1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DeNA | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 0 | 0 |
中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 0 | 0 |
勝利投手:- 敗戦投手:- |
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◆中日の先発・松木平は、粘りの投球で7回を無失点に封じる。対するDeNAの先発・東も、9回5安打無失点の快投を披露した。両先発の降板後は中日の5投手、DeNAの3投手が互いに無失点リレーを展開。息詰まる投手戦は0-0のまま、規定により引き分けに終わった。
◆DeNAが、延長12回の投手戦の末に中日と引き分けた。先発した東克樹投手(28)が9回無失点と好投し、昨年8月4日の阪神戦から続くクオリティースタート(QS=6回以上、3自責点以下)の連続試合記録を28試合に更新したが、打線が沈黙した。三浦大輔監督(50)は「(東は)しっかりと細心の注意を払いながら、攻めるところは大胆に攻めていて、良かったですね。何とか勝ちをつけてあげたかった」と話した。3日の阪神戦で9連敗を止めたが、ここ13試合では、1勝11敗1分け(後半戦は1勝9敗1分け)と苦しい戦いが続く。
◆中日松山晋也投手(24)がNPB歴代2位の21試合連続ホールドポイントをマークした。0-0の8回に2番手で登板。先頭の代打蝦名に中前打を許したが、牧を右飛、佐野を見逃し三振に打ち取った。主砲オースティンを迎えた場面で、落合投手コーチがマウンドに足を運ぶも、真っ向勝負。カウント1-1からフォークで遊ゴロに封じた。20試合連続HPで並んでいた05年阪神藤川を抜き、単独2位に。「(藤川さんのことは)小さな頃から勉強させてもらってた。超えられたのは大きいかなと思う。もっともっと、まだまだうまくなれるように、今後も野球を突き詰めてやっていきたい」。今季初出場の球宴でも、藤川の姿を思い描いて全球真っすぐで勝負した。歴代1位は10年中日浅尾(現2軍投手コーチ)の25試合連続HPで、あと4に迫った。プロ2年目で、不動のセットアッパーに定着した。松木平(7回4安打無失点も勝敗つかず)「リズムの悪いピッチングになりましたが、なんとか粘ることができました」
◆中日加藤匠馬捕手(32)がDeNA16回戦(バンテリンドーム)のベンチから外れた。立浪監督は「腰(の状態)が良くない」と説明。8日の同17回戦出場は当日の状態を見て判断する。
◆DeNA東克樹投手が、9回無失点と好投し、昨年8月4日の阪神戦から続くクオリティースタート(QS=6回以上、3自責点以下)の連続試合記録を28試合に更新した。先発の役割を全うしたが、打線が無得点と沈黙し、延長12回の末に引き分け。「負けてはないんで、前向きに捉えて」と冷静に受け止めたが、三浦監督は「何とか勝ちをつけてあげたかった」と話した。
◆右肩の炎症で6月初旬に戦線離脱したDeNA・中川颯投手(25)が、約2カ月ぶりに1軍に合流した。三浦大輔監督(50)は「リリーフとして呼んでいる。ブルペンの強化です」と説明した。離脱前は先発を担った下手投げ右腕は5日の2軍戦で実戦復帰し、1回1安打1失点だった。今季は10試合に登板し、2勝0敗、防御率5・54。
◆その言葉に覚悟がにじんだ。DeNAは後半戦10試合を終えて1勝9敗。上位チームに水をあけられる中、東克樹投手(28)が先発登板した。試合前までで29戦連続でクオリティースタート(先発で6回以上、自責点3以下)を記録。エースは「1点もやることのできない試合が続いていく」と緊張感を漂わせ「求められるものはQSじゃない」と高みを見据えていた。前半戦最後の登板となった7月17日の広島戦で黒星を喫し、開幕からの連勝が8、横浜スタジアムでの連勝が11で止まった。自己記録ではなくチームのために腕を振ってきたが「やっと肩の荷が下りた」と本音を打ち明ける。開幕から先発ローテーションを守り、オールスター出場を挟んで後半戦を迎えた。十分な休息は取れず「大丈夫かなっていうくらい疲れていた」と吐露する。それでも、上位浮上を期して懸命に腕を振った。バンテリンドームでの中日戦。前回6月29日は昨年4月以来となる敵地での登板で「他の球場と違って高くて硬い」というマウンドへの対応に苦戦。7回1失点で白星を挙げたが、試合後は下半身に強い張りを覚えた。調子や状況に左右されず、試合をつくるのが東の強みだ。この日も立ち上がりから危なげない投球を披露し、スコアボードにゼロを並べた。(鈴木智紘)
