1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
西武 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 11 | 0 | 1 |
ロッテ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1X | 4 | 8 | 0 | 0 |
勝利投手:国吉 佑樹(3勝0敗1S) 敗戦投手:ボー・タカハシ(2勝7敗0S) 本塁打 |
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◆ロッテは2点を追う6回裏、ポランコの適時打で1点差に迫る。その後同点として迎えた延長12回に、相手の暴投の間に1点を加え、サヨナラ勝ちを収めた。投げては、先発・唐川が6回3失点。7番手・国吉が今季3勝目を挙げた。敗れた西武は、打線が終盤以降の好機を生かせなかった。
◆西武が今季開幕から15連敗中のロッテに先制パンチを浴びせた。ロッテ先発唐川からこの日1軍に昇格した1番長谷川が中前打で出塁すると、続く源田が144キロカットボールを捉え、一塁線を破る適時二塁打で先制に成功。さらに無死二塁から3番西川が初球の142キロカットボールを右翼席へ運ぶ3号2ランで3点を先制した。その裏に西武先発隅田が1点を返されたが、ビジターゲームで先制された場合は0勝34敗1分の数字が継続しているだけに、貴重な先制点となった。
◆西武古賀悠斗捕手(24)の「大根切り」にSNS上が盛り上がった。3-1の2回1死一塁、一走蛭間がスタートを切ると、ロッテ唐川の高めに大きく外れた投球を古賀が真上からたたきつける「大根切り」のような形で右前に運び、好機を拡大した。得点には結びつかなかったが、「X」では「古賀くん」が即トレンド入り。「悪球打ち!」「よく食らいついた」「ナイスエンドラン」などの投稿が見られた。
◆開幕から続いていた対ロッテ15連敗ストップへ暗雲が垂れこめた。1回に3点を奪取。先発隅田が7回2失点とリードを守り、3-2の8回から2番手平良がマウンドへ。先頭の代打角中に四球を与えると、2死三塁での藤岡の打席でワンバウンドのスプリットが暴投となり、同点に追いつかれた。西武は開幕からロッテに15連敗中。7回までリードを守り、白星が見えてきただけに痛い同点劇となった。
◆西武佐藤隼輔投手(24)がサヨナラ負けのピンチを防いだ。3-3の延長10回に登板。先頭の小川に二塁打を浴びると、四球や申告敬遠などで1死満塁となった。ここで3番ポランコを127キロスライダーで空振り三振、続くソトは146キロ直球で連続三振。サヨナラ負けのピンチを無失点で抑えた。今季の西武はロッテに開幕からプロ野球記録を更新する15連敗中。左腕の力投で延長11回に持ち込んだ。SNS上では佐藤隼の愛称である「サトシュン」が話題に。「サトシュンの20球」「よく抑えた!」「踏ん張った!」などファンを沸かせた。
◆西武がサヨナラで敗れ、開幕から続いていた対ロッテ戦が悪夢の16連敗となった。延長12回、ボーが2死一、三塁からまさかの暴投で決勝点を許した。同一カード16連敗は球団ワーストになった。西武渡辺GM兼監督代行は「投打含めて勝負弱さ。痛いバッテリーミスでやらなくていいような点を大事なところでやってしまうところは、勝負弱さが出たような感じですよね」と言った。西武は1回に3点を奪取。先発隅田が7回2失点とリードを守り、3-2の8回から2番手平良がマウンドへ。先頭の代打角中に四球を与えると、2死三塁での藤岡の打席でワンバウンドのスプリットが暴投となり、同点に追いつかれた。7回までリードを守り、白星が見えてきただけに痛い黒星となった。
◆西武が延長12回のサヨナラ暴投で開幕から対ロッテ16連敗となった。同一カード16連敗は球団ワースト。3-3の延長12回、ボーが2死一、三塁からポランコの打席で初球の直球が外角高めにすっぽ抜け、サヨナラ暴投となった。渡辺久信GM兼監督代行の一問一答は以下の通り。-同点に追いつかれたのも、サヨナラもいずれも暴投スタートは本当いい形(初回に3点先取)でスタートして。結局その後の回を重ねるごとにチャンスはあるんだけど、そこで一本出ていかない。投打含めて勝負弱さ。痛いバッテリーミスでやらなくていいような点を大事なところでやってしまうところは勝負弱さが出たような感じですよね。-サヨナラの場面はサインミスか分からない。まだ俺聞いていないけど、何だったんだろうなと思って-ワンバウンドの投球が暴投になるリスクも考えないと結果が全てというところもあるし、平良の場合も2球同じような球で捕手(古賀)がナイスストップしたんだけど。最後は最悪なボールになっちゃった。打たれたくないから厳しいところというのは分かるけど、でもああいう大事なところでああいう一つの大きなミスが、最後もそうだけどね。やっぱりああいうバッテリーミスというか、本当にやらないくていい点だと思う。
◆/怒涛の4時間21分\#藤岡裕大 のヒットで二死一三塁最後は敵のミスを誘いサヨナラ!これで西武に対して16連勝?プロ野球(2024/8/28)??ロッテ×西武??Live on DAZN#DAZNプロ野球#chibalotte pic.twitter.com/L0OEIe3A2w
◆ロッテがサヨナラで対西武戦16連勝を飾った。暴投での幕切れに、吉井監督は「びっくりした。最後は向こうのミスなので何とも言えないが、勝てて良かった」と言った。先発唐川からリリーフした6投手が無失点でリレー。3勝目を挙げた国吉は「みんながつないでくれた12回。何とか0点に抑えられた」と言った。自身の連続無失点を20試合に伸ばし、球団記録まで1に迫った。「1試合1試合の積み重ね」と意気込んだ。
