1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 9 | 0 | 1 |
楽天 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 |
勝利投手:生田目 翼(1勝1敗0S) (セーブ:柳川 大晟(0勝1敗1S)) 敗戦投手:岸 孝之(3勝8敗0S) 本塁打 |
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◆日本ハムが接戦を制した。日本ハムは0-0で迎えた8回表、清宮の2ランで試合の均衡を破る。投げては、先発・山崎福也が7回途中無失点。2番手・生田目が3年ぶりの勝利、4番手・柳川がプロ初セーブを挙げた。敗れた楽天は、先発・岸が力投を見せるも、打線が沈黙した。
◆楽天岸孝之が日本ハム戦に先発。このカードは通算71試合登板して29勝20敗、防御率2・63。西武時代の07~16年は17勝16敗と貯金を1しか作れなかったが、楽天へ移った17年以降は12勝4敗。勝率7割5分は西武戦の6割4分7厘を上回ってリーグ内最高を誇っている。今日勝利して日本ハム戦30勝目となれば、ロッテ戦の30勝(22敗)に次いで自身2球団目の同一カード30勝到達となる。
◆日本ハム新庄剛志監督(52)が、7日の楽天戦前の練習中、清宮幸太郎内野手(25)を呼び出した。清宮は前日6日の楽天戦で、3回1死から四球で出塁も、郡司の中飛でアウトカウントを間違え併殺に倒れていた。指揮官はジェスチャーを交え何やら数秒、話しかけ、最後はかるーく、ゲンコツ。清宮は申し訳なさそうに頭を下げて引き揚げた。
◆日本ハムのアリエル・マルティネス捕手(28)と山崎福也投手(31)が、珍連係プレーで最初のアウトを取った。1回先頭打者の楽天小郷が一ゴロを放つと、一塁を守るマルティネスがショートバウンドを捕球し損ね、弾いた。だが、グラブから飛び出たボールが運良くベースカバーに向かった山崎の方向へ"トス"のように飛んだため、受けた山崎が、一塁ベースに入ったマルティネスに"トス返し"。初回先頭打者をミスで出塁させそうになったが、辛うじてアウトにし、抑えた山崎は苦笑いだった。
◆日本ハム山崎福也投手(31)が、まさかの形でマウンドを去った。6回まで無失点投球を続けたが、0-0の7回1死一、三塁で、バントの構えをした鈴木大の頭部に投球が直撃。危険球退場が言い渡された。鈴木大は自力で歩いてベンチ裏へ引き揚げると、一塁ベースへ走って再登場した。日本ハムは2番手に生田目を送った。
◆日本ハム清宮幸太郎内野手(25)が、「ゲンコツ効果?」で先制の6号2ランを放った。0-0の8回2死一塁、楽天岸の143キロ直球を右翼席へ運んだ。打った瞬間に本塁打を確信するほどの当たりだった。清宮は前日6日の楽天戦で、3回1死から四球で出塁も、郡司の中飛でアウトカウントを間違え併殺に倒れていた。試合前には新庄剛志監督(52)が、ジェスチャーを交え何やら数秒、話しかけ、最後はかるーく、ゲンコツ。清宮は申し訳なさそうに頭を下げて引き揚げていた。
◆日本ハム生田目翼投手(29)が、緊急登板でチームの危機を救った。先発の山崎が0-0の7回1死一、三塁で、楽天鈴木大への頭部死球で危険球退場処分。1死満塁から2番手としてマウンドに上がった。7番代打の茂木を空振り三振に仕留めると、続く代打黒川も153キロ直球で空振り三振を奪った。チームの緊急事態をプロ6年目の右腕が救った。
◆日本ハム新庄剛志監督(52)が、頭部死球を受けた楽天鈴木大に直接言葉をかけるシーンが見られた。鈴木大は両チーム無得点の7回裏1死一、三塁、日本ハム山崎の投球を頭部に受けた。一度ベンチ裏へ引き揚げたが、臨時代走も送られず一塁ベースへ向かった。7回が終わり、鈴木大が一塁の守備に就くと、新庄監督が歩み寄り背中をたたいて言葉をかけた。鈴木大も帽子を取って無事をアピールしていた。
