1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ORIX | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 6 | 0 | 1 |
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | X | 3 | 9 | 0 | 1 |
勝利投手:唐川 侑己(2勝0敗0S) (セーブ:益田 直也(1勝3敗18S)) 敗戦投手:宮城 大弥(3勝8敗0S) 本塁打 |
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◆ロッテは0-0で迎えた4回裏、佐藤のソロで先制する。その後同点とされるも6回に石川慎の適時打で勝ち越すと、8回には高部が適時打を放ち、貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・唐川が6回4安打1失点の好投で今季2勝目。敗れたオリックスは、打線が援護できなかった。
◆ロッテ唐川侑己投手(35)のカットボールがSNS上で話題となっている。7月27日楽天戦(楽天モバイル)で2214日ぶりの白星をマークした35歳右腕は、この日も140キロ台中盤のカットボールが大半。5回にオリックス中川にソロを浴びたが、6回まで4安打1失点と好投している。SNS上では「魔球だよな」「画面越しではわからない変化」「地獄のカットボール攻め」など、復活した唐川が操る魔球にうなる声が見られた。
◆ロッテ唐川侑己投手(35)が、2勝目の権利を手にマウンドを降りた。立ち上がりから140キロ台中盤のカットボールをメインにオリックス打線を手玉に取った。5回1死から中川にソロを被弾したが、6回を86球、4安打1失点無四球の好投だった。1-1の6回には石川慎が勝ち越し適時打を放ち、勝利投手の権利を得た。7回からは2番手横山が送られた。唐川は前回登板の7月27日楽天戦(楽天モバイルパーク)でも6回1失点と好投し、2214日ぶりの白星をマークしていた。
◆ロッテ吉井理人監督(59)が、左大腿(だいたい)二頭筋の肉離れと診断された岡大海外野手(33)の復帰時期について言及した。岡は8日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)、6回に二塁打を放った際に同箇所に張りを感じたため途中交代。9日に出場選手登録を抹消され、同日に診断を受けた。今季は89試合に出場。打率2割9分4厘、7本塁打、31打点をマークしていた。打線に欠かせないバットマンの復帰時期について、吉井監督は「一応全治4(週間)って聞いてるんですけども。今日結構スタスタスタって歩いてたんで。もしかしたら早いんじゃないかな。でも(筋肉が)切れてるのは切れてるらしいんで、焦らずに早く治してほしいと思います」と話した。
◆ロッテがオリックスに競り勝ち、3位日本ハムとの1差をキープした。先発の唐川が6回4安打1失点と好投。2番手横山は2死満塁とピンチを招いたが、オリックス大里を中飛に打ち取った。8回は鈴木、9回は益田が無失点リレーを見せた。打線は1-1の6回1死二塁、石川慎が宮城の内角149キロ直球を詰まりながら中前に運び、決勝点をあげた。唐川は今季2勝目。本拠地での先発勝利は2017年8月29日オリックス(ZOZOマリン)以来、約7年ぶりとなった。この勝利で3位日本ハムとのゲーム差1を維持。翌11日のオリックス戦では、種市が7勝目をかけて先発する。
◆オリックス宮城大弥(23)が8回途中3失点で8敗目を喫した。4回、佐藤に先制のソロを浴びると、同点に追いついて迎えた6回には石川慎に中前適時打を許した。「8回途中でランナーを残したままマウンドを降りることになって、リリーフ陣にもチームにも申し訳ないという気持ちしかありません」。これで自身初の4連敗となった。
◆背水の陣で復活を印象付けた。ロッテ唐川侑己投手(35)が6回4安打1失点と好投し、17年8月29日オリックス戦(ZOZOマリン)以来7年ぶりの本拠地先発白星をマークした。序盤3回は完全投球を披露するなど、安定感抜群のピッチングだった。毎回ある言葉を胸に刻んで復活を誓うベテランが、本拠地で再び輝いた。「これが最後」。唐川が今日も言い聞かせた。07年ドラフト1位右腕も、昨季は6試合の登板に終わった。「毎回毎回、後がない。自分の足元を見つめて考えた結果。最後なんだから。せっかくだからこんな舞台で投げられるってないので、楽しんだ方が良い」とプロ17年目の今季、もがいた末にたどり着いた。この日は5回1死から中川にソロを許し、さらに安打で走者を背負った場面を勝負どころと判断。復活のカギとなるカットボールでセデーニョを見逃し三振、宗を左飛に打ち取った。打線の援護もあり、2勝目を飾った。35歳はファンの大歓声に照れ笑いを浮かべた。「こんな素晴らしい舞台で、素晴らしい選手の中で、その真ん中に立って野球ができている喜びを感じながら投げている」。苦しみながらたどり着いた境地で、その表情は野球少年のようだった。【黒須亮】