◆バックネットにボールが直撃する音と悲鳴が響いた。3-3の延長12回2死一、三塁、西武ボーの初球の直球がすっぽ抜けた。ロッテ・ポランコの胸元付近を要求していた捕手柘植世那が反応するも、ミットをかすめもしなかった。西武ナインは表情を変えることなくベンチ裏へ引き揚げた。柘植は「(球種の)サインミスではない。(明日も)いつも通りやるだけです」と絞り出すしかなかった。渡辺GM兼監督代行は報道陣の前に姿を現すと、視線を落として歯を食いしばった。顔を上げると強引に苦笑いを作った。「投打含めて勝負弱さ。やらなくていいような点を大事なところでやってしまうのは勝負弱さが出た」と淡々と言葉を並べた。1点リードで8回を迎え、16試合目でついに今季ロッテ戦初勝利が見えかけていた。だが、2死三塁から平良の暴投で同点。指揮官は「打たれたくないから厳しいところというのはわかるけど、本当にやらなくていい点だった」と、バッテリーミスによる2失点を悔やみ続けた。
◆西武・西川愛也外野手(25)が3号2ランをマーク。チームが1点先制直後の一回無死二塁。ロッテ・唐川の初球を捉えて右翼スタンドに文句なしの一発を運び「打ったのはカットボールです。打った瞬間手応えも良く、入ったと思いました」とコメントした。チームは前日2試合連続零敗でロッテに開幕から15連敗を喫しプロ野球ワースト記録を更新。この日は一回から3点を先制し、ベンチの嫌なムードを振り払った。
◆ロッテがサヨナラ勝ちで西武に開幕16連勝。同点の延長十二回2死一、三塁からボーの暴投で決着した。7番手の国吉が3勝目。一回に3点を先行した西武は隅田が7回2失点と好投したが、八回に平良の暴投で追い付かれた。
◆西武は延長十二回2死からボーの暴投でサヨナラ負け。1点リードの八回にも平良の暴投で追い付かれており、渡辺監督代行は「痛いバッテリーミスでやらなくていいような点をやってしまう。勝負弱さが出た」と嘆くしかなかった。ロッテ戦は開幕から16連敗。平良が地面でバウンドする球を投げたことに、かつて主力投手だった監督代行は「打たれたくないから厳しいところというのは分かるけど」と歯がゆそうに言った。
◆西武は4時間21分に及んだ延長十二回の末、ロッテにサヨナラ負け。プロ野球ワースト記録となる開幕から続くロッテ戦の連敗が16に伸びた。一回に3点を先制しながら、決勝点を含め暴投による失点が相次いでの敗戦に、渡辺久信監督代行(59)は「痛いバッテリーミスでやらなくていいような点を大事なところでやってしまうところは勝負弱さが出た」と険しい表情だった。衝撃的な幕切れ。試合終了の瞬間、ナインは呆然(ぼうぜん)とその場に立ち尽くした。延長十二回2死一、三塁。ボーが投じた直球が暴投となり、三塁走者のホームインを許した。1点リードの八回にも2番手・平良が、2死三塁の場面でフルカウントから投じた7球目のスプリットが暴投となり同点とされ、指揮官は「打たれたくないから厳しいところというのは分かるが、でもああいう大事なところでああいう一つの大きなミスがね。バッテリーミスは本当にやらないくていい点」と苦言を呈した。(石井孝尚)
◆連勝街道はまだ続く!! ロッテは延長十二回の末にサヨナラ勝ち。西武戦は開幕から16連勝とし、同一カードの開幕からの連勝のプロ野球記録をさらに伸ばした。4時間21分の激闘に吉井理人監督(59)は「びっくりしましたね。本当にリリーバー(救援陣)がよく頑張ってくれた」と目を細めた。意外な幕切れだった。藤原、藤岡の安打で2死一、三塁のチャンスを作ると、ポランコの打席でボーが暴投。三塁走者の藤原が頭から生還し「無我夢中で走りました。サヨナラでセーフになって良かった」と振り返った。開幕からに限らず、同一カードの連勝のパ・リーグ記録は1965年の南海の対東京17連勝。残り1勝だが、指揮官は「今日は盛り上がりましたが、試合内容をみればもう少し頑張らないといけない」と気を引き締めた。(森祥太郎)
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
72 | 40 | 3 | 0.643 (↓0.006) | M19 (↑1) |
28 | 484 (+1) | 317 (+4) | 92 (+1) | 78 (+1) |
0.256 (↓0.001) | 2.550 (↓0.02) |
2 (-) |
日本ハム |
60 | 48 | 8 | 0.556 (↓0.005) | 10 (-) |
27 | 442 (+5) | 397 (+9) | 86 (+3) | 72 (+1) |
0.249 (↑0.001) | 2.930 (↓0.04) |
3 (-) |
ロッテ |
59 | 52 | 6 | 0.532 (↑0.005) | 12.5 (↑1) |
26 | 411 (+4) | 407 (+3) | 61 (-) | 54 (-) |
0.249 (-) | 3.170 (↑0.01) |
4 (-) |
楽天 |
56 | 54 | 3 | 0.509 (↑0.004) | 15 (↑1) |
30 | 403 (+9) | 457 (+5) | 61 (+3) | 68 (-) |
0.243 (↑0.001) | 3.730 (↓0.01) |
5 (-) |
ORIX |
52 | 61 | 3 | 0.460 (↑0.005) | 20.5 (↑1) |
27 | 321 (+4) | 345 (+1) | 52 (-) | 46 (-) |
0.234 (-) | 2.680 (↑0.02) |
6 (-) |
西武 |
35 | 78 | 2 | 0.310 (↓0.003) | 37.5 (-) |
28 | 265 (+3) | 409 (+4) | 45 (+1) | 58 (-) |
0.205 (-) | 3.230 (↑0.01) |
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