1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
西武 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 4 | 0 | 0 |
ORIX | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | X | 3 | 6 | 1 | 2 |
勝利投手:山田 修義(3勝1敗0S) (セーブ:マチャド(2勝2敗17S)) 敗戦投手:松本 航(1勝6敗0S) 本塁打 |
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◆オリックスが逆転勝利。オリックスは2点を追う6回裏、森の2ランで同点とする。続く7回には宗のソロが飛び出し、リードを奪った。投げては、救援の5投手が無失点リレーを展開し、4番手・山田が今季3勝目を挙げた。敗れた西武は、投手陣が一発に泣いた。
◆西武が、2夜連続で1発攻勢に沈んだ。計2本の本塁打を打たれ、オリックスに逆転負けを喫した。まるで前夜の再現かのような試合展開だ。6日のカード頭を託された渡辺勇太朗投手(23)は、2-2の同点の6回1死一塁から中川に左翼上段への勝ち越し弾を献上。7回には大里のソロ本塁打で突き放された。要所で打たれた計3本塁打が試合を決めた。一夜明けたカード2戦目もそうだった。4回に4番山村の先制2点適時二塁打で優位に進めながら、先発の隅田知一郎投手(24)が6回1死一塁で森に同点弾を浴びた。隅田が2点を奪われマウンドを降りると、2-2の7回には2番手の松本航投手(27)が宗に今季1号となる勝ち越しソロ本塁打を打たれた。拮抗(きっこう)したゲームを2本の本塁打で競り負ける形となり、渡辺久信GM兼監督代行(59)は「ホームランという形で仕留められてしまっている。昨日の大里くんにしても、今日の宗くんにしても、(本塁打は)今シーズン初めてだよね。長打がそこまで出ていないバッターに対して決められてしまうのは、バッテリーとして考えなくちゃいけないと思う。あまりにも致命的な失点になってくる」と反省を促した。
◆オリックスが8月初の連勝で、実に7カードぶりの勝ち越しを決めた。宗佑磨内野手が2-2の7回1死から決勝ソロ。今季298打席目での1号アーチが千金弾となった。「お待たせしました。お待たせしすぎたかもしれません」。お立ち台では、あの有名なフレーズで京セラドーム大阪を沸かせた。フルカウントから西武松本の直球を振り抜いた。「今年はとらえてもあまり飛ばない感覚。入るかな」と不安がよぎったが、右中間席へ無事に届き、喜びを爆発させた。これが7月10日以来の打点にもなった。8月の月間打率は試合前まで1割5分4厘だった。不振脱却へ、最近の練習では体のキレを出すためのティー打撃などに取り組んでいる。「今までやってなかった練習。今年は体の動きがずっと良くなくて、ずるずる来てしまった。何かを変えようと(首脳陣に)提案してもらった。やらない選択肢はない」と流れを呼び込むのに必死だった。昨年話題となった「キングオブコンビ」の「むてっぺき」で相方だった中川が6日に1号。その勢いに続いた。中嶋監督も「最近、当たりの強さが出ていたのでいつかと思ってた」とうなずいた。チームは7月中旬からの10連敗もあり5位に低迷。CS圏の3位とは8ゲーム差あるが、懸命に食らいつく。【大池和幸】
◆逆転勝ちで7カードぶりの勝ち越しを決めたオリックス中嶋聡監督(55)は、リリーフ陣の踏ん張りをたたえた。先発の佐藤が4回2失点で降板。5回からは井口、吉田、山田、本田、マチャドと救援5投手いずれも無失点でつないだ。特に回またぎで相手中軸4人を完璧に抑え、2日連続で白星となった山田に対しては「2日連続? すげえ。いやもう、本当にいい仕事をしていますよ。いつでも準備してくれていますし、本当に大変な場面でよく行ってますしね」と絶賛した。指揮官は先発の佐藤にも言及。守備の乱れが失点に絡んだこともあり「予期せぬミスに対してちょっと動揺というか、もったいなかったかなと思いますけど。それでも一生懸命投げていました」と奮闘をたたえた。森(6回に5試合ぶりの6号同点2ラン)「しっかりと振り抜くことができました」山田(1回1/3を無失点で2日連続の勝ち投手に)「昨日はエスピ(エスピノーザ)の勝ちを消しちゃったんで、今日は素直にうれしい」
◆オリックス・森友哉捕手(28)が同点弾で試合を振り出しに戻した。「しっかりと振り抜くことができましたし、同点に追いつくことができてよかったです!」2点を追う六回1死で紅林が二塁内野安打で出塁。ここで打席に立つと、フルカウントからの6球目、西武先発・隅田の真ん中に入った直球を振り抜き、右翼席に運んだ。1日の日本ハム戦(エスコン)以来、5試合ぶりの6号2ランで流れを変えた。
◆オリックス・宗佑磨内野手(28)が試合終盤に勝ち越し弾を放った。「追い込まれていたのでコンパクトに打ちにいったのですが、なんとかスタンドまで届いてくれてよかったです!」」2―2の七回だ。1死で2番手・松本の甘く入った直球を一閃。白球が右翼席に届いたのを確認すると、右手拳を天に突き上げて喜びを爆発させた。今季298打席目で飛び出した1号ソロでリードを奪った。
◆オリックスは一発攻勢で競り勝ち、1カ月ぶりの連勝を飾った。0―2の六回に森が先発・隅田の直球を振り抜き、右翼席へ同点2ラン。さらに七回には宗が2番手・松本から勝ち越しソロを放った。宗は今季298打席目で今季1号が飛び出した。チームは3本塁打を記録して快勝した6日に続いて複数本塁打での勝利。2戦5発と打線が好調だ。チームは7月2―10日に5連勝して以来の連勝で7カードぶりの勝ち越しを決めた。
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
63 | 32 | 3 | 0.663 (↓0.007) | M36 (-) |
45 | 414 (+2) | 256 (+6) | 69 (+1) | 69 (-) |
0.258 (-) | 2.420 (↓0.04) |
2 (-) |
ロッテ |
52 | 41 | 6 | 0.559 (↑0.005) | 10 (↑1) |
44 | 371 (+6) | 355 (+2) | 57 (+1) | 45 (-) |
0.255 (↑0.002) | 3.270 (↑0.01) |
3 (-) |
日本ハム |
49 | 42 | 7 | 0.538 (↑0.005) | 12 (↑1) |
45 | 366 (+2) | 334 (-) | 68 (+1) | 67 (+1) |
0.249 (↑0.001) | 2.910 (↑0.03) |
4 (-) |
楽天 |
47 | 48 | 2 | 0.495 (↓0.005) | 16 (-) |
46 | 336 (-) | 398 (+2) | 47 (-) | 62 (-) |
0.242 (↓0.001) | 3.790 (↑0.02) |
5 (-) |
ORIX |
43 | 52 | 3 | 0.453 (↑0.006) | 20 (↑1) |
45 | 286 (+3) | 313 (+2) | 43 (+2) | 38 (+1) |
0.241 (-) | 2.860 (↑0.01) |
6 (-) |
西武 |
29 | 67 | 2 | 0.302 (↓0.003) | 34.5 (-) |
45 | 226 (+2) | 349 (+3) | 38 (-) | 52 (-) |
0.207 (↓0.001) | 3.220 (-) |
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