去年までやっていましたからね。(本職は)ショート、セカンドですから。元々やっている選手ですから、いろんな部分で可能性としてありますけど、いいピッチャーに立たせたかったということ」ーー遊撃は内野守備の要だが、守る水準には達しているか「そうなんですかね、全部大事ですけどね。いい投手に立たせたかったことが一番。ゲームのリスクを負ってまで、というレベルではないことを分かって使っていますから。私たちの問題ですから。何も問題がないです」ーー4打席に立ち、フル出場「代えても意味がないですからね」ーーDH制の活用は終了か「どうでしょうね。また帰って考えます」ーー七回は下位からのつながりが見られたか「流れを作ることを重要視しているので、佐藤とか森下が、どんな配球が来て、ということを彼らなりに考えて。今は充電期間に充てて、開幕した時に爆発してくれればいい」ーーD5位・佐野、育成・アルナエスが合流。雰囲気を感じさせたり、経験を積ませたかった「右の内野手、ユーティリティーがいないので、ちょっと見てみたかった部分で、今日は高寺を最後までいきましたけど、高寺を動かした時のケースですね。佐野なんか、非常に緊張をしていましたけど、新人で来ていなかった選手の一人ではあったので、また明日も見て、タイミングがあれば...というところですね」

◆オリックス、阪神で通算176勝を挙げ、引退後も両チームでコーチを務めたサンケイスポーツ専属評論家の星野伸之氏(59)が、オープン戦ラスト登板となった阪神・村上頌樹投手(26)、オリックス・宮城大弥投手(23)の両開幕投手に言及した。開幕を任される投手が本来の投球をしたら、そう打てるものではない。全く心配がいらないのが阪神の村上だ。三回1死三塁のピンチを迎え、三走の「ゴロゴー」がほぼ間違いない場面。二遊間へは絶対に打たせたくない。できれば三振を奪いたい。そこで低めのボール球を振らせる投球はお見事。低めへの制球は文句のつけようがない。捕手との連係で三走も牽制(けんせい)で刺した。点を与えない投球ができる投手だ。145キロ前後の速球が、相手先発の宮城に負けないぐらい、150キロ超に映るのは、本当にキレがあるからだろう。オリックスの宮城はさらに素晴らしい内容だった。好調な阪神打線でも、あのクロスファイアを打つのは難しい。二回に珍しくカーブが高めに浮いて栄枝に二塁打されたが、それ以外は内野安打1本。寄せ付けない投球だった。ゾーンのギリギリに投げ込む球は、球審が悩んだ末にストライク判定していた。あえて不安材料を探すなら、審判との相性だけかも。1週間後の両チームの開幕戦は、こんな感じの試合だろうなと思いながらみさせてもらった。

◆頼もしい選手会長や!! 阪神はオリックスと1―1で引き分けた。1点を追う七回に中野拓夢内野手(28)が右前へ同点適時打を放った。木浪が口火を切って、近本がつなぎ、中野が仕留める―。セ・リーグ優勝、日本一に輝いた2023年の得点パターンで零封負けの危機を救った。3安打を重ねてオープン戦の首位打者に浮上した不動の2番打者が、不完全燃焼だった昨季の悔しさを糧にチームを引っ張っていく。一時も気が抜けない打線が戻ってきた。下位からつないでつくったチャンスを中野が仕留めた。2023年のVイヤーに何度も披露した『キナ・チカ・ナカ』の連係で1点をもぎ取った。「近本さんがつなぐ形の場面がシーズンに入っても出てくる。ああいうところで自分が打つ、打たないで全然流れが違うと思うので、チャンスだったら積極的にいこうと思っていました」0-1で迎えた七回。先発・宮城らオリックス投手陣相手に沈黙していた虎打線がようやく目を覚ました。まずは3番手の川瀬から代打・木浪が四球を選ぶ。続く1番・近本が中前打で1死一、三塁とチャンスを拡大。ここで打席にこの日2安打の中野が立った。直球をはじき返した打球は一、二塁間を抜け、三走を同点のホームに迎え入れた。セ・リーグ優勝、日本一に輝いた23年の攻撃をほうふつさせる、下位打線から上位へつなげる得点パターンだ。「相手バッテリー的には後ろに(佐藤)輝がいるんで、ある程度、自分で勝負したいと思う。そこを自分で早い段階で仕留めることを意識していた」と狙い通りの一打でオープン戦初打点をマークした。この日はクリーンアップ3人衆が10打数無安打と振るわなかったが、その前にも仕留められるバットマンがいるのは藤川虎の強みだ。三回には一塁内野安打でオープン戦全10試合で出塁とし、五回にも右前打で3安打の固め打ち。オープン戦打率は・355となり、トップだった同僚の前川を抜いて首位打者に浮上した。昨年のオープン戦は34打席無安打など打率・130と極度の不振に陥り、4年目のシーズンでも自己ワーストの打率・232、6盗塁と苦しんだ。「去年のオープン戦がすごいひどい数字だったので、それに比べたらいいですけど、数字よりも打席の内容が去年と全然違う。自分のやるべきことを打席でやっている結果かなと思います」とうなずく。

