中日(★2対4☆)DeNA =リーグ戦17回戦(2024.08.08)・バンテリンドーム=
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DeNA
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中日
0000002002301
勝利投手:ジャクソン(5勝7敗0S)
(セーブ:森原 康平(2勝4敗20S))
敗戦投手:松葉 貴大(3勝5敗0S)

本塁打
【DeNA】牧 秀悟(17号・4回表ソロ)
【中日】石川 昂弥(2号・7回裏2ラン)

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◆DeNAは4回表、牧のソロと桑原の適時打などで4点を先制する。投げては、先発・ジャクソンが7回3安打2失点の力投。その後はウェンデルケン、森原とつないでリードを守り、ジャクソンは今季5勝目を挙げた。敗れた中日は、7回に石川昂の2ランで追い上げるも及ばなかった。

◆/打球はベイファンの元へ\#牧秀悟 17号ホームランキャプテンの一打で先制?プロ野球(2024/8/8)??中日×DeNA??Live on DAZN#DAZNプロ野球 #baystars pic.twitter.com/W3XJlmO1eo

◆DeNA牧秀悟内野手(26)が、自身8試合ぶりのアーチを放ち、先制点を奪った。0-0で迎えた4回無死、中日松葉の高めに浮いたチェンジアップを左翼席に運んだ。「ジャクソンが頑張って、リズムよく投げていたので先制点が取れて良かったです」とコメント。スタンドのDeNAファンと本塁打パフォーマンス「デスターシャ」を決め、勢いに乗った打線はこの回打者10人の猛攻で4点を挙げた。

◆中日は4回に失った4点が響き、カード勝ち越しを逃した。打線も7回までジャクソンに3安打と力負け。借金が今季ワーストタイの11に戻った立浪和義監督(54)は「4回ですね。なんとか1点、2点で抑えられていればよかったが。打つ方は完全に速いボールに力負け。課題ばかりですが、なんとか打てるようにしていかないと」と険しい表情を浮かべた。先発松葉の一挙4失点は誤算だった。2巡目を迎えた4回、先頭牧に浴びた先制ソロでリズムが乱れた。その後4安打に押し出し四球も絡み、大量失点。「今週、投手が良い流れを作ってくれていたので、それを壊すような形になってしまい、申し訳ないです。しっかり反省します」。6回7安打で5敗目を喫した左腕は猛省した。▽中日石川昂(7回、右翼へ2号2ラン)「良いカウントだったのでしっかり振れる球を待ってました。とらえることができてよかったです」

◆DeNA牧秀悟内野手(26)が、先制の17号ソロを放ち、チームの連敗を2で止めた。4回無死、中日松葉の高めに浮いたチェンジアップを左翼席に運んだ。「いい感触で打てましたし、それまで相手にいいリズムでやられていたので、まず1点取れたのが良かった」。キャプテンの8試合ぶりの1発で打線が目覚め、桑原の適時打、京田の犠飛、押し出し四球と打者10人の猛攻でこの回4点を奪った。チームは3日の阪神戦で9連敗を止めたが、後半戦に入って、2勝9敗1分けと苦しむ。牧自身も得点圏で結果を残せず、2日の阪神戦から打順が4番から3番、3日の同戦からは2番へと変更。三浦監督からは「2番を楽しんで」と伝えられる中、試行錯誤を繰り返しながら、復調へのきっかけを模索する。この日は妻の誕生日。昨年の決勝打に続き、自らのバットで白星をプレゼントした。▽DeNA三浦監督(牧の1発からの4得点に)「牧が完璧なホームランで火を付けてくれたし、その後もつないでつないで、いい攻撃ができたと思います」▽DeNA桑原(4回に追加点となる中前適時打)「打った瞬間ゲッツーになるかと思いましたが、センターへ抜けてくれてホッとしました」▽DeNAジャクソン(7回2失点の好投&来日初安打で5勝目)「序盤で得点できて、みなさんに支えられて、勝利することができた。最近、ちょっと落ち込んではいたが、ここを起点に新しい流れを持ってきたいです」

