ソフトバンク(☆3対2★)楽天 =リーグ戦23回戦(2024.09.21)・みずほPayPayドーム福岡=
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楽天
0100100002511
ソフトバンク
000000102X3701
勝利投手:尾形 崇斗(2勝0敗0S)
敗戦投手:則本 昂大(3勝3敗31S)

本塁打
【楽天】村林 一輝(6号・5回表ソロ)
【ソフトバンク】山川 穂高(32号・7回裏ソロ)

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◆ソフトバンクがサヨナラ勝利。ソフトバンクは2点ビハインドの7回裏、山川のソロで1点差に迫る。そのまま迎えた9回には、代打・柳町の適時三塁打で2点を挙げ、試合を決めた。投げては、4番手・尾形が今季2勝目。敗れた楽天は、3番手・則本が誤算だった。

◆ソフトバンク山川穂高内野手(32)が史上70人目の通算250本塁打を放った。本拠地での楽天戦の0-2の7回、先頭で9戦ぶりのリーグトップを独走する32号。西武時代に積み上げた218本塁打と合わせて節目の大台に到達した。過去に3度の本塁打王を獲得したアーチストだが、意外にも「250」という数字にこだわりがなかった。10日の敵地での楽天戦で1発を放ち、試合後に「250号...。250号って節目じゃなくないですか? 全く節目と思っていない」と自身の見解を明かした。プロ11年目で通算試合数919試合での到達は、日本人選手で歴代4位のスピード記録だ。87年の落合(中日)、91年の秋山(西武)、76年の田淵に次ぐ。それでも、山川は「1位になれないのであれば意識はしない。4番目だったら一緒なので」と話していた。FA加入1年目。前評判通りの打棒を見せ、今季はここまで全試合4番で出場。本塁打、打点はリーグ2冠の活躍ぶりだ。通算250本塁打=山川(ソフトバンク) 21日の楽天23回戦(みずほペイペイドーム)の7回、滝中から今季32号を放って達成。プロ野球70人目。初本塁打は西武時代の14年9月15日の楽天21回戦(西武ドーム)で辛島から。出場919試合で到達は史上7位のスピード記録で、日本人選手では4位。

◆ソフトバンク周東佑京内野手(28)が12球団最速でシーズン40盗塁を決めた。6回、先頭で左前打で出塁。2死一塁となり、3番栗原の2球目に勢いよくスタートを切った。タイミングは悠々のセーフで、40盗塁は50盗塁した20年以来自身4年ぶり。2年連続の盗塁王のタイトルも射程圏内だ。「走れるから試合に出られている。それ(盗塁)以外の部分でも積み上げていけるように」と語った。パ・リーグ盗塁数は2位の楽天小郷に10差をつけ、2年連続3度目の盗塁王にまた前進した。

◆動画は下記Xロゴをクリックすると見られます/史上70人目\打った瞬間の大飛球#山川穂高 通算250本塁打達成?プロ野球(2024/9/21)?? ソフトバンク×楽天??Live on DAZN#DAZNプロ野球#sbhawks pic.twitter.com/Ehxrrmx7J3

◆ソフトバンクが逆転サヨナラ勝ちし、4年ぶりのリーグ優勝へ王手をかけた。1点を追う9回2死一、二塁。代打の柳町達外野手(27)が自身2度目のサヨナラ打を放った。カウント1-2から楽天の守護神、則本から2点適時三塁打を放った。2位日本ハムがオリックスにサヨナラ負けし、優勝マジックは2。22日にも最短で優勝する。

◆/大きな花を咲かせる\大歓声に迎えられて#柳町達 逆転サヨナラタイムリー?プロ野球(2024/9/21)?? ソフトバンク×楽天??Live on DAZN#DAZNプロ野球#sbhawks pic.twitter.com/BELxvYr8ET

