DeNA(★2対4☆)中日 =リーグ戦22回戦(2024.09.14)・横浜スタジアム=
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中日
01100200041410
DeNA
2000000002401
勝利投手:福谷 浩司(2勝1敗0S)
(セーブ:マルティネス(1勝3敗39S))
敗戦投手:山﨑 康晃(2勝5敗4S)

本塁打
【DeNA】オースティン(23号・1回裏2ラン)

  DAZN
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◆中日が接戦を制した。中日は1点を追う3回表、細川の適時打で同点とする。そのまま迎えた6回には福谷の2点適時二塁打が飛び出し、リードを奪った。投げては、先発・福谷が6回3安打2失点の好投で今季2勝目。敗れたDeNAは、打線が2回以降は2安打と振るわなかった。

◆DeNAのオフィシャルパフォーマンスチーム「diana」が名物のリレー対決で通算100勝を達成した。昨季から4回終了後のイニング間イベントとして開催している「Hisense ハマスタバトル」で135戦目での通算100勝を達成した。勝率は驚異の7割4分となる。俊足アンカーとしてチームをけん引するAkiさんは「今日は通算100勝がかかっていたので、絶対勝利する、という思いを自分自身に言い聞かせて挑みました。また、『カツしかないフェス』も開催中ということもあり、無事に勝利することができてよかったです! 通算100勝という記録が達成できたのも、dianaメンバーや球団関係者の皆さん、そして、ファンの皆さまへ感謝の気持ちでいっぱいです!」とコメントした。

◆DeNAが接戦で競り負け、横浜スタジアムでの今季最長の連勝は6でストップした。初回から4番の一振りで幸先よく先制に成功した。1回2死二塁、オースティンが右中間へ豪快な23号2ランを決めた。先発の石田裕を援護するも、ルーキーが粘れなかった。2回に1死から3連打を浴びて併殺打の間に1失点。3回にも2死二塁から中日細川に同点適時打を浴びてリードを吐き出した。3回で8安打を浴び、2失点で早々に降板。「大事な試合で連打を許し、チームに流れを作れず申し訳ないです」と謝罪した。2番手の森唯は2回無失点でつなぐも、3番手の山崎が痛恨の勝ち越しを許した。先頭をストレートの四球で出塁を許すと、1死一、二塁から投手の福谷に左翼線への2点適時二塁打を打たれた。打線は3回以降、立ち直った先発の福谷と清水、松山と6イニングで無安打に封じられた。9回は守護神マルティネスから先頭の牧が中前打で出塁も、続く佐野の当たりを二塁・山本のファインプレーで二ゴロとされて意気消沈。オースティンは空振り三振、宮崎も遊ゴロに倒れた。8カード連続負け越しなしは継続も、8月27日の阪神戦から広島相手の3タテを挟んで、今季最長の本拠地6連勝はこれでストップとなった。

◆中日先発・福谷浩司投手(33)が投打でチームをけん引し、3連敗を止めた。初回にオースティンに先制2ランを被弾した右腕だったが、その後は6回までDeNA打線を1安打に封印。バットでも2回1死満塁で、二ゴロ(一走が挟まれ併殺)で反撃の1点を奪うと、同点の6回1死一、二塁では初球ヒッティングで左翼線への勝ち越し2点二塁打を決めた。前夜の敗戦で最下位ヤクルトに0・5差と迫られていたチームの危機も救った。試合後の立浪監督のコメントは以下の通り。-福谷が粘った「初回にオースティンにいきなりやられましたけど、その後は、(相手に球を)絞らせずことなく、よく粘ったと思います。それが逆転につながったと思います。何よりも本人のバッティングがね。あそこ(2回1死満塁で)併殺崩れで打点はつかないけど、実質、打点3(6回の勝ち越し2点二塁打含め)あるんで。野手も投手が打点を挙げているのに、もっと奮起して欲しい」-6回1死一、二塁でも福谷を初球からヒッティング「今日は、期待しているんで。あそこは、どっちにしても、仮に絶好機になっても福谷で行かそうと思っていた。6回まではなんとかいってもらおうと。いいところに飛んでくれました」-細川も久々に適時打「ここのところ状態を崩していたけど、今日1本タイムリーが出た。やっぱり4番が打たないとなかなか点も入らないし、勝てないんで。残り試合は少ないですけど、もう1回、最後にいい形になるように期待はしてます」

