広島(★1対3☆)阪神 =リーグ戦20回戦(2024.08.23)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
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阪神
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広島
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勝利投手:髙橋 遥人(2勝0敗0S)
(セーブ:岩崎 優(3勝4敗19S))
敗戦投手:玉村 昇悟(3勝4敗0S)
  DAZN
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◆阪神は初回、佐藤輝の適時三塁打で先制する。その後4回表に木浪の内野ゴロの間に1点を追加すると、続く5回には佐藤輝の適時二塁打でリードを広げた。投げては、先発・高橋が7回途中1失点の好投で今季2勝目。敗れた広島は先発・玉村が試合をつくるも、打線が振るわなかった。

◆前日22日に腰の違和感を訴えていた阪神前川右京外野手(21)が、試合前練習を別メニューで行った。屋外でのフリー打撃を行わず、室内練習場でキャッチボールと軽めのティー打撃で調整した。22日ヤクルト戦(京セラドーム大阪)の試合前フリー打撃中に負傷し、試合を欠場。試合後は「試合に出られるように準備していきます。ちょっとおかしいなくらいだったので。ちゃんと明日からしっかり入っていけるように頑張ります」と話していた。

◆阪神の先発、高橋遥人(28)は復活星からの連勝を狙う。前回11日の広島戦(京セラドーム大阪)で、左肘などの手術から1009日ぶりの1軍登板。いきなり5回無失点の好投で1025日ぶりの白星を挙げた。中11日と十分な休養をへて、再び首位広島を封じられるか。前川右京外野手(21)は前日22日の練習中に腰の違和感を訴え、この日もスタメンを外れた。小野寺暖外野手(23)が今季2度目の先発入り。左翼を守る。

◆阪神が珍しい連続三塁打で先制した。ともに決して俊足ではない2人が記録した。2死から森下翔太外野手(23)の打球はライナーで右中間へ。右翼の末包昇大外野手(28)は最短距離で中堅方向に走ったが、打球が伸びたか、伸ばしたグラブの上をかすめて、右翼フェンスに転々とした。続く佐藤輝明内野手(25)は初球打ち。高々と中堅後方に打ち上がった飛球に野間峻祥外野手(31)はフェンス際でジャンプしたが、ぎりぎり届かない。打球がフェンス上部に当たり、転がる間に佐藤輝は余裕で三塁に進んだ。2人とも今季2本目の三塁打だった。

◆阪神佐藤輝明内野手(25)が2回死一塁で死球を受けた。右手付近を振って、痛そうなしぐさをしながらも、そのまま一塁に歩いた。死球を当てた広島玉村昇悟投手(23)には、一部の阪神ファンから厳しい怒号が飛んだ。プロテクターや手袋に守られている箇所だったようで、次の三塁守備に元気に登場すると拍手が起きた。

◆阪神高橋遥人投手(28)が、2試合連続で5回を投げ切った。大事な首位広島との敵地3連戦の初戦。5回まで1安打無失点の好投。前回11日の同戦は5回無失点で1025日ぶりの勝利。強敵を相手にこれで計10イニング連続無失点投球だ。マツダスタジマムでの登板は19年9月6日以来、約5年ぶり。初回は3番小園に中前打と二盗を許し2死二塁としたが、最後は4番末包を内角低めの129キロスライダーで空振り三振。2回から5回は無安打投球で広島打線を寄せ付けていない。

◆阪神高橋遥人投手(28)が6回0/3を1失点で降板した。6回まで2安打無失点。3点リードを保って7回のマウンドに上がるも、2本の安打と味方の失策で無死満塁のピンチをつくり、ここでマウンドを降りた。打者菊池を迎え2番手石井大智投手(27)にスイッチ。菊池には左翼への大きな当たりを打たれヒヤッとしたが、これは左犠飛。その後、矢野、石原を連続で空振り三振に仕留めた。最少1失点でとどめ、2点リードを保った。大事な首位広島との敵地3連戦の初戦。高橋は前回11日の同戦で、5回無失点で1025日ぶりの勝利を挙げた。この日も勝ち投手の権利を手にし、このまま連勝なるか。マツダスタジマムでの登板は19年9月6日以来、約5年ぶり。初回は3番小園に中前打と二盗を許し2死二塁としたが、最後は4番末包を内角低めの129キロスライダーで空振り三振。2回から5回は無安打投球で広島打線を寄せ付けなかった。最後はピンチをつくったが、リリーフに助けられた。

