楽天(★1対5☆)ロッテ =リーグ戦25回戦(2024.10.01)・楽天モバイルパーク宮城=
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ロッテ
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楽天
1000000001510
勝利投手:佐々木 朗希(10勝5敗0S)
敗戦投手:岸 孝之(6勝11敗0S)
  DAZN
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◆ロッテは1点を追う5回表、岡の適時二塁打などで3点を挙げ、逆転に成功する。そのまま迎えた9回には、中村奨のスクイズと藤原の適時三塁打でリードを広げた。投げては、先発・佐々木が9回1失点10奪三振の快投。2年ぶりの完投で今季10勝目をマークした。敗れた楽天は、打線が沈黙した。

◆3位ロッテが4位楽天に勝利し、2年連続のCS出場を決めた。先発の佐々木朗希投手(22)が22年9月2日以来の完投で、自身初の2桁勝利を挙げた。初回にフォークの制球が定まらず暴投で先制を許す。それでもその後は切り替え、追加点を許さなかった。テンポ良く投げ込んだが、3-1の8回。2死一、三塁のピンチが訪れると楽天小深田を二ゴロに打ち取り、ほえた。チームは0-1の5回。2死一、二塁から友杉が放った打球は左翼と遊撃の間に飛び、楽天の遊撃村林が追ったがグラブではじいて落球。そのすきに一塁走者の安田尚憲内野手(25)も激走して生還し、一気に逆転した。続く岡大海外野手(33)も左中間へ適時二塁打を放ち追加点を入れた。9回にも1死一、三塁のチャンスを作り、中村奨吾内野手(32)のスクイズ、藤原恭大外野手(24)の適時三塁打で2点を追加した。ロッテ佐々木がプロ5年目で初の2桁勝利。22年の9勝を上回った。完投は22年4月10日オリックス戦(完全試合)、同9月2日オリックス戦に次いで2年ぶり3度目。過去2度はZOZOマリンで記録しており、ビジターでは初完投。無四死球完投は前記の完全試合以来2度目となった。今季初の2試合連続2桁奪三振をマークし、2桁奪三振は通算20度目。ロッテが2年連続でCS出場を決めた。プレーオフ、CSの第1ステージ(S)出場は9度目になるが、過去8度のうち7度を勝ち抜き、1S突破7度はソフトバンクの6度を上回る最多。エスコンフィールドに乗り込む日本ハムとの対戦でも、3試合制での強さを見せるか。

◆楽天のCS進出が完全消滅した。3位ロッテとの直接対決2試合を落とし、シーズン最終盤にまさかの5連敗。残り5試合を残して終戦となり、3年連続の4位が確定した。ロッテ佐々木を打ちあぐねた。初回2死一、三塁から暴投により先制したが、その後は打線がつながらない。3回2死二塁では辰己が遊ゴロ。8回2死一、三塁では小深田が二ゴロに倒れた。ベテラン岸は9回途中を121球、6安打5失点(自責2)と力投したが、打線の援護に恵まれなかった。

◆楽天のCS進出が完全消滅した。3位ロッテとの直接対決2連戦を続けて落とし、シーズン最終盤にまさかの5連敗。3年連続の4位が確定した。先発岸は9回途中6安打5失点(自責2)と力投。だが、打線がロッテ佐々木を打ちあぐね、5安打1失点で完投された。無念の終戦となった。2年契約の1年目だった今江敏晃監督(41)は「とにかく悔しいです。ただ、この時期にこうやってここまで戦えたのは選手たちがほんとに頑張ってますし、勝たせられなかったところが自分としては非常に悔しいです」と受け止めた。昨オフに12球団最年少監督として就任。3年ぶりのAクラスは逃したが、創設20年目で交流戦初優勝をもたらした。最大9あった借金も徐々に減らし、後半戦は勝率5割前後をキープしたが、貯金の最多は3。9月18日に3位浮上も、ここ一番で勝ちきれなかった。パドレスに移籍した松井裕樹に代わる守護神に則本を指名。先発でくすぶっていた藤平を中継ぎに配置転換するなど限られた戦力の中で粘り強く戦ったが、最後は上位との差が出た。指揮官は「細かなプレーができてるチームは強いと思いました」と率直に話した。残りは5試合。最後までファイティングポーズをとる。【山田愛斗】