◆力強くバットを振りぬいた。0―0の四回2死。ロッテ・佐藤都志也捕手(26)が、右翼スタンドに7月3日の日本ハム戦以来となる3号ソロを放った。「なんとか先制点をと思って打席に入りました。いい形で取れたので良かった」。オリックス・宮城の初球、外角スライダーを一閃。打った瞬間に入ったのを確信し、打球の行方を追いながらゆっくりと走り出した。試合前時点でリーグ2位の打率・295を誇る「打てる捕手」が打線を引っ張った。東洋大からドラフト2位で入団して5年目。初出場したオールスターでは24日の神宮で史上最多タイの1試合5安打を記録して最優秀選手賞(MVP)を獲得するなど目覚ましい活躍をみせる。その要因を「ライナーで抜けてとかもあるんですけど、(内野の)頭を越えることが多くなってきた。しっかりとアジャスト出来ているというか、甘い球を捉えることができてるのが良いんじゃないかなと思います」と分析する。先発の唐川が五回にソロ被弾で試合は振出しに戻ったが、打線はしぶとく相手投手陣に襲い掛かる。六回に石川慎の適時打、八回に高部の適時打で突き放した。唐川が6回4安打1失点で2勝目をマークした。
◆決死の覚悟が実を結んでいる。ロッテ・唐川侑己投手(35)が6回4安打1失点で2勝目をマーク。本拠地での先発勝利は、2017年8月29日のオリックス戦以来約7年ぶりとなった。「毎回投げる試合はこれが最後だと思ってやっている。野球ができる喜びを感じながら投げました」140キロ中盤で鋭く横に変化する代名詞のカットボールを軸に打たせて取って三回まで一人の走者も出さずに完全投球。五回、中川にソロを浴びたが、それ以外は二塁すら踏ませなかった。18年から主に救援を担ってきたが、昨季は初のゼロ勝に終わってプロ17年目は先発一本で勝負。今季は3試合で2勝0敗、防御率1・00と再びはい上がり、35歳右腕は「後がない。最後なんだから、緊張もするけど、楽しまないと損」と投げる喜びをかみしめている。(森祥太郎)
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
64 | 33 | 3 | 0.660 (↓0.007) | M34 (-) |
43 | 426 (+6) | 272 (+13) | 73 (+1) | 70 (-) |
0.258 (↓0.001) | 2.530 (↓0.11) |
2 (-) |
ロッテ |
53 | 42 | 6 | 0.558 (↑0.005) | 10 (↑1) |
42 | 377 (+3) | 362 (+1) | 58 (+1) | 47 (-) |
0.255 (-) | 3.270 (↑0.02) |
3 (-) |
日本ハム |
51 | 42 | 7 | 0.548 (↑0.005) | 11 (↑1) |
43 | 376 (+5) | 339 (+1) | 71 (+2) | 67 (-) |
0.249 (↓0.001) | 2.900 (↑0.02) |
4 (-) |
楽天 |
48 | 49 | 2 | 0.495 (↑0.005) | 16 (↑1) |
44 | 353 (+13) | 409 (+6) | 52 (+4) | 66 (+2) |
0.244 (↑0.002) | 3.830 (↓0.03) |
5 (-) |
ORIX |
44 | 53 | 3 | 0.454 (↓0.004) | 20 (-) |
43 | 290 (+1) | 316 (+3) | 45 (+1) | 40 (-) |
0.239 (↓0.001) | 2.840 (-) |
6 (-) |
西武 |
29 | 69 | 2 | 0.296 (↓0.003) | 35.5 (-) |
43 | 227 (+1) | 357 (+5) | 39 (+1) | 54 (-) |
0.205 (↓0.001) | 3.210 (↑0.01) |
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