阪神(-降雨のため試合中止-)DeNA =リーグ戦21回戦(2024.09.12)・阪神甲子園球場=
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◆甲子園は試合前にゲリラ豪雨に雷鳴も響き、大荒れの天気となった。午後4時45分頃から阪神園芸が内野全体を覆うシートがかぶせられた。その直後だ。午後5時過ぎに雨が降り始め、あっという間にゲリラ豪雨となり、視界は真っ白に。両翼から次々と雷鳴も響いた。この日の阪神先発は大竹耕太郎投手(29)。「大雨男」として昨季は「大雨降太郎さん」グッズも販売された雨男の本領発揮か。午後5時30分には降雨のため中止が発表された。

◆降雨のため午後5時30分に中止が発表された。プレーボール1時間前の午後5時ごろから甲子園上空に雷鳴がとどろき、雨も強くなった。風が強く、銀傘の下にも雨が吹き込んだ。阪神の試合中止は今季8度目。

◆甲子園は強烈な雨と雷が続き、試合が中止となった。午後5時30分に発表された。午後5時前、グラウンドにはシートが敷かれ雨への準備がとられた。ただ、想像以上の雨。甲子園周辺に落雷があったと思わせる強烈な雷音も響くなど、ときおり観客の悲鳴もあった。阪神園芸をはじめとする球場スタッフも大忙し。雨はベンチ裏まで侵入。ベンチ裏のロッカーは20センチほど浸水したといい「この後に雨がやんでも試合は無理。明日の掃除も大変や」という関係者の声もあった。チームは前夜にDeNAに敗戦。順位は3位のままで、今後も負けられない戦いが続く。これが恵みの雨となるか。13日の2位広島戦は、当初の予定通り高橋遥人投手(28)の予告先発が発表された。

◆阪神、オリックスで左腕投手として活躍し、力強い打撃でもファンを魅了したトレイ・ムーア氏(51)のファーストピッチセレモニーが、雨天中止で流れた。「20年ぶりの来日ですごく楽しみにしていたのに、それができなくて残念です」。雨男ではないというが、2週間前から天気予報をチェックしていたといい「やっぱりそうなった。運が悪い」と肩を落とした。ここ最近の阪神の試合は「あまり見てない」と詳しくはないが「佐藤(輝)のユニホーム着てるファンが結構いた。佐藤っていう人もすごいんじゃないか」と期待。「昨日テレビで試合を見たんですけど、みんなすごく若く見えた。将来性感じた」と胸を躍らせた。球団初の連覇を狙う古巣に向けては「残りの14試合引き続き頑張ってほしい。03年のスローガン『ネバーネバーネバーサレンダー(絶対に諦めるな)』のようにやってほしい」と熱いエールを送った。

◆DeNAは雷雨のため、プレーボール30分前に阪神戦が中止となった。雨雲接近に伴い、打撃練習を途中から室内に切り替えたが、想像以上の悪天候。三浦監督は「まさかここまでの雨とは。中止になるとは思ってなかったです」と吐露した。7連戦予定だった日程に中休みができたと捉え「すべてプラスに変えていきます」。先発予定だったケイが、13日の中日戦にスライドで先発する。

◆【日刊スポーツ西日本写真映像チームのとっておき映像プレイバック】甲子園球場での阪神戦は試合前に強烈な雨が降り、球場全体がずぶ濡れ。練習中は快晴だったのに、天候が一変。ベンチ裏の通路が浸水するなど、阪神-DeNA戦は試合開始前に中止となりました。

◆DeNA梶原昂希は3戦ぶりにスタメン復帰の予定だったが、中止が決まった。左ふくらはぎの張りでここ2試合を欠場していた。「回復は順調に進んでたんで、プレー自体は問題ない。少しでも不安な感じが残らずにできれば一番いい」と、今日13日からの中日戦に備える。三浦監督も「けが明けですから、いい(グラウンド)コンディションの中でやる方がいい」と思いやった。

◆阪神秋山拓巳投手(33)が引退することが13日、明らかになった。同日中に発表される。3度の2桁勝利を挙げ、先発の主力として通算49勝を挙げた名右腕がユニホームを脱ぐ決断をした。西条(愛媛)で2度、甲子園出場。投打にパワフルな「伊予のゴジラ」の異名をとり、09年ドラフト4位で阪神入団。1年目から完封を含む4勝を挙げるなど、大器として球団やファンの期待に応えた。17年に初の2桁勝利となる12勝を挙げると、20年に11将、21年に10勝と、高い制球力、投球術を武器にローテを支える存在になった。パワフルな打撃も話題になった。ただ、18年に手術した右ひざが大きな負担になった。痛みは今後もなくなる見通しがなく、付き合いながらのピッチングが続いた。15年目を迎えた今年は2軍で先発登板を重ねてきたが、1軍では今のところ登板なし。ひざの状態も踏まえて、本人は現役引退も覚悟したシーズンを送ってきた。

