巨人(☆3対1★)中日 =リーグ戦25回戦(2024.09.27)・東京ドーム=
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中日
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巨人
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勝利投手:ケラー(2勝2敗1S)
(セーブ:大勢(1勝2敗28S))
敗戦投手:梅津 晃大(2勝7敗0S)
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◆巨人は0-0で迎えた6回裏、岡本和の適時打などで2点を先制する。その後1点差とされるも、8回に大城卓が犠飛を放ち、リードを広げた。投げては、2番手・ケラーが今季2勝目。敗れた中日は、打線が援護できなかった。なお、この試合で巨人・岡本和が通算1000安打を達成した。

◆巨人小林誠司捕手(35)が引退を発表した広島野村祐輔投手(35)を労った。同学年で広陵(広島)ではバッテリーを組んだ。「おどろいた気持ちが大きいです。いろいろな思いがあって決断した事だと思うので、すごく寂しい気持ちはありますが、まずはお疲れさまという気持ちです」と胸中を語った。07年夏の甲子園では準優勝に輝いた。決勝の佐賀北戦では逆転満塁弾を浴び、あと1歩頂点に届かなかったが、甲子園の名勝負に数えられる。野村は明大から、小林は同志社大、日本生命を経て、ともにドラフト1位でプロ入りした。プロでの対戦成績は通算34打数10安打の打率2割9分4厘、0本塁打、4打点だった。小林は「高校で3年間、切磋琢磨(せっさたくま)してやってきた中で、僕がピッチャーからキャッチャーになった時から、ずっとボールを受けさせてもらっていました。今の僕があるのも野村のおかげです。大学、社会人、プロになっても背中を追いかけてきた選手の1人なので、なかなか言葉では言い表せませんが、僕の野球人生において野村との出会いはとても大きいもので、感謝しかありません。落ち着いたらまた食事をしながらゆっくりいろんな話をしたいです」と話した。

◆巨人菅野智之投手(34)が引退を表明した広島野村祐輔投手(35)をねぎらいの言葉を贈った。同世代で大学ジャパンで共闘した。それぞれ東海大と明大の名門のエース。ドラフトでは「大学BIG3」に数えられ、切磋琢磨(せっさたくま)してきた。「今年は特に、同級生とか、もうちょっと下くらいの年代の子たちもどんどん引退されていって。本当に野村は大学日本代表とかでも同じ部屋で、ずっとやってきた仲。さみしい気持ちもありますけど、でも切磋琢磨(せっさたくま)してお互いやれたと思うんで、お疲れさまでしたと伝えたいです」と話した。

◆巨人岡本和真内野手(28)が試合前に通算1000試合出場の連盟表彰を受けた。25日DeNA戦でプロ野球史上536人目の節目に辿り着いていた。初出場は1年目の15年8月28日中日戦で、プロ10年目で到達だった。通算安打数も999安打。残り1安打で節目を迎える。

◆/大一番の先制打\#岡本和真 通算1000安打達成【年度別安打数】2015  6本2016  1本2017  6本2018 167本2019 147本2020 121本2021 138本2022 131本2023 140本2024 143本?プロ野球(2024/9/27)?? 巨人×中日??Live on DAZN#DAZNプロ野球#giants pic.twitter.com/09vrxXh7l5

◆巨人岡本和真内野手(28)がメモリアルな1本で先制点をもたらした。6回無死一、三塁、中日梅津の外角高め151キロ直球を中前打とした。ゼロ行進を破り、試合を動かした。これがプロ野球史上321人目となる通算1000安打でもあった。一塁ベース上で記念ボードを受け取った。プロ初安打は1年目の15年9月5日DeNA戦で初本塁打でもあった。「もう別に個人成績はどうでもいいので。優勝できればそれが一番です」と個人記録は意に介さず、優勝だけを強く意識する主砲。貴重な先制点を導いた1本が、結果的にプロ10年目での節目の1本となった。岡本和が6回に梅津から先制の中前打を放ち、プロ野球321人目の通算1000安打を達成した。初安打は15年9月5日のDeNA戦(横浜)で砂田から記録。これが勝利打点となり、今季の岡本和の勝利打点は両リーグ最多の20度目。2リーグ制後、巨人選手の勝利打点は09年小笠原の22度が最多で、20度以上は12年に21度記録した阿部以来6人、9度目。

