巨人(★1対2☆)ロッテ =オープン戦1回戦(2025.02.24)・沖縄セルラースタジアム那覇=
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ロッテ
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巨人
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勝利投手:河村 説人(1勝0敗0S)
敗戦投手:平内 龍太(0勝1敗0S)
  DAZN
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◆巨人は、先発・田中将が1回無失点。3番手・田中瑛も3回無失点と、新加入の右腕が順調な調整ぶりを示した。対するロッテは、2年目の上田が二塁打を含む2安打をマーク。開幕一軍入りに向けて、バットでアピールを見せた。

◆巨人がロッテ戦のスタメンを発表した。田中将大投手(36)が先発マウンドに上がる。今キャンプでは久保康生巡回投手コーチ(66)と二人三脚で体を縦方向に使う"縦振り"へのフォーム改造に着手。順調に調整を進め、17日のライブBPでは打者8人との対戦で被安打2、1奪三振、1四球の内容だった。また、甲斐拓也捕手(32)が「8番捕手」で出場。田中将とバッテリーを組む。

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◆巨人田中将大投手(36)が先発し、1回無失点の好投を見せた。球場に名前がコールされると、多くの拍手を浴びながら、マウンドに上がった。先頭の高部は一塁キャベッジのエラーで出塁を許したが、続くソトを遊ゴロ併殺打に打ち取った。最後は山本を一飛に抑え「結構早い段階から2月中に順調であれば1試合投げたいと言ってきたので。そこは予定通り投げることができて、とりあえずホッとして帰れるな」と振り返った。最速は145キロを計測し「数字として出ていますし、そこは良かった」と胸をなでおろした。今キャンプは、久保康生巡回投手コーチ(66)と二人三脚で体を縦方向に使う"縦振り"へのフォーム改造に着手。「キャンプ序盤は意識付けのために大げさに、いろいろやってきましたけど。実戦で今日みたいな試合の中で、そこにどんどん合わせていかないといけないので。そんなめちゃくちゃ大きくキャンプ序盤みたいな違いを感じないかもしれないですけど、感覚的なところで使い方であったり、意識は明らかに変わっているので、そこは大きいかなと思います」と手応えを示した。

◆巨人井上温大投手(23)が今季実戦初登板となったロッテとのオープン戦は、2回3安打1失点だった。1イニング目は3者凡退で滑り出すも、2イニング目に3安打を集められた。「変化球でストライクを取ったりができなかったので、不利なカウントで真っすぐいって打たれてしまった。そこで変化球いけたら良かった」と修正点を挙げた。

◆巨人新外国人のトレイ・キャベッジ外野手(27=アストロズ)がロッテとのオープン戦で2本の長打をマークした。2回の第1打席で左中間、4回の第2打席は左翼へいずれも二塁打とした。来日後の対外試合では初安打にもなり「逆方向に2本飛んだということは自分としては好意的に受け止めている」と話した。塁上では弓を引くようなポーズを披露し「パフォーマンスです。いろいろ楽しみにしていてください」と笑った。

◆沖縄セルラー那覇のマウンドに憧れの足跡が残っていた。ロッテ八木彬投手(27)が巨人とのオープン戦に先発し、3回2安打無失点と好投した。巨人の先発は田中将。1イニングだけだったが、投げ合いが実現した。田中将が10球投じた後のマウンドに、八木は立った。「遠目からですけど、すごいオーラでした」。あのときとはユニホームが変わっていても、スターの存在感は健在だった。13年、楽天優勝時はテレビにかじりついてみていた。「試合の時はすごい闘志があふれるようなピッチングだったので、そういうところはピッチャーでもすごい参考になる」と幼いながらに学ぶこともたくさんあった。自らも全力で腕を振る。「どこでも投げられるようなピッチャーになりたい」と開幕1軍へ、力を込めた。

◆ロッテのドラフト6位立松由宇内野手(26=日本生命)がユーティリティーさをアピールした。8回に死球の愛斗の代走で出場。外野の人数が足りず、そのまま右翼守備に就いた。「びっくりしました。外野用のグラブは愛斗さんに借りました。ポジショニングは風の吹き方を考えて。(外野守備コーチの)伊志嶺さんの補助もありながら」と初球のライナー気味の鋭い打球も難なくキャッチ。プロ入り後は練習もしていなかった外野をこなした。

◆ロッテが沖縄での春季キャンプを打ち上げた。吉井理人監督(59)は「順調に来ています」と話した。対外試合7試合負けなしも「全然気にしてないです。キャンプっていうよりもスプリングトレーニングっていう形でやってる。いろいろシーズンに向けてのトレーニングなので、この後のオープン戦も引き続きそういう感じでやっていこうと思ってます」とチームを仕上げていく。