◆日本ハムが清宮幸太郎内野手(25)の値千金打で楽天に競り勝った。両チーム無得点の8回2死一塁、楽天岸の143キロ直球を清宮が右翼席へ6号決勝2ラン。9回に登板した柳川大晟投手(20)はプロ初セーブを飾った。先制弾の直前の7回には、先発山崎が楽天鈴木大への頭部死球で、危険球退場のアクシデント。1死満塁で緊急登板した2番手の生田目が茂木、黒川を連続三振に仕留め、先制点を与えなかった。
◆/仙台の夜空に白球が舞う\#清宮幸太郎 先制の6号2ランさっきやられたストレートを振り抜いた?プロ野球(2024/8/7)??楽天×日本ハム??Live on DAZN#DAZNプロ野球 #lovefighters pic.twitter.com/i2VBxQzrPg
◆楽天岸孝之投手(39)が、1発に泣いた。0-0の8回2死一塁、日本ハム3番清宮に1ストライクから143キロ直球を捉えられ、決勝2ランを被弾。両膝に手をつき、悔しさをあらわにした。「失投っちゃ失投なのかもしれないけど、そこを(清宮が)ミスしなかったっていう。もったいないけど、結局7回までのが全く意味がなくなっちゃうから。まあしょうがないです」。8回8安打2失点と力投も、報われなかった。打線は相手先発・山崎の危険球退場などがあり、7回に1死満塁の好機をつくったが、茂木、黒川と代打出場した2人が空振り三振に倒れ先制できず。今江監督は「やっぱり今の流れが打線も良くないという状態なので、代打でいく選手もなかなか結果が出ないっていう。ちょっと厳しいですね、打線は」と振り返った。散発4安打で今季14度目の完封負けを喫し2連敗。約3週間ぶりの借金生活に突入した。さらに3位日本ハムとのゲーム差も4に広がった。
◆げんこつがパワーを生み出した!? 日本ハム清宮幸太郎内野手(25)が0-0の8回2死一塁、楽天岸の初球143キロストレートを捉え、決勝の6号2ランを放った。前の打席まで3打席無安打に抑えられており「それまでけちょんけちょんに抑えられていたので。最後打てばと鼓舞していた。最後に打てて良かったです」と喜んだ。試合前、指揮官にしかられた。前日6日の楽天戦で、3回1死から四球で出塁したが、郡司の中飛でアウトカウントを間違えて併殺に倒れていた。練習中に呼び出され、走塁ミスについて「もうやるなよ」と諭され、最後は軽く頭にげんこつを食らった。頭を下げて謝罪した清宮は「プロとしてやってはいけないミスなんで。反省しなきゃいけないんで」。前夜の失態が、発奮材料になった。だが、指揮官はそう甘くはない。「今日は100%、振ったところにボールがきただけ。あと5本打って、昨日の走塁を、チャラのちょっと下ぐらい。ああいう大事な場面で走塁ミスしてたら上に行かせる自信ないですね」。貴重な1発を放っても、さらに気を引き締めるため、あえてムチを入れた。げんこつからの1発。高校野球開幕デーに"一撃"食らって目が覚めた。9年ぶりに出場する母校早実は第5日の11日に登場予定。「いやあ(自身の打撃を)見てくれたらいいですけどね。もっと打ちます」。さらばボーンヘッド。ここから後輩と一緒に、野球界を盛り上げる。【永野高輔】
◆日本ハム新庄剛志監督(52)が、頭部死球を受けた楽天鈴木大に直接、謝罪した。7回裏1死一、三塁で山崎の投球を頭部に受けた際、指揮官自ら声をかけに行った。鈴木大は一度ベンチ裏へ引き揚げたが、臨時代走も送られず一塁ベースへ向かった。新庄監督は「鈴木くんには申し訳なかった。多分セーフティースクイズの構えをしたんで、山崎君もちょっとボール投げようと思ってね」と山崎の心境も、代弁していた。
◆日本ハム生田目翼投手(29)がピンチを救った。山崎の危険球退場を受け、7回1死満塁の場面で登板。茂木、黒川を連続三振に切って取り、無死点でしのいだ。「あの形で変わるのはちょっとびっくりしたんですけど。開き直って投げられたかなと思います」。翼君が見せた、しびれる場面での"イナズマ火消し"に新庄監督も「めちゃくちゃいい。髪の毛染めてから良くなった。スーパーサイヤ人になって」と、新庄節で絶賛した。8回に勝ち越し、3年ぶりの白星を挙げた。
