1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロッテ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 | 8 | 0 | 1 |
ORIX | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 1 | 0 |
勝利投手:種市 篤暉(6勝5敗0S) (セーブ:鈴木 昭汰(1勝1敗4S)) 敗戦投手:曽谷 龍平(5勝7敗0S) 本塁打 |
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◆ロッテは初回、岡の先頭打者本塁打で先制に成功する。そのまま迎えた9回表には、小川の2点適時打が飛び出し、貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・種市が7回無失点8奪三振の力投で今季6勝目。敗れたオリックスは、先発・曽谷が好投するも、打線が援護できなかった。
◆オリックス紅林弘太郎内野手(22)が"神守備"でチームに貢献した。0-1で迎えた8回2死一、三塁のピンチ。ロッテ佐藤三遊間に飛んだ打球を逆シングルでダイビングキャッチし、倒れ込みながら二塁に送球。一塁代走の俊足の茶谷をアウトにし、2失点目を防いだ。紅林は1日の日本ハム戦(エスコンフィールド)で相手のディレード盗塁で二塁カバーに入らなかったとして、中嶋監督が激怒。一時はファーム行きを覚悟したが、出場選手登録は抹消されず。2日のロッテ14回戦(京セラドーム大阪)はベンチ外だったが、中嶋監督が「本人に言ったのは『そんなんしとったら』という話。本人がそう(降格と)取っただけ」と説明。2日に改めて本人と話し「しっかり切り替えて来いよという話をした」と明かしていた。3日の練習後、紅林は「やるしかないと思うんで、頑張ります」と試合に集中。監督との対話については「言葉で言ってもしょうがないと思うんで、行動で示しますと。って感じです」と、試合で結果を出すことを誓い、その日のロッテ15回戦(京セラドーム大阪)では猛打賞で11連敗阻止に貢献した。この日は6回まで3打数無安打も、守備で投手を助けた。
◆オリックスが今季16度目の完封負けを喫した。先発の曽谷は初回、ロッテ岡に自身プロ初の先頭打者弾を浴びたが、その後は立ち直って7回5安打1失点。だが味方打線が相手先発の種市らに封じられ、5回無死二塁の反撃機も生かせず。中嶋監督は「(曽谷は)かわいそうですよね。良い投球をしていても、なかなか点が入らないんで、苦しい投球になっていると思うんですけど、打線がしっかり助けなきゃいけないと思いますけどね」と孤立無援の左腕を思いやった。曽谷(7回1失点と力投も、岡に先頭打者弾を浴びて対ロッテは通算3敗目)「(本塁打は)自分の中でいいボールだったので、打ったバッターがすごいなと思います。試合でしか経験できないことはたくさんある。日々、収穫ある投球はできているのかなと思います」
◆右膝検査のため帰京していたロッテ高部瑛斗外野手(26)は、長期離脱せずに済みそうだ。高部は右膝に痛みを訴え、3日のオリックス戦(京セラドーム大阪)を欠場。吉井監督が「膝に水がたまって曲がらなくなっていた」と説明していた。同監督は4日、「水が抜けてすっきりしたみたい。多分、火曜日いけると思う。明日の状態を見て考えます」と話し、問題なければ6日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)から復帰させる意向を明かした。また、このオリックス3連戦では、今季ここまで17セーブを挙げている益田直也投手(34)がベンチを外れていた。軽い腰痛のためで、益田も6日から戦線に戻れる見込みという。
◆ロッテ種市篤暉投手(25)が7回無失点で6勝目を挙げた。「ふがいない投球が数試合続いていた。ほっとしています」と丁寧に低めに制球し、散発4安打に抑えた。メッツ千賀に譲り受けたグラブを5月から使って好投を続けてきたが、この日はグラブを新調。「くせが出ちゃうんで、大きくしたいなと」と、千賀モデルのまま2センチほど大きく深く、手首まで隠れるサイズのものに変えて、復調を遂げた。
◆オリックスは打線がかみ合わず、今季16度目の零封負け。6カード連続負け越しとなった。先発の曽谷は一回に岡に先頭打者本塁打を浴びたが、以降は粘って7回1失点と試合を作った。しかし、打線が左腕の力投に応えられない。五回に来田の二塁打で好機を作るも、後続が凡退して無得点。六回にも2死一、三塁と同点のチャンスを迎えたが、紅林が右飛に倒れた。九回には3番手・吉田が2死満塁で2点打を浴びてリードを広げられ、その裏の攻撃で意地を見せることができずに試合終了となった。
◆ロッテの岡が初回先頭打者本塁打でチームを勢いづけた。「真っすぐが強い投手。積極的にいこうと決めていた」と曽谷の直球を思い切り振り抜き、左中間へアーチをかけた。これで早くも昨季に並び自己最多の7本塁打となったが「もう1本打たないと一緒」と更新へ意気込む。九回に左手に投球を受け、直後の守備から退いたが骨には異常はなさそうで「大丈夫だと思う」と話した。
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
62 | 31 | 3 | 0.667 (↑0.004) | - (-) |
47 | 406 (+3) | 246 (+2) | 68 (+1) | 68 (-) |
0.258 (-) | 2.360 (-) |
2 (-) |
ロッテ |
51 | 40 | 6 | 0.560 (↑0.004) | 10 (-) |
46 | 361 (+3) | 347 (-) | 55 (+1) | 45 (-) |
0.254 (-) | 3.250 (↑0.04) |
3 (-) |
日本ハム |
47 | 42 | 7 | 0.528 (↓0.006) | 13 (↓1) |
47 | 359 (+2) | 333 (+3) | 66 (+1) | 66 (-) |
0.248 (↓0.001) | 2.960 (-) |
4 (-) |
楽天 |
47 | 46 | 2 | 0.505 (↑0.005) | 15 (-) |
48 | 335 (+10) | 391 (+5) | 47 (+1) | 62 (-) |
0.244 (↑0.002) | 3.800 (↑0.01) |
5 (-) |
ORIX |
41 | 52 | 3 | 0.441 (↓0.005) | 21 (↓1) |
47 | 277 (-) | 309 (+3) | 38 (-) | 37 (-) |
0.239 (↓0.001) | 2.890 (-) |
6 (-) |
西武 |
29 | 65 | 2 | 0.309 (↓0.003) | 33.5 (↓1) |
47 | 222 (+5) | 340 (+10) | 38 (+1) | 52 (-) |
0.207 (-) | 3.190 (↓0.05) |
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