広島(★2対11☆)DeNA =リーグ戦24回戦(2024.09.16)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
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DeNA
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広島
1000010002921
勝利投手:東 克樹(13勝3敗0S)
敗戦投手:森下 暢仁(10勝8敗0S)

本塁打
【DeNA】牧 秀悟(21号・1回表ソロ)
【広島】坂倉 将吾(11号・1回裏ソロ)

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◆DeNAは1-1で迎えた2回表、伊藤の適時打など打者9人の攻撃で一挙5点を勝ち越す。その後は7回に桑原の適時打が飛び出すなど、終わってみれば18安打で11得点を挙げた。投げては、先発・東が6回途中2失点で今季13勝目。敗れた広島は、投手陣が崩壊した。

◆前日15日に死球を受けたDeNAの正捕手・山本祐大捕手(26)が右尺骨骨折で今季絶望となった。球団は、山本が15日に広島市内の病院で診断を受けたと発表。ギプスで右腕をがっちり固定して球場入りしたものの、この後、出場選手登録を抹消される。16日の広島戦前、三浦大輔監督(50)が取材に対応し、「どの選手も大事ですけども、キャッチャーとして頑張ってくれた中で、ここでの離脱。一番悔しいのは(山本)祐大ですからね。その思いを全員で試合にぶつけていきたい」と言葉に力を込めた。前夜の広島戦。6点を追う5回2死一、三塁、山本はルーキー常広の内角に食い込んできた速球をスイングしにいき、ボールが右腕を直撃。顔をゆがめながら駆け足でベンチ裏に下がり、途中交代して病院に直行した。試合後に指揮官は「病院に行ってます。詳しいことはまだ分かりません。(山本)祐大があそこまで痛がるのは珍しいですから、心配です」と話していた。山本は今季ここまで不動の正捕手として108試合に出場。打率2割9分1厘、5本塁打と攻守でチームの要として活躍していたが、予期せぬアクシデントで残り17試合となった今季中の復帰は絶望的な状況となった。代わりに東妻純平捕手(23)が5年目で1軍初昇格となった。イースタン・リーグでは今季76試合に出場して打率1割9分2厘、5本塁打をマーク。捕手だけでなく外野のポジションも任されていた。

◆DeNA上茶谷大河投手(28)がリリーフ要員として約3カ月ぶりに1軍に合流した。6月7日ソフトバンク戦の走塁時に左足首を捻挫して離脱。今季は12試合の登板にとどまっていた。イースタン・リーグでは23試合に登板して防御率4・42。11日の同巨人戦では先発で6回4安打1失点と好投した。また山本祐大捕手(26)が前夜に死球を受けて右尺骨骨折で今季絶望。代わりに東妻純平捕手(23)が5年目で1軍初昇格となった。イースタン・リーグでは今季76試合に出場して打率1割9分2厘、5本塁打をマーク。捕手だけでなく外野のポジションも任されていた。

◆DeNA山崎康晃投手(31)が出場選手登録を抹消された。前夜の広島戦では4番手で登板も、菊池に3ランを浴びるなど1回3失点(自責は0)を喫していた。14日中日戦(横浜)でも1回2失点と役割を果たせずに敗戦投手になっており、2試合連続失点中だった。今季はここまで37試合に登板して2勝5敗、防御率3・53、11ホールド、4セーブだった。

◆DeNAベンチに右尺骨骨折で離脱となった正捕手・山本祐大捕手(26)のユニホームが掲げられた。前夜の広島戦での死球の影響で今季絶望の負傷となった正捕手に向けて、チーム内でできることを考え、同学年で主将の牧がベンチの真ん中にかけた。牧は「相手もわざとじゃないですし、祐大も打ちにいった中での結果ですけど、不本意な形でチームを離れなきゃいけないのはチームにとっても厳しいですし、祐大も一番キツいと思う。祐大の分までじゃないですけど、全員でやっていければ」と背負った。この日の先発は、昨季ともに最優秀バッテリー賞を受賞し、今季全試合でバッテリーを組んできた東。山本の代わりに伊藤が先発マスクをかぶる。代わりに東妻純平捕手(23)、上茶谷大河投手(28)が昇格即ベンチ入りとなった。

