DeNA(☆5対2★)ロッテ =オープン戦1回戦(2025.03.04)・横浜スタジアム=
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ロッテ
0002000002311
DeNA
20000003X5610
勝利投手:松本 凌人(1勝0敗0S)
(セーブ:宮城 滝太(0勝0敗1S))
敗戦投手:坂本 光士郎(0勝1敗0S)

本塁打
【ロッテ】愛斗(1号・4回表2ラン)

  DAZN
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◆DeNAは、2番手・石田裕が4回2失点5奪三振の投球。開幕ローテーション入りを狙う2年目右腕が、アピールに成功した。対するロッテは、愛斗が4回に2ランを記録。守備でも好プレーを見せるなど、存在感を示した。

◆国内FA権を行使しソフトバンクから加入したロッテ石川柊太投手(33)は、今季2度目の対外試合で課題が残った。初回から制球が定まらず3回3安打2失点。「初回、2回と、力出そうと思ってた部分が、裏目に出てしまったので苦しい投球だった」と振り返った。「あのまま終わってたら収穫がない登板になりかけたけど、3イニング目に気づけたことがあって、手応えもあったので、そこは1歩進めたところ」と修正力を見せた。

◆ロッテ愛斗外野手(27)が攻守で見せた。4回に一時同点となる2点本塁打を放ったが「サインがエンドランだったんで、複雑な気持ち。強い打球を心がけていったらああなったんで、結果的には良かった」と振り返った。右翼の守備では、2回にライナー性の打球を好捕し投手を助けた。外野手争いは熾烈(しれつ)だが「周りには左右されないというか、自分のやるべきことをやるだけ」と気を引き締めた。

◆ロッテ・石川柊太投手(33)が先発で3回を投げ3安打2失点、3四球。本拠地開幕となる4月1日のオリックス戦(ZOZOマリン)での先発が濃厚だが、ピリッとしない内容に不満げな表情を見せた。気温5度の寒さに加えて、ユニホームをはためかせるほどの強風が容赦なく体温を奪う悪条件。一回先頭の桑原に遊撃内野安打、さらに2四球を与えて一死満塁のピンチを背負うと、筒香に左前適時打、宮崎に左犠飛を許して2失点。二回は全てフライの三者凡退に抑えたが「本当に(ボールが)どこに行くか分からないような感じだった」と手応えはなかった。唯一、収穫に挙げたのは三回の投球だ。先頭の牧を内角低めの直球で押し込み三ゴロ。二塁打と四球で一死一、二塁と走者を背負って再び筒香を迎えたが、外寄りの直球で注文通りの遊ゴロ併殺打に抑えた。「しっかりコースに投げきれれば球速は出ていなくても(打者の)反応は悪くない」とうなずいた。このオフにソフトバンクから国内FAで加入。米大リーグ、ドジャースに移籍した佐々木の穴を埋める即戦力として期待されている。吉井監督は「投げていくうちに段々と良くなっていた。順調」と結果を問わず、調整を見守る姿勢だ。(片岡将)

◆ロッテ・愛斗外野手(27)が0-2の四回無死一塁から左越えに一時同点の2ラン。会心の当たりだったが「あそこはエンドランのサインだったので複雑な気持ちです。低い打球を打ちにいっていたので...」と、イメージとは反対の高々と上がった打球に苦笑いだった。D1位・西川(青学大)らと外野の定位置を争い、キャンプでは徹底的に振り込んで打力を上げた。「自分は途中から行く選手じゃないぞ、っていう気持ちでやっている」と力を込めた。(横浜)

◆先発したジャクソンは2回無失点。2四球を出しながらも3三振と要所を締め「しっかりと低めに制球することができた」と振り返った。今季は東、バウアー、ケイとともに4本柱で開幕ローテーションに当確。新加入のバウアーとは、球団施設「DOCK」ですでに交流しており、「彼もすごく状態が良さそう。楽しみ」と声を弾ませた。(横浜)

