1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中日 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 4 | 2 | 9 | 15 | 1 | 0 |
DeNA | 1 | 3 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 8 | 13 | 1 | 2 |
勝利投手:清水 達也(2勝0敗0S) (セーブ:マルティネス(1勝3敗34S)) 敗戦投手:森原 康平(2勝6敗21S) 本塁打 |

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◆中日が打撃戦を制した。中日は3-7で迎えた8回表、村松と福永の適時打などで4点を挙げ、試合を振り出しに戻す。直後に勝ち越しを許すも、9回に村松と田中の適時打で2点を奪い、逆転に成功した。敗れたDeNAは救援陣がリードを守れず、痛い敗戦を喫した。
◆/ハマのリードオフマン\8試合連続第1打席でヒット#梶原昂希 先頭打者ホームラン?プロ野球(2024/8/22)??DeNA×中日??Live on DAZN#DAZNプロ野球 #baystars pic.twitter.com/854GoWpwgk
◆中日が終盤の粘りで逆転勝ちした。6回までに6点差をつけられたワンサイドゲーム。7回に2点を返し、8回には村松、山本、福永のタイムリーなどで同点に追い付いた。1点を勝ち越された9回にはDeNA守護神森原を攻め、1死満塁から村松の同点適時打。続く田中が6番手中川颯の浮いた直球を前進守備の遊撃後方に落とす左前打で勝ち越した。「ほんとにうれしい。こんな勝ち方ができて。最後は若い選手がよくつないで点が入っていった。なかなかこんな試合はないと思う」。立浪監督の顔からも笑みがこぼれた。4点差以上をつけられた試合は全て負けてきた。6点差の逆転劇。敵地で3連敗すれば、今季DeNA戦の負け越しが決まる1戦で見せたナインの粘りに、指揮官の言葉も弾んだ。今季3度目の猛打賞を決めた田中は力強いセリフを口にした。「こういうゲームをものできたのはチームとして良い方向にいく。この1戦は大きい」。残り29試合への粘りが光った。▽中日福永(8回同点適時打)「みんながつないでくれたチャンスだったので、僕も後ろにつなぐことができて良かったです」▽中日山本(8回2死一、二塁の代打で中前適時打)「良い流れに乗れたと思います。なんとか落ちてくれてほっとしました」
◆中日が6点差を逆転して連敗を止めた。1-7で7回に2点を返し、8回には村松、山本、福永のタイムリーなどで同点に追い付いた。1点を勝ち越された9回にはDeNA守護神森原を攻め、1死満塁から村松が同点適時打。続く田中が6番手中川颯の浮いた直球を前進守備の遊撃後方に落とす勝ち越し左前打で逃げ切った。今季は4点差以上つけられた試合は全敗だった。若竜打線の粘りが壁を打ち破り、DeNA戦今季負け越しを封じた。試合後の立浪監督のコメントは以下の通り。-終盤に追い付き逆転した「ほんとにうれしい。こんな勝ち方ができて。最後は若い選手がよくつないで点が入っていった。なかなかこんな試合はないと思うんで」-どのへんから流れが「きょうはああいう走塁アウト(3回2死一、二塁でDeNA一走牧がけん制死)があったりして、こういう時は結構いけるなみたいな感じは、なんとなし思っていた。そこから離されてしまって、難しい点数になったけど、つないで、取られた後も追い付いて、越せたことは良かった」-先発松葉に頑張って欲しかった「やっぱり投手(が打たれるの)も打線がなかなか打てないことが、一番の原因かもしれないけど、やっぱりバンテリンドームで許されてるところが、なかなか点が取れずに、ビジターに来たら点を取られてしまう(ことにつながる)。ビジターの成績につながっている。ゾーンの中で勝負するのは、勢いのある人はいいけど、やっぱりここ一番のコントロールとかを磨いていかないと。(3番手の)橋本も、よく頑張ってくれてるけど、普通であれば、あそこの2点(1回3安打2失点)でゲームは決まってもおかしくない。勝った中にも反省はあると思う。ただ、この勢いは大事にして、明日からまた頑張っていきます」-20日DeNA戦で死球を受けた細川にもヒット「3試合目にようやく出たので。やっぱり4番が打たないと点は入らないんで。明日からまた期待してます」