◆巨人が中日に競り勝って優勝マジック2とすると、阪神は広島に延長12回サヨナラ負けし、マジックはついに1となった。28日にも4年ぶりのリーグVが見えてきた。6回に4番岡本和真内野手(28)が通算1000安打目となる先制適時打を放ち、なおも1死満塁で浅野翔吾外野手(19)が押し出し四球を選んだ。先発した井上温大投手(23)は5回3安打無失点と好投。8回に1点差に詰め寄られたが、直後に再び突き放し先行逃げ切りの必勝パターンで今季75勝目となる白星を収めた。この日の試合で2位阪神が広島に敗れれば、マジック1で王手となる巨人。今季日程で残すは28日広島戦(マツダスタジアム)、29日ヤクルト戦(神宮)、10月2日DeNA戦(東京ドーム)のみで、リーグ制覇が目前に迫ってきた。

◆4年ぶりVへ、巨人が目前まで前進した。マジック3で迎えた中日戦。両チーム無得点の6回、岡本和真内野手(28)の通算1000安打となる先制適時打と浅野翔吾外野手(19)の押し出し四球で2得点。8回にも追加点を奪って逃げ切った。残りは3試合。最短で広島戦(マツダスタジアム)に臨む28日にも、リーグ制覇が決まる。巨人のV決定日 巨人が広島で行われた広島戦で優勝を決めれば76年以来になる。M1で迎えた10月16日、広島市民球場の広島戦に5-3で勝利し、就任2年目の長嶋監督が初優勝を決めた。また、王監督初優勝の87年は試合のない10月9日に決定したが、巨人ナインは翌日の広島戦に備えて広島へ移動していた。長嶋監督、王監督に続き、阿部監督が「広島」で初優勝を決めるか。

◆巨人阿部慎之助監督(45)が継投策で、先行逃げ切りの必勝パターンを演出した。5回無失点の先発井上を6回からスイッチ。ケラー、船迫が完全投球で抑え、8回バルドナードが2死から四球と安打を許したところで抑えの大勢を送り出した。1点を失うも今季2度目となる守護神の回またぎで封じ込め、28日にも4年ぶりの優勝が見えてきた。同監督は「もう他のチームは関係ない。とにかく自分たちで勝っていくだけなので、他はどうでもいいです」と、阪神の結果には目もくれず敵地広島戦を見据えた。

◆主将で4番の巨人岡本和真内野手(28)が、通算1000安打となる先制打で勝利を呼び込んだ。6回無死一、三塁で中前へはじき返し先制。小林から記念プレートを塁上で受け取った。今季20度目の勝利打点を挙げ、マジックを減らした勝利の立役者は、初回の守備で先頭岡林の打球を捕球ミス。先発井上に「いきなりエラーして(井上)温大が抑えてくれた。ありがとうございます」とお立ち台で感謝した。岡本和が6回に梅津から先制の中前打を放ち、プロ野球321人目の通算1000安打を達成した。初安打は15年9月5日のDeNA戦(横浜)で砂田から記録。これが勝利打点となり、今季の岡本和の勝利打点は両リーグ最多の20度目。2リーグ制後、巨人選手の勝利打点は09年小笠原の22度が最多で、20度以上は12年に21度記録した阿部以来6人、9度目。