◆阪神が高橋遥人投手(28)の好投で、首位広島相手のカード初戦で白星を手にした。これでゲーム差は4に縮まった。11日の復帰初戦で1025日ぶりの勝利を挙げた左腕が、中11日で迎えたこの日も快投した。初回は2死から小園に中前打を浴び二盗を許すも、4番末包をスライダーで空振り三振。その後は2回から5回まで、許した走者は3回2死で味方の失策で出した野間1人。6回は先頭の代打中村奨に中前打を浴びたものの、野間を自身の好フィールディングで投ゴロ併殺に抑え切り抜けた。7回に小園、末包からこの日初の連打を浴びると、味方の失策で無死満塁のピンチを招きここで降板。それでも2番手石井が犠飛による1点のみにとどめ、連勝で2勝目を挙げた。奮闘する高橋を打線も援護した。初回2死から森下翔太外野手(24)が右中間へ三塁打を放つと、続く佐藤輝明内野手(25)も中堅フェンス直撃の適時三塁打で1点を先制。4回は先頭の小野寺暖外野手(26)が中越え三塁打を放ち、1死三塁から木浪の二ゴロの間に1点を追加した。5回は2死二塁から再び佐藤輝が右翼へ適時二塁打を放ち、これで3点目。佐藤輝は今季50打点とし、ルーキーイヤーから4年連続の到達は球団初の快挙となった。前夜サヨナラ勝ちを収めた首位広島を相手に投打がかみ合った快勝。ここから3連勝で一気にゲーム差を縮めたい。

◆阪神高橋遥人投手(28)が再びヒーローになった。6回0/3を4安打1失点に抑え、7奪三振で復帰後2連勝を飾った。過去2戦2敗だった敵地広島でも初勝利。首位広島との大事な3連戦の初戦をものにした。高橋のヒーローインタビュー一問一答は以下の通り。-最後は信頼しているリリーフが踏ん張って「ほんとにかっこいいなと思って、リリーフの皆さん様様です」-前回から中11日「すごく間をいただいているので、試合を作って。前回よりは...一緒くらい緊張しました」-手応えは「前回よりは全然良くて、思い切って腕振れたかなと思います」-ストレートは「良い感じだったです、後半から」-今日一番よかったのは「ゲッツー取れたのが良かったですけど。最後打たれてしまったんですけど、大智すごいなと思いました」-この1勝は前回と違う重み「大事な1戦目に投げさせてもらって、試合を作るのが目標だったので、それができて良かったのと、今日の方がいつも通りの自分で投げられたと思います」-広島で勝てた「すごい暑くてビジターも久々でしたけど。たくさんの応援のおかげでいいピッチングできました、あっ、いいピッチングだったか分からないですけど」-次回へ向けて「え~っと、しっかり思い切って投げて貢献できればと思います。以上です。ありがとうございました」

◆阪神が高橋遥人投手(28)の好投で、首位広島相手のカード初戦で白星を手にした。これでゲーム差は4に縮まった。4番佐藤輝明内野手(25)は初回に先制適時二塁打を放つなど、この日2打点で今季50打点。ルーキーイヤーから4年連続の到達は球団初の快挙となった。阪神岡田監督の一問一答は以下の通り-高橋はリズムもよかった「そやなあ。あの回で代えるつもりやったんやけどなあ」-前回よりもさらに良かったか「おお。今日コントロール良かったよなあ。だから球数がな、前回の5回と一緒くらいやったから」-球威もあった「おう、まあ、ブルペンで京セラで投げたときも、まただいぶようなってたから」-期待に応えてくれている「うん、そういうことや」-まだ登板間隔は空けないといけないか「いや抹消するよ。そんな無理したらアカンやん。そんなんもう、登板間隔って、投げ抹消よ」-石井は「なあ。連投のほうがええかもわからん(笑い)。連投のほうがボール走っとるもんなあ」-昨日と違った「あんまり、球数もな、少なかったしな。きょうは」-昨日は球数を投げたが明日もいけそう「いやいや、わからんけど。それは」-4番が打って勝ったのは理想的「まあなあ。初めてやったからなあ。玉村は、なあ。まあ、うまく1点ずつでもいけたし。もう1点あったら、楽やったけどな。やっぱりな」-先制もできているのも大事なこと「いやいや、そういうことやん。そらそうやろ」-小野寺はいいところで安打を打ってしっかり仕事「うん、だって最初から行くつもりやったから。昨日そのために最後代打行ったら、しょうもない三振しよったから」-明日は右投手だが(腰に違和感がある)前川は「いやあ、ちょっと分からん。前川分からんからなあ、はよ島田出したかったんや」

◆広島打線がまたも阪神高橋の前に沈黙した。前回5回無得点で復帰星を許した左腕との再戦で5回まで1安打。6回無死一塁も併殺で生かせなかった。3点ビハインドの7回に連打と相手のミスから無死満塁。代わった石井から菊池の犠飛で1点を返すも、高橋に連敗となった。新井監督は「前回よりも制球が良かった。相手を褒めるしかない、そんな投球でした」と素直に認めた。広島は前夜に劇的な勝利を収めた巨人戦が行われた東京から、この日の朝に帰ってきたばかり。通常14時から始まる練習を1時間遅らせ、早出練習はなし。コンディション調整を優先させた。21日巨人戦で右ふくらはぎに送球を受けた秋山も、2戦続けてベンチスタートさせた。それでも9回は一打同点と阪神を追い詰め、2位巨人も敗戦。指揮官は勝負どころを9月以降と見ている。引きずるような敗戦ではない。▽広島玉村(6回3失点も4敗目)「序盤に投げ切れていない球が多かった。先頭からも、2死からの長打もあった。そこがシングルだったらもうちょっと変わっていたのかなと思う」

