西武(☆2対1★)オリックス =リーグ戦21回戦(2024.08.22)・ベルーナドーム=
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ORIX
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西武
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勝利投手:本田 圭佑(1勝4敗0S)
敗戦投手:川瀬 堅斗(0勝1敗0S)

本塁打
【西武】ガルシア(1号・5回裏ソロ)

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◆西武が同一カード3連勝。西武は5回裏、ガルシアの来日初本塁打となるソロで先制に成功する。その後同点とされるも、延長12回に源田の適時打が飛び出し、サヨナラ勝利を収めた。投げては、6番手・本田が2年ぶりの白星。敗れたオリックスは、打線が振るわなかった。

◆西武アンソニー・ガルシア外野手(23)が、来日初アーチを放った。両チーム無得点で迎えた5回1死の第2打席。1ストライクから、オリックス先発右腕高島の147キロ高め直球を強振し、打球を中堅バックスクリーンまで運ぶ先制の1発をかっ飛ばした。「打った瞬間はフェンスを越えるかわからなかったから、一塁まではしっかりと走ったよ。第1号ホームランうれしいね!」。ドミニカ共和国出身の長距離砲は育成選手として入団し、7月25日に球団と支配下選手契約。期待されていた本塁打がようやく飛び出した。

◆オリックスが今季3度目の同一カード3連敗を喫した。延長12回、最後は7番手の川瀬が源田にサヨナラ打を許してプロ初黒星となった。今カードは3試合で計1点のみ。打線の得点力という課題をあらためて突きつけられた。先発の渡辺をなかなかとらえられず。3回は2死から安打と敵失で二、三塁としたが、2番西野が投ゴロに打ち取られた。4回は四球で初めて先頭打者が出塁も、今季初4番スタメンの杉本が併殺打。6回も2死二塁から杉本が二ゴロに終わった。1点を追う7回に大チャンスを迎えた。3つの四死球で1死満塁。ここで9番渡部が、2番手の佐藤隼から今季初打点となる中前への同点打を放った。これがチーム27イニングぶりの得点。だがさらに満塁では、後続が倒れて勝ち越しには至らなかった。先発のルーキー高島は2勝目を狙って今季7度目の先発。4回までパーフェクト投球を続けた。だが5回1死から、ガルシアに先制1号ソロをバックスクリーンに放り込まれた。6回1失点で降板。役割は果たした。

◆オリックスがサヨナラ負けで今季3度目の同一カード3連敗を喫した。延長12回、7番手の川瀬が西武源田にサヨナラ打。1軍登板3試合目でプロ初黒星を喫した。打線は7回に渡部が同点打も、さらに1死満塁から大里が三振など勝ち越せず。中嶋聡監督は「あの場面でどういうバッティングをするか。経験が少ないのはもちろんあるんですけど」と振り返った。3連戦30イニングで計1点。貧打があらためて浮き彫りになった。

◆西武が延長12回サヨナラ勝ちで、今季初の同一カード3連勝を飾った。ガルシアの1発で先制したが、7回に追いつかれて延長戦へ突入。10回2死満塁で遊ゴロに倒れた源田が、再び巡ってきた12回2死二、三塁のチャンスに、内角高めの直球を右前へ運んで試合を決めた。プロ8年目で初のサヨナラ打を放ち「このカードはずっと内角に全然、手も出せていなかった。来たら振ると決めていたので良かった」と喜んだ。

◆ドミニカ共和国出身の西武・ガルシア(23)が来日1号となる先制ソロを放った。五回1死からオリックス・高島の真っすぐを捉えてバックススクリーンに運び「打った瞬間はフェンスを越えるかわからなかったから1塁まではしっかりと走ったよ。第1号ホームランうれしいね」とコメントした。昨オフに育成契約で入団し、7月末に支配下選手契約を結んだ。198センチ、115キロの両打ちの長距離砲で、昨季までプレーしたヤンキースの傘下で通算46本塁打をマークした。

◆先発した西武・渡辺勇太朗投手(23)は緩急を生かした打たせて取るピッチングで試合を作った。 「オリックスには前回3本塁打でやられているので勝負どころの一球を自分で感じながら勝負できたらと思う」そう警戒して臨んだ今季2勝目をかけてのマウンド。オリックスとの前回対戦となった6日は3被弾を含む10安打を浴びて6回6失点でKOされた。この日は一回、二回を3者凡退に仕留める上々の立ち上がりでリズムに乗ると、その後は走者を出しても後続を断ってスコアボードにゼロを並べた。今季はここまで11試合に先発し1勝4敗、防御率3・18。5月中旬から先発ローテに入り、ここまで1勝だが、7試合でクオリティースタート(先発で6回以上、自責点3以下)をマークするなど安定した力を発揮している。打線は五回にガルシアの来日1号となるソロで好投を続ける右腕を援護。渡辺は1-0の七回1死二、三塁でマウンドを譲った救援陣が同点に追いつかれた。2勝目は手にできなかったが、6回?を3安打1失点と連勝中のチームの勢いに乗って先発の役割を全うした。

◆西武がサヨナラ勝ちで同一カード3連戦3連勝。1―1の延長十二回2死から源田が右前に殊勲打を運んだ。七回に追い付かれた後は救援陣が勝機をつなぎ、本田が今季初勝利。オリックスは七回に追い越せなかったことが響いた。

◆オリックスは西武との3連戦でわずか1得点に終わった。0―1で迎えた七回、3四死球で1死満塁として渡部の中前打で同点としたが、なお満塁で大里が空振り三振、西野が右飛に倒れた。中嶋監督は思い切りの良さを買って大里を起用し続けているが、好機での三振には「場面に応じてどういう打撃をするかも覚えていかないと。ちょっと振りにいってしまった」と成長を求めた。

◆源田がプロ8年目で初のサヨナラ打を放ち、西武を今季初の同一カード3連戦3連勝に導いた。同点の延長十二回2死二、三塁で内角高めの速球を鋭く引っ張って右前へ。「このカードはずっと内角に全然、手も出せていなかった。来たら振ると決めていたので良かった」と喜んだ。十回2死満塁で凡退するなど無安打が続いていたが、最後に大仕事。今回の連勝は全て1点差で「接戦を勝てている」と手応えを口にした。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
70373 0.654
(-)
M23
(-)
33470
(-)
296
(-)
86
(-)
77
(-)
0.259
(-)
2.490
(-)
2
(-)
日本ハム
58467 0.558
(↑0.005)
10.5
(↑0.5)
32418
(+4)
375
(+3)
81
(-)
71
(+1)
0.247
(↓0.001)
2.900
(-)
3
(-)
ロッテ
56506 0.528
(↓0.005)
13.5
(↓0.5)
31404
(+3)
401
(+4)
61
(+1)
54
(+3)
0.251
(-)
3.270
(↓0.01)
4
(-)
楽天
53532 0.500
(-)
16.5
(-)
35385
(-)
445
(-)
55
(-)
68
(-)
0.244
(-)
3.800
(-)
5
(-)
ORIX
49593 0.454
(↓0.004)
21.5
(↓0.5)
32313
(+1)
340
(+2)
51
(-)
45
(+1)
0.235
(↓0.001)
2.760
(↑0.01)
6
(-)
西武
34742 0.315
(↑0.007)
36.5
(↑0.5)
33258
(+2)
397
(+1)
43
(+1)
57
(-)
0.206
(↓0.001)
3.280
(↑0.03)