中日(☆6対2★)DeNA =リーグ戦15回戦(2024.08.06)・長良川球場=
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DeNA
10000001021020
中日
20103000X6711
勝利投手:髙橋 宏斗(9勝1敗0S)
敗戦投手:濵口 遥大(2勝4敗0S)

本塁打
【中日】細川 成也(14号・1回裏2ラン)

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◆中日は1点を先制された直後の1回裏、細川の2ランで逆転に成功する。3-1となって迎えた5回には、カリステと岡林の適時打で3点を挙げ、リードを5点に広げた。投げては、先発・高橋宏が7回1失点の好投で今季9勝目。敗れたDeNAは、先発・濱口が試合をつくれなかった。

◆DeNAが、中日高橋宏に7回まで1得点に抑え込まれ、連敗で借金が5に増えた。2位巨人との首位攻防戦を制した首位広島とは、8・5ゲーム差に広がって、5位中日に2・5差に迫られた。1回にオースティンが先制の犠飛を放ち、中日高橋宏の連続無失点イニングを33回でストップ。主導権を握ったかに見えたが、先発した浜口遥大投手(29)が1回に元同僚の細川に逆転の14号2ランを浴びた。3回には三塁の宮崎の失策も絡み、細川のこの日2本目の適時打で追加点を奪われた。5回には高橋宏の投前へのセーフティーバントを浜口が一塁に悪送球し、さらに1死一、三塁とピンチを広げ、2番手にウィックが送られた。代わったウィックは、カリステに右中間への適時二塁打、岡林にも2点適時打を浴び、この回3点を追加され、浜口は5回途中4安打5失点(自責2)で今季4敗目を喫した。浜口は「何とか勝ってる状態で次の投手に託したかったのですが、それができずにとても悔しい気持ちです」と悔しさをにじませた。チームは3日の阪神戦で9連敗を止めたが、4日の阪神戦に0封負けを喫し、この日の敗戦で2連敗。ここ12戦では、1勝11敗(後半戦は1勝9敗)と苦しい戦いを強いられる。

◆DeNA浜口遥大投手(29)が、5回途中4安打5失点(自責2)でKOされた。1回に元同僚の中日細川に逆転の14号2ランを浴び、3回には宮崎の失策も絡み、細川の適時打で追加点を奪われた。5回には高橋宏の投前へのセーフティーバントを浜口が一塁に悪送球し、さらに1死一、三塁とピンチを広げ、2番手にウィックが送られた。代わったウィックはカリステに適時二塁打、岡林にも2点適時打を浴び、この回3点を追加された。浜口は前回登板の7月30日の広島戦でも自らの悪送球が絡み、3回5失点(自責4)でKO。2試合連続で自滅した。今季4敗目を喫した浜口は「何とか勝ってる状態で次の投手に託したかったのですが、それができずにとても悔しい気持ちです」とコメントした。

◆中日細川成也外野手(26)が6日DeNA15回戦(岐阜)で途中交代した。5回1死二、三塁の第3打席で右足に違和感。トレーナーが駆けつけたが打席を継続し空振り三振で終え、6回の守備から後藤と交代した。立浪監督は「途中で足がつったから代えた。明日は大丈夫と思う」と説明。細川も試合後はお立ち台に上がった。細川(14号逆転2ラン含む3打点も途中交代)「(高橋)宏斗には負けをつけられない。足は大丈夫です」

◆中日高橋宏斗投手(21)が、防御率1位に躍り出た。規定投球回まで7イニングで迎えた一戦で、DeNA打線を7回6安打1失点。広島大瀬良の防御率0・85を上回る12球団トップの同0・54でリーダーボードの頂点に名前を刻んだ。「リズムの悪い投球になってしまいました。自分の投球で勝ちにつながった感じではないので反省したい」。プロ入り4年目。自己最多の127球の粘投にも反省が真っ先に口をついた。7月から5戦5連勝でチームの3連敗を止める熱投で、自己最多9勝目を挙げた。規定投球回との一進一退は今後も続く。「まだまだここからがスタート。最低限の目標が143イニング。満足せずに長いイニング投げられるように頑張りたい」。9日に22歳の誕生日を迎える。この日から始まった9連戦。21歳最後のマウンドで反攻への礎を築いた。高橋宏が今季100イニングとなり、規定投球回に到達。防御率0・54で大瀬良(広島)の0・85を抜いてトップに立った。大瀬良は被本塁打が1本あるが、高橋宏はまだ0。開幕から被本塁打0を100イニング以上続けたのは59年の西尾(阪神=106回1/3)と三平(大毎=106回1/3)以来、65年ぶり。2リーグ制後、最終的に規定投球回以上で被本塁打0の投手はいないが、高橋宏はどこまで続けられるか。