◆阪神小野寺暖外野手(26)が約3カ月ぶりのスタメンで結果を残した。5月30日日本ハム戦以来となる「6番左翼」で先発。「この大事な試合で抜てきしてもらえたので、数字はこれ以上下がっても変わらないと思って、割りきって打席に入りました」。4回先頭の第2打席で中越え三塁打を放つと、ヘッドスライディングで到達。内野ゴロの間に2点目のホームを踏むと、6回も先頭で中前打を放った。6月中旬の2軍戦で左手首靱帯(じんたい)を損傷し、21日に1軍合流したばかり。前夜22日は9回に代打出場も空振り三振を喫していた。岡田監督は「(先発で)最初から行くつもりやったから。昨日そのために最後代打行ったら、しょうもない三振しよったから」と話したが、しっかり期待に応える活躍。帰ってきた若武者は「ここまであまり何もできなかったですけど、一番大事な終盤になんとか活躍できるように、優勝できるように、1試合1試合必死にやっていきます」と力を込めた。

◆22日に腰の違和感を訴えた阪神前川右京外野手(21)は、2戦連続の欠場となった。この日の試合前練習は別メニューで調整。屋外でのフリー打撃を行わず、室内練習場でキャッチボールと軽めのティー打撃を行った。岡田監督は試合後「いやあ、ちょっと分からん」と話すにとどめ、24日以降も状態を見ながら出場を決定する見込みだ。

◆阪神森下翔太外野手(24)が先制点を呼び込んだ。初回2死から左腕玉村の直球をうまく捉えると、打球は右翼末包が伸ばしたグラブをかすめて右中間へ。一気に三塁へ到達した。「打撃としてもいい形で逆方向に打てたと思う」。佐藤輝明の2者連続三塁打で生還し、流れを引き寄せた。これで2戦連続の初回長打。「2死から自分とかが出塁したり長打を打てれば、まだまだ得点の機会は増える」と頼もしい。

◆阪神木浪聖也内野手(30)が好機で仕事を果たした。4回先頭の小野寺が三塁打で出塁。続く梅野が空振り三振を喫したが、1死三塁から二ゴロの間に貴重な追加点をもたらした。「やっぱりチームスポーツなので、1人がダメでも次の人がカバーすれば勝てるし、自分はその気持ちを常に持っている。今日は最低限できて良かった」。2回には遊撃への内野安打をマークし、5戦連続安打と存在感が増している。

◆阪神中野拓夢内野手(28)が好守で試合のリズムを作った。初回、1点先制後の守り。先頭野間の一、二塁間への打球に追いついてアウトに。「久しぶりに土(の球場)だったので最初のプレーを大事にしたかった。遥人さんも立ち上がりが大事だったと思うので。今日は自分も含めミスも出たが、しっかり投手に助けてもらったので明日以降、投手を助けられるようにしたい」と反省も交えて振り返った。

◆広島が阪神高橋の前に7回途中1得点に抑えられた。6回まで2安打に抑えられ、3点ビハインドの7回に連打と相手のミスから無死満塁とした。代わった石井から菊池の犠飛で1点を返したが、前回復帰星を許した高橋に連敗となった。先発玉村は1回に2者連続三塁打で先制を許すと、その後も長打が絡んで6回3失点。4敗目を喫した。2位巨人も敗れたため、ゲーム差は2のまま。試合後の新井貴浩監督(47)の談話は以下の通り。-前回に続き阪神高橋投手に抑えられた新井監督 やっぱり今日もナイスピッチングですね...。前回よりもさらに良かったと思います。前回よりもコントロールが良かったと思うので、なかなかこれは厳しいなと思って見ていたんですけどね。相手を褒めるしかない、そんなピッチングでした。-対戦カードが残っているだけに今後対策も新井監督 そんなところかな。-9回に一打同点の場面をつくるなど、追い上げは見せた新井監督 いい戦いはできていると思います。そこに行くまでのいい攻めというのはできていると思います。-先発玉村投手は長打絡みで失点したが、6回3失点新井監督 よく粘ったと思います。相手も振れている打者が多いので、そういった中でよく粘ったと思います。-今日は全体練習の開始を遅らせた新井監督 今日は東京からの移動ゲームだし、なるべく試合に向けて体力をとっておきたい。マツダ(スタジアム)は暑いのでね。-秋山選手の2戦連続ベンチスタートもコンディション回復を優先か新井監督 そうだね。当たっている箇所も箇所なので。ふくらはぎなので無理はさせられない。しっかり「行けます」となってから行ってもらおうと思います。-しばらくはベンチスタートか新井監督 それはもう"日にち薬"なので、明日どの程度回復しているのかという感じかな。