◆4年ぶりVへ、巨人が優勝マジック1として王手をかけた。6回に岡本和の先制適時打の直後、浅野翔吾外野手(19)が1死満塁のチャンスで押し出し四球を選ぶと同時にほえた。貴重な2点目を奪って競り勝つと、2位阪神が敗れ、28日の敵地広島戦で勝つか引き分け、敗れても阪神がヤクルトに負ければ優勝が決まる。就任1年目の阿部慎之助監督(45)は「自分たちで勝っていくだけ」と必勝を誓い、歓喜のセプテンバーをもたらす。浅野が右拳に握り、ほえた。6回1死満塁、フルカウントから中日梅津の低め152キロ直球を見極めた。追い込まれた後、ノーステップで対応。9球目で押し出し四球を選び、貴重な追加点を呼び込んだ。「なんとか点が取れてうれしかった」と気迫があふれた。試合前のミーティングで、阿部監督から「ビビらずやれ。もう1回コケてこい」と背中を押された。25日DeNA戦は右翼守備でぬれた人工芝でずっこけ、前夜は33試合ぶりにベンチスタートだった。2試合ぶりのスタメン復帰でミスを恐れない姿勢を求められ、気持ちが入った。5回1死一塁でも中前打で好機を拡大した。切り替えて、前を向く強さを求めている。適時失策で涙した9月21日広島戦の後。移動した兵庫県内の宿舎の部屋で1人で休んでいる時だった。スマホが鳴った。坂本から「そんなの気にしているようじゃだめだぞ」とのメッセージだった。その背番号6は23日阪神戦で代打決勝適時打。3打数無安打だった前日から挽回した姿に「自分もエラーもミスもいろいろあると思う。でも結局『浅野がチャンスで打ってくれる』と信頼してもらえる打者になりたい」と目指す将来像を重ねた。マジックは1。迎える舞台は1週間前に涙したマツダスタジアム。19歳の若武者は「ミスを恐れずに、どんどん積極的なプレーをしていければいいかなと思います」。熱く、強い気持ちを前面に押し出し、チームを歓喜の瞬間に導いていく。【上田悠太】

◆巨人の守護神・大勢投手(25)が胴上げ投手をイメージした。8回途中から登板し、今季2度目の回またぎで28セーブ目をマーク。優勝マジック1となり、28日広島戦で胴上げ投手の可能性がある大勢は「(気持ちが)前のめりにならないようにはしていた。もうマジック1なんでそういう展開になったらしっかり投げられたら」と、歓喜の瞬間を思い描いた。▽巨人井上(5回3安打9奪三振無失点)「絶対に勝ってやるんだという気持ちをもってマウンドに上がった。大城(卓)さんのリードを信じて投げきって抑えられた」

◆巨人・岡本和真内野手(28)がプロ10年目で通算1000安打を達成した。0-0の六回無死一、三塁。カウント1-0から中日・梅津の高めに浮いた直球を中前へ弾き返し、先制適時打を放った。塁上で記念ボードを受け取り、頭上に掲げた。25日のDeNA戦(横浜)では通算1000試合出場を達成していた。

◆巨人・岡本和真内野手(28)が通算1000安打となる先制の中前打を放ちチームを勝利に導いた。チームは4年ぶりの優勝へ前進した。五回まで0-0と投手戦となったが、六回に岡本和が均衡を破った。連打で一、三塁のチャンスで打席に立つと、1ストライクから梅津の151キロ真っすぐを中前に弾き返し待望の先制点をたたき出した。その後は、2死満塁とすると浅野が押し出し四球を選びこの回2点を奪った。1点差に詰め寄られた八回は先頭の岡本和が左翼へ二塁打を放つなど無死3塁とすると、大城が犠飛を放ち3-1とした。ヒーローの岡本和は先制打について「絶対に打ってやろうと思っていたので、打ててよかったです」と振り返ると、通算1000安打について「1000試合もそうですし、いろんな方のサポートのおかげでこうして野球ができているので、感謝しながらこれからも頑張りたいなと思います」とファンの声援に応えた。

◆巨人は2連勝。優勝へのマジックを2以下(阪神の結果次第)とした。阿部慎之助監督(45)は「勝ててよかった。とにかく自分たちで勝っていくだけ」と勝利の喜びはほどほどに、選手たちへの指摘が続いた。浅野は二回の第1打席で初球から2球連続で直球を見逃し、カウント1-2から二ゴロに倒れた。その後、ベンチで浅野に厳しい表情で言葉をかけていた指揮官は「序盤、梅津君がスライダー1球もストライクが入っていなくて、(浅野が)あの打席で『スライダーを待っていた』って言うから、大丈夫かなと。スライダーを操れている投手でスライダーを待っているんだったらいいけど、ど真ん中2球見逃して、いい度胸をしてるな、こいつと思った。いい度胸をしているのか、観察不足なのか僕にはちょっと分からなかったので、呼びました」と振り返った。浅野は第2打席で中前打、第3打席で押し出し四球を選ぶ活躍を見せた。また、2点リードの八回に4番手で起用したバルドナードは、2死を奪ってから四球、安打で一、三塁のピンチをつくった。指揮官は守護神の大勢を投入。同点は免れたが、助っ人左腕に怒りをつのらせ、「バルドナードの四球が一番イラッとした。別にホームランを打たれていい場面だしね。あそこで4球投げているようではちょっと。今日1杯飲んで考えようかなと思います」と険しい表情だった。4番・岡本和が0-0の六回無死一、三塁で自身通算1000安打となる中前適時打を放ち、先制点をもたらした。阿部監督は2-0の八回、4番手のバルドナードが2死一、三塁のピンチを招くと、守護神・大勢を投入。石川に中前適時打を許したものの、続く細川を空振り三振に斬った。