◆13日の広島戦(甲子園)に先発する阪神・高橋遥人投手(28)が甲子園での試合前練習に参加し、キャッチボールなどで調整した。8月11日の広島戦(京セラ)で復帰戦勝利を挙げてから3戦3勝。投げられることに喜びを感じる一方で、「試合になって、数字や結果が出るのはいいことでもあり、怖いことでもある」と口にした。広島には2勝を挙げ、3度目の対戦になるが、「自分のピッチング、ボールを投げないと始まらない。相手どうこうよりも、自分のボールを投げるというのが大事」と冷静に分析。甲子園7連戦の第4ラウンドで、自身4連勝を目指す。

◆甲子園が厚い雲に包まれ、大粒の雨に見舞われた。試合開始約1時間前に、甲子園球場は真っ暗に。稲妻が走り、雷の大きな音が銀傘に反射した。球場アナウンスでも雷鳴の注意が呼びかけられ、観客も屋内に避難。内野の黒土部分には全面にシートが張られ、試合前ノックは行われなかった。

◆阪神ーDeNA戦は雨天のため午後5時30分に中止が発表された。午後5時ごろから豪雨に見舞われ、内野部分にシートを張って対策するも雨は止まなかった。阪神は大竹、DeNAはケイが予告先発が発表されていた。阪神の雨天中止は今季8度目。

◆午後5時頃から豪雨に見舞われ、試合は中止。DeNA・三浦大輔監督(50)は「まさかここまでの雨で中止になるとは思わなかった」と率直に語った。左ふくらはぎの張りで欠場が続いていた梶原は、3試合ぶりにスタメンに復帰する予定だった。「前向きに捉えたい。プレー自体に問題はない。少しでも不安が残らずにできれば一番いい」と語った。13日の中日戦(横浜)はケイがスライドで先発する。

◆阪神OBで2003年に10勝を挙げ、18年ぶりのリーグ制覇に貢献したトレイ・ムーア氏(51)は登板予定だった試合前のファーストピッチングがゲリラ豪雨による中止となり、肩を落とした。「20年ぶりの来日で、ファンとの交流や甲子園のグラウンドに立つことをすごく楽しみにしていた。それができなくて残念です」ムーア氏は2002年、阪神に入団。口ひげがトレードマークで2年連続で10勝。星野監督率いる03年、18年ぶりのリーグ制覇に大きく貢献した。当時、岡田監督は内野守備走塁コーチで、三塁ベースコーチを担当していた。ペナント争いも最終盤。セ・リーグは混戦の中から巨人が抜け出そうとしていることも把握している。ムーア氏は在籍していた2003年当時のチームスローガンを引用。「『ネバーネバーネバー・サレンダー(絶対に諦めるな)』の気持ちで頑張ってほしい」と熱いメッセージを送った。

◆阪神・佐藤輝明内野手(25)は豪雨による中止に驚きながらも、気持ちを切り替えた。「(中止を)前向きに捉え、休んでしっかり頑張ります」。11日に16打席ぶりの安打を放つもチームは1点差負けを喫した。13日からは広島との2連戦。初戦は今季打率・091(11打数1安打)と苦手にしている大瀬良との対決だ。「(勝敗が)大事になるので、頑張ります。しっかりミーティングで対策して、みんなで点を取れれば」と決意を新たにした。

