ソフトバンク(☆5対0★)中日 =オープン戦1回戦(2025.03.18)・みずほPayPayドーム福岡=
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中日
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ソフトバンク
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勝利投手:モイネロ(1勝0敗0S)
敗戦投手:三浦 瑞樹(0勝1敗0S)
  DAZN
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◆ソフトバンクは先発のモイネロが6イニングを投げ、1人の走者も許さない快投。その後のオスナと松本晴も無失点に抑え、完封リレーを展開した。対する中日は、新加入の育成左腕・三浦が先発。古巣相手の登板は、4回途中3失点という悔しい結果となった。

◆ソフトバンク栗原陵矢内野手(28)が開幕に間に合わないことが決まった。中日戦前に小久保裕紀監督(53)が取材対応し「もうおらんもんと思っています。脇腹なんでね。無理して長引くことが一番だめなので」と説明した。栗原は11日の巨人戦で右脇腹を負傷した。すでにリハビリ組に合流している。今後はまずファームで実戦復帰し、徐々に状態を上げていく。

◆中日福永裕基内野手(28)が右膝を痛め、19日に名古屋に戻り病院で検査を受ける。ソフトバンクとのオープン戦の8回の守りで負傷交代した。8回2死二塁の守備で、打者正木の1ボール2ストライクから、清水が二塁へけん制。二塁手福永がベースカバーに入った際に、ベースに滑り込むような形となり痛めた模様。試合後は右膝をアイシングしながらも自らの足で歩き「今はちょっと...。すみません」とだけ話し帰りのバスに乗った。井上一樹監督(53)は「ちょっと心配。大事に至らないことを。これだけちょっとピースがいなくなると」と、今季は不動の3番・二塁として期待しているだけに、軽傷を祈った。10日後に迫っている開幕に福永を欠く可能性も出てきた。

◆ソフトバンクの左のエース、リバン・モイネロ投手(29)が6回パーフェクト投球。昨季のパ・リーグ最優秀防御率左腕が今季初の1軍マウンドで圧倒的な投球を披露した。左腕から繰り出す150キロ超のストレート、落差の激しいカーブは今年も健在だった。モイネロは開幕2カード目、4月1日の日本ハム戦(エスコンフィールド)での先発が濃厚。開幕前の1軍登板は最初で最後だが、順調すぎるほどの調整ぶり。6回71球、無安打無失点、6奪三振で降板し、来日9年目シーズンも視界良好だ。

◆ソフトバンク柳田悠岐外野手(36)に今季初打点が生まれた。1回1死二塁で中日三浦の直球を左翼前に流した。二走の周東が悠々と生還し、これが決勝打。オープン戦26打席目で待望の初タイムリーとなり「(周東)佑京が得点圏にいたので、このチャンスを生かそうと思いました。さすがの走塁だったと思います。佑京の走力で先制のタイムリーになって良かったです」と笑みを浮かべた。▽ソフトバンク川瀬(7回2死一塁からタイムリー三塁打)「なかなかヒットが出ていなかった中で、練習から逆方向へのバッティングを意識していた。しっかりと自分のやるべき役割、打撃ができるように徹底していきます」

◆任せたハム料理! ソフトバンクのリバン・モイネロ投手(29)が本拠地中日戦で6回パーフェクト投球。150キロ超の直球と落差の激しいカーブは健在で、24年のパ・リーグ最優秀防御率左腕が、今季初の1軍マウンドで圧倒的な投球を披露した。左腕エースは開幕2カード目、4月1日の日本ハム戦(エスコンフィールド)での先発が濃厚。「火曜の男」が宿敵新庄ハム斬りへ、隙なしだ。モイネロには"仮想ランナー"がいた。6回2死走者なし、打者鵜飼の場面だ。二塁方向をチラっと牽制し、投球モーションへ。さらに4球目を投じる前には1度プレートを外して間を取った。「ランナーが出る場面がなかったので、なるべく実戦に近いイメージで。あの場面ではランナー二塁を想定して投げていたよ」。オープン戦ならではだが、異例の光景だった。6回パーフェクト。走者をひとりも背負うことなく今季の1軍初登板を終えた。71球で無安打無失点、6奪三振。ブルペンでもおかわりで15球を投じた。開幕前の1軍戦登板は最初で最後だったが、24年のパ・リーグ最優秀防御率左腕が期待通りに圧倒的な投球を披露。小久保裕紀監督(53)も「見ての通りです。見ての通り」と最大級の評価だ。それでもモイネロは「80点だね」と自己採点は辛い。「全体的に変化球の質を良くしていきたい」。150キロ超のストレート、落差の大きいカーブ、鋭いスライダーで中日打線を手玉に取りながら、左のエースが自身に求めるレベルは高い。開幕2カード目、4月1日の日本ハム戦(エスコンフィールド)での先発が濃厚。新庄ハムは小久保ホークスの宿敵で、4年ぶりリーグ優勝した昨季も対戦成績は12勝12敗1分けの五分。パ5球団の中では唯一勝ち越すことができなかった相手だ。今季を占うともいえる"初陣"に向けて「火曜の男」の調整には隙がない。モイネロは意気込む。「スタートダッシュが大事だと思う。まずは勝ちから始まりたいね」。来日9年目を迎え、日本語も1年ごとに上達してきた。この日もテレビカメラに向かって「ミナサマ、コンシーズンモ、ガンバリマショウカ」。左のエースがなんとも頼もしい。【只松憲】▽ソフトバンク牧原大(6回、右翼線への適時三塁打)「途中出場で集中力を高めていた。晃(中村)さんが回してくれたおかげです。集中力で、得意の速い球を捉えることができました」▽ソフトバンク谷川原(2回の適時打を含むマルチ安打)「まずバットでアピールできてよかったです」▽ソフトバンク正木(3回に左前タイムリー)「いいイメージを持って、自分の打撃をすることに集中した。いい形で捉えることができた」