◆首位ソフトバンクが楽天に逆転サヨナラ勝ち。2位日本ハムもオリックスに逆転サヨナラ負けしたため、マジックは2となり、4年ぶりのリーグ優勝へ王手をかけた。最短で22日に優勝が決まる。22日にソフトバンクが優勝を決める条件は以下の通り。ソフトバンク○のとき日本ハム△か●ソフトバンク△のとき日本ハム△か●ソフトバンク●のとき日本ハム●両軍●でもVが決まるのは引き分け数の差が影響するためで、ソフトバンクは22日に敗れて残り9戦に全敗しても勝率5割9分2厘8毛。一方、日本ハムが22日に敗れると残り10試合に全勝しても勝率5割9分2厘5毛となって上回れないため、マジックが「2」減って優勝が決まる。22日はソフトバンクが午後1時から楽天戦(みずほペイペイドーム)、日本ハムは午後6時からオリックス戦(京セラドーム大阪)の予定。ソフトバンクは先に勝ってプレッシャーを与えたいところだ。

◆楽天がショッキングな1敗を喫した。1点リードの9回に則本昂大投手(33)が登板。2死一、二塁からソフトバンク代打柳町に投じた5球目の外角直球を、左越えに運ばれた。打球は無情にも前進していた左翼田中和の頭上を越え、走者2人が生還。逆転サヨナラ打を浴びた守護神は「大事な試合を落として情けないですね」と責任を背負った。9回1死二塁の場面では、7回にソロ本塁打を放っていた4番山川をベンチと則本の判断で申告敬遠。続く中村晃は空振り三振に仕留めたが、あと1死が取れなかった。今江敏晃監督(41)は「ノリ(則本)はここまでチームのために頑張ってきてくれた。もうノリでやられたら仕方ないですし、こちらも勝ちにいくっていう意味で、最後ね、外野も前に出したんで。相手バッターがよく打ったって褒めるしかないです」と振り返った。チームは2連敗となり、3位ロッテとのゲーム差は1・5に広がった。今江監督は「後ろを振り返っても仕方ないし、もう目の前の試合を一生懸命やっていくだけだと思います」と前を向いた。▽楽天今江監督(サヨナラ負けで2連敗を喫し)「ノリ(則本)はここまでチームのために頑張ってきてくれた。もうノリでやられたら仕方ない」

◆ソフトバンクが4年ぶり20度目のパ・リーグ制覇に王手をかけた。1点差の9回2死一、二塁で代打の柳町達外野手(27)が逆転サヨナラ三塁打。直後に2位の日本ハムがサヨナラ負けし、優勝マジックがついに「2」となった。22日はデーゲームでソフトバンクが敗れた場合でも、ナイターの日本ハムの結果次第で優勝が決まる。小久保裕紀監督(52)の就任1年目の悲願が、目の前に迫った。感情が爆発した。小久保監督は拳を力強く握り、吠えた。「今年一番興奮しました」。ハイタッチの強さも倍増。本拠地のファン、選手、コーチ、全員が沸きに沸いた。「今日の勝ちは本当に大きいです」。1点を追う9回2死一、二塁。代打の柳町が試合をひっくり返した。最後の最後で急転した。ソフトバンクは1点ビハインド、日本ハムは1点リードで9回に突入した。このまま終われば優勝マジックは4で足踏み。指揮官が「すごく重苦しい雰囲気だった」と振り返る展開で、暗雲を振り払ったのは柳町の左翼越え打だった。「(打球が)落ちた瞬間は覚えてません。頭が真っ白でした」。逆転のサヨナラ適時三塁打という大仕事。采配的中の小久保監督も「あんな状況で打った方がすごいですよ。そんな簡単に打てないですからね。サヨナラヒットって。それも逆転ですからね」と試合後も興奮冷めやらぬ様子。「明日以降にも少し引きずりそうな雰囲気があったので。それが勝ちにまでつながったのが本当に大きい」と何度もうなずいた。ソフトバンクの劇勝の直後、日本ハムはサヨナラ負けした。これでM2。22日はデーゲームで楽天といかなる結果になっても、ナイターの日本ハムの結果がV条件に直結する。小久保監督以下チームは22日の試合後、大阪移動の予定。最短優勝の場合は大阪で悲願の知らせが届く。ただ、小久保監督は「日本ハムも負けることはないでしょう。自力でいきます」とここは冷静。残り10試合、自分たちで2勝する。圧倒的な強さでパ・リーグを独走してきたソフトバンクが、ついに王手をかけた。20年以来4年ぶり、通算20度目の優勝は目前。小久保ホークスが決着をつける。【只松憲】▽ソフトバンク・モイネロ(6回を5安打2失点、5四球)「6回を投げることができましたが、四球が多すぎました。次の登板に向けて修正していかないといけない」