◆DeNA東克樹投手(28)がクオリティースタート(6回以上自責3以内)目前で勝ち投手の権利を持ったまま降板した。1回1死、広島坂倉に右翼へソロを浴びるも、以降は味方の大量援護を受けて安定感のある投球に終始した。4回には小園に中前打、末包に四球と相性の悪い打者2人で1死一、二塁のピンチを作られるも、菊池を遊ゴロ、矢野を空振り三振に打ち取った。6回2死一、二塁と再び走者をため、球数が99球に到達したところで交代となった。2番手中川颯は1点を失うも後続を斬り、東は5回2/3を5安打2失点だった。女房役離脱にも動じずに踏ん張った。直近2年はこれまで全47試合でバッテリーを組んできた山本祐大捕手(26)が前夜に死球を受け、右尺骨骨折で今季絶望の負傷離脱を強いられた。先発マスクをかぶった伊藤光捕手(35)と2シーズンぶりにバッテリーを組み、試合を作った。前回登板の10日阪神戦(甲子園)で昨年8月から続いていたクオリティースタートの連続試合記録が32試合でストップ。中5日で臨んだこの日も及ばず2試合連続でクオリティースタートは逃したが、リードを保ったままリリーフに後を託した。

◆広島がDeNAに大敗し、自力優勝の可能性が消滅した。中5日で先発した森下が2回までに今季ワースト6失点。3回以降は立ち直ったものの、5回8安打6失点で8敗目を喫した。中継ぎ陣も終盤に失点を重ねて今季最多2桁11失点。打線は1回裏に坂倉のソロで一時は追いつくも、大量ビハインドをひっくり返すことはできなかった。首位巨人とのゲーム差は5に広がり、4位DeNAとのゲーム差は1に縮まった。試合後の新井貴浩監督(47)の談話は以下の通り。-序盤に6失点した森下について新井監督 初回のホームランは、打ったバッターを褒めるべきだと思う。ここ数試合(立ち上がりの失点が)続いているので、本人も感じているところ、思うところがあると思う。そこをまた修正して、また次に期待しています。-序盤のビハインドで打線は苦しい展開となった新井監督 相手もエースなので、厳しい展開になったなという感じかな。-1勝6敗と、厳しい7連戦になった新井監督 残り試合は少ない。明日休みなので、しっかり休んで明後日に備えたいと思います。-自力優勝の可能性が消滅した新井監督 そこは残り試合も少ないし、目の前の試合を戦いたい。-この苦境を乗り越える策は新井監督 そこはいろいろ考えているところはあるけど、ここでは(明かさない)。いろいろ考えていることは頭の中にあります。-森下に対して、監督から何か修正に向けた話は新井監督 自分からじゃなく、ピッチングコーチやアナリストとミーティングして、また次に備えてもらいたいなと思います。-前日プロ初登板初勝利の常広の出場選手登録を抹消新井監督 3軍での強化とかも取り入れながら、またファームで投げて(もらう)。昨日初めての1軍登板で本人が感じたこともあると思うので、「またレベルアップして、次のチャンスに備えておいてくれ」と言いました。-メンバー表交換の際、三浦監督と会話新井監督 (前夜に死球を受けたDeNA山本の診断結果が)骨折と聞いて、三浦監督に「すいませんでした。申し訳ありません」と謝罪しました。申し訳ない。

◆DeNA東克樹投手(28)が女房役不在にも動じず13勝目を挙げた。直近先発47試合でバッテリーを組んだ山本に代わり、先発マスクをかぶった伊藤と息を合わせた。中5日で99球を投げ、5回2/3を2失点。足がつってクオリティースタートには1死及ばずも「祐大のためにもしっかり投げようと。(伊藤)光さんもうまくリードしてくれて、チーム一丸で勝てた大きな試合だなと思います」とうなずいた。

◆DeNA伊藤光捕手(35)が14試合ぶりの先発マスクを全うした。東と2シーズンぶりのバッテリーを6回途中2失点にまとめ、9回までリリーフ陣をリード。打っては今季初の猛打賞で打線をけん引した。ベテランらしい活躍で山本不在を感じさせず「祐大が抜けたからチームが落ちたと思われるのは嫌だなと。自分にプレッシャーをかけて臨んだので、結果チームが勝てて良かった」と役割を果たした。