◆開幕ローテーション候補だったソフトバンク松本晴投手(24)が中継ぎに回った。左のリリーフが手薄というチーム編成上の理由で配置転換。この日の中日戦では8回から登板し、2回2安打無失点、4奪三振と好リリーフを見せた。今季ブレークが期待される大卒3年目左腕。小久保監督は「ロングでも考えている」と複数イニングで起用する構想も明かした。

◆ソフトバンクのモイネロがオープン戦初登板で6回を完璧に抑える圧巻の投球を見せた。開幕ローテーション入りを決めている29歳の左投手は「ポジティブな結果。すごくうれしい」と満足げに話した。150キロ前後の直球に大きく曲がるカーブを交え、テンポ良く6奪三振。シーズン本番を意識し、六回は二塁走者を想定してセットポジションから投球した。「スタートダッシュが大事。勝ちから始めたい」と開幕を見据えた。

<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
831 0.727
(-)
-
(-)
42
(+5)
32
(+5)
6
(-)
10
(+1)
0.235
(↑0.002)
2.080
(-)
2
(-)
日本ハム
732 0.700
(↑0.033)
0.5
(↓0.5)
40
(+5)
32
(+2)
11
(+4)
10
(-)
0.242
(↑0.003)
2.490
(↑0.04)
3
(-)
ソフトバンク
743 0.636
(↑0.036)
1
(↑0.5)
54
(+5)
45
(-)
7
(-)
20
(+2)
0.264
(↑0.005
2.810
(↑0.22)
4
(1↑)
西武
532 0.625
(↑0.054)
1.5
(↑0.5)
35
(+6)
22
(-)
2
(-)
5
(+1)
0.260
(↑0.014)
2.050
(↑0.23)
5
(2↓)
巨人
651 0.545
(↓0.055)
2
(↓0.5)
43
(+2)
43
(+5)
6
(-)
4
(-)
0.247
(↑0.002)
3.060
(↓0.21)
6
(1↑)
DeNA
662 0.500
(↑0.045)
2.5
(↑0.5)
40
(+9)
43
(+4)
3
(-)
9
(-)
0.221
(↑0.017)
2.710
(↓0.1)
6
(1↑)
ロッテ
661 0.500
(↑0.045)
2.5
(↑0.5)
43
(+6)
39
(+4)
7
(-)
7
(-)
0.215
(↑0.008)
2.370
(↓0.14)
8
(2↓)
中日
563 0.455
(↓0.045)
3
(↓0.5)
43
(-)
51
(+5)
7
(-)
11
(-)
0.223
(↓0.007)
3.480
(↓0.07)
9
(1↑)
阪神
342 0.429
(-)
3
(-)
40
(+5)
41
(+5)
6
(-)
6
(+2)
0.295
(↑0.002)
4.050
(↓0.12)
10
(3↓)
広島
572 0.417
(↓0.038)
3.5
(↓0.5)
30
(-)
35
(+6)
8
(-)
4
(-)
0.217
(↓0.003)
2.430
(↓0.3)
11
(-)
楽天
372 0.300
(↓0.033)
4.5
(↓0.5)
43
(+4)
39
(+6)
3
(-)
13
(+1)
0.219
(↓0.007)
2.970
(↓0.32)
12
(-)
ORIX
291 0.182
(↓0.018)
6
(↓0.5)
31
(+4)
62
(+9)
1
(-)
3
(-)
0.217
(↑0.004)
4.860
(↓0.34)