1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DeNA | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 10 | 2 | 0 |
中日 | 2 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | X | 6 | 7 | 1 | 1 |
勝利投手:髙橋 宏斗(9勝1敗0S) 敗戦投手:濵口 遥大(2勝4敗0S) 本塁打 |
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◆中日は1点を先制された直後の1回裏、細川の2ランで逆転に成功する。3-1となって迎えた5回には、カリステと岡林の適時打で3点を挙げ、リードを5点に広げた。投げては、先発・高橋宏が7回1失点の好投で今季9勝目。敗れたDeNAは、先発・濱口が試合をつくれなかった。
◆DeNAが、中日高橋宏に7回まで1得点に抑え込まれ、連敗で借金が5に増えた。2位巨人との首位攻防戦を制した首位広島とは、8・5ゲーム差に広がって、5位中日に2・5差に迫られた。1回にオースティンが先制の犠飛を放ち、中日高橋宏の連続無失点イニングを33回でストップ。主導権を握ったかに見えたが、先発した浜口遥大投手(29)が1回に元同僚の細川に逆転の14号2ランを浴びた。3回には三塁の宮崎の失策も絡み、細川のこの日2本目の適時打で追加点を奪われた。5回には高橋宏の投前へのセーフティーバントを浜口が一塁に悪送球し、さらに1死一、三塁とピンチを広げ、2番手にウィックが送られた。代わったウィックは、カリステに右中間への適時二塁打、岡林にも2点適時打を浴び、この回3点を追加され、浜口は5回途中4安打5失点(自責2)で今季4敗目を喫した。浜口は「何とか勝ってる状態で次の投手に託したかったのですが、それができずにとても悔しい気持ちです」と悔しさをにじませた。チームは3日の阪神戦で9連敗を止めたが、4日の阪神戦に0封負けを喫し、この日の敗戦で2連敗。ここ12戦では、1勝11敗(後半戦は1勝9敗)と苦しい戦いを強いられる。
◆DeNA浜口遥大投手(29)が、5回途中4安打5失点(自責2)でKOされた。1回に元同僚の中日細川に逆転の14号2ランを浴び、3回には宮崎の失策も絡み、細川の適時打で追加点を奪われた。5回には高橋宏の投前へのセーフティーバントを浜口が一塁に悪送球し、さらに1死一、三塁とピンチを広げ、2番手にウィックが送られた。代わったウィックはカリステに適時二塁打、岡林にも2点適時打を浴び、この回3点を追加された。浜口は前回登板の7月30日の広島戦でも自らの悪送球が絡み、3回5失点(自責4)でKO。2試合連続で自滅した。今季4敗目を喫した浜口は「何とか勝ってる状態で次の投手に託したかったのですが、それができずにとても悔しい気持ちです」とコメントした。
◆中日細川成也外野手(26)が6日DeNA15回戦(岐阜)で途中交代した。5回1死二、三塁の第3打席で右足に違和感。トレーナーが駆けつけたが打席を継続し空振り三振で終え、6回の守備から後藤と交代した。立浪監督は「途中で足がつったから代えた。明日は大丈夫と思う」と説明。細川も試合後はお立ち台に上がった。細川(14号逆転2ラン含む3打点も途中交代)「(高橋)宏斗には負けをつけられない。足は大丈夫です」
◆中日高橋宏斗投手(21)が、防御率1位に躍り出た。規定投球回まで7イニングで迎えた一戦で、DeNA打線を7回6安打1失点。広島大瀬良の防御率0・85を上回る12球団トップの同0・54でリーダーボードの頂点に名前を刻んだ。「リズムの悪い投球になってしまいました。自分の投球で勝ちにつながった感じではないので反省したい」。プロ入り4年目。自己最多の127球の粘投にも反省が真っ先に口をついた。7月から5戦5連勝でチームの3連敗を止める熱投で、自己最多9勝目を挙げた。規定投球回との一進一退は今後も続く。「まだまだここからがスタート。最低限の目標が143イニング。満足せずに長いイニング投げられるように頑張りたい」。9日に22歳の誕生日を迎える。この日から始まった9連戦。21歳最後のマウンドで反攻への礎を築いた。高橋宏が今季100イニングとなり、規定投球回に到達。防御率0・54で大瀬良(広島)の0・85を抜いてトップに立った。大瀬良は被本塁打が1本あるが、高橋宏はまだ0。開幕から被本塁打0を100イニング以上続けたのは59年の西尾(阪神=106回1/3)と三平(大毎=106回1/3)以来、65年ぶり。2リーグ制後、最終的に規定投球回以上で被本塁打0の投手はいないが、高橋宏はどこまで続けられるか。