◆広島がDeNAに完敗し、自力優勝の可能性が消滅した。今季初の中5日登板となった森下暢仁投手(27)が誤算だった。1回、牧に先制ソロを被弾すると、同点に追いついた直後の2回には集中打を浴びた。先頭から4連打で2点を勝ち越され、1死後にも2本の適時打を浴びた。2回までに今季ワースト6失点。DeNAと前回対戦した3日も4回までに5失点したが、この日も序盤の大量失点が大きく響いた。「ゲームを壊してしまったので、申し訳ないです。しっかり反省点を探して、次に向けてやりたい」。3回以降は立ち直ったものの、5回8安打6失点。自身4連敗で8敗目を喫し、8月まで1・65だった防御率は2・44まで悪化した。中継ぎ陣も、終盤7回以降に守備のミスが絡んで失点を重ねた。広島の躍進を支えてきた投手陣が大崩れとなり、今季ワースト18被安打、今季2度目の2桁失点となる11失点。勝負の7連戦を1勝6敗と大きく負け越した。ペナントレースの行方を左右する9月戦線で、3勝11敗の急失速。4日まで首位を守りながら、2週間もたたないうちに自力Vの可能性が消滅。新井監督は「残り試合は少ない。目の前の試合を戦いたい」と懸命に前を向いた。【前原淳】

◆DeNA東克樹投手(28)が試合前の山本祐大捕手(26)との会話を明かした。山本は前夜に受けた死球で右尺骨骨折で離脱となり、この日は右腕をギプスで固定して球場入り。東は前夜に電話で話しており「『ちょっとやばい』みたいな感じだったので覚悟はしてました。今日球場に来て『東さん本当にすいません』と一言目に言われて。『まずはしっかり治して』と話しました」と明かした。山本とは23シーズンの開幕から47試合連続でバッテリーを組んできたが、この日は伊藤光捕手(35)とコンビを組んだ。中5日で99球を投げ、5回2/3を2失点で13勝目をマーク。足がつってクオリティースタートには1死及ばずも「祐大のためにもしっかり投げようと。(伊藤)光さんもうまくリードしてくれた。試合前に『いつもと違った配球をしてもいいんじゃないか』と話していたので、それがうまくハマったのかなと思います」とうなずいた。▽広島新井監督(前日死球のDeNA山本の診断結果に)「骨折と聞いて、メンバー表交換のときに、三浦監督に『すいませんでした。申し訳ありません』と謝罪しました。申し訳ない」

◆#祐大と共に-。試合前、DeNA牧秀悟内野手(26)が大事そうに背番号50のユニホームをベンチにかけた。骨折で無念の負傷離脱となった同学年の山本のもの。「祐大が一番キツいというかしんどそうだった。祐大の分もじゃないですけど、全員で戦っていきたいです」と決意を強めた。1回1死、第1打席から勢いをつけた。広島森下のフォークに体勢を崩されながらも左翼席へ。「昨日のやられ方(2-10で大敗)的に相手も勢いついていたところだったので、ああいう形で先制点取れて良かったです」と21号ソロでリズムを作ると、2回には打線がつながり一挙5得点。8回無死満塁では牧が2打点目となる中犠飛を放つなど、終盤も攻撃の手を緩めずに18安打11得点と快勝。3位広島に1ゲーム差に迫った。同じ98年世代として、山本の悔しさを重々理解する。骨が折れていても死球直後に「出ます」と直訴した山本に、牧は「祐大は多少のケガでもずっと試合に出続けたいと言いますし、代走を送られた時でも『ずっと試合に出たいね』というのはずっと言ってます」と明かす。出たくても出られない友の分まで、グラウンドでは全力を尽くす。今季のマツダスタジアムは4勝9敗と負け越しも、最終戦を白星で締めた。ファンへのあいさつをする牧の手には、ベンチにあった背番号50のユニホーム。三浦監督は「これからも祐大のためにみんなで戦っていきます」と繰り返した。選手も首脳陣もスタッフも2軍もけが人も、みんなで"共に"戦い抜く。【小早川宗一郎】

