ヤクルト(☆5対1★)広島 =リーグ戦20回戦(2024.09.19)・明治神宮野球場=
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広島
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ヤクルト
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勝利投手:吉村 貢司郎(8勝8敗0S)
敗戦投手:床田 寛樹(11勝7敗0S)

本塁打
【ヤクルト】山田 哲人(12号・2回裏ソロ),サンタナ(14号・5回裏3ラン)

  DAZN
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◆ヤクルトは1点を追う2回裏、山田のソロで同点とする。その後は4回に山田の犠飛で勝ち越すと、5回にはサンタナの3ランが飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・吉村が5回1失点で今季8勝目。敗れた広島は先発・床田が振るわず、打線も再三の好機を生かせなかった。

◆ヤクルトOBでBCリーグ・埼玉に所属する由規が、広島20回戦(神宮)の始球式に登場し、131キロをマークした。この日は「ヤクルト球団設立55周年企画~レジェンドOBファーストピッチ」で登場。ヤクルトOBの川本良平氏とバッテリーを組み、スタンドから大きな拍手を浴びた。由規は「あっという間の時間でしたけど、このような機会はないことなので、ありがたく投げさせていただいて、ヤクルト球団には感謝しています」と笑顔で話した。久々の神宮のマウンドには「準備してる段階でも結構緊張してたんですけど、当時の登場曲も流していただいて、感無量です」と感謝した。

◆ヤクルト山田哲人内野手(32)が、同点の12号ソロを放ち、広島に傾きかけた試合の流れを引き戻した。1点を追う2回、床田の内角の速球を左翼席に運んだ。「先制されたので早いイニングで同点にしたかった。追いつくことが出来て良かったです」。同点の4回無死一、三塁では、勝ち越しの犠飛。5回にはサンタナが14号3ランを放ち、リードを広げた。先発の吉村は5回1失点の粘投で降板した。

◆今季限りで現役を引退するヤクルト青木宣親外野手(42)が、2試合連続安打を放ち、スタンドを沸かせた。1点リードの5回無死、代打で打席に立ち、2ストライクから左前打をマーク。18日の広島戦に続く安打で、日米通算2725安打目を放った。ヤクルトはこの回、サンタナが14号3ランを放ち、リードを4点に広げた。

◆ヤクルト山田哲人内野手(32)が、同点の12号ソロ&決勝の犠飛を放ち、チームを勝利に導いた。1点を追う2回、広島床田の内角速球を左翼席へ運び、同点の4回無死一、三塁では中堅へ勝ち越しの犠飛。神宮では球団最多を更新する自身448打点目だった。「そうやって偉大な先輩の記録を超えられたっていうのは、素直にうれしいです」とかみしめた。▽ヤクルト吉村(5回1失点で8勝目を挙げ、神宮では今季初勝利)「ホームで勝ててなかったのは悔しかったですし、今日勝てて良かった」

◆広島床田寛樹投手(29)がいずれも今季最多となる10安打5失点で、7敗目を喫した。1点リードの2回に同点ソロを浴びると、4回には勝ち越し犠飛を許した。5回にはサンタナに中堅へ3ランを被弾。今季最短タイの5回降板に「先頭を出したら点を取られる可能性が高くなる。もう1回先頭をしっかり取れるようにできれば」と猛省した。先発陣は9月の16試合でクオリティースタート(6回以上、自責3以下)達成がわずか5試合と安定せず、チーム戦績も3勝13敗と苦しんでいる。

◆広島は先発床田が5回10安打5失点で7敗目を喫した。1回に幸先良く先制するも、2回に同点ソロを被弾。4回には犠飛で勝ち越しを許した。5回にはサンタナに中堅へ3ランを浴びた。打線は2桁10安打を放ちながら、1回に奪った1得点に終わった。試合後の新井貴浩監督(47)の談話は以下の通り。-床田投手が2被弾新井監督 サンタナのホームランは結構いいところだった。あれは打ったサンタナが上だったということかな。-安打も2桁10本打たれた新井監督 ここまでずっと頑張ってくれているのでね。また次の登板に備えて頑張ってもらいたい。-9月に入り、先発が苦しんでいる新井監督 投手も野手もみんなしんどい時期だけど、今の状態で出せる100%で。それ以上を求めず、今各自が出せる100%で頑張ってもらえたら。-打線は安打は出ていたが得点につながらなかった新井監督 ヒットは出ているので、得点に結びつけられるようにしたい。

◆今季限りで引退するヤクルト青木宣親外野手(42)が、2試合連続安打で勝利に貢献した。1点リードの5回無死、代打で左前打をマーク。日米通算2725安打目でチャンスメークし、追加点となるサンタナの3ランを呼んだ。「ヒットを打ててうれしいですよ」と笑顔。高津臣吾監督(55)は「偶然じゃないと思います。言葉で説明できないですけど、点が入るわけだから。チームに何かをもたらすヒット」と称賛した。