◆ハルトよ、任せた-。阪神は12日、DeNA戦(甲子園)がゲリラ豪雨による天候不良のため中止となった。1勝1敗で迎えた4位DeNAとの3戦目は水入り。13日の広島戦(甲子園)は高橋遥人投手(28)が先発する。左肘の手術などから復帰後は3戦3勝。今季3度目となる新井鯉との対戦にも「自分としてはやりやすい」と前向きだ。首位巨人とは4ゲーム差となったが、帰ってきたハルトの快投から虎は再加速する。突如、甲子園の上空を覆った真っ黒な雨雲に水を差された。DeNA戦は天候不良で中止。再加速の命運は、またその左腕に託された。広島との直接対決-。高橋が再び〝虎の復活〟を懸けたマウンドへと向かう。「先頭バッターですかね。回の先頭バッターは全部気にして、しっかり抑えていければなと思います」まだ太陽の光が肌を刺すグラウンドでキャッチボールなどを行い、最終調整した。左肘の手術などから1軍復帰後、ここまで3戦3勝。これまでと違って登板後に出場選手登録を抹消されず、中9日での先発マウンドとなるが「しっかり間をいただいているので、その分しっかり試合を作って、(勝つ)確率を少しでも上げられるように頑張りたい」と頼もしい。1勝1敗で迎えた4位DeNAとの3戦目は、ゲリラ豪雨とともに流れた。雷鳴が響き、球場のいたるところが浸水するほど。11日の同戦では1点差の接戦を落とし、DeNAとは2ゲーム差に迫られた。甲子園を、チームを覆う不穏な空気。そんな暗雲をマウンドから吹き飛ばせるのは、この男しかいない。高橋が1球を投じるだけで球場の空気は変わる。「自分のボールを投げなきゃ始まらない。相手どうこうより、自分のボールを投げるというのが大事なのかなと思います」相手は、今季早くも3度目となる鯉打線。これまでの2度の対戦では、計11回を投げて1失点。対戦防御率0・82と寄せ付けなかった。もちろん、三度目の正直を期す鯉打線も対策を練ってくる。それでも「1発目に対戦するよりかは、自分としてはやりやすい」とうなずく。小園、坂倉ら左の好打者が並ぶ広島打線。完全復活を印象づける〝左のエース〟はどこまでも前向きだ。「緊張とかは毎回あるんですけど、声援とかその緊張を力に変えて投げれればなと思います」前回登板した3日の中日戦は、7回3安打無失点の快投で1048日ぶりの甲子園星をあげた。超満員の大観衆が背中を押してくれた。首位巨人とは4ゲーム差。もう一つも落とせない。そんな重圧も、緊張も、高橋なら力に変えてくれる。ハルトが白星を挙げるたび、その勢いに乗ってチームもどん底からはい上がってきた。

◆試合前、ベンチからグラウンドを見つめる阪神・筒井壮コーチ、今岡真訪コーチら=甲子園球場(撮影・松永渉平)

◆セ・リーグ4位のDeNAは12日、阪神戦(甲子園)が雨天のため中止となった。鼻骨骨折を負った大和が試合前練習に参加し、攻守で精力的に汗を流した。11日の試合前の守備練習でイレギュラーバウンドした球を鼻に受けて負傷。ベンチ入りメンバーには名を連ねていたが、出場機会はなかった。三浦監督は「本人は『大丈夫』と言っている。痛いとは思うけど、動ける範囲で頑張ってもらう」と説明した。

◆やりたかった...。12日のDeNA戦(甲子園)が豪雨のため中止となり、阪神・森下翔太外野手(24)は13日からの2位広島との直接対決に気持ちを切り替えた。3試合連続本塁打、7試合連続打点と絶好調の若虎が、夢をつなぐ4戦連続アーチで虎に勝利をもたらす。厚い雲が立ち込め、まだ午後5時ながら一面真っ暗になった甲子園。戦いの幕が上がる直前の豪雨により、試合は中止になった。打撃の状態を維持してプレーボールに備えていた森下は、少し残念そうに、それでも次の戦いを見据えた。「やりたかったですよ、準備もしていたし。中止になって、いいってことは1個もない。でも、いい状態はキープしています」昼間は青空がのぞき、灼熱(しゃくねつ)の太陽の下で試合前練習で汗を流した。だが、あっという間に甲子園が池のようになった。内野はシートで覆われたが、大きな雨粒が容赦なくグラウンドにたたきつける。雷鳴もとどろくゲリラ豪雨となり、スタンドや外周は水没。ベンチにも水がたまり、試合の準備をしていた森下らも、アンダーシャツのまま様子をのぞきに走った。「あそこまで浸水しているのは見たことない」と目を丸くするほどの大雨だった。

◆セ・リーグ4位のDeNAは12日、阪神戦(甲子園)が雨天のため中止となった。開始1時間前から嵐のような悪天候に見舞われ、三浦大輔監督(50)は「まさかここまでの雨で中止になるとは。しようがない」と率直に語った。9月は18日から、10月は1日から6連戦が予定されており、追加日程次第ではさらに過密なスケジュールになる可能性がある。指揮官は「全てプラスに変える。日程はコントロールできない。(試合が)入った日にちにベストの状態に持っていくのがプロ」と表情を引き締めた。左ふくらはぎの張りで欠場が続いていた梶原は、3試合ぶりに先発出場する予定だった。打線を引っ張ってきたリードオフマンは「プレーに問題はない。少しでも不安が残らずにできれば一番」と前向きに語った。13日の中日戦(横浜)はケイがスライドで先発する。梶原は「(試合に)出ることが当たり前じゃないと再確認できた。チーム一丸で取り組んでいると感じられた。プレーに生きてくればいい」と再出発を誓った。(鈴木智紘)