◆復活への、のろしを上げた。巨人田中将大投手(36)が24日、ロッテとのオープン戦(沖縄セルラー那覇)に先発。今キャンプで久保康生巡回投手コーチ(66)と取り組んできた"縦振り"を意識した投球フォームに、自身の感覚を融合させて試合に臨んだ。先頭打者の出塁を許したが、後続を打ち取り1回無失点。最速は145キロを計測した。次回は3月2日ヤクルト戦(東京ドーム)で2イニングを予定としている。冷たい風が吹きつける中、田中将がまっさらなマウンドに上がった。先頭の高部には一塁手キャベッジのエラーで出塁を許したものの、続くソトは遊ゴロ併殺打に仕留めた。最後は山本を一飛に打ち取り「2月中に順調であれば1試合投げたいと言ってきた。予定通り投げることができて、とりあえずホッとして帰れる」と、充実感たっぷりの笑顔でベンチに戻った。復活への道のりは、次の段階に突入した。今キャンプは久保巡回投手コーチとフォーム改造に着手。「感覚的なところだったり意識は明らかに変わっているので、そこはすごく大きい」と"縦振り"を意識した投球フォームに手応えを示す。一方で、新フォームは投球始動時に左足を横に踏み出していたが、この日は斜め後ろに踏み出し「キャンプの特に序盤は、意識づけのために大げさにいろいろやってきましたけど。今日みたいな試合という中では、そこにどんどん合わせていかないといけない」。"師匠"の教えを自身の感覚の中に落とし込む。日米通算197勝の実績があるからこそ、追い求める姿も高い。オープン戦初戦は1回無失点。最速も145キロを計測するなど上々のスタートを切ったが「言っても1イニングですし、まだまだその辺は」と制球面に関して辛口評価。久保コーチも「もう1つガチッとはまるというか、その辺はもう少し時間が必要かなとは思いますね」と話した。次回は、いよいよ東京ドームのマウンドに上がる。杉内投手チーフコーチは「東京ドームで2回を予定しています」と、3月2日ヤクルト戦での起用を明言。田中将は「自分のやることをやって、当然そこ(開幕ローテ)は割って入っていきたい。若い選手はかなり多いですけど、その勢いに負けないように僕も勢いを持っていきたい」。マー君は先発のマウンドがよく似合う。【水谷京裕】▽巨人阿部監督(田中将について)「良かったと思います。自分を崩さないというか、今修正しているところをしっかりやってくれたので、それで十分かなと思います」

◆楽天から加入した田中将大投手(36)が移籍後初登板し、先発して1回無安打無失点だった。試合開始とともに名前がコールされると、日米通算197勝右腕はスタンドからの大きな拍手と指笛に迎えられた。登場曲はももいろクローバーZ。ロッテの1番・高部を137キロの変化球で打ち取るも一塁・キャベッジが失策。続く2番・ソトは注文通りの遊ゴロ併殺に仕留め、3番・山本は詰まらせて一飛。同じく新加入の捕手・甲斐のリードに従い、予定通り1回10球を投げて無安打無失点の好投を見せた。宮崎キャンプから久保巡回投手コーチと取り組んできた腕を縦に振る新フォームで、上々の巨人デビューを飾った。

◆楽天から加入した田中将大投手(36)が先発して1回無安打無失点だった。注目の移籍後初登板を終えた〝マー君〟は降板後、「とりあえずホッとしました。その一言に尽きます、きょうは」と安どの表情で振り返った。ロッテの1番・高部を137キロの変化球で打ち取るも一塁・キャベッジが失策。続く2番・ソトは注文通りの遊ゴロ併殺に仕留め、3番・山本は詰まらせて一飛。同じく新加入の捕手・甲斐のリードに従い、予定通り1回10球を投げて無安打無失点の好投を見せた。バックスクリーンでの表示は最速143キロ。バックネット裏の表示では同145キロだった。

◆巨人の新外国人、トレイ・キャベッジ外野手(27)=前パイレーツ=が「4番・一塁」で来日2度目の実戦出場。マイナー通算109本塁打の新助っ人は、初安打を含む2打席連続二塁打をマークし、実力を見せつけた。前日23日の初実戦では2打席ともバットを折られ無安打に終わった。この日は、全体練習前から室内練習場で打撃練習に励んだ助っ人砲。二回先頭の第1打席で逆方向となる左中間へ、フェンス直撃の二塁打を放ち〝来日初安打〟をマーク。続く四回先頭の第2打席も再び逆方向へ、左越えの二塁打を放った。

◆開幕ローテ入りが確実な巨人・井上温大投手(23)が二回から登板し、2回3安打1失点。この日は最速151キロを計測し、150キロ台を連発した。三回は2安打と味方の失策が絡んで失点。「不利なカウントで真っすぐでいって打たれた。スピードは思ったより出た」と振り返った。

◆楽天から巨人に加入した田中将大投手(36)が先発し、移籍後初の実戦登板。予定の1回を無安打無失点、最速145キロを計測する好投を見せた。杉内俊哉投手チーフコーチ(44)は「良かったですね。けがなく1イニング投げられたので。風もあって、寒かったのでね。投球術は持っているので、(ソトを併殺打に打ち取ったように)ああやってゴロを打たせる技術は持ってますし、あとは出力の問題。徐々に上がっていけばいい」と語った。次回は3月2日のヤクルト戦(東京ドーム)で2イニングの登板を予定していることを明かした。