◆惜しみない拍手に包まれて、背番号41がマウンドを降りた。場内に響き渡る賛美には、虎の開幕投手として「3・28」への期待も込められていた。阪神・村上頌樹投手(26)は開幕前最後の登板で5回?4安打1失点。収穫を手に晴れやかな笑顔を見せた。「いろんな変化球であったり、真っすぐであったり、クイックで投げたり、試せることは試せた。失点後もしっかり落ち着いて投げ切れたので良かった」0-0の四回、先頭の紅林に安打と二盗を許し、得点圏に走者を背負うと、2死二塁からオリバレス(前メッツ傘下)の左越え適時二塁打で先制点を献上。今春の実戦で続けてきた連続無失点が15イニングで止まった。それでも右腕は動じることなく、貫禄の投球で相手打線にそれ以上の仕事をさせなかった。「序盤は力んでいたけど、後半にかけて力みも取れていい感じで投げられた。ボールの質は後半の方がいい感じだった」六回、安打と四球で無死一、二塁のピンチを招いた場面では「何とか最少失点に」とギアチェンジ。西川への初球、外角いっぱいの直球はこの日最速の148キロを計測。変化球で追い込み、最後は新球のスライダーで遊ゴロ併殺に仕留めた。2死三塁として2番手・石井にバトンタッチ。藤川監督にねぎらわれてマウンドを後にした。虎の開幕投手は今春、圧倒的な数字を残した。実戦5試合で17回?を投げ1失点。昨年11月に開幕投手を告げた藤川監督も「いまの彼のコンディションは素晴らしい。『さあ、どんなシーズンにしてくれるんだろう』とすごく期待しています」と熱い思いを寄せた。開幕まで1週間を切り、村上は自身の体を万全の状態に整えていく。「けがと風邪をひかないことだけ気を付けて。何も変えることなく、1週間を過ごしていけたらなと思います」初の大役を任された右腕は、積み重ねた自信を胸に3月28日の広島戦(マツダ)のマウンドに上がる。(萩原翔)

◆六回までマスクをかぶった阪神・坂本は村上を引っ張った。三回1死三塁では、福田の空振り三振で飛び出した三走をけん制で刺し「その場その場でしっかり準備してやるだけ。残り少ない試合の中で実戦的なプレーができてよかった」とうなずいた。村上については「狙った通りに投げてくれるのが頌樹の強み。(六回のピンチで)粘れるか、粘れないかが勝ち負けに大きく影響する」と称賛した。

◆同点の九回を任された阪神・桐敷が危なげなく試合を締めた。「まさか九回とは思っていなかったけど、状況も状況だったので、3人で抑えられてよかった」。西川、代打・杉本、オリバレス(前メッツ傘下)を三者凡退に仕留めた。開幕までの登板予定はあと1試合。最終チェックを済ませ、気持ちよくシーズンに突入する。

◆「7番・DH」で出場した栄枝が二回2死で宮城のカーブを右翼線へ。技ありの二塁打となった。「日本を代表する投手。食らいついていこうと思った」。昨季の1軍出場は1試合。藤川監督に打力を評価され、坂本、梅野を脅かす捕手として期待されている。「去年まではチャンスをつかみ切れなかった。今年はキャンプからいいアピールができている。なんとかモノにしたい」と熱く語った。