◆8試合連続無失点中の阪神・桐敷拓馬投手(25)は豪雨による小休憩に一息ついた。「7連戦だったので、ひと休みというわけではないが、(休むことが)できたのは大きい」13日から対戦する広島とは好相性だ。今季は12試合に登板して防御率0・00。秋山、小園、坂倉ら左の好打者が並び「自分が投げる場面も多いのかなとは感じているので、ちゃんと準備をして試合に臨めれば」と気合を入れた。ここまで12球団最多の61試合に登板。球団としては2010年の久保田(71登板)以来の70試合以上登板も近づくが「数字は本当に気にせずに。今は一試合一試合、一球一球攻めていければ」と力強く語った。「1試合で順位が決まる大事な試合になってくる。強い思いでやっていけたら」チームを支えるタフネス左腕がフル回転する。(萩原翔)

◆阪神・近本光司外野手(29)は雨天中止にも泰然自若の構えを崩さなかった。「あんまり関係ない。一日が休みになるわけでもないので、あんまり(試合をするのと)変わらないですね」と影響が少ないことを強調した。今季の広島戦では打率・345と好相性。リードオフマンとして期待が懸かる中でも「僕らは勝つだけ。どれだけ差が開いていようが一緒。いつも通りやるだけ」と冷静に語った。

◆楽天監督時代の名将・野村克也から、得意のブラックジョークを炸裂(さくれつ)されたことがある。「俺が阪神の監督時代は、全く打たない外国人選手ばかりで戦わされた。見た瞬間、打てないのは分かった(ホンマかいな?)。辞めた途端、急に打つ外国人ばかり獲得し始めた。俺がいかに阪神から嫌われていたのがよく分かる。そういえば、メチャクチャ打つ投手までおったなぁ」相変わらずの毒舌健在にホッとした記憶がある。よく打つ投手。トレイ・ムーアのことを言いたかったのだろう。そういうことはよく知っている(?)。笑わせていただいた。そのムーア氏がわがサンケイスポーツ大阪本社にやってきた。トレードマークのひげは変わっていなかった。20年ぶりの来日というから、阪神、オリックスでプレーして以降、日本には来ていなかったらしい。甲子園でのファーストピッチセレモニーを楽しみにしていたようだが、まさかの豪雨による雨天中止。残念がっていたが、その前に、わが社の会議室で当時にチームメートでもある藪恵壹氏(サンケイスポーツ専属評論家)との対談企画は満足してもらえたようだった。出迎えたデスク・阿部祐亮は「僕が入社する前の阪神のヒーローです。意外に大きくないのに驚きました。やっぱり投げるより打つイメージが強いです」とちょっぴり興奮気味だった。藪氏は得意の英語で質問攻勢して大盛り上がり。「背番号17だったよね? オオタニと一緒だ。二刀流では先輩になるよね」今をときめくスーパースターを引き合いに出してもらって、ムーア氏も大喜びだった。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
68536 0.562
(↑0.004)
-
(-)
16394
(+5)
342
(-)
70
(+1)
51
(-)
0.243
(-)
2.520
(↑0.02)
2
(-)
広島
63565 0.529
(↓0.005)
4
(↓1)
19360
(-)
336
(+5)
49
(-)
53
(-)
0.236
(-)
2.410
(↓0.01)
3
(-)
阪神
65586 0.528
(-)
4
(↓0.5)
14434
(-)
376
(-)
61
(-)
34
(-)
0.241
(-)
2.450
(-)
4
(-)
DeNA
62592 0.512
(-)
6
(↓0.5)
20450
(-)
426
(-)
90
(-)
55
(-)
0.255
(-)
3.020
(-)
5
(-)
中日
53688 0.438
(↓0.004)
15
(↓1)
14333
(+4)
423
(+9)
59
(+1)
35
(-)
0.241
(↑0.001)
2.890
(↓0.04)
6
(-)
ヤクルト
52704 0.426
(↑0.005)
16.5
(-)
17436
(+9)
498
(+4)
86
(+1)
57
(+1)
0.239
(↑0.002)
3.720
(-)