◆ロッテは24日、巨人とのオープン戦(那覇)に2-1で競り勝ち、沖縄での対外試合を5勝2分けと無敗で終えた。先発の八木彬投手(27)が3回2安打無失点。巨人・田中将大との投げ合いを力に変えて開幕1軍入りへアピールした。相手先発は日米通算197勝のレジェンド・田中将。わずか1回の投げ合いだったが「すごいオーラでした」と大投手の雰囲気を感じ取った。和歌山市出身ながら青森・八戸学院光星高、宮城の東北福祉大と、みちのくに縁がある。長らく楽天でプレーした田中将は雲の上の存在だった。今季4年目でプロ初勝利を目指す右腕は「(田中将は)試合の時はすごい闘志があふれるピッチングだったので、そういうところはピッチャーでもすごい参考になる」と同じマウンドに立った経験を生かさない手はない。(片岡将)

◆新天地デビュー戦で進化を見せつけた。楽天から巨人に加入した田中将大投手(36)がロッテとのオープン戦に先発。移籍後初の実戦登板で1回無安打無失点、最速145キロを計測する好投を見せた。次回は3月2日のヤクルトとのオープン戦(東京ドーム)で登板予定。開幕ローテーション入りへ着実に歩みを進めていく。わずか10球でも、大投手の進化を証明するには十分だった。背番号11の巨人のユニホーム姿で初実戦のマウンドに上がった田中将が、1回無安打無失点の新天地デビュー。「いろんな緊張感はあった。とりあえず、ホッとしました。その一言に尽きます、きょうは」と胸をなでおろした。強風吹き荒れるコンディションの中でも冷静だった。先頭高部のゴロを一塁手キャベッジが弾き失策で出塁を許すも、続くソトをスプリットで遊ゴロ併殺に。山本はツーシームで力のない一飛に仕留めた。17日のシート打撃登板では140キロ台前半だった最速が、この日は145キロを複数回計測し「上がっていてよかった。不安だったけど、出てよかった」と出力にも手応えを口にした。調整を一任される「S班」で臨んだ移籍後初キャンプ。田中将の1学年下の菅野(現オリオールズ)を前年4勝から昨季15勝に導き、「魔改造」と呼ばれる手腕を持つ久保巡回投手コーチと二人三脚で、縦振りの投球フォームへ改良に努めた。「感覚的なところで、使い方、意識は明らかに変わっている。そこはすごく大きい」と実感する。

<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ロッテ
200 1.000
(-)
-
(-)
7
(+2)
2
(+1)
2
(-)
1
(-)
0.212
(↑0.024
1.000
(-)
1
(-)
阪神
101 1.000
(-)
0
(-)
16
(-)
13
(-)
3
(-)
0
(-)
0.395
(-)
6.000
(-)
3
(1↑)
ソフトバンク
110 0.500
(-)
0.5
(-)
8
(-)
9
(-)
1
(-)
4
(-)
0.313
(-)
3.180
(-)
3
(1↑)
ヤクルト
110 0.500
(-)
0.5
(-)
3
(-)
7
(-)
0
(-)
4
(-)
0.200
(-)
1.500
(-)
3
(1↑)
ORIX
110 0.500
(-)
0.5
(-)
9
(-)
8
(-)
0
(-)
0
(-)
0.286
(-)
4.240
(-)
3
(1↑)
DeNA
110 0.500
(-)
0.5
(-)
10
(-)
7
(-)
0
(-)
0
(-)
0.333
(-)
3.000
(-)
3
(1↑)
日本ハム
110 0.500
(-)
0.5
(-)
3
(-)
2
(-)
0
(-)
2
(-)
0.219
(-)
1.060
(-)
3
(2↓)
広島
110 0.500
(↓0.5)
0.5
(↑0.5)
10
(+3)
8
(+6)
1
(+1)
0
(-)
0.209
(↓0.048)
3.180
(↓1.18)
9
(1↑)
中日
120 0.333
(↑0.333)
1
(↑0.5)
13
(+6)
17
(+3)
2
(+1)
2
(+1)
0.282
(↑0.043)
5.670
(↑1.33)
9
(5↓)
巨人
120 0.333
(↓0.167)
1
(↓0.5)
9
(+1)
13
(+2)
1
(-)
0
(-)
0.240
(↓0.028)
3.330
(↑1.17)
11
(1↓)
楽天
011 0.000
(-)
1
(-)
7
(-)
9
(-)
1
(-)
2
(-)
0.232
(-)
4.760
(-)
-
(-)
西武
000 0.000
(-)
1
(↑0.5)
0
(-)
0
(-)
0
(-)
0
(-)
0.000
(-)
0.000
(-)