1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
西武 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 7 | 8 | 0 | 1 |
日本ハム | 1 | 0 | 0 | 2 | 3 | 2 | 0 | 0 | X | 8 | 15 | 2 | 2 |
勝利投手:伊藤 大海(9勝3敗0S) (セーブ:柳川 大晟(0勝1敗3S)) 敗戦投手:武内 夏暉(7勝3敗0S) 本塁打 |

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◆日本ハムが5連勝。日本ハムは1-3で迎えた4回裏、レイエスの2ランで同点とする。続く5回には、清宮の2ランなどで3点を挙げ、勝ち越しに成功した。投げては、先発・伊藤が7回5失点で今季9勝目。敗れた西武は、打線が終盤に1点差とするも及ばなかった。
◆5連敗中の西武はルーキー武内夏暉が先発。武内は今季7勝しているが、3勝目を挙げた5月11日楽天戦ではチームの連敗を4で止め、5勝目の7月4日ソフトバンク戦は2連敗、7勝目の8月3日楽天戦は5連敗でストップさせた。7月28日からの西武は5連敗→武内○→5連敗と、武内でしか勝っていない。武内がまた連敗を止め、西武の新人では07年岸(11勝)以来となる8勝目を挙げることができるか。
◆日本ハム清宮幸太郎内野手(25)がメモリアルアーチで祝砲をぶち上げた。母校早実が9年ぶりの夏の甲子園勝利を挙げた日に、1点リードの5回1死二塁で西武武内から右翼席へ2試合連発となる8号2ランを放った。この1発が球団通算8500号の節目にもなった。19年5月30日ロッテ戦(札幌ドーム)では球団通算8000号も放っていたメモリアルアーチコレクター清宮は「打ったのはストレートです。郡司さんがつないでくれて、楽に打席に入ることができました。(先発の伊藤)大海さんの時に打つとオフに約束していたので、達成できてよかったです」とコメントした。これで8月は9試合で5本目のアーチ。母校の吉報を受けた夏男の勢いも止まらなくなってきた。
◆/8000号に続き...\球団通算8500号もこの男4番ファースト #清宮幸太郎2試合連発の8号2ランはメモリアルアーチ?プロ野球(2024/8/11)??日本ハム×西武??Live on DAZN#DAZNプロ野球 #lovefighters pic.twitter.com/s0AIMZVrsD
◆西武武内夏暉投手(23)が自己ワーストの6失点で降板した。1回1死二塁から郡司に右前適時打を打たれ先制を許した。3回に味方打線が3点を入れ逆転したが、その後抑えられなかった。4回レイエスに同点2ランを浴びると、5回無死一、三塁から内野ゴロの間に1点を失い勝ち越された。1死二塁となり4番清宮に右越え2ランを打たれ、点差を3点に広げられた。5回94球を投じ、10安打6失点(自責5)。「試合の入りは悪くなかったです。しかし、徐々に自分が思ったところに球が投げられなくなってしまいました。いつもであればマウンド上で修正できる部分がうまくいかなかった」とコメントした。
◆日本ハムが今季4度目の5連勝で、19年7月27日以来1842日ぶりとなる2桁貯金「10」に到達した。2点を追う4回にレイエスが9号2ランを放って同点。5回は郡司の遊ゴロの間に勝ち越し、清宮が2戦連発&球団通算8500号となる8号2ランを放った。清宮は6回にも2点右前適時打を放った。8回に1点差に追い上げられたが、4番手の生田目が1死満塁から2球で打者2人を打ち取ってリードを守り、9回は柳川が締めて本拠地初セーブを挙げた。先発伊藤は7回7安打5失点(自責4)と苦しみながらも今季9勝目。2年ぶりの2桁勝利に王手をかけた。
◆西武が接戦を落とし、両リーグ最速で70敗に到達した。101試合目での70敗は71年の110試合を抜いて球団最速となった。1回に先制を許したが、3回に源田、奥村の連続適時打、4番山村の適時内野安打で3点を奪って逆転に成功。しかし先発左腕武内夏暉投手(23)が4回レイエスに同点2ランを浴びると、5回には4番清宮に2ランを打たれるなど5回94球10安打、自己ワーストの6失点(自責5)で降板した。7回に源田の右越え2ラン、8回には2点を奪って1点差まで迫ったが、9回は3者凡退に終わり敗れた。これで6連敗となり、8月は1勝8敗。29勝70敗で借金は「41」と膨らんだ。