◆極寒のハマスタが沸いた!! DeNA・筒香嘉智外野手(33)が4日、今季初の横浜スタジアムでの対外試合となったロッテとのオープン戦に「5番・左翼」で先発出場し、一回の第1打席に先制の左前適時打を放った。2季ぶりに入団し、この日ライブBP(実戦形式の打撃練習)に初登板したトレバー・バウアー投手(34)が、5日にも1軍に合流する見込みとなった。筒香とバウアーが共闘し、27年ぶりのリーグ優勝、2年連続の日本一へ突き進む。ファンの白い息が歓声に変わった。気温4・1度と急激に冷え込んだ3月の横浜スタジアム。一回1死満塁、33歳の筒香が3-2から石川柊の投じた速球を逆らわずに左前へ。先制点をたたき出し、一塁ベース上で思わず笑みがこぼれた。「やっぱりホーム球場で試合ができるのは、選手にとって一番の楽しみ。そこにファンの方が大きい声援をしてくださるというのは選手の励みになる」今季初の本拠地、横浜スタジアムでの試合。オープン戦はここまで2試合に出場して4打数無安打の主砲が一回に先制打を放つなど、2打数1安打1打点。寒さにもかかわらず、来場した1万4473人の前で存在感を示し、「(第1打席は)外へ逃げるボールにうまく合わせることができた」とうなずいた。昨季26年ぶりの日本一に輝き、4カ月ぶりに帰還したハマスタ。日本一のチャンピオンフラッグが電光掲示板の上空でなびく舞台で、千両役者がチームを勝利へと導いた。

<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
101 1.000
(-)
-
(-)
16
(-)
13
(-)
3
(-)
0
(-)
0.395
(-)
6.000
(-)
2
(1↑)
広島
211 0.667
(-)
0
(-)
13
(-)
9
(-)
1
(-)
0
(-)
0.222
(-)
1.800
(-)
2
(1↓)
ロッテ
210 0.667
(↓0.333)
0
(-)
9
(+2)
7
(+5)
3
(+1)
1
(-)
0.175
(↓0.037)
1.380
(↓0.38)
4
(-)
中日
320 0.600
(-)
0
(-)
17
(-)
17
(-)
2
(-)
7
(-)
0.231
(-)
3.400
(-)
4
(1↑)
ヤクルト
320 0.600
(↑0.1)
0
(↓0.5)
16
(+4)
17
(+3)
3
(+1)
6
(-)
0.224
(↓0.011)
2.660
(↓0.09)
6
(1↓)
日本ハム
110 0.500
(-)
0.5
(-)
3
(-)
2
(-)
0
(-)
2
(-)
0.219
(-)
1.060
(-)
7
(3↑)
DeNA
230 0.400
(↑0.15)
1
(↑0.5)
15
(+5)
13
(+2)
0
(-)
2
(+2)
0.244
(↓0.006)
2.300
(↑0.08)
7
(2↑)
巨人
230 0.400
(-)
1
(-)
16
(-)
22
(-)
3
(-)
0
(-)
0.250
(-)
3.800
(-)
9
(4↓)
ソフトバンク
120 0.333
(↓0.167)
1
(↓0.5)
11
(+3)
13
(+4)
2
(+1)
5
(+1)
0.277
(↓0.036)
3.460
(↓0.28)
9
(2↑)
楽天
122 0.333
(↑0.333)
1
(↑0.5)
21
(+13)
14
(+2)
3
(+2)
5
(-)
0.244
(↑0.041)
2.860
(↑0.23)
9
(4↓)
ORIX
120 0.333
(↓0.167)
1
(↓0.5)
11
(+2)
21
(+13)
0
(-)
0
(-)
0.267
(↓0.019)
7.270
(↓3.03)
-
(-)
西武
000 0.000
(-)
1
(↑0.5)
0
(-)
0
(-)
0
(-)
0
(-)
0.000
(-)
0.000
(-)