1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
楽天 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 1 | 0 | 5 | 10 | 2 | 0 |
ロッテ | 0 | 0 | 2 | 0 | 4 | 0 | 1 | 2 | X | 9 | 15 | 1 | 1 |
勝利投手:佐々木 朗希(8勝4敗0S) 敗戦投手:内 星龍(6勝8敗0S) 本塁打 |
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◆ロッテは1点を追う3回裏、藤原と小川の連続適時打で試合をひっくり返す。その後逆転を許すも、5回には藤原、ソト、ポランコの適時打で4点を挙げ、再びリードを奪った。投げては、先発・佐々木が5回3失点で今季8勝目。敗れた楽天は、投手陣が振るわなかった。
◆ロッテは社会貢献プロジェクト「MARINES LINKS」の活動として、認定NPO法人Being ALIVE Japanが運営する「TEAMMATES(チームメイツ)」事業で千葉ロッテマリーンズに入団した、YUSEI選手(山崎悠成くん)が始球式を行った。益田直也投手とともに登場。ノーバンとはならずも、キャッチャーミットの真ん中に収まり、球場から拍手がわき起こった。YUSEI選手は「始球式を終えて今はホッとしています。めっちゃ緊張しました。始球式前に益田投手が『頑張れよ』と言ってくれたのでうれしかったです。始球式は練習通り投げることができたので100点です! 始球式が終わった後に吉井監督がグータッチしてくれたのでとてもうれしかったです。ありがとうございました!」とコメントした。
◆先発の佐々木朗希投手(22)は5回7安打3失点7奪三振で降板した。160キロ超えはなく、最速は159キロだった。初回は苦しい立ち上がりになった。いきなり2死満塁のピンチを背負い、楽天渡辺佳の左前適時打で先制を許す。だが、左翼手の角中が好返球で本塁をアウトにし、追加点は許さなかった。チームは3回に逆転し、2-1で迎えた5回。1死二塁でスライダーを辰己に左中間への適時二塁打にされ同点に追いつかれる。2死一、三塁で再び渡辺佳に右前適時打を打たれ、逆転された。1点ビハインドの5回に野手陣が奮闘。打者一巡の猛攻で4点を奪い、再度逆転に成功した。
◆楽天内星龍投手(22)が7勝目の権利目前で痛打を浴びた。1-2の5回、味方打線がロッテ佐々木から2点を奪い逆転。8月14日オリックス戦以来となる白星までアウト3つに迫ったが、5回1死三塁から藤原に同点打を浴びると、三塁手浅村の失策なども絡んで失点を重ね、4回1/3で降板。試合の流れも失った。今季から先発転向し、ローテを守り続ける右腕は5回途中6失点(自責5)KOに「何もありません。申し訳ないです」とコメントした。
◆楽天は投打がかみ合わず3位ロッテに敗れ、ゲーム差が2・5に広がった。打線は1-2の5回、ロッテ佐々木から辰己と渡辺佳の適時打で逆転に成功。だが先発内が直後に4失点。4回1/3を6失点(自責5)で降板した。3-6の7回には鈴木大が2点差に詰め寄る適時打を放つも、4番手宋家豪と渡辺翔らが失点してリードを広げられた。これで3位ロッテとのゲーム差は2・5に広がった10日からは本拠地で首位を独走するソフトバンクと2連戦を戦う。
◆楽天が3位ロッテに敗れ、ゲーム差が2・5に広がった。1-2の5回にロッテ佐々木から3安打を集めて逆転に成功するも、先発内が直後に四球や失策絡みで4失点。4回1/3を6失点(自責5)で降板し、8敗目を喫した。7回には鈴木大が2点差に詰め寄る適時打を放つも、救援陣がリードを広げられた。今江監督は「攻撃陣は粘り強く戦えた。しっかり切り替えて明後日(10日)からやっていきたい」と本拠地でのソフトバンク戦を見据えた。