◆DeNAは、山本祐大捕手(26)が15日に広島市内の病院で右尺骨の骨折と診断されたと発表した。正捕手の山本は15日の試合で右手首付近に死球を受け、途中交代を余儀なくされていた。今季108試合に出場し、リーグ2位の打率・291。三浦監督は「ここでの離脱は非常に痛い。一番悔しいのは祐大。その思いを全員で試合にぶつけていく」と語った。代わりに5年目の東妻が1軍に合流する。

◆広島のドラフト1位・常広羽也斗投手(22)=青学大=がマツダスタジアムの試合前練習に参加し、プロ初勝利から一夜明けた心境を語った。「(プロ初勝利の)実感はあるが、きのうの映像を見て、ごまかしたというか、課題も見つかった。そういうのをごまかさずにやっていきたい」。大学時代のチームメートの阪神・下村海翔投手(22)からは「さすがやなって言ってもらいました」と祝福があったことを明かした。練習中にはグラウンドで新井貴浩監督(47)からグータッチで改めて祝福を受け、「シュート回転しているところがあるから練習していこう」とアドバイスを受けた。この日、出場選手登録抹消となった。

◆DeNA・牧秀悟内野手(26)が「2番・二塁」で先発出場し、一回に先制の左越え21号ソロを放った。広島先発の森下のフォークボールに泳がされながらもスタンドまで運び「なんとか食らいついて打つことができた」と振り返った。15日の試合で死球を受けた山本が、右尺骨の骨折で離脱。同い年の牧は正捕手の背番号50が見えるようにユニホームをベンチに掲げ「祐大の分もじゃないけど、全員でやっていければ」と言葉に力を込めた。

◆広島・森下暢仁投手(27)が今季初の中5日で臨み、5回8安打6失点で降板した。一回は牧に先制ソロを被弾し、自身3試合連続で初回に失点した。1─1の二回は無死一、三塁から伊藤に右前適時打を浴びて勝ち越しを許してしまうと、その後もスクイズなどで4点を奪われ1─6とされる。三回以降は粘ったが、71球で救援を仰いだ。試合前時点で10勝7敗の右腕は8月27日の中日戦から3戦3敗となっている。

◆DeNAが18安打11得点で大勝。一回に牧の21号ソロで先制。1―1の二回は伊藤の勝ち越し打を含む4者連続安打などで5点を奪い主導権を握った。東が5回?を2失点で13勝目。広島の森下は今季最多の6失点で8敗目。

◆試合後、ファンにあいさつしたDeNAナイン 50番の山本祐大のユニホームをかかげるのはDeNA・牧秀悟=マツダスタジアム(撮影・渡辺大樹)

◆DeNA・東克樹投手(28)が中5日で先発し、六回途中5安打2失点で13勝目(3敗)を挙げた。女房役を務めてきた山本が右尺骨の骨折で離脱し、伊藤と2シーズンぶりにバッテリーを組んだ。味方が1点を先制した直後の一回に坂倉に同点ソロを許したが、その後は立て直した。暑さで脚をつりながらも役目を果たし「成長したところを光さんに見せたいと思ってマウンドに上がった。祐大のためにも、しっかり投げようという思いは強かった」と汗を拭った。