◆DeNAが、最大6点あったリードをひっくり返された。終盤3イニングで12安打8失点。三浦大輔監督は「途中まではいい形で進められてたんですけどね。最後ですね」と声を落とした。勝ちパターンをつぎ込んだだけに、ダメージも大きい。4点リードの8回に山崎を投入。先頭にいきなり二塁打されると、2死から中日の代打高橋周に四球を与え、続く村松に走者を一掃された。代わったウェンデルケンも先頭の四球から崩れた。9回は守護神森原が1点リードを守り切れなかった。同監督は「セットアッパー、クローザーを出してね。四球絡み。悪いのがすべて出た」と厳しい表情だ。連勝は3で止まり、借金は3に。光明は打線が元気だったこと。梶原は先頭打者弾で13試合連続安打、牧は前日の3安打に続いて4安打。山本は3ランなど3安打4打点で、8回も一時勝ち越し打を放った。まだ6連戦の3戦目。神宮で、重い空気を蹴散らしたい。
◆DeNAが実施するイベント「横濱漢祭(よこはまおとこまつり)」で応援総長を務める空手家の角田信朗氏(63)が試合前に登場し、氷柱割りを披露した。力強く拳を振り下ろして氷を砕くと、スタンドから歓声が沸き起こった。この日は3日間に及んだイベントの最終日。三浦監督は「すごく盛り上がっている。今日も漢らしく盛り上がってくれたら」と期待を寄せた。
◆DeNA・梶原昂希外野手(24)が「1番・右翼」で先発出場し、一回に先頭打者本塁打となる先制の3号ソロを放った。左腕の松葉が投じた内角のカーブを引っ張り、右翼席へたたき込んだ。3年目で自身初の先頭打者弾。出場13試合連続安打と絶好調のトップバッターは「風のおかげでスタンドまで届いてくれた」と謙遜した。
◆その勢いはとどまるところを知らない。DeNAのリードオフマンを担う梶原昂希外野手(24)が打線を活気づけた。一回に3年目で自身初の初回先頭打者本塁打となる先制の3号ソロを放ち「風のおかげでスタンドまで届いてくれた」と明るい表情を浮かべた。189センチの左打者は左腕の松葉が投じた内角のカーブを引きつけ、滞空時間の長い一発を右翼席へ運んだ。8月の打率は試合前時点で・423(71打数30安打)。三浦監督が「マークが厳しくなっている」と指摘する中、これで出場13試合連続安打と絶好調だ。躍進の裏には、打撃練習での地道なルーティンがある。緩い球を正面に軽打するペッパーを欠かさず、力感のない振りを磨く。ティー打撃では「8の字スイング」で上からたたく軌道を体に染みこませ、下半身の重心移動を意識しながら山なりの球を捉えるメニューにも励む。ソフトバンク・柳田をほうふつさせるスケールの大きさから「ハマのギータ」の異名を取る。フリー打撃ではオースティンや牧に負けず劣らず、軽々とスタンドにほうり込む。持ち味の長打力に確実性が加わりつつあり、〝剛〟と〝柔〟の両面で潜在能力を解き放とうとしている。勢いづいた打線は二回に山本の4号3ラン、四回に京田のセーフティースクイズ、六回には宮崎の2点打で着実に加点した。4連勝に向かって終盤に突入。
◆中日が逆転勝ち。6点差を追って七回に2点、八回に4点を奪って同点に。直後に1点を勝ち越されたが、九回に村松、田中の連続適時打でひっくり返した。最後はマルティネスが締めた。DeNAは救援陣が崩れて4連勝を逃した。