◆阪神佐藤輝明内野手(25)が猛虎の長い歴史にまた1つ名を刻んだ。2点リードの5回2死二塁。フルカウントから広島先発玉村の6球目、143キロ外角の直球を振り抜いた。低弾道の鋭い打球が右翼ライン際に弾んだ。「追加点が取れて良かったです。そこ(チャンス)で打てているのはいいことかなと思います」貴重な適時二塁打で今季50打点に到達した。新人年からの4年連続50打点以上は球団初。3年連続で並んでいた岡田監督の記録を更新した。ここぞの場面にめっぽう強い。それでも勝負強さの秘訣(ひけつ)を聞かれると「たまたまだと思います」と謙遜した。初回の先制攻撃にも貢献した。2死三塁から今季初対戦の玉村の初球をとらえ、中堅フェンス直撃の先制&決勝三塁打。3番森下に続き、2者連続三塁打のレアケースで流れを引き寄せた。「あの先制点が大きかった」と先発高橋を助ける1本に納得顔だった。昨オフ、4年目の進化を求めて海を渡った。米シアトルの最先端野球トレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」での自主トレを敢行。長打になりやすいとされる打球速度と角度を組み合わせた「バレルゾーン」への打球を増やすため、鍛え上げた。今季は5月中旬から約3週間の2軍降格もありながら、50打点に到達。8月の月間打率は3割3分3厘、18打点、5本塁打で、いずれも今季の月別最多の数字だ。今季も「後半戦男」がチームを勢いづいている。得点圏打率3割4分8厘はセ・リーグ単独トップに躍り出た。ここに森下、大山が続き、阪神勢で3位までを独占。クリーンアップの勝負強さが勝利の証しだ。チームは首位広島との3連戦初戦を奪取し「最高の結果じゃないですか」とニッコリ。シーズンフィニッシュまで好調をキープしてみせる。【村松万里子】

◆ハルト様様や! 阪神高橋遥人投手(28)が1025日ぶり復活星から自身2連勝を飾り、首位広島との3連戦初戦を奪取した。7回途中を7奪三振4安打で1失点。今季2戦2勝はどちらもカープ打線から挙げており、今後も「鯉キラー」として重宝されそうだ。チームは広島とのゲーム差を4、2位巨人にも2に縮め、V戦線の土俵際で踏ん張った形。狙いを定めるカード3連勝へ、上々のスタートを切った。高橋はベンチでうつむいた。7回無死満塁のピンチで降板。2番手石井が最少失点で切り抜けると、今度は声を上げて安堵(あんど)した。9回2死二、三塁を岩崎が無失点で締め、最後は手をたたいて喜んだ。「本当にかっこいいなと思って。リリーフの皆さん様様です」流れをつくった。2回から5回まで無安打投球。1025日ぶりの勝利を挙げた広島戦から中11日。前回より「良かった」という直球で4回には4番末包から空振り三振を奪った。完璧主義な男が「今日はだいぶ良い方」と自画自賛の91球。1軍復帰後最長の6回0/3を4安打1失点に抑え、7奪三振で2連勝。いずれも広島相手で、過去2戦2敗だった敵地で初勝利だ。前回登板後、周囲には「5回投げただけでも結構キツかった」と本音を漏らした。左腕は張った。極度の緊張と闘った疲労感もあった。それでも数日後には吹っ切れた姿があった。「ダメだったら、もう1回鳴尾浜に戻ってくればいいだけですもんね」復帰までの道のりを支えてくれたトレーナー陣に言った。開き直った言葉は決意でもある。これまで負傷で「ダメ」になれば、投げることすらできなかった。手術を受けるたび、リハビリ期間は「朝がキツかった」。仲間のキャッチボールが始まる時間帯だ。グラウンドの隅を走る間、それを直視できなかった。「みんなは毎日野球なのに、自分は毎日野球じゃない...」。プロ野球選手としての自分に自信は持てなかった。復活した今は違う。抑えるか、打たれるか。その土俵に立つ。「ダメ」でも仲間が助けてくれる。石井の好リリーフには「大智さんすごい」と興奮した。勝負を楽しむ純粋な28歳が帰ってきた。負けられない3連戦の初戦を取り、広島と4ゲーム差。2位巨人と2ゲーム差に縮まった。岡田監督は「コントロール良かったよなあ」と無四死球を称賛。「無理したらあかん」と24日に出場選手登録を抹消し、次回へ備えさせる方針だ。前回登板直後は大好きなコーラを飲み干し喜びに浸った虎の救世主。セ界を丸のみにし、逆転Vへの使者となる。【中野椋】

◆阪神岩崎優投手が2点リードの9回を締めた。2死から2連打で二、三塁のピンチ。最後は前日に延長戦で決勝打を放っている矢野を左飛に抑えた。17日の中日戦(バンテリンドーム)で9回に2点差を追いつかれた。セーブシチュエーション以外の登板を1度はさんでの"抑え復帰"。19セーブ目の左腕は「2死だったのですんなりいきたかったけど、ゼロで良かったです」とホッと息をついた。

◆阪神・門別啓人投手(20)がマツダでの試合前練習に参加し、先発する24日の21回戦に向けてキャッチボールなどで調整した。「どこまでいけるか分からないですけど、自分の力を出し切れるように、初回から全力でいこうかなと思っています」1軍での先発は5月3日の巨人戦(東京ドーム)以来、約3カ月半ぶり。それ以降の2軍で過ごした期間は、改めて昨秋以降から意識し続けている直球の質の向上に取り組み、手応えもつかんでいる。チームにとって大事な3連戦を迎えているなか、門別にとっても今回のプロ3度目となる先発登板では引き続き、初勝利がかかる。待望の1勝に向けては「早く初勝利をしたいという思いがありますけど、気持ちが先走らないように、本当に『全力で』と思って立ち向かうだけかなと思っています」と目先の勝負に集中し、1軍デビューの地でもある敵地マツダで好投してみせる。