◆ロッテ佐々木朗希投手(22)は5回7安打3失点7奪三振で8勝目となった。「自分の有利なカウントとかになかなか持っていけなくて、苦しい形になってしまった」と4四球と制球に苦しんだ。98球中55球が変化球。「今は自分のやりたいようにやることだけじゃなくて、勝つために必要な選択をとっていかないといけない。状態がなかなか上がってこない中で、とにかく工夫してやっていくしかない」と勝利のために腕を振る。
◆ロッテ佐々木朗希投手(22)が信頼を置く「大阪桐蔭の藤原恭大」のバットが、さく裂した。藤原恭大外野手(24)は3安打2打点と7月31日以来となる猛打賞の活躍で先発の佐々木を援護し、チームを勝利に導いた。1球目で勝負にいった。第1打席の3回には同点の適時三塁打で一時勝ち越しのホームを踏み、第2打席の5回は再び追いつく右前適時打。6回、第3打席の意表を突くバント安打と、いずれも初球だった。「ちょっと横振りになってたんで、縦ぶりを意識して。村田コーチからも『積極的に』って言われたので、今日は絶対初球から行ってやろうっていう気持ちでした」。打順は前日の1番から9番に下がり「最近上位打線を打たせてもらって、あんまり良いところとか、複数安打とか、なかなか打てなくて9番になった。悔しい気持ちを持って今日は臨みました」と発奮した。8月1日西武戦。お立ち台に立った佐々木は、藤原の好守備について「あれは大阪桐蔭の藤原恭大でした」と言ってファンを沸かせた。この日も「大阪桐蔭の藤原恭大」が同じ"ドラ1入団"の後輩を助けた。「今日は勝ちを朗希につけられてよかった」と、頼もしい先輩が躍動した。【星夏穂】
◆先発佐々木朗希投手(22)が、5回7安打3失点7奪三振で8勝目をマークした。最速は159キロだった。初回は苦しい立ち上がりになった。いきなり2死満塁のピンチを背負い、楽天渡辺佳の左前適時打で先制を許す。だが、左翼手の角中が好返球で本塁をアウトにし、追加点は許さなかった。チームは3回に逆転し、2-1で迎えた5回。1死二塁でスライダーを辰己に左中間への適時二塁打にされ同点に追いつかれる。2死一、三塁で再び渡辺佳に右前適時打を浴び、逆転された。その直後に味方が逆転し、白星を手にした。「まっすぐが全体的に良くなかったので、その中でも取りに行ってしまったボールもあったので、そこは次回練習して、よくしていければ」と課題を挙げた。「残り短いので、今から何かして劇的に変わるってことないと思うんですけど、なるべくいい感覚を見つけながら、前回の試合より、今回の試合より、いいものになるようにやるしかない」と力を込めた。吉井理人監督(59)は「朗希は5回じゃだめですよ。今日は真っすぐがシュートしてコントロールできなかったみたいで、すごく苦労していました。朗希、小島、種市はそれくらい(7、8回)投げてもらわないと困るピッチャーです」と話した。
◆ロッテは15安打の猛攻で勝利し、楽天とのゲーム差を2・5に広げた。1点ビハインドの5回に中村奨吾内野手(32)の右中間への二塁打から打線がつながり打者一巡の6安打4得点。吉井監督は「最近、バッティングの調子が上がってきているので、その証拠に積極的にいきだしたので、やっと奨吾の持ち味が出てきた」と評価した。5回から途中出場の荻野貴司外野手(38)も猛打賞の活躍。指揮官は「本当は昨日打って欲しかったんですけどね」と本音を話しつつ「今日はおじさんたち、ベテランが大活躍してくれて助かりました」とたたえた。5回の守備の際に左手首を負傷した高部瑛斗外野手(26)については「今病院に行って検査しています」と説明した。