◆ロッテ佐々木朗希投手(22)がレギュラーシーズン最後のマウンドでCS出場を決めた。5安打1失点、108球完投で自身初の2桁勝利を飾り、チームの3位と2年連続CS出場を確定させた。12日から2位日本ハムとのファーストステージに挑む。ドジャースなど、MLBスカウト10球団が視察する中での快投だった。10年に達成した3位からの日本一へ"下克上"が始まる。朗希がほえた! 3-1で迎えた8回、2死一、三塁のピンチ。楽天小深田を初球129キロのスライダーで二ゴロに仕留めると、佐々木は珍しく感情を爆発させ雄たけびを上げた。9回は最後の打者を打ち取ると、マウンドで喜びをかみしめた。初回に暴投で先制を許すも、2回以降は立て直し2試合連続の10奪三振。「先制されてしまったんですけど、逆転してもらってその点を守ることができてよかった」と安堵(あんど)した。思い通りのシーズンではなかった。今季18度の登板で160キロ以上が出たのは7試合。それでも、シーズン最後には今のベストを出した。吉井監督も「大事な負けられない試合だったんで、そこで今年のベストパフォーマンス出したのは、並のピッチャーじゃできない。そういう意味では朗希もスーパースターになりつつある」と評価した。視察したドジャース・フリードマン編成本部長も「彼は素晴らしく才能があるピッチャーであることはあきらか。いろんな才能のあるピッチャーを見て来たけれども、彼は過去にアメリカに来た才能のあるピッチャーたちの仲間に入る人材」と大物ぶりを絶賛。大物は球界全体にも影響を与えている。パ・リーグ防御率トップのモイネロや元メジャーセーブ王の守護神オスナも「ロウキは最近どうなんだ?」と動向を気にしており、NPB屈指の助っ人たちも目を引く存在だ。10年も3位でCSに出場。ファイナルステージは1勝3敗の土俵際から3連勝で勝ち抜き、日本シリーズに進出した。中日との15回引き分けなど死闘の末に日本一をつかんだ。チームを勝利に導いた右腕は「クライマックスシリーズは3位からになると思うんですけど、日本シリーズ行って、日本一になれるように頑張ります」と宣言した。再びの下克上へ、新たな戦いが始まる。【星夏穂】ロッテ佐々木がプロ5年目で初の2桁勝利。22年の9勝を上回った。完投は22年4月10日オリックス戦(完全試合)、同9月2日オリックス戦に次いで2年ぶり3度目。過去2度はZOZOマリンで記録しており、ビジターでは初完投。無四死球完投は前記の完全試合以来2度目となった。今季初の2試合連続2桁奪三振をマークし、2桁奪三振は通算20度目。ロッテが2年連続でCS出場を決めた。プレーオフ、CSの第1ステージ(S)出場は9度目になるが、過去8度のうち7度を勝ち抜き、1S突破7度はソフトバンクの6度を上回る最多。エスコンフィールドに乗り込む日本ハムとの対戦でも、3試合制での強さを見せるか。

◆ロッテ・佐々木朗希投手(22)が、初の2桁勝利を目指し、シーズンラストの先発登板。バックネット裏には今季初めてドジャースのアンドルー・フリードマン編成本部長とゲレン・カー球団副社長が視察に訪れた。他の米大リーグ関係者も多く訪れる中で、一回は2死から辰己、浅村と連打を浴びて、安田の打席では2球目のフォークボールが抜けて失投となり、先制点を献上した。今季は試合前時点で17試合に登板し、9勝5敗、防御率2・47。3位のチームはこの試合で引き分け以上ならクライマックスシリーズ進出が決定する。チームのためにも勝利を目指すマウンドになる。

◆プロ野球パ・リーグは1日、ロッテが楽天に5―1で勝って3位を確定させ、2年連続のクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。2004~06年のプレーオフを含めて10度目。楽天は3年連続4位に終わった。ロッテは12日からのCSファーストステージで2位日本ハムとエスコンフィールド北海道で対戦。勝者は16日に始まるファイナルステージに進み、ソフトバンクとみずほペイペイドームで当たる。(共同)

◆ロッテが4連勝。佐々木は一回に暴投で1失点したが、その後は本塁を踏ませず、5安打無四球10奪三振で2年ぶりの完投を果たし初の10勝目。打線は五回に拙守に乗じて3点を奪い、九回に2点を加えた。楽天は攻守に精彩を欠いた。