◆阪神・高寺が「8番・遊撃」でフル出場した。六回無死一、二塁では西川の打球を落ち着いて処理し、併殺を完成。「しっかり守れたと思います」とうなずいた。二回2死二塁で宮城から四球を選んでチャンスメークも「ヒットにしたかった」と悔しさをにじませる。3打数無安打ながらオープン戦打率・321と好調を維持。「修正してしっかりあしたからやっていきたい」と開幕1軍へ向け、最後まで気を引き締めて臨む。

◆開幕を1週間後に控えて、京セラドームでオリックスと総仕上げの3連戦-。2年前は日本シリーズでも実現した「春の関西ダービー」がくると、本番間近を感じる。阪神のメンバーにドラフト5位の佐野大陽、育成外国人のアルナエスの2人の新入団選手が合流。速報記事を書いたトラ番サブキャップ原田遼太郎が解説してくれた。「2人とも2軍の試合で結果を出しています。佐野は打率4割を超えていますから。アルナエスは、平田2軍監督がずっと前から『いいんだよ』とホメてました。ただ、アルナエスは支配下になるというハードルがありますが...」開幕1軍メンバーへの絞り込みも最終段階。ここで1軍の試合に合流するということは、単なる顔見世のはずがない。結果を出せば、大逆転、滑り込みで夢がかなう可能性も。オリックスにも新しい顔がベンチ入りしていた。田島光祐。育成ドラフト5位の新人捕手だ。「森ら捕手に相次いで故障者が出てしまって。チーム的には大ピンチなんですが、育成の選手にとっては千載一遇のチャンスですよね」猛牛番・織原祥平も、伏兵の支配下登録、開幕1軍があるかどうかに興味津々だった。開幕直前の関西決戦は、過去にも劇的なドラマを生んできた。2016年3月。故障で出遅れていたオリックスのドラフト1位が、阪神戦で合流してきた。吉田正尚(現レッドソックス)。オリックス担当だった虎ソナが当時の監督に恐る恐る尋ねてみた。「ミラクルの開幕1軍の条件は?」と。

<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
日本ハム
932 0.750
(↑0.023)
-
(-)
50
(+5)
36
(+2)
13
(+2)
10
(-)
0.246
(-)
2.410
(↑0.04)
2
(1↑)
西武
732 0.700
(↑0.033)
1
(-)
47
(+2)
22
(-)
3
(-)
8
(+1)
0.276
(↑0.001)
1.700
(↑0.16)
3
(2↓)
ヤクルト
841 0.667
(↓0.06)
1
(↓1)
44
(+2)
37
(+5)
6
(-)
10
(-)
0.232
(↓0.003)
2.330
(↓0.25)
4
(-)
ソフトバンク
853 0.615
(↑0.032)
1.5
(-)
60
(+5)
48
(+1)
8
(+1)
23
(+1)
0.254
(↓0.004)
2.580
(↑0.11)
5
(2↑)
巨人
761 0.538
(↑0.038)
2.5
(-)
51
(+6)
50
(+2)
8
(+1)
4
(-)
0.242
(↑0.001)
3.150
(↑0.09)
6
(1↓)
DeNA
772 0.500
(↓0.038)
3
(↓1)
42
(-)
45
(+2)
3
(-)
10
(-)
0.206
(↓0.008)
2.510
(↑0.01)
6
(1↓)
ロッテ
771 0.500
(↓0.038)
3
(↓1)
50
(+2)
45
(+6)
8
(-)
7
(-)
0.223
(↑0.004)
2.470
(↓0.27)
8
(1↓)
中日
673 0.462
(↓0.038)
3.5
(↓1)
47
(+2)
55
(+3)
7
(-)
11
(-)
0.218
(↓0.002)
3.300
(↑0.02)
9
(-)
阪神
343 0.429
(-)
3.5
(↓0.5)
41
(+1)
42
(+1)
6
(-)
6
(-)
0.284
(↓0.011)
3.740
(↑0.31)
10
(-)
広島
592 0.357
(↓0.028)
5
(↓1)
31
(+1)
50
(+5)
8
(-)
4
(-)
0.216
(↑0.002)
3.130
(↓0.15)
11
(-)
楽天
482 0.333
(↑0.06)
5
(-)
46
(+3)
46
(+2)
3
(-)
15
(+1)
0.217
(↑0.001)
3.080
(↑0.08)
12
(-)
ORIX
2102 0.167
(-)
7
(↓0.5)
32
(+1)
65
(+1)
1
(-)
5
(+2)
0.217
(↓0.002)
4.330
(↑0.26)