◆プロ野球は27日、セ・リーグ首位の巨人が中日に3―1で勝ち、2位阪神は広島に延長戦の末に2―3で敗れ、巨人の4年ぶり優勝へのマジックナンバーは「1」となった。巨人は28日の広島戦で勝つか引き分ければ勝率1位が確定。敗れても、阪神がヤクルトに負ければ優勝が決まる。

◆セ・リーグ首位の巨人は27日、中日最終戦(東京ドーム)に3-1で競り勝った。4番に座る岡本和真内野手(28)が六回、通算1000安打目となる決勝の中前適時打を放った。2位の阪神が広島に敗れたため、4年ぶりのリーグ優勝へのマジックナンバーを「1」とした。28日の広島戦(マツダ)で勝つか引き分けるか、敗れても阪神がヤクルトに負ければ、阿部慎之助監督(45)の就任1年目での優勝が決定する。4番の記念すべき一打で、チームをリーグ制覇へと大きく前進させた。岡本和が六回、試合の均衡を破る決勝の中前適時打。塁上で吠え、ガッツポーズで喜んだ。「打てる球をしっかり打とうと思っていた。ヒットになってよかった」六回無死一、三塁から151キロの直球をセンターへ打ち返した。この一打で通算1000安打を達成し、塁上では記念のボードを頭上に掲げた。プロ10年目、1002試合目での大台到達。「正直、数えてもいなかった」と通過点に過ぎないが、「いろんな方にサポートしてもらっている。打ててよかった」とうなずいた。一回の守備では先頭打者の一ゴロを失策。直後に年下の先発・井上の元へ謝罪に向かい、「申し訳ないなと。抑えてくれと思ってました」と無失点で切り抜けた左腕に感謝した。優勝すれば、2019、20年に続く自身3度目のリーグVを迎える。初めて4番に定着して優勝した19年、当時若手だった岡本和は、前年まで3連覇した広島の選手がビールかけで喜んでいる動画を検索した。特に大はしゃぎするバティスタの姿を何度も見て、イメージを膨らませた。本番では無我夢中で、〝予習〟をいかせなかったというが「むちゃくちゃ、楽しかった」と忘れられない思い出になった。翌20年はコロナ禍だった。「久々にたくさんのお客さんの前で優勝できるかもしれない」。ファンと喜ぶ瞬間を楽しみにする。頼もしい4番の決勝打に阿部監督は「貴重な先制点だった。もっと貴重な一本を重ねていってほしい」とたたえた。阪神が敗れたため、優勝マジックは2つ減り「1」に。歓喜のゴールテープは目前だ。(原田優介)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
75587 0.564
(↑0.003)
M1
(↑2)
3446
(+3)
373
(+1)
80
(-)
59
(-)
0.245
(↑0.001
2.480
(↑0.01)
2
(-)
阪神
72616 0.541
(↓0.004)
3
(↓1)
4473
(+2)
404
(+3)
67
(+1)
38
(+1)
0.243
(↓0.001)
2.470
(-)
3
(-)
DeNA
67653 0.508
(-)
7.5
(↓0.5)
8500
(-)
483
(-)
98
(-)
61
(-)
0.257
(-)
3.120
(-)
4
(-)
広島
66665 0.500
(↑0.004)
8.5
(-)
6399
(+3)
396
(+2)
51
(-)
59
(-)
0.238
(↓0.001)
2.570
(↑0.01)
5
(-)
中日
58738 0.443
(↓0.003)
16
(↓1)
4364
(+1)
467
(+3)
65
(-)
37
(-)
0.242
(-)
3.000
(-)
6
(-)
ヤクルト
59754 0.440
(-)
16.5
(↓0.5)
5486
(-)
539
(-)
98
(-)
66
(-)
0.242
(-)
3.670
(-)