◆ヤクルトのドラフト3位・石原勇輝投手(23)=明大=が1軍に合流した。出場選手登録されれば初となり、貴重な左のリリーフとして期待される。1年目の今季は、体調不良の影響で春季キャンプから2軍スタート。ここまでイースタン・リーグで24試合に登板し、0勝2敗、防御率5.91の成績だった。

◆ヤクルト球団設立55周年企画として行われた「レジェンドOBファーストピッチ」に、元ヤクルトでBCリーグ、埼玉に所属する佐藤由規投手兼投手コーチ(34)が登場した。2010年に当時の日本投手最速となる161キロを計測した。当時バッテリーを組んでいた川本良平氏が捕手を務める中、右打者の内角に直球を投げ込んだ。スパイクではなく、アップシューズを履いていた影響もあり、球速は131キロ。「悔しいですね。ちょっとひっかけたっす」と振り返った。ヤクルト在籍時につけた背番号11のユニホームで、マウンドに上がると神宮球場には「おかえり」の声が響いた。「改めてすごいユニホームを着ていたんだなと感じました。このような機会は本当にないこと。ましてやレジェンドピッチということで、偉大なる先輩方を見てきましたけど、だいぶ若めのレジェンドということで(笑)。本当にありがたく投げさせていただき、ヤクルト球団に感謝しています」と頬を緩めた。

◆ヤクルト・山田哲人内野手(32)が、8日の阪神戦(神宮)以来9試合ぶりとなる12号ソロを放った。「6番・二塁」で先発出場。0-1の二回先頭で、床田が投じた直球を引っ張り、左翼席に運んだ。ゆっくりとダイヤモンドを一周し、「先制されたので、早いイニングで同点にしたかった。追いつくことが出きて良かったです」とコメントした。1-1の四回無死一、三塁の好機では、中犠飛を放ち、2打席連続で打点を挙げた。

◆今季限りでの現役引退を表明している球界野手最年長の青木宣親外野手(42)が四回先頭で代打として登場し、2試合連続安打となる左前打をマークした。広島先発の左腕、床田の直球を逆方向へとはじき返し、日米通算2725安打目。神宮のファンからは大歓声が沸き上がった。前日18日に約1カ月ぶりに出場選手登録され、五回に代打で中前打。引退発表後の初打席で「Hランプ」をともし「かみしめながら打席に立ちました。その結果、ヒットを見せられたので、そこは本当に満足です。ファンの声援のおかげでリラックスした状態で打席に入れた」と喜んでいた。勢いそのままにこの日も快音を響かせ、2打数2安打。希代のヒットメーカーの巧みなバットコントロールは健在だ。

◆豪快に振り抜き、神宮の夜空に美しい放物線を描いた。1点を追う二回先頭。ヤクルトの主将・山田哲人内野手(32)が左翼席へ12号ソロ。8日の阪神戦(神宮)以来9試合ぶりの一発で試合を振り出しに戻し、球場を沸かせた。「先制されたので、早いイニングで同点にしたかった。追いつくことができて良かったです」「6番・二塁」で先発出場。カウント3-1から広島先発の左腕、床田が投じた内角直球を引っ張り、左翼席へ運んだ。試合前時点でチームは今季、床田と4試合で対戦し、0勝3敗。頼れるキャプテンが、苦手とする〝難敵〟攻略の突破口を開いた。1-1の四回無死一、三塁の好機では中犠飛を放ち、2打席連続で打点を挙げた。山田はこれまで、今季限りでの現役引退を表明している青木から、背番号23、主将、そして「ミスタースワローズ」の背番号1を継承してきた。大先輩との1番の思い出は入団1年目のクライマックスシリーズ。「初めて1軍に入ったときだったが、すぐに声をかけてくれて、その夜には食事も連れていってもらった。プロの1軍はこういう世界だぞというのを、教えていただいた」。プロでの第一歩を支えてくれた先輩の前で、今後のスワローズを引っ張る覚悟を示した。

◆ヤクルトが逆転勝ち。山田が0―1の二回の同点ソロ、四回の勝ち越し犠飛で2打点をマークした。五回はサンタナの3ランで加点。吉村が5回1失点で8勝目。広島は3連敗。床田が今季最悪の5回10安打5失点で7敗目を喫した。