◆DeNAは中日高橋宏に7回まで1得点に抑え込まれ、連敗で首位広島との差が8・5ゲームに開いた。1回にオースティンの先制犠飛で高橋宏の連続無失点イニングを33回で止めたが、先発浜口遥大投手が自らのミスも絡み、5回途中5失点(自責2)でKOされた。三浦監督は「序盤で追加点が取れなかった」と悔やんだ。3日の阪神戦で9連敗を止めたが、連敗で後半戦は1勝9敗と苦しむ。浜口(中日細川に逆転2ランを浴びるなど、5回途中5失点で4敗目)「何とか勝ってる状態で次の投手に託したかったのですが、それができずにとても悔しい気持ちです」
◆7日の中日戦(バンテリンドーム)に先発するDeNA・東が、キャッチボールなどで調整した。昨季から29戦連続でクオリティースタート(先発で6回以上、自責点3以下)を記録しているが、チームは4位と苦戦が続いているだけに「1点もやることのできない試合が続いていく。求められるものはQSじゃない」と責任感をにじませた。
◆中日が連敗を3で止めた。高橋宏は尻上がりに調子を上げ7回6安打1失点で9勝目。打線は細川が0―1の一回に逆転2ラン、三回に適時打を放った。五回に3点を挙げて突き放した。DeNAは浜口が踏ん張れなかった。
◆DeNA打線は試合前時点で防御率0・48を誇った中日先発の高橋宏から先制点を奪ったが、勝利に結びつけられなかった。序盤に好機をつくりながら追加点を奪えず、三浦大輔監督(50)は「そこで点が取れず、こういう展開になった」と悔やんだ。一回に先頭の梶原が右前打。1死となってから佐野の中前打に相手の失策が絡んで二、三塁と好機をつかみ、オースティンが先制の右犠飛を放った。試合前まで33イニング連続無失点と好投を演じてきた難敵の立ち上がりを攻め、逆転を許した直後の二、三回も得点圏に走者を進めたものの無得点。尻上がりに調子を上げた高橋宏を攻略できなかった。岐阜城を望む長良川球場で行われた9連戦の初戦を飾れず、地方球場では昨季から7連敗。三浦監督は「何とか勝てるようにやっていくしかない」と語気を強めた。(鈴木智紘)
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
広島 |
51 | 39 | 4 | 0.567 (↑0.005) | - (-) |
49 | 273 (+5) | 229 (-) | 38 (+2) | 45 (-) |
0.233 (-) | 2.160 (↑0.02) |
2 (-) |
巨人 |
51 | 43 | 5 | 0.543 (↓0.005) | 2 (↓1) |
44 | 297 (-) | 268 (+5) | 54 (-) | 44 (-) |
0.237 (↓0.001) | 2.570 (↓0.03) |
3 (-) |
阪神 |
51 | 44 | 5 | 0.537 (↓0.006) | 2.5 (↓1) |
43 | 317 (+4) | 277 (+5) | 42 (+1) | 32 (+1) |
0.236 (↑0.001) | 2.290 (↓0.03) |
4 (-) |
DeNA |
46 | 51 | 1 | 0.474 (↓0.005) | 8.5 (↓1) |
45 | 330 (+2) | 342 (+6) | 66 (-) | 47 (-) |
0.252 (↑0.001) | 3.080 (-) |
5 (-) |
中日 |
42 | 52 | 6 | 0.447 (↑0.006) | 11 (-) |
43 | 239 (+6) | 315 (+2) | 41 (+1) | 28 (-) |
0.236 (-) | 2.710 (↑0.01) |
6 (-) |
ヤクルト |
40 | 53 | 4 | 0.430 (↑0.006) | 12.5 (-) |
46 | 337 (+5) | 356 (+4) | 67 (+1) | 45 (-) |
0.239 (↑0.002) | 3.460 (↓0.01) |
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