◆DeNA・牧秀悟内野手(26)らしい鮮やかな放物線だった。甲高い打球音を残した白球が、ベイスターズファンが歓喜する左翼席中段に吸い込まれる。四回先頭で真ん中高めに浮いた松葉のチェンジアップを逃さず、先制の17号ソロ。「先制点が取れてよかった」と明るい表情を浮かべた。5試合連続で2番に入った牧の一発を起点に打線がつながった。5安打を集めたこの回は、押し出し四球も絡む打者一巡の猛攻で一挙4得点。延長十二回の末に無得点で引き分けた前夜の鬱憤を晴らすように畳みかけた。チームは3日に連敗を9で止めたが、その後は白星を挙げられないまま9連戦の3戦目を迎えた。責任を抱え込んだのが、4番と主将の重責を担ってきた牧だった。打率は試合前時点で・270を記録したが、得点圏に限れば2割。「本当に必死。もがいている」と吐露したほどだった。試合前の打撃練習時には宮崎に助言を仰ぎ、通訳を介してオースティンにも改善策を求めた。トレーニング用の重たいボールを投げて軸回転を意識するメニューも取り入れ、なりふり構わず浮上のきっかけをつかもうと試みた。この日は愛妻の誕生日。決勝打を放った昨年に続く活躍で復権ののろしを上げた。

◆DeNAが逃げ切った。0―0の四回に牧の17号ソロ本塁打など5長短打を集め、打者一巡の攻撃で4点を奪った。ジャクソンが7回2失点で5勝目を挙げ、森原が20セーブ目。中日は松葉が粘れず、打線はつながりを欠いた。

◆中5日で先発したDeNA・ジャクソンが7回3安打2失点(自責点0)と力投し、6月28日以来の白星となる5勝目を挙げた。七回に石川昂に2ランを許したが、六回まで二塁を踏ませず、テンポの良い投球で主導権を握った。「勝てて光栄。それが私の仕事」と誇り、「ここを起点に流れを持ってきたい」と挽回を期した。

◆四回、本塁打を放ったDeNA・牧秀悟=バンテリンドームナゴヤ(撮影・松永渉平)

◆悩めるチームリーダーに笑顔が戻ってきた。甲高い打球音を残した白球が、ベイスターズファンが歓喜する左翼席中段に吸い込まれる。勝利への道筋をつける先制の17号ソロを放ったDeNA・牧秀悟内野手(26)は「いい感触で打てた」と頬を緩めた。四回先頭で高めに浮いた松葉のチェンジアップを逃さず、三浦監督が「完璧」と認める放物線を描いた。鮮やかな一発を皮切りに5安打を集めたこの回は、打者一巡の猛攻で一挙4得点。延長十二回の末に無得点で引き分けた前夜の鬱憤を晴らすように畳みかけた。4位のチームは3日に連敗を9で止めたが、その後は勝利を飾れずにいた。責任を抱え込んだのが、4番と主将の重責を担ってきた牧だった。打率は・269を記録しているが、得点圏では2割を切る。「本当に必死。もがいている」と吐露したほどだった。ここ最近は打撃練習時に宮崎から助言を仰ぎ、通訳を介してオースティンの声にも耳を傾ける姿があった。17本塁打はリーグ2位タイ。49打点は同4位。それでも「まだまだ試行錯誤している」。気分を一新する狙いも込めて入る2番で、浮上のきっかけを懸命につかもうとしている。この日は2022年末に結婚を公表した愛妻の誕生日。中大時代の同級生で、アスリートフードマイスターの資格を取得し栄養面でも支えてもらっている。「本当に特別な日。ホームランを打てたし、勝ててよかった」。決勝打を放った1年前に続く活躍で、本領発揮へ弾みをつけた。(鈴木智紘)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
51405 0.560
(↓0.007)
-
(-)
47276
(-)
237
(+5)
38
(-)
46
(-)
0.233
(↓0.001)
2.160
(-)
2
(-)
巨人
52436 0.547
(↑0.004)
1
(↑1)
42305
(+5)
271
(-)
54
(-)
46
(-)
0.239
(↑0.001)
2.540
(↑0.03)
3
(-)
阪神
52455 0.536
(↑0.005)
2
(↑1)
41323
(+6)
284
(+3)
43
(+1)
32
(-)
0.236
(-)
2.310
(↓0.01)
4
(-)
DeNA
47512 0.480
(↑0.006)
7.5
(↑1)
43334
(+4)
344
(+2)
67
(+1)
48
(-)
0.250
(↓0.001)
3.000
(↑0.03)
5
(-)
中日
42537 0.442
(↓0.005)
11
(-)
41241
(+2)
319
(+4)
42
(+1)
28
(-)
0.234
(↓0.002)
2.690
(↓0.01)
6
(-)
ヤクルト
41544 0.432
(↓0.004)
12
(-)
44344
(+3)
362
(+6)
68
(-)
46
(+1)
0.239
(-)
3.470
(↓0.03)