◆阪神は高橋遥人投手(28)が先発する。1軍復帰登板となった11日の19回戦(京セラ)では5回無失点の好投で初白星をゲット。通算0勝2敗と苦い思い出が残るマツダスタジアムで首位相手に自身2連勝を目指す。打線では「6番・左翼」に小野寺暖外野手(26)が入り、5月30日の日本ハム戦(甲子園)以来、今季2度目の先発に名を連ねた。

◆阪神・前川右京外野手(21)は試合前の練習で室内練習場に入り、別メニュー調整を行った。22日のヤクルト戦(京セラ)の試合前練習中に腰を痛めたとみられて欠場。広島遠征には帯同しており、試合前の練習で室内練習場に入り、軽めのトス打撃などをこなした。その後グラウンドに出て外野ノックをこなし、屋外でのフリー打撃は実施しなかった。

◆阪神は一回、佐藤輝明内野手(25)の適時三塁打で先制した。「打ったのはストレート。先に点を取ることができて、初回からいい入りができてよかったです。まだ序盤ですし、この点差のまま終わらないと思うので、もっと点が取れるように頑張ります」。2死から森下が右中間を破る三塁打で出塁すると、続く佐藤輝は玉村の初球を捉えて中堅へ。中堅手が一度は捕球態勢に入ったが、打球はぐんぐん伸びてそのままフェンスに直撃。悠々三塁に到達する当たりで先制点を挙げた。

◆阪神は2―0の五回、佐藤輝明内野手(25)の適時二塁打で1点を追加した。4番のバットから快音が止まらない。この回先頭の近本が内野安打で出塁し、中野が犠打を決めて1死二塁。森下は空振り三振に倒れたが、佐藤輝は玉村の直球を引っ張って右翼に運んだ。この一打で今季50打点目に到達。球団史上初となる新人から4年連続の50打点を達成した。

◆阪神は2―0の五回、佐藤輝明内野手(25)の適時二塁打で1点を追加した。4番のバットから快音が止まらない。この回先頭の近本が内野安打で出塁し、中野が犠打を決めて1死二塁。森下は空振り三振に倒れたが、佐藤輝は玉村の直球を引っ張って右翼に運んだ。この一打で今季50打点目に到達。球団史上初となる新人から4年連続の50打点を達成した。「打ったのはストレート。2アウトでチャンスの打席だったので、遥人さんを援護するタイムリーを打つことができてよかったです」とコメントした。

◆阪神の先発、高橋遥人投手(28)は3―0の七回途中、満塁のピンチでマウンドを降りた。一回こそ小園に安打を許したが、二回から五回までは無安打。140キロ台後半の直球で打者を押し込み、ツーシームやスライダーとの組み合わせで的を絞らせず。六回は先頭の代打・中村奨に安打を許すも、続く野間の打球に素早く反応。投ゴロ併殺に打ち取ってピンチの芽を摘んだ。七回は連打で無死一、二塁とされ、坂倉の打球は一塁へ。これを大山がファンブルし、満塁とされたところで投手交代が告げられた。7つの三振を奪って91球でマウンドを降り、石井に後を託すことになった。石井は菊池に犠飛を許して1点を失うも、続く矢野、石原を続けて空振り三振に抑えてリードを守った。

◆阪神は投打がかみあって首位広島に勝利した。一回に佐藤輝明内野手(25)が中越えの適時三塁打を放って先制。四回に内野ゴロで1点を加えると、五回にも佐藤輝が適時打を放ってリードを広げた。2打点の佐藤輝は50打点に到達。球団史上初となる新人から4年連続50打点を達成した。投げては先発の高橋遥人投手(28)が六回まで広島打線を2安打無失点。七回に無死満塁のピンチを招いたところで降板したが、2番手の石井が1失点にとどめてリードを守った。八回からはゲラ、岩崎が無失点でつないで白星を死守し、高橋は1軍復帰登板から2戦続けて広島に勝利するキラーぶりを発揮。広島とのゲーム差を4に縮めた。

◆三回2死一塁、右手首付近に死球を受けた阪神・佐藤輝明=マツダスタジアム(撮影・安部光翁)