◆ヤクルトが逆転勝ちで2連勝。先発した吉村貢司郎投手(26)は5回1失点で今季本拠地初勝利となる8勝目(8敗)を挙げた。吉村のヒーローインタビューは以下の通り。ーー広島とは4月23日以来の対戦でした。どんな気持ちで試合に臨んだんでしょうか「久しぶりだったんですけど、しっかりとスタッフの方々と話し合って対策して挑みました」ーー前回の相手も今日までスワローズ戦4戦負けなし床田投手でした。どんな意識でマウンドに上がったんでしょうか「最小失点でしっかり自分のやるべきことをやっていこうっていう風に考えて投げてました」ーーその結果、5回92球1失点。この内容、改めて振り返っていただけますか「そんなにすごくいいっていう形ではなかったですけど、しっかりと粘れたので、そこは良かったかなっていう風に思います」ーー山田選手の同点打、そして勝ち越し弾「ほんとにありがたかったですし、野手の方々にほんとに助けられたんで良かったです」ーー9月に入り、これで自身3連勝。そして本拠地神宮では今シーズン初勝利となりました。これからに向けて一言お願いします「神宮初勝利できたということで、随分遅くなっちゃったんですけど、勝てて良かったんで、これからも勝っていけるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」

◆ヤクルトは19日、広島に5-1で快勝した。スタンドに手を振るヒーローの山田哲人=神宮球場(撮影・長尾みなみ)

◆ヤクルトが逆転勝ちで2連勝。ヤクルト・山田哲人内野手(32)は、8日の阪神戦(神宮)以来9試合ぶりとなる12号ソロを放った。1-1の四回無死一、三塁の好機では中犠飛を放ち、2打席連続で打点を挙げてチームの勝利に貢献した。山田のヒーローインタビューは以下の通り。--相手ピッチャーは今日まで4戦スワローズ戦無敗の床田投手でした。どんな意識で試合に臨んだのでしょうか「とにかく勝ちたいという思いで挑みました」--山田選手の打席は1点を先制されて、その裏で2回先頭で回ってきました。どんな思いでバッターボックスに入っていたんでしょうか「バッティングカウントだったので、もう悔いないように、しっかりフルスイングしようと思って、ほんと理想というか、それ以上のバッティングができました」--まさに打った瞬間という打球でしたが、手応えはいかがでしたか「しっかりフルスイングできましたし、芯にも捉えることができたので良かったかなと思います」--そして、昨日、今日と青木選手がヒットを放ってチームに流れを持ってきました。青木選手という存在は、山田選手にとってどういったものでしょうか「背番号も受け継いでますし、今日のヒット見たら取り消して欲しいなと思うんですけど。残り試合少ないですけど、青木さんと一緒にプレーできる喜びを噛み締めたいなと思います」--今非常にチームの勢いというのも感じるんですけれども、チームの雰囲気いかがでしょうか「いい雰囲気だと思います」

◆今季限りでの現役引退を決断した男が、また神宮球場を沸かせた。2-1の五回、先頭で代打として登場したヤクルト・青木宣親外野手(42)が、2ストライクからの高めの直球を流し打って左前へ。出場選手登録された18日の広島戦(神宮)に続き、代打で2試合連続安打をマークし、日米通算2725安打とした。「やっぱりヒットを打てるときは打てるんですね。不思議な感じはしますけど、本当にヒットを打ててうれしい」。青木の出塁後、長岡が右前打で続き、1死後にサンタナが3ラン。42歳が勝利に貢献した。試合後、引き揚げる際に右翼席からの「青木!!」の大合唱に笑顔で手を挙げて応えた。X(旧ツイッター)では一時「引退撤回」がトレンド入り。「青木ブースト」という言葉もはやっており、レジェンドの盛り上がりは収まりそうにない。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
71557 0.563
(↑0.003)
M8
(↑1)
10418
(+6)
359
(-)
77
(+1)
53
(+2)
0.243
(-)
2.520
(↑0.02)
2
(-)
阪神
70586 0.547
(-)
2
(↓0.5)
9458
(-)
386
(-)
64
(-)
36
(-)
0.244
(-)
2.430
(-)
3
(-)
広島
64615 0.512
(↓0.004)
6.5
(↓1)
13383
(+1)
370
(+5)
51
(-)
56
(-)
0.238
(-)
2.550
(↓0.02)
4
(-)
DeNA
64623 0.508
(↓0.004)
7
(↓1)
14472
(-)
452
(+6)
93
(-)
58
(-)
0.255
(↓0.001)
3.040
(↓0.01)
5
(-)
ヤクルト
56724 0.438
(↑0.005)
16
(-)
11458
(+5)
511
(+1)
92
(+2)
61
(-)
0.239
(-)
3.630
(↑0.03)
6
(-)
中日
54728 0.429
(-)
17
(↓0.5)
9346
(-)
451
(-)
61
(-)
37
(-)
0.241
(-)
2.990
(-)