◆ソフトバンク山川穂高内野手(32)が、通算250本塁打を達成した。0-2の7回、先頭の第3打席。カウント1-1からの3球目、真ん中低めフォークを仕留めた。リーグトップを独走する32号ソロがメモリアル弾に。「今日は良かったですね。うまく打てたなと思います」と自画自賛の一振りだ。この日3四球で、唯一勝負してもらった打席での一発回答だった。球界を代表するスラッガーは、聞いて、見て、参考にして、吸収する。この日の試合前練習、一塁ベンチで山川は王会長に「『自主トレ何やっていましたか?』って聞きました。すごく気になっていたので」と質問。球界のレジェンドにも疑問をぶつける。チームメートの近藤、今宮らを見て学ぶこともあるといい「すごい数字を出している人の感覚、準備を聞くと、ものすごく参考になる」。向上心を持って、常に高みを見据える。今季はここまで全試合4番に座り、打撃2冠の32本塁打、94打点。主砲として文句なしの活躍を続ける。最短で、22日にも4年ぶりVが決定。「今はヒリヒリする楽しさがありますよね。僕からしたらとにかく早く決めたい」と歓喜の瞬間を思い描いた。【佐藤究】通算250本塁打=山川(ソフトバンク) 21日の楽天23回戦(みずほペイペイドーム)の7回、滝中から今季32号を放って達成。プロ野球70人目。初本塁打は西武時代の14年9月15日の楽天21回戦(西武ドーム)で辛島から。出場919試合で到達は史上7位のスピード記録で、日本人選手では4位。

◆ソフトバンクの緒方理貢外野手(25)が「1番・右翼」で先発する。14日のオリックス戦(京セラドーム)以来のスタメン出場で、1番での起用は初めてとなる。

◆ソフトバンク・山川穂高内野手(32)が、史上70人目の通算250本塁打を放った。2点ビハインドの七回、先頭で打席に立ち、カウント1-1から北山の3球目フォークボールを力強くスイング。打球は勢いよく左翼席中段まで到達。飛距離121メートルの豪快な32号ソロで1-2と1点差に迫った。10日の楽天戦(楽天モバイルパーク)以来、9試合ぶりの一発。ダイヤモンドを一周すると気合の入った表情で得意の「どすこいポーズ」を決めた。250本塁打の記念ボードを手渡されると、両手で高々と掲げてスタンドに一礼した。「完ぺきにとらえることが出来ました。通算250号目のホームランを打つことができてうれしいですが、まずはこの試合を勝ちに持っていけるようにしたいです。何とか反撃ののろしとなって、勝って250号の振り返りができるようにしたいです」と息を弾ませた。

◆ソフトバンクは楽天にサヨナラ勝ち。先発のリバン・モイネロ投手(28)は二回に村林の適時打で先制されると、五回には村林にソロ本塁打を浴び、6回2失点。打線は2点ビハインドの五回に山川穂高内野手(32)が通算250号となる32号ソロを放った。1点を追う九回2死一、二塁から柳町達外野手(27)が2者をかえす逆転サヨナラ三塁打を放った。