◆阪神が快勝。広島との直接対決の初戦を制し、4差とした。一回に先制の中越え三塁打を放った佐藤輝明内野手(25)が五回にも右越え二塁打で2打点をマークした。5月30日の日本ハム戦(甲子園)以来のスタメンとなった小野寺暖外野手(26)は四回の中越え三塁打後、木浪聖也内野手(30)の二ゴロで生還した。高橋遥人投手(28)は6回0/3を投げ1失点で2勝目。高橋が残した無死満塁の窮地を石井大智投手(27)が最少失点でしのいだ。八回はハビー・ゲラ投手(28)、九回は岩崎優投手(33)が締めた。佐藤輝は球団初の新人から4年連続50打点。チームは敗れた2位巨人に2差に迫った。岡田彰布監督(66)の主な一問一答は以下の通り(成績=57勝52敗6分、観衆=3万1665人)。ーー高橋はリズムも良かった「そやなあ。あの回で代えるつもりやったんやけどなあ」ーー前回よりもさらに良かったか「おお。今日コントロール良かったよなあ。だから球数がな、前回の5回と一緒くらいやったから」ーー球威もあった「おう、まあ、ブルペンで京セラで投げた時も、まただいぶようなってたから」ーー期待に応えてくれている「うん、そういうことや」ーーまだ登板間隔は空けないといけないか「いや抹消するよ。そんな無理したらアカンやん。そんなんもう、登板間隔って、投げ抹消よ」ーー石井は「なあ。連投の方がええかもわからん。連投の方がボール走っとるもんなあ」ーー22日と違った「あんまり、球数もな、少なかったしな。今日は」ーー24日も行けそう「いやいや、わからんけど。それは」ーー4番が打って勝ったのは理想的「まあなあ。初めてやったからなあ。玉村は、なあ。まあ、うまく1点ずつでも行けたし。もう1点あったら、楽やったけどな。やっぱりな」ーー先制も出来ているのは大事なこと「いやいや、そういうことやん。そらそうやろ」ーー小野寺は安打を打ってしっかり仕事「うん、だって最初から行くつもりやったから。昨日そのために最後代打行ったら、しょうもない三振しよったから」ーー24日は右投手だが前川は「いやあ、ちょっと分からん。前川分からんからなあ、はよ島田出したかったんや」

◆近鉄、西武で主砲として465本塁打&2452安打をマークし、西武コーチ時代には清原和博らを育てたサンケイスポーツ専属評論家・土井正博氏(80)が阪神・佐藤輝明内野手(25)の膝に注目しながら言及した。阪神としては大きな1勝だが、広島はまだ全く慌てていない。上にいるチームを慌てさせないと終盤の逆転は難しい。直接対決を勝ち続ければ、広島も徐々に慌てる。そういう意味で、高橋の広島打線を全く寄せ付けない投球は見事だ。低めのコースに力強い球を投げ続ける。今の時代にこの投球をできる投手はいない。質が違う。残り試合の中で広島戦に2試合、投げさせてもらいたい。勝利確率は高いし、広島は間違いなく嫌な気分になる。慌てる。打で期待したいのは佐藤輝。2本のタイムリーは、ボール球を振らないおかげ。振りにいって、ボール球と判断すれば膝の強さでバットが止まる。膝が助けてくれるのが好打者だ。ただ「今日は良くても明日悪くなる」のがこの打者の傾向。いい状態をいかに体に覚え込ませるか。膝の管理、下半身の管理ができるのは自分だけ。この紙一重の感覚を身に付けたら、間違いなく50本塁打近く打てる。2桁本塁打、で騒ぐレベルの選手ではない。広島を慌てさせるキーマンの打者だ。期待は大きい。その一方でやや心配なのは岩崎だ。ストライクを取るのに四苦八苦。低めの絶妙な制球が見られず、全体的にバラバラだ。最も重要な守護神だけに、早い段階での復調が逆転Vへの絶対条件だ。

◆阪神が快勝。広島との直接対決の初戦を制し、4差とした。一回に先制の中越え三塁打を放った佐藤輝明内野手(25)が五回にも右越え二塁打で2打点をマークした。5月30日の日本ハム戦(甲子園)以来のスタメンとなった小野寺暖外野手(26)は四回の中越え三塁打後、木浪聖也内野手(30)の二ゴロで生還した。高橋遥人投手(28)は6回0/3を投げ1失点で2勝目。高橋が残した無死満塁の窮地を石井大智投手(27)が最少失点でしのいだ。八回はハビー・ゲラ投手(28)、九回は岩崎優投手(33)が締めた。佐藤輝は球団初の新人から4年連続50打点。チームは敗れた2位巨人に2差に迫った。主な選手のコメントは以下の通り(成績=57勝52敗6分、観衆=3万1665人)。2勝目に高橋遥人 「納得できるボールが多かったので。この前は本当にいっぱいいっぱいだった」七回無死満塁を最少失点でしのいだ石井大智 「遥人さんも、えげつないピッチングをしていたので、後押しされましたね」九回、2死から二、三塁の窮地を招いた岩崎優 「2アウトだったので、すんなりいきたかったんですけど、ゼロで良かったです」19戦連続無失点のハビー・ゲラ 「中継ぎ陣仕事を出来れば、いい結果につながるというのを信じています」一回2死からの三塁打後、先制のホームを踏んだ森下翔太 「出塁とつなぐっていうところで、これからもやって行きたい」守備で貢献した中野拓夢 「自分も含めてミスはありますけど、ピッチャーに助けていただいたので、明日以降は野手がピッチャーを助けられるように」四回に三塁打を放った小野寺暖 「大事な試合で抜擢してもらえたので、数字はこれ以上下がっても、変わらないなと思って、割り切って打席に入りました」2打点で3連戦の白星スタートに佐藤輝明 「最高の結果じゃないですか」