◆楽天は岸が力投を見せたが、クライマックスシリーズ進出の望みを絶たれた。1―0の五回にバックのミスに足を引っ張られて3失点。気持ちを切らさずに九回途中まで投げたが、打線が援護できず、救援投手も踏ん張れなかった。五回は四球と安打による2死一、二塁から友杉を追い込み、チェンジアップで打ち上げさせてピンチ脱出と思われた。しかし遊撃手の村林が落球。一塁走者にも生還されて逆転され、次の岡には適時二塁打を許した。(共同)

◆心地良いそよ風に秋の訪れを感じる仙台で、今シーズン最後の登板を迎えた。ロッテ・佐々木朗希投手(22)が中8日で先発した。「とても大事なゲームになる。しっかりと投げられるように頑張ります」クライマックスシリーズ進出を争う4位楽天との最後の直接対決に気合が入っていた。その中で一回は2死から連打を浴びて一、三塁とすると、安田への2球目のフォークボールが暴投となり、先制点を献上。立ち上がりは制球を乱したが、二回以降は修正し、五回は渡辺を空振り三振、村林を一直、石原を空振り三振に抑えた。バックネット裏にはヤンキースやレイズなど10球団の米大リーグ関係者が集結。ドジャースは大谷翔平、山本由伸の獲得に尽力したアンドルー・フリードマン編成本部長とゲレン・カー球団副社長の球団幹部が視察に訪れた。フリードマン編成本部長は2023年2月に侍ジャパン日本代表のWBC宮崎直前合宿に訪れていたが、今季は初めて。一度は確認したいと熱望して来日し、佐々木について「彼は素晴らしく才能があるピッチャーであることは明らか。私は日本に何回も来て、いろんな才能のある投手を見てきたが、彼は過去にアメリカに来た才能のある投手たちの仲間に入る人材だ」と絶賛した。今季は試合前時点で17試合に登板し、9勝5敗、防御率2・47。この日は9回1失点で5年目で自身初の2桁勝利に到達。チームの4連勝とCS進出に大きく貢献した。

◆楽天の来季監督が白紙であることが1日、分かった。2年契約の今江敏晃監督(41)の続投が既定路線ながら、球団幹部が「いますぐ来年のお願いをすることはない。全日程が終了した時点で、会社内で全体的にしっかり評価してから決める」と去就について明言を避けた。楽天は1日のロッテ戦(楽天モバイルパーク)に1-5で敗れ5連敗となり、3年連続でクライマックスシリーズ進出の道が完全に断たれた。今季は5試合を残して、66勝69敗3分けで4位が確定した。就任1年目の今江監督は、球団初の交流戦初優勝に導いた。一時は、単独3位に浮上するなど、Aクラス入りに向けて善戦した。一方で、正念場の9月に入り、球団内では必死さの伝わらない継投策、試合終盤で戦力を投入せず敗北する起用法も指摘されていた。球団幹部は「1年間を通して、数字(成績やデータ)は全部ある。会社の方針としてそれらを含めて組閣も考える」と説明した。フロント陣はシーズン終了後、今江監督の2年目について熟考に入る。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
優勝
(-)
ソフトバンク
89493 0.645
(↑0.003)
-
(-)
2602
(+8)
388
(+6)
113
(+2)
89
(+1)
0.260
(↑0.001)
2.550
(↓0.03)
2
(-)
日本ハム
73598 0.553
(↓0.004)
13
(↓1)
3526
(-)
481
(+4)
109
(-)
90
(-)
0.245
(↓0.001)
2.980
(-)
3
(-)
ロッテ
71646 0.526
(↑0.004)
16.5
(-)
2493
(+5)
491
(+1)
75
(-)
61
(-)
0.248
(↓0.001)
3.190
(↑0.01)
4
(-)
楽天
66693 0.489
(↓0.004)
21.5
(↓1)
5483
(+1)
562
(+5)
72
(-)
87
(+1)
0.243
(↓0.001)
3.770
(↑0.01)
5
(-)
ORIX
62773 0.446
(↓0.003)
27.5
(↓1)
1394
(+6)
447
(+8)
69
(+1)
60
(-)
0.238
(↑0.001)
2.820
(↓0.03)
6
(-)
西武
49912 0.350
(↑0.005)
41
(-)
1348
(+4)
483
(-)
59
(-)
82
(+4)
0.211
(-)
3.040
(↑0.02)