◆中日先発の福谷浩司投手(33)が投打奮闘の2勝目でチームの連敗を3で止めた。初回にオースティンに先制2ランを被弾したが、その後は6回までDeNA打線を1安打。バットでも2点を追う2回に二ゴロ併殺ながら反撃の1点を奪うと、同点の6回1死一、二塁では3番手山崎から左翼線へ勝ち越し決勝の2点適時二塁打を放った。「投げるのも打つのも好きで、堪能できた」と笑顔。3年連続の最下位回避へ1勝ずつ積み上げる。中日立浪監督「(福谷は)よく粘った。投手が打点を挙げているのだから、野手はもっと奮起してほしい」

◆DeNA石田裕太郎投手(22)が3回8安打2失点と中日打線につかまった。1回に2点の援護を受けるも、毎回複数安打を浴び、3回2死二塁からは細川に同点適時打を打たれてリードを守り切れず。4試合連続、4回をもたずに降板となり「大事な試合で連打を許し、チームに流れを作れず申し訳ないです」と謝罪した。試合後、約3カ月ぶりの登録抹消が決定。代わりにリリーフ要員として京山が1軍昇格する。

◆DeNAが逆転負けで今季最長の本拠地連勝は6でストップした。1回にオースティンの23号2ランで先制するも、先発の石田裕が粘れず。6回1死一、二塁では山崎が中日先発・福谷に勝ち越しの2点適時二塁打を許した。15日からは1ゲーム差で追う3位広島と敵地で2連戦。三浦大輔監督は「もう下なんか向いてられないですから。また明日も全力で全員で戦っていきます」と前を向いた。

◆中日は先発の福谷浩司投手がの投打の活躍で連敗を3で止めた。0―2の二回に二ゴロ併殺打の間に1点を返し、同点の六回は2点二塁打を放った。投げては6回を2失点で2勝目。マルティネスは39セーブ目。DeNAは二回以降、打線が沈黙した。

◆DeNAのドラフト5位・石田裕太郎投手(22)=中大=が先発し、3回8安打2失点で降板した。味方が2点を先行した直後の二回に3連打が絡んで失点するなど精彩を欠き「大事な試合で連打を許し、チームに流れをつくれず申し訳ない」と肩を落とした。試合序盤で交代する登板が続いており、2軍での再調整が決まった。15日の広島戦(マツダ)から京山が1軍に合流する。

◆4位のDeNAは中日に敗れ、上位との差を詰められなかった。2―2の六回に3番手の山崎が先頭打者への四球から1死一、二塁とされ、投手の福谷に勝ち越しの2点二塁打を浴びた。三浦監督は「油断したわけではないと思うけど、重くのしかかってきたかな」と声を落とした。踏ん張れなかった山崎は「打撃がいいのは分かっていた。僕自身が一番、悔しい。次につなげないといけない」と前を向いた。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
68556 0.553
(↓0.004)
-
(-)
14397
(+1)
353
(+4)
71
(-)
51
(-)
0.243
(-)
2.560
(↓0.01)
2
(-)
阪神
67586 0.536
(↑0.004)
2
(↑1)
12445
(+4)
382
(+3)
62
(-)
35
(-)
0.242
(-)
2.460
(-)
3
(-)
広島
63585 0.521
(↓0.004)
4
(-)
17366
(+3)
347
(+4)
49
(-)
54
(+1)
0.236
(-)
2.450
(↓0.01)
4
(-)
DeNA
63602 0.512
(↓0.004)
5
(-)
18457
(+2)
432
(+4)
91
(+1)
58
(+1)
0.255
(↓0.001)
3.020
(↓0.01)
5
(-)
中日
54698 0.439
(↑0.005)
14
(↑1)
12339
(+4)
430
(+2)
59
(-)
37
(+2)
0.241
(↑0.001
2.890
(↑0.01)
6
(-)
ヤクルト
54704 0.435
(↑0.004)
14.5
(↑1)
15447
(+4)
501
(+1)
89
(+2)
58
(-)
0.240
(-)
3.690
(↑0.02)