◆阪神は一回に森下と佐藤輝の連続三塁打で先制。2―0の五回に佐藤輝が2打点目となる適時二塁打を放った。高橋が6回0/3を無四球、1失点で2勝目。2番手石井が好救援し、継投で逃げ切った。6安打の広島は犠飛による1点のみ。広島の優勝へのマジックナンバーの最短点灯は25日。条件は24、25日に広島が阪神(マツダ)に連勝、巨人が中日(東京ドーム)に連敗すれば、広島に優勝マジック27が点灯する。

◆優勝へのマジックナンバー点灯に王手をかけられなかった。3位阪神との3連戦初戦で惜敗。広島・新井監督は復帰登板だった11日に続き白星を献上した相手先発の高橋をまさかのべた褒めだ。「ナイスピッチング。前回よりさらにコントロールが良かった。これは厳しいなと。相手を褒めるしかない」前回は5回4安打で無得点。この日も二─五回は無安打と沈黙した。0─3の七回に先頭の小園の内野安打から無死満塁とし、スイッチした石井から菊池が左犠飛を放ったが、七回途中まで4安打1得点。前夜のような逆転劇は起きなかった。2位巨人との3連戦を2勝1敗で勝ち越したチームは、この日の午前中に東京から広島まで新幹線で約4時間かけて移動。通常は午後2時開始の試合前練習を同3時に変更して体調管理を優先した。勝利にはつながらずも、巨人も敗れてゲーム差は2のまま。仕切り直し、2018年以来のリーグ優勝へ向かって粘り強く戦っていく。(柏村翔)?...広島は阪神に敗れたため、優勝へのマジックナンバーの最短点灯は25日になった。24、25日の阪神戦(マツダ)で連勝し、2位巨人が中日戦(東京ドーム)に連敗すると、マジックナンバー「27」が出る

◆遥人さまさまですわ~。阪神は首位広島に3-1で勝利。左肘などの手術から復帰2戦目の高橋遥人投手(28)が七回途中1失点と好投し、自身2連勝。絶対負けられない3連戦の初戦を取り、4ゲーム差にジワリ接近した。負けたら、24日にも広島に優勝へのマジックナンバーが点灯するところだったが、帰ってきた左腕が救ってくれた!快速球で見事に鯉打線をねじ伏せていく。かつて見た、無双する左腕のシルエットがあった。首位広島に挑む、負けられない3連戦。その初戦で高橋が七回途中4安打1失点と好投し、虎に希望を照らす白星をもたらした。「大事な1戦目に投げさせてもらって、しっかりと試合を作るというのが目標だった。それができてよかったな、というのと、今日のほうがこの間よりもいつも通りの自分で投げられたかな、と思います」左肘などの度重なる手術を乗り越え、復帰登板だった11日の広島戦(京セラ)では5回零封で3シーズンぶりの白星を挙げた。中11日の調整を経ての復帰2戦目。直球は糸を引くような軌道で女房役・梅野のミットに吸い込まれていき、打者のタイミングを外すために投球動作をゆっくりにするなど工夫も凝らしながら、五回までは1安打投球だった。3―0の六回には先頭の代打・中村奨に中前打を許したが、続く野間を投ゴロ併殺に仕留めるなど、この回までは毎回の7奪三振と圧倒してみせた。七回には連打に大山の失策が絡み、無死満塁となったところで交代を命じられた。だが、後を託した石井がここを1失点でしのぎ、高橋自身も「かっこいいな。リリーフのみなさん、さまさまです。(石井)大智すごいな」と喜び爆発。その後も救援陣が勝利へのバトンをつなぎ、広島への返り討ちは成功で終わった。

◆まだ落ちてくる気配のしない打球を横目に、佐藤輝は次のベースめがけて走った。ボールはふわりと伸びて中堅フェンスのクッション部分に当たり、飛びついた中堅手の横で弾む。大飛球で一気に三塁へ到達した主砲が、目の前の阪神ベンチから称賛を浴びた。先制打を含む2本の適時長打で白星を呼び込み、球団初の新人から4年連続50打点を達成した。「ちょっと風に助けられたかなと思います。でも先制点という意味では大きかったです」特大の一打は一回。森下が右中間へ三塁打を放ったのに続き、玉村の直球を捉えた。風に乗った打球が先制の適時三塁打となっていきなり試合を動かすと、五回は2死二塁で鋭い一打を右翼へ。適時二塁打でチームに3点目をもたらし、「追加点を取れてよかった」とうなずいた。左腕の玉村に対し、通算で7打数6安打と抜群の相性だ。