◆DeNA・東克樹投手(28)が9回114球を投げ抜き、5安打無失点と力投したものの、打線の援護に恵まれず9勝目とはならなかった。一回を三者凡退で滑り出し、スコアボードにゼロを並べた。六回は1死から2連打を許して一、三塁のピンチを背負ったが、細川をカットボールで一邪飛、石川昂をチェンジアップで投ゴロに。ともに1球で料理し、力強くグラブをたたいた。
◆両チームとも決め手を欠き引き分けた。中日は松木平が7回を無得点に抑え、以後は5投手がつないだ。六回の逸機が痛かった。DeNAも東が9回を5安打無失点と好投したが、打線は五~八回の好機を生かせなかった。
◆DeNA打線は再三走者を得点圏に進めながら、中軸が無安打に終わるなど決定打を欠き、得点を奪えなかった。バント失敗や盗塁死で中日先発の松木平を攻めあぐね、延長戦に入ってからもバントを決められないなど拙攻だった。三浦監督は「ストライクゾーンをうまく使われた」と振り返り「勝たないといけない」と渋い表情だった。
◆エースを突き動かしたのは、責任感だった。DeNA・東克樹投手(28)が9回114球を投げ、5安打無失点と好投を演じた。打線の援護に恵まれず9勝目とはならなかったものの「九回は気合で投げた。負けていないので前向きに捉えたい」と汗を拭った。4時間4分に及んだ延長十二回の末、0-0で引き分けた一戦。三者凡退に斬った一回から零封の幕が上がった。六回は1死から2連打を許して一、三塁のピンチを背負ったが、細川をカットボールで一邪飛、石川昂をチェンジアップで投ゴロに。ともに1球で料理し、力強くグラブをたたいた。4位のチームは3日に連敗を9で止めたが、その後は白星を挙げられずにいる。昨季から28試合連続となるクオリティースタート(先発で6回以上、自責点3以下)を記録した東は「チーム状況的に1点もやれない。ゼロで抑えるという役割を果たせた」と頼もしく語った。三浦監督は「何とか勝ちをつけてあげたかった」とねぎらった。(鈴木智紘)
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
広島 |
51 | 39 | 5 | 0.567 (-) | - (-) |
48 | 276 (+3) | 232 (+3) | 38 (-) | 46 (+1) |
0.234 (↑0.001) | 2.160 (-) |
2 (-) |
巨人 |
51 | 43 | 6 | 0.543 (-) | 2 (-) |
43 | 300 (+3) | 271 (+3) | 54 (-) | 46 (+2) |
0.238 (↑0.001) | 2.570 (-) |
3 (-) |
阪神 |
51 | 45 | 5 | 0.531 (↓0.006) | 3 (↓0.5) |
42 | 317 (-) | 281 (+4) | 42 (-) | 32 (-) |
0.236 (-) | 2.300 (↓0.01) |
4 (-) |
DeNA |
46 | 51 | 2 | 0.474 (-) | 8.5 (-) |
44 | 330 (-) | 342 (-) | 66 (-) | 48 (+1) |
0.251 (↓0.001) | 3.030 (↑0.05) |
5 (-) |
中日 |
42 | 52 | 7 | 0.447 (-) | 11 (-) |
42 | 239 (-) | 315 (-) | 41 (-) | 28 (-) |
0.236 (-) | 2.680 (↑0.03) |
6 (-) |
ヤクルト |
41 | 53 | 4 | 0.436 (↑0.006) | 12 (↑0.5) |
45 | 341 (+4) | 356 (-) | 68 (+1) | 45 (-) |
0.239 (-) | 3.440 (↑0.02) |
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