◆ロッテ・佐々木朗希投手(22)が5回98球を投げ、7安打3失点で降板。毎回の7奪三振をみせたが、4四球と苦しみ粘りの投球だった。直球の制球が思うように定まらず一回は2つの四球が絡んで2死満塁から渡辺に左前打を浴びて先制点を献上。二回は山崎剛、石原とフォークボールで2者連続の空振り三振に仕留めるなど立ち直ったかに見えたが、2―1の五回に先頭の小郷に右前打を浴びると、1死二塁から辰己に二塁打を許して1点を返され、2死一、三塁では渡辺に右前適時打を放たれた。それでも打線が奮起をみせた。1点を勝ち越された直後の五回は1死三塁から藤原が同点の適時打、1死満塁からはソトが勝ち越しの2点打を放つなど打線がつながり、一挙4点を奪って逆転に成功。佐々木は8勝目の権利を持って降板することになった。
◆ロッテが打ち勝った。1点を追う五回に打者一巡で4点を奪って逆転し、7―5の八回にソトの2ランで突き放した。佐々木は4四球と制球に苦しみながらも5回7安打3失点で8勝目。楽天は内が踏ん張れず8敗目を喫した。
◆楽天は1―2の五回に逆転したが、直後の守りで暗転した。内が先頭の7番中村奨に二塁打を許し、9番藤原の適時打であっさり同点。その後は失策なども絡み、この回一挙4失点で試合の主導権を渡した。クライマックスシリーズ進出を争う3位ロッテとの4連戦は2勝2敗で終え、2・5ゲーム差のまま。6、7日の2連勝は早川と岸の頑張りが大きかっただけに、今江監督は「この4戦を見ても、やはり先発投手が大事」と話した。
◆ロッテの佐々木は5回3失点ながら野手陣に助けられ、8勝目を手にした。一回は2死満塁から先制打を浴びた際に左翼の角中が好返球で2点目を阻止。五回は2点を失って2―3とされたが、直後に味方が4点を奪って勝ち投手の権利が舞い込んだ。「チームが勝って良かったけど、反省しなきゃ駄目」と渋い表情だった。直球が本調子でない中「今は自分のやりたいようにやるだけじゃなくて、勝たなきゃいけない」と変化球を多投して何とか粘った。4位楽天を再び2・5ゲーム差に突き放す貴重な白星に貢献した。
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
75 | 45 | 3 | 0.625 (↑0.003) | M13 (↑2) |
20 | 513 (+3) | 345 (+1) | 101 (-) | 81 (-) |
0.255 (-) | 2.600 (↑0.01) |
2 (-) |
日本ハム |
65 | 51 | 8 | 0.560 (↓0.005) | 8 (↓1) |
19 | 479 (+4) | 423 (+5) | 93 (-) | 77 (-) |
0.249 (↑0.001) | 2.930 (↓0.01) |
3 (-) |
ロッテ |
62 | 57 | 6 | 0.521 (↑0.004) | 12.5 (-) |
18 | 434 (+9) | 443 (+5) | 63 (+1) | 56 (-) |
0.250 (↑0.002) | 3.240 (-) |
4 (-) |
楽天 |
59 | 59 | 3 | 0.500 (↓0.004) | 15 (↓1) |
22 | 422 (+5) | 487 (+9) | 65 (-) | 77 (+4) |
0.243 (↑0.001) | 3.710 (↓0.02) |
5 (-) |
ORIX |
58 | 64 | 3 | 0.475 (↑0.004) | 18 (-) |
18 | 352 (+5) | 366 (+4) | 60 (+2) | 51 (+1) |
0.240 (↑0.002) | 2.650 (↓0.01) |
6 (-) |
西武 |
40 | 82 | 2 | 0.328 (↓0.003) | 36 (↓1) |
19 | 290 (+1) | 432 (+3) | 50 (-) | 66 (-) |
0.208 (↓0.001) | 3.170 (↑0.01) |
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