ロッテ(☆6対1★)オリックス =リーグ戦18回戦(2024.08.11)・ZOZOマリンスタジアム=
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  1 2 3 4 5 6 7 8 9
ORIX
0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 2 1 0
ロッテ
3 0 2 0 0 1 0 0 X 6 8 1 1
勝利投手:種市 篤暉(7勝5敗0S)
敗戦投手:齋藤 響介(2勝3敗0S)

本塁打
【ロッテ】藤岡 裕大(5号・1回裏2ラン)

  DAZN
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◆ロッテは初回、藤岡の2ランと高部の適時三塁打で、幸先良く3点を先制する。そのまま迎えた3回裏には、ソトの適時三塁打などで2点を挙げ、リードを広げた。投げては、先発・種市が9回2安打1失点の快投。今季2度目の完投で7勝目を挙げた。敗れたオリックスは、打線が沈黙した。

◆オリックス斎藤響介投手(19)が5回5失点で3敗目を喫した。1回に先頭四球から2番藤岡に2ランを浴びるなど3失点。3回も四球絡みで2点を失い「前回登板と同じように、立ち上がりに失点してしまったところや、フォアボール絡みで失点してしまったところも反省しなければいけません」と5回途中6失点の前回7月31日日本ハム戦も踏まえて猛省した。チームはロッテ種市に3連敗。4年ぶりのカード負け越しが決まった。

◆ロッテ種市篤暉投手(25)が96球で2安打1失点完投した。5回に犠飛で失点したが、四死球もなく、ほぼ完璧な内容。9連戦の2戦目で救援陣を休ませた。「僕が主役くらいの気持ちで(9回の)マウンドに上がりました。次はマダックス(100球未満の完封)できるように頑張りたい」。ZOZOマリンでの完投もシーズン2完投も自身初。チームは今季最多の貯金12で、オリックス戦のシーズン勝ち越しを決めた。

◆ロッテが4年ぶりのオリックス戦勝ち越しを決めた。種市が2安打に抑え、犠飛による1失点で今季2度目の完投で7勝目。一回に藤岡の2点本塁打と高部の適時三塁打で3点先制し、三回に2点追加。オリックスは覇気に乏しかった。

◆ロッテの種市が2安打1失点の完投で7勝目を挙げ、チームを今季最多の勝ち越し12に導いた。早打ちの相手打線に臆せず力勝負。わずか96球の無四球で投げ抜き「最高に気持ちいい。中継ぎのために完投できて良かった」と胸を張った。今季投げた125回?はリーグトップ。初の規定投球回到達も見えてきたが「160、170、180回のイメージで投げている。規定よりももっともっと上を目指して頑張っていきたい」とより高い目標を掲げた。

◆プロ8年目のロッテ・種市篤暉投手(25)が2安打1失点で本拠地初完投を果たし、チームを今季最多の貯金12に導いた。無四球で7勝目を手にし、お立ち台では白い歯がこぼれた。「最後は僕が主役くらいの気持ちでマウンドに上がりました。最高に気持ちいいです」初球から積極的に狙ってくるオリックス打線に対して、150キロ台の直球だけでなく、フォークボールやスライダーを低めに集めて打たせて取る投球。1失点した五回以外は二塁すら踏ませず、計96球で終えた。100球未満の完封なら、通称「マダックス」達成となっていただけに「本当は完封をしたかった。次は完封でマダックスができるように頑張りたい」と意欲をみせた。5月から自主トレを共にした縁もあり、米大リーグ、メッツの千賀滉大投手(31)から譲り受けたグラブを使用していたが、前回4日のオリックス戦から「自分の癖を出さないように」と同じモデルで2センチ大きくした新たなものを使い始めた。千賀から「使ってくれているらしいな。ありがとう。頑張って」と連絡も届いた。尊敬する先輩から力をもらい最後まで投げぬき、この日の主役となった。(森祥太郎)

◆オリックス・森友哉捕手(29)が八回に右肩付近に死球を受け、両チームがベンチを飛び出す一触即発の雰囲気となった。オリックスが2点リードの七回にロッテ・坂本の初球がすっぽ抜けて森に直撃。ヒートアップした森が投手に歩み寄り、捕手の田村がなだめたが、それでは収まらず両軍がベンチを飛び出す事態となった。吉井監督も森に謝るなどして収束したが審判から警告試合が宣告された。

<パ・リーグ順位表推移>

順位 チーム名 勝数 負数 引分 勝率 首位差 残試合 得点 失点 本塁打 盗塁 打率 防御率
1
(-)
ソフトバンク
65 33 3 0.663
(↑0.003)
M33
(↑1)
42 431
(+5)
274
(+2)
74
(+1)
71
(+1)
0.258
(-)
2.520
(↑0.01)
2
(-)
ロッテ
54 42 6 0.563
(↑0.005)
10
(-)
41 383
(+6)
363
(+1)
59
(+1)
47
(-)
0.255
(-)
3.250
(↑0.02)
3
(-)
日本ハム
52 42 7 0.553
(↑0.005)
11
(-)
42 384
(+8)
346
(+7)
73
(+2)
67
(-)
0.250
(↑0.001)
2.910
(↓0.01)
4
(-)
楽天
48 50 2 0.490
(↓0.005)
17
(↓1)
43 355
(+2)
414
(+5)
52
(-)
66
(-)
0.243
(↓0.001)
3.830
(-)
5
(-)
ORIX
44 54 3 0.449
(↓0.005)
21
(↓1)
42 291
(+1)
322
(+6)
45
(-)
40
(-)
0.238
(↓0.001)
2.860
(↓0.02)
6
(-)
西武
29 70 2 0.293
(↓0.003)
36.5
(↓1)
42 234
(+7)
365
(+8)
40
(+1)
55
(+1)
0.205
(-)
3.260
(↓0.05)