◆失うものは何もなかった。久しぶりにめぐってきたチャンスだからこそ、積極的に攻める。今季2度目のスタメンで起用された阪神・小野寺が、三塁打を含む2安打と躍動した。「こんな大事な試合で抜擢(ばってき)してもらえた。成績も成績ですし、もう数字はこれ以上下がっても変わらないなと思って、割り切って打席に入りました」安打は開幕カード(巨人戦)の3月31日に代打で1本放ったのみ。13打席連続ノーヒットで試合前まで打率・071。だからこそ強気だった。左翼のレギュラーに定着しつつあった前川の負傷もあり、左腕・玉村に合わせて先発出場。1点リードの四回先頭で直球をとらえると、左中間への大きな打球が野間の頭を越えた。一気に二塁も蹴り、三塁へヘッドスライディング。気迫満点のプレーでチャンスを作ると、木浪の二ゴロの間に貴重な2点目の生還を果たした。六回先頭でも左前打を放ち、マルチ安打を記録した。前回3番でスタメン出場した5月30日の日本ハム戦(甲子園)では3三振と振るわず。昨季は主に代打で打率・347の成績を残していたが、今季は2度も2軍落ちを経験した。それどころか6月19日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦(鳴尾浜)では左手首靱帯(じんたい)損傷というアクシデントにも見舞われる。完全復活までに要した期間は約2カ月。それでも左手の包帯が取れないうちから左利き用のグラブを右手にはめて外野ノックを受け、右手のみでティー打撃を行うなど、立ち止まることはなかった。その結果、重要な首位広島との直接対決で、見事に勝利に貢献した。「ここまであまり何もできなかったですけど、この一番大事な終盤になんとか活躍できるように、優勝できるように、一試合一試合必死にやっていきます」連覇に向けた勝負どころで復調した小野寺が、今まで味わった悔しさもすべてやり返す。(中屋友那)

◆わが阪神、逆転アレンパのために絶対に落とせない広島戦。ハ~ア、最後の大ピンチに気を失いそうになったけど勝った~!!2点リードの九回2死二、三塁。打席には前日の巨人戦で十回に決勝打を放った矢野。そしてマウンドには17日の中日戦で2点リードの九回にマウンドに上がり、それを守れず同点とされた岩崎...。俺はもう尋常でいられず野球の神様どころか天照大御神をはじめ、最後には酒の神ウオッカにまで手を合わせていたのだ。阪神勝ったー!! 手を合わせて祈った雷神、風神、仏様もありがたや~ありがたや~!!復帰2試合目の高橋も見事に先発の役目を果たしてくれた! 七回無死満塁のピンチでマウンドに上がった『虎の火の球投手』石井も2三振、スバラシイ!!2打点の4番佐藤輝に対しては、普段はグチグチ文句を言ってばかりだったけど、もう罵声を浴びせている余裕がなく、崖っぷちなので本日は「サイコー!!」を何度叫んでも許しちゃう!! あと2つ、虎よ群となり勝ってくれー!!

◆相変わらず、高橋遥人のヒーローインタビューは、ほのぼのとしていて、心がなごむ。「こんなおっさんに素晴らしい夏休みを...」昼間のほのぼの勝利監督インタビューもよかった。全国制覇を果たした京都国際高の小牧監督。小学3年生の長男と、5歳の四つ子のお父さんだとか。その目に、立派な父の雄姿を焼き付けたかな?!同じ時刻、大阪・難波のサンケイビル内でも、父の職場で目を輝かせている子供たちがいた。産経新聞社で働く社員と小学生の子供が、一緒に職場を見て回る「親子会社見学会」。まずは産経新聞の編集局を訪れ、新聞作りの現場のスケールに驚き、次に写真報道局で取材現場から写真がドンドン送られてくるシステムに目を丸くして...。このメンバーの中に、整理部次長・芝崎正剛と娘の紗和ちゃん(11)の姿があった。小学5年生の娘を連れた芝崎デスクは、その後、サンスポ編集局へ。サンスポの編集局が一番活気づくのは、ナイター終了後の締め切り間際。昔は放送禁止用語が飛び交い、怒号が渦巻き、とても子供に見せられる職場ではなかった。今は、常識的で温厚な上司ばかり。まして、昼間の時間帯は比較的平和だ。そんな「父の職場」にやってきた紗和ちゃんに対して、なぜか運動部デスク・阿部祐亮が〝解説役〟に任命された。「お父さんは、独特なレイアウトをされる方で、紙面を見たら『芝崎先輩が担当や』と分かるんです。あらゆるスポーツに精通していて、野球などメジャー競技しか知らない私を、助けてくださって。すごいお父さんですよ」

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
58455 0.563
(↓0.006)
-
(-)
35324
(+1)
276
(+3)
45
(-)
48
(+1)
0.238
(↓0.001)
2.250
(↓0.01)
2
(-)
巨人
58496 0.542
(↓0.005)
2
(-)
30344
(+2)
311
(+8)
60
(-)
49
(-)
0.241
(-)
2.610
(↓0.04)
3
(-)
阪神
57526 0.523
(↑0.004)
4
(↑1)
28372
(+3)
333
(+1)
50
(-)
34
(-)
0.237
(-)
2.440
(↑0.01)
4
(-)
DeNA
54562 0.491
(↑0.005)
7.5
(↑1)
31396
(+5)
395
(+2)
82
(+3)
50
(-)
0.255
(-)
3.070
(↑0.01)
5
(-)
中日
48598 0.449
(↑0.006)
12
(↑1)
28301
(+8)
373
(+2)
48
(+1)
33
(-)
0.240
(↑0.002)
2.850
(↑0.01)
6
(-)
ヤクルト
46614 0.430
(↓0.004)
14
(-)
32393
(+2)
436
(+5)
77
(+1)
52
(+2)
0.239
(-)
3.740
(↓0.01)