◆日本ハム清宮幸太郎内野手(25)が「ありがとう弾」と銘打った祝砲でチームを5連勝に導いた。1点リードの5回に2戦連発となる8号2ラン。「負けてたら打ってないかもしれない」。この日、夏の甲子園で母校早実が9年ぶりの勝利を挙げた。試合前から「ソワソワしていた」先輩は吉報を耳にして湧いた力を打球に乗せた。「今日は勝ってくれて"ありがとう弾"ですね」と笑顔を見せた。その1発は球団通算8500号のメモリアル弾となった。「ラッキーですね」。19年5月30日ロッテ戦(札幌ドーム)でも同8000号を放った幸運のスラッガー。当時はプロ通算8本目で、この日は同57本目。節目の間に積み重ねた49本は、高校通算111本塁打の怪物がゆっくりと着実に成長してきた証しだ。期待が大きいからこそ清宮をほめない新庄監督は2試合連続の4番起用に応えたことには「4番目がしっくりきている...でしょう」と珍しく認めたが、それでは終わらない。「2年前に僕が『痩せろ』と言っていなかったら(8号2ランも)間違いなくライトフライ。ボスのおかげ(笑い)。キレが出ていないから」。恒例となった愛あるイジりに清宮も「なるほど...そうかもしれないです。その通り」と笑顔。体だけでなく、今は指揮官の言葉で常に気も引き締めることで8月は早くも5本塁打。そんな好循環にチームも乗せられて、貯金は1842日ぶりとなる10に到達した。「夏ってほんとに勝負の時期。満足せずに、もっと向上心を持ってやりたい」。清宮の夏は、まだまだ熱く燃え上がる。【木下大輔】
◆日本ハム郡司裕也捕手(26)が1回に先制打を放った。1死二塁から、武内のチェンジアップを捉えて右前適時打。この一打は「剛さんへの誕生日プレゼントです」。"たんぷれ郡司"として、バースデーゲームに臨んでいた松本剛へ贈ったタイムリーがチーム5連勝への起点。3回にも左前打を放って今季25度目の複数安打とし、選手会長の記念日をしっかりと祝った。
◆代役守護神を務める高卒3年目右腕の日本ハム柳川大晟投手(20)が、本拠地初セーブを挙げた。終盤に追い上げられてリードが虎の子の1点となっていた9回を3者凡退に抑えて、危なげなく3セーブ目。8日楽天戦に続いて1点リードを守りきった頼もしい臨時クローザーに、新庄監督は「柳川君に1点差で出番がいくようになっているんですかね」と苦笑い。「今日も良かったね。いいボールを放っていた」とたたえた。
◆日本ハムが5連勝で勝ち越しは今季最多の10。3―3の五回に清宮の2戦連続本塁打となる2ランなどで3点を勝ち越した。清宮は六回の2点打で計4打点とし、伊藤が9勝目。武内が6失点と崩れた西武は終盤の追い上げ及ばず6連敗。
◆日本ハムが5連勝で勝ち越しは今季最多の10。3―3の五回に清宮幸太郎内野手(25)の2戦連続本塁打となる2ランなどで3点を勝ち越した。清宮は六回の2点打で計4打点とし、伊藤が9勝目。清宮が五回に放った本塁打が球団(前身を含む)通算8500号となった。清宮はプロ2年目の2019年5月30日のロッテ戦(札幌ドーム)でも球団通算8000号をマーク。球団1号はセネタース時代の1946年6月2日の大下弘(対中部日本、西宮)。8500号に到達したのは8球団目。最多は巨人の1万1029本塁打。
◆西武の武内は5回で2本塁打を含む10安打を浴び、自己ワーストの6失点で3敗目を喫した。走者が出てから制球が甘くなり、四回にレイエス、五回に清宮に2ランを許した。「徐々に思ったところへ投げられなくなった」と悔やんだ。新人ながら何度もチームの連敗を止めてきたが、この日は本来の姿にはほど遠かった。西武は6連敗で、両リーグ最速で70敗に到達した。

<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
65 | 33 | 3 | 0.663 (↑0.003) | M33 (↑1) |
42 | 431 (+5) | 274 (+2) | 74 (+1) | 71 (+1) |
0.258 (-) | 2.520 (↑0.01) |
2 (-) |
ロッテ |
54 | 42 | 6 | 0.563 (↑0.005) | 10 (-) |
41 | 383 (+6) | 363 (+1) | 59 (+1) | 47 (-) |
0.255 (-) | 3.250 (↑0.02) |
3 (-) |
日本ハム |
52 | 42 | 7 | 0.553 (↑0.005) | 11 (-) |
42 | 384 (+8) | 346 (+7) | 73 (+2) | 67 (-) |
0.250 (↑0.001) | 2.910 (↓0.01) |
4 (-) |
楽天 |
48 | 50 | 2 | 0.490 (↓0.005) | 17 (↓1) |
43 | 355 (+2) | 414 (+5) | 52 (-) | 66 (-) |
0.243 (↓0.001) | 3.830 (-) |
5 (-) |
ORIX |
44 | 54 | 3 | 0.449 (↓0.005) | 21 (↓1) |
42 | 291 (+1) | 322 (+6) | 45 (-) | 40 (-) |
0.238 (↓0.001) | 2.860 (↓0.02) |
6 (-) |
西武 |
29 | 70 | 2 | 0.293 (↓0.003) | 36.5 (↓1) |
42 | 234 (+7) | 365 (+8) | 40 (+1) | 55 (+1) |
0.205 (-) | 3.260 (↓0.05) |
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