◆プロとしてスタートを切った地で、試合を締めた。日本ハム柳川大晟投手(20)が、プロ初セーブをマークした。2点リードの9回、楽天辰己、浅村らを抑えて1安打無失点。最速154キロの直球に、カットボールやフォークを交えた。楽天モバイルパークは、プロ初登板初先発となった5月26日の同戦、3回3失点で負け投手となった場所。プロの厳しさを味わったマウンドで、肘の手術も乗り越えた育成出身の20歳が新たな喜びをかみしめた。苦杯をなめたあの日とは別人だった。柳川が先頭の辰己をフルカウントからカットボールで詰まらせて三飛に打ち取った。「先頭をとれたのはよかった」と、20歳はあどけない口調で振り返るが、プロ初登板は1回先頭の小郷にフルカウントからストレートの四球。その後も連続四球などで精彩を欠いた。この日は「いつもより(緊張は)あった」としながらも、勝負どころで変化球を投げ込んだ。21年育成ドラフト3位で九州国際大付から入団。高校3年4月に肘を痛め「背番号11で2イニングくらい」という最後の夏を終えると、右肘にメスを入れた。「クリーニング手術」と「ドリリング手術」を受けたが、当時柳川の担当スカウトだった林孝哉現ヘッドコーチ(51)らに身長191センチの長身など「素材」を買われた。プロ入り後はリハビリの日々。1年目の終盤に2軍戦で復帰するも、同期入団の達や畔柳、北山、福島ら7投手は、全員先に公式戦マウンドに上がっていた。「全員先に投げて。自分はずっと中でリハビリしてて。ずっと痛かったので、戻るのかなとか、大丈夫かなみたいなのはありました」と、プロ入り後で最も辛かったという時期を過ごした。今季は育成3年目。3月のイースタン・リーグで157キロをマークし、満を持しての支配下登録だった。新たな柳川の姿に新庄監督は「これが成長なんですよ。勝ち負けを飛び越えた、こういう場面での起用が。彼にとっての野球人生でめちゃくちゃ、今日自信になったと思う」と胸を熱くした。柳川も「またこういうところで使っていただけたら、1つずつまた積み重ねていきたい」と口にした。73日前、同球場での初登板後には、恩人でもある林ヘッドコーチから2軍降格を伝えられた。周囲の期待を背負う長身右腕が、思い出の詰まった地で、真の姿を披露した。【黒須亮】
◆日本ハム新庄剛志監督(52)が生天目翼投手(29)のナイスな火消しに、SNSで感謝した。7回に好投していた先発の山崎福也投手(31)が危険球退場となり、1死満塁のピンチで登板。2者連続三振で切り抜け、8回の清宮の決勝2ランにつなげた。登板の動画を挙げ「いつも大事な場面で抑えてくれる 生田目君には頭が上がりません 本当にこの2年間でかなり成長してくれてます 有難う! 明日からも吠えまくれ~」と絵文字付きでメッセージをアップした。続けて、前人未到の400ホールドを超え、この日401ホールド目を挙げた宮西の名前を挙げ「宮西君は抑えて当然」。笑顔と鼻息荒い顔文字を添えて、投稿していた。
◆6回まで無失点投球を続けていた日本ハム山崎福也投手が、まさかの危険球退場となった。0-0の7回1死一、三塁で、バントの構えをした鈴木大の頭部に投球が直撃し、退場が言い渡された。「最後はあのような形になってしまいましたが、粘り強くゲームメークすることができたと思います。鈴木大地さんには申し訳ないです」と謝罪した。無念の降板も、屋外ナイター登板試合はチーム5連勝となり"夜空のさちや方程式"は継続となった。
◆日本ハム新庄剛志監督(52)が、初セーブを挙げた柳川大晟投手(20)をSNSで祝福した。鈴木大を三振に切って取り試合を締めた動画を挙げ、こうメッセージを添えた。「育成から自分の力で支配下を勝ち取り わずか20歳の青年が何億円も貰っている凄いバッターを抑え初セーブすることができました おめでとう そして有難う 明日も任した ファンの皆さん これからも柳川君をよろしくおねがいします」。たたえて感謝すると同時に、さりげなく明日8日の起用もほのめかしていた。