◆広島は今季ワーストの18被安打で11失点の大敗を喫して自力優勝の可能性が消滅した。今季初の中5日で先発した森下が5回8安打6失点で自身4連敗となる8敗目。打線は9安打で2得点と沈黙した。試合後の新井貴浩監督(47)の一問一答は次の通り。ーー森下は5回6失点「初回のホームランは打ったバッター(牧)をほめるべきだと思う。ここ数試合(立ち上がりの失点が)続いているので、本人も感じていること、思うところがあると思う。そこをまた修正して、また次、期待しています」ーー森下に対し新井監督から話は「いや。自分からじゃなしに、ピッチングコーチ、あとアナリストとミーティングして、また次に備えてもらいたい」ーー打線は9安打で2得点。二回で1─6となり苦しくなった「相手もエース(東)なので厳しい展開になったな、という感じかな」ーー巨人、阪神、DeNAとの7連戦は1勝6敗「そうだね、残り試合少ない(15試合)。あした休みなんで、しっかり休んであさってに備えたいと思います」ーー自力優勝の可能性が消滅した「まあそこは、残り試合少ないし、目の前の試合を...」ーー今の苦境を乗り越える策などは「いろいろ考えていることは頭の中にある」ーー常広は出場選手登録抹消「3軍での強化とかも取り入れながら、またファームの方で投げる。きのう初めての1軍登板で、本人が感じたこともあると思うので、またレベルアップして、次のチャンスに備えておいてくれ、と言いました」ーーメンバー表交換ではDeNA・三浦監督と会話をした「(15日に死球のDeNA・山本が)骨折と聞いて、メンバー表交換のときに、三浦監督にすいませんでした。申し訳ありませんと謝罪しました。申し訳ない」

◆マツダスタジアムはため息に包まれた。広島は今季ワーストの18被安打で11失点の大敗。128試合目で自力優勝の可能性が消滅した新井監督は言葉を絞り出した。「まあそこは、残り試合は少ないし、目の前の試合を...」今季初めて中5日で先発を託した森下は一回にソロを献上し、1─1の二回には6長短打で計5失点。5回8安打6失点で降板すると黒原、塹江、遠藤の救援陣も失点を重ねた。8月まで首位を走ったチームは9月に今季ワーストの6連敗を記録するなど3勝11敗と大失速している。10日からの巨人に同一カード3連敗を喫し、13、14日は阪神に2連敗で3位に転落。勝たなければいけないところを落とす。これが痛い。2位阪神との差は3ゲームに広がり、4位DeNAとは1ゲーム差。残り15試合。本拠地で首位巨人との直接対決を3試合残すが、6年ぶりのリーグ優勝は遠のくばかりだ。(柏村翔)

◆セ・リーグ4位のDeNAは16日、広島24回戦(マツダ)に11-2で大勝し、3位広島とのゲーム差を1に縮めた。牧秀悟内野手(26)が一回に先制の左越え21号ソロで打線を活気づけ、先発野手全員安打となる18安打を記録した。15日の試合で受けた死球で右尺骨の骨折を負った山本祐大捕手(26)が離脱した中、ナインが一致団結した。志半ばで離脱を余儀なくされたチームメートのために、ナインは一丸になった。大勝への道筋をつけたのは牧だ。一回に森下のフォークボールに体勢を崩されながらも先制の21号ソロ。山本の言葉を力に変え、左翼席へたたき込んだ。「『頑張ってくれ』と。勝ててよかった」主将の一発で火が付いた打線は、同点に追いつかれた直後の二回に畳みかけた。長打に小技を絡めて6安打を集め、一挙5得点。7-2の八回にもバント安打を含む4連打と攻撃の手を緩めずに2点を加えた。先発野手全員安打の18安打を放ち、大敗した15日の雪辱を果たした。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
70556 0.560
(↑0.004)
-
(-)
12410
(+7)
357
(+1)
75
(+2)
51
(-)
0.244
(↑0.001)
2.550
(↑0.01)
2
(-)
阪神
69586 0.543
(↑0.003)
2
(-)
10450
(+3)
383
(-)
64
(-)
36
(-)
0.243
(↑0.001)
2.430
(↑0.02)
3
(-)
広島
64595 0.520
(↓0.005)
5
(↓1)
15378
(+2)
360
(+11)
51
(+1)
56
(-)
0.237
(-)
2.510
(↓0.06)
4
(-)
DeNA
64612 0.512
(↑0.004)
6
(-)
16470
(+11)
444
(+2)
92
(+1)
58
(-)
0.257
(↑0.002
3.050
(-)
5
(-)
中日
54718 0.432
(↓0.003)
16
(↓1)
10343
(+1)
443
(+7)
61
(+1)
37
(-)
0.241
(↓0.001)
2.950
(↓0.03)
6
(-)
ヤクルト
54724 0.429
(↓0.003)
16.5
(↓1)
13448
(-)
506
(+3)
89
(-)
61
(+1)
0.238
(↓0.001)
3.670
(-)