◆パ・リーグは21日、首位ソフトバンクが楽天に3―2で逆転サヨナラ勝ち、2位日本ハムはオリックスに逆転負けしたため、優勝へのマジックナンバーを2つ減らして「2」とした。22日にソフトバンクが楽天に勝ち、日本ハムがオリックスに敗れるとソフトバンクの勝率1位が確定。4年ぶり20度目(南海、ダイエー時代を含む)、1リーグ時代を合わせると22度目のリーグ制覇が決まる。

◆サヨナラ勝利に、普段は冷静な小久保監督が珍しく興奮を抑えられなかった。両手を挙げて飛びはねるとコーチ陣とハイタッチ。「ヨッシャ!」と、ガッツポーズをつくった腕を強く振った。優勝へのマジックナンバーを「2」とし、4年ぶりVに王手をかけた。「そんな簡単に優勝できないけれど、よく勝った。柳町も、打った方がすごい。サヨナラですから。まして逆転サヨナラです。なかなか打てませんよ」まだ興奮冷めやらぬ様子で指揮官がそう振り返るほど、劇的な展開だった。1点を負う九回。2死一、二塁で代打・柳町がカウント1―2と追い込まれながら、守護神・則本から左越え三塁打で試合を決めた。「代打のコールをされたときにすごい歓声が聞こえた。やっぱり優勝が懸かっている場面というのはすごい重圧が感じられた」柳町にとっては8月4日の日本ハム戦以来、自身2度目のサヨナラ打。奮い立って打席に立ち、バットを振り切った。先発で起用されるようになった2022年にはオリックスと勝敗、勝率で並んだが、最終戦でV逸する悔しさを味わった。Vを目前にしながらも「あと1勝のところで負けた試合も経験しているので、それに似た重圧です」とヒリヒリする心境を表現する。22日は日本ハムが午後6時開始のオリックス戦に敗れると、同1時開始の楽天戦の勝敗にかかわらず勝率1位が確定。日本ハムが引き分けの場合も、勝つか引き分ければ4年ぶり20度目(前身を含む)の優勝が決まる。小久保監督は「あとは自力でいきます」と力を込めた。ゴールテープはもうすぐそこだ。(上阪正人)

◆ソフトバンクの主砲・山川の節目の一発がチームの勝利につながった。2点ビハインドの七回先頭で北山から左翼席中段に突き刺さる一発を放ち、史上70人目の通算250号本塁打をマークした。10日の楽天戦(楽天モバイルパーク)以来、9試合ぶりの32号。今季ここまでを振り返り「もうちょっと打てたな、と思う」。終盤に本塁打のペースは落ちたが「もう調子とか何とか言ってられない。とにかく早く優勝を決めて気を楽にしてやりたい」と次戦の必勝を誓った。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
83473 0.638
(↑0.002)
M2
(↑2)
10557
(+3)
360
(+2)
106
(+1)
86
(+1)
0.256
(-)
2.500
(-)
2
(-)
日本ハム
70548 0.565
(↓0.004)
10
(↓1)
11507
(+1)
445
(+2)
102
(-)
85
(-)
0.247
(↓0.001)
2.920
(↑0.01)
3
(-)
ロッテ
66626 0.516
(↑0.004)
16
(-)
9470
(+7)
476
(+1)
73
(+1)
58
(-)
0.249
(-)
3.250
(↑0.02)
4
(-)
楽天
64633 0.504
(↓0.004)
17.5
(↓1)
13463
(+2)
528
(+3)
70
(+1)
85
(+1)
0.243
(↓0.001)
3.760
(-)
5
(-)
ORIX
59723 0.450
(↑0.004)
24.5
(-)
9363
(+2)
412
(+1)
65
(-)
54
(-)
0.235
(-)
2.760
(↑0.02)
6
(-)
西武
44872 0.336
(↓0.002)
39.5
(↓1)
10314
(+1)
459
(+7)
56
(+1)
73
(-)
0.211
(-)
3.090
(↓0.02)