◆DeNAは中日高橋宏に7回まで1得点に抑え込まれ、連敗で首位広島との差が8・5ゲームに開いた。1回にオースティンの先制犠飛で高橋宏の連続無失点イニングを33回で止めたが、先発浜口遥大投手が自らのミスも絡み、5回途中5失点(自責2)でKOされた。三浦監督は「序盤で追加点が取れなかった」と悔やんだ。3日の阪神戦で9連敗を止めたが、連敗で後半戦は1勝9敗と苦しむ。浜口(中日細川に逆転2ランを浴びるなど、5回途中5失点で4敗目)「何とか勝ってる状態で次の投手に託したかったのですが、それができずにとても悔しい気持ちです」

◆7日の中日戦(バンテリンドーム)に先発するDeNA・東が、キャッチボールなどで調整した。昨季から29戦連続でクオリティースタート(先発で6回以上、自責点3以下)を記録しているが、チームは4位と苦戦が続いているだけに「1点もやることのできない試合が続いていく。求められるものはQSじゃない」と責任感をにじませた。

◆中日が連敗を3で止めた。高橋宏は尻上がりに調子を上げ7回6安打1失点で9勝目。打線は細川が0―1の一回に逆転2ラン、三回に適時打を放った。五回に3点を挙げて突き放した。DeNAは浜口が踏ん張れなかった。

◆DeNA打線は試合前時点で防御率0・48を誇った中日先発の高橋宏から先制点を奪ったが、勝利に結びつけられなかった。序盤に好機をつくりながら追加点を奪えず、三浦大輔監督(50)は「そこで点が取れず、こういう展開になった」と悔やんだ。一回に先頭の梶原が右前打。1死となってから佐野の中前打に相手の失策が絡んで二、三塁と好機をつかみ、オースティンが先制の右犠飛を放った。試合前まで33イニング連続無失点と好投を演じてきた難敵の立ち上がりを攻め、逆転を許した直後の二、三回も得点圏に走者を進めたものの無得点。尻上がりに調子を上げた高橋宏を攻略できなかった。岐阜城を望む長良川球場で行われた9連戦の初戦を飾れず、地方球場では昨季から7連敗。三浦監督は「何とか勝てるようにやっていくしかない」と語気を強めた。(鈴木智紘)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
51394 0.567
(↑0.005)
-
(-)
49273
(+5)
229
(-)
38
(+2)
45
(-)
0.233
(-)
2.160
(↑0.02)
2
(-)
巨人
51435 0.543
(↓0.005)
2
(↓1)
44297
(-)
268
(+5)
54
(-)
44
(-)
0.237
(↓0.001)
2.570
(↓0.03)
3
(-)
阪神
51445 0.537
(↓0.006)
2.5
(↓1)
43317
(+4)
277
(+5)
42
(+1)
32
(+1)
0.236
(↑0.001)
2.290
(↓0.03)
4
(-)
DeNA
46511 0.474
(↓0.005)
8.5
(↓1)
45330
(+2)
342
(+6)
66
(-)
47
(-)
0.252
(↑0.001
3.080
(-)
5
(-)
中日
42526 0.447
(↑0.006)
11
(-)
43239
(+6)
315
(+2)
41
(+1)
28
(-)
0.236
(-)
2.710
(↑0.01)
6
(-)
ヤクルト
40534 0.430
(↑0.006)
12.5
(-)
46337
(+5)
356
(+4)
67
(+1)
45
(-)
0.239
(↑0.002)
3.460
(↓0.01)