◆新庄剛志監督(52)の"ゲンコツ"がSNS上で話題となっている。指揮官は試合前、清宮幸太郎内野手(25)を呼び出した。清宮は前日6日の楽天戦で、3回1死から四球で出塁も、郡司の中飛でアウトカウントを間違え併殺に倒れていた。ジェスチャーを交え何やら数秒、話しかけ、最後はかるーく、ゲンコツ。清宮は申し訳なさそうに頭を下げて引き揚げていた。この"ゲンコツ"が効いたのか、清宮は0-0の8回2死一塁で決勝の6号2ラン。新庄監督は「今日は100%、振ったところにボールが来ただけです。あと5本ホームラン打って、昨日の走塁がチャラのちょっと下ぐらい」と話した。SNS上では「キヨちゃん愛されてる」「ゲンコツされたい」「良い上司」などの投稿が見られた。
◆日本ハムの先発、山崎福也投手(31)が七回に危険球退場となった。1死一、三塁で初球の133㌔がすっぽ抜け、左打者の楽天・鈴木大のヘルメットに直撃。球審から危険球退場を宣告された。スクランブル登板で右腕、生田目が2番手としてマウンドに上がった。死球を受けた鈴木大は一度、ベンチに引き揚げたが、すぐに一走としてグランドに復帰。スタンドから拍手が送られた。
◆日本ハムは0―0の八回2死一塁から清宮が右越えに6号2ランを放ち、そのまま逃げ切った。山崎の危険球退場の後を受け、七回1死満塁から打者2人を封じた2番手生田目が3年ぶりの白星。柳川がプロ初セーブ。楽天は借金1。
◆「3番・左翼」で先発出場の日本ハム・清宮幸太郎内野手(25)が0ー0の八回2死一塁で決勝の6号2ランをマーク。1日のオリックス戦(エスコン)から直近の出場6試合で3本塁打と好調を維持する左打者がひと振りで試合を決めた。「それまでけちょんけちょんに抑えられれていたので『最後打てばいい』と心を鼓舞していた」打った瞬間、オーバーフェンスを確信した。楽天先発右腕、岸の初球、143キロの直球を一閃。前打席で空振り三振に倒れた同球種を完璧に右翼席へ運び「最後に打ててよかったです」と声を張った。夏の甲子園大会で11日に鳴門渦潮(徳島)との初戦を迎える母校、早実の後輩たちにお手本の打撃を披露。「見てくれていたらいいですけどね。もっと打ちます」と力強く語った。(加藤次郎)
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
63 | 32 | 3 | 0.663 (↓0.007) | M36 (-) |
45 | 414 (+2) | 256 (+6) | 69 (+1) | 69 (-) |
0.258 (-) | 2.420 (↓0.04) |
2 (-) |
ロッテ |
52 | 41 | 6 | 0.559 (↑0.005) | 10 (↑1) |
44 | 371 (+6) | 355 (+2) | 57 (+1) | 45 (-) |
0.255 (↑0.002) | 3.270 (↑0.01) |
3 (-) |
日本ハム |
49 | 42 | 7 | 0.538 (↑0.005) | 12 (↑1) |
45 | 366 (+2) | 334 (-) | 68 (+1) | 67 (+1) |
0.249 (↑0.001) | 2.910 (↑0.03) |
4 (-) |
楽天 |
47 | 48 | 2 | 0.495 (↓0.005) | 16 (-) |
46 | 336 (-) | 398 (+2) | 47 (-) | 62 (-) |
0.242 (↓0.001) | 3.790 (↑0.02) |
5 (-) |
ORIX |
43 | 52 | 3 | 0.453 (↑0.006) | 20 (↑1) |
45 | 286 (+3) | 313 (+2) | 43 (+2) | 38 (+1) |
0.241 (-) | 2.860 (↑0.01) |
6 (-) |
西武 |
29 | 67 | 2 | 0.302 (↓0.003) | 34.5 (-) |
45 | 226 (+2) | 349 (+3) | 38 (-) | 52 (-) |
0.207 (↓0.001) | 3.220 (-) |
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