◆好調のDeNA・梶原昂希外野手(24)が、3年目で初の初回先頭打者本塁打を放った。肩口から入ってきた松葉のカーブを引きつけ、高い弾道で右翼席へ運ぶ3号ソロ。出場13試合連続安打を記録し、8月の打率は4割を超える。持ち味の長打力に確実性が加わりつつある24歳の左打者は「風のおかげでスタンドまで届いてくれた」と謙遜した。
◆DeNAは救援陣が崩れ、最大6点差を守れず逆転負けを喫した。三浦大輔監督(50)は四球が絡んだ終盤の失点を嘆き「悪いものが全て出た」と険しい表情を浮かべた。7-3の八回に山崎が2死二塁から四球を許し、そこから2点差に詰め寄られて降板。後を託されたウェンデルケンも1人目を歩かせてから粘れず、試合を振り出しに戻された。直後の攻撃で山本が一時勝ち越し打。それでも、逃げ切れなかった。九回は守護神の森原が4安打を浴び、1死しか奪えずに交代。同点とされてなお満塁から火消しを託された中川颯が決勝打を許し、チームの連勝は3で止まった。三浦監督は「勝ちパターンの投手をつぎ込んでいるわけですから」と落胆の色を隠せなかった。(鈴木智紘)
◆山崎、ウェンデルケン、森原。信頼できるリリーフ陣でやられたら、あきらめるしかないか。中日のしぶとさに脱帽しつつ、3投手が次回登板でやり返すことを願う。さらに、あくまでベイスターズ目線に立ち、山本の健闘をほめたい。二回無死二、三塁での左翼3ランは最低限、犠飛が欲しい場面で、松葉のインローのスライダー系をすくい上げた。八回1死三塁では清水のインローのフォークボールをたたきつけ、前進守備の三遊間を高いバウンドで破った。状況に応じる、これぞという打撃。たまたま...ではなく、内容も意義もある4打点だ。守っては先発・ジャクソンをうまくリード。コントロールが荒れるタイプに対して、真ん中に構え、安心感を引き出した。昨年、東とバッテリーを組むようになり、つかんだものは多いのだろう。攻守とも最も成長している。あのまま逃げ切り、ヒーローの座についてもらいたかった。(サンケイスポーツ専属評論家)

<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
広島 |
58 | 44 | 5 | 0.569 (↑0.005) | - (-) |
36 | 323 (+2) | 273 (+1) | 45 (-) | 47 (-) |
0.239 (-) | 2.240 (↑0.02) |
2 (-) |
巨人 |
58 | 48 | 6 | 0.547 (↓0.005) | 2 (↓1) |
31 | 342 (+1) | 303 (+2) | 60 (-) | 49 (-) |
0.241 (-) | 2.570 (↑0.01) |
3 (-) |
阪神 |
56 | 52 | 6 | 0.519 (↓0.004) | 5 (↓1) |
29 | 369 (+2) | 332 (+5) | 50 (+1) | 34 (-) |
0.237 (-) | 2.450 (↓0.01) |
4 (-) |
DeNA |
53 | 56 | 2 | 0.486 (↓0.005) | 8.5 (↓1) |
32 | 391 (+8) | 393 (+9) | 79 (+2) | 50 (-) |
0.255 (↑0.001) | 3.080 (↓0.04) |
5 (-) |
中日 |
47 | 59 | 8 | 0.443 (↑0.005) | 13 (-) |
29 | 293 (+9) | 371 (+8) | 47 (-) | 33 (+2) |
0.238 (↑0.001) | 2.860 (↓0.05) |
6 (-) |
ヤクルト |
46 | 60 | 4 | 0.434 (↑0.005) | 14 (-) |
33 | 391 (+5) | 431 (+2) | 76 (-) | 50 (-) |
0.239 (↑0.001) | 3.730 (↑0.02) |
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