ロッテ(☆6対2★)西武 =リーグ戦13回戦(2024.07.31)・ZOZOマリンスタジアム=
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西武
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ロッテ
20110110X61314
勝利投手:メルセデス(3勝5敗0S)
敗戦投手:青山 美夏人(1勝3敗0S)

本塁打
【西武】外崎 修汰(4号・6回表2ラン)
【ロッテ】ポランコ(14号・1回裏ソロ),ソト(14号・1回裏ソロ),ポランコ(15号・3回裏ソロ),ポランコ(16号・7回裏ソロ)

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◆ロッテは初回、ポランコとソトの2者連続本塁打が飛び出し、2点を先制する。その後は3回裏にポランコのソロ、4回に友杉の適時打が飛び出すなど、小刻みに得点を重ねた。投げては、先発・メルセデスが7回2失点の力投で今季3勝目。敗れた西武は、先発・青山が試合をつくれなかった。

◆西武は17日オリックス戦でプロ初勝利を完封で飾った青山美夏人が先発。初勝利を完封でマークして次の試合でも白星を挙げたのは23年村上(阪神)がいるが、西武では西鉄時代の56年に記録した畑だけ。球団では68年ぶり2人目となる完封初勝利からの連勝を狙う。

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◆西武はロッテに開幕から13連敗となった。1965年にサンケイが中日に13連敗して以来となる、開幕からの同一カード連敗プロ野球ワーストタイ記録となった。先発右腕青山が1回にポランコ、ソトに2者連続ソロアーチを浴びた。3回には、またしてもポランコにソロを許し、4回8安打4失点で降板した。打線は6回に外崎の2ランで2点をかえしたが、その裏、2番手水上がタイムリーを打たれると、7回には3番手左腕のヤンがポランコにこの日3本目となる1発を浴びて、4点差に広げられた。これで今季開幕からロッテに13連敗。まずはなんとか1つ白星がほしい。

◆ロッテが西武に快勝。開幕から同一カード13連勝は65年中日(対サンケイ)に並ぶプロ野球最多記録となった。助っ人外国人たちが躍動した。初回にグレゴリー・ポランコ外野手(32)のソロで先制すると負けじと直後にネフタリ・ソト内野手(35)も左翼スタンドへの本塁打でアベック弾。「打ったのはスライダー。最高です。完璧です」と本人も満点の一発だった。ポランコは勢い止まらず、3回の第2打席と7回の第4打席にも本塁打を放ち8月23日のソフトバンク戦以来の1試合3発となった。投げては先発のC・C・メルセデス投手(30)が7回5安打2失点と粘投。「今日はストライク先行で投げることができました。6回には投げミスでホームランを打たれてしまいましたが、その後は引きずることなく7回まで投げ切り試合を作ることができて良かったです。野手の皆さんには守備でも打撃でも助けてくれたので感謝したいです」と振り返った。

◆ロッテが西武に快勝した。開幕から同一カード13連勝は65年中日(対サンケイ)に並ぶプロ野球最多記録となった。ロッテが開幕から西武戦に13連勝した。同一カードで開幕から13連勝は65年中日がサンケイ戦でマークして以来2度目のプロ野球タイ記録。中日は5回戦の引き分けを挟んでおり、引き分けなしの13連勝は初めて。なお、「開幕から」の条件を外した同一カードの最多連勝は、55年中日が大洋戦の8~26回戦で記録した19連勝。

◆ロッテは開幕から西武戦無傷の13連勝で、パ・リーグ記録を更新し、1965年の中日(対サンケイ)が記録したプロ野球最長に並んだ。早くも今季の西武戦勝ち越しを決めた。助っ人が大活躍だった。初回にポランコのソロで先制すると、負けじと続くソトも左翼スタンドへ運び、2戦連続のアベック弾。ポランコは勢い止まらず、3回と7回にも本塁打を放って、昨年8月23日のソフトバンク戦以来となる1試合3発と大暴れした。昨季は1試合3発を2度記録したが、いずれも敗戦。ようやく勝って「今日3本目を打った時に『今日は負けないといいな』と思った。3本打って勝ったことは本当にうれしい」と喜んだ。前日30日以外、西武戦では12試合で3失点以下と投手陣が奮闘している。この日もメルセデスが7回2失点の力投を見せた。1カ月半ぶりの勝利に助っ人左腕は「守備面でも打撃面でも全員の選手が素晴らしい活躍をしたおかげで勝ちにつながった」と感謝した。負けなしの要因についてポランコは「僕らはたまたまうまくいっている。特にこれといった理由は、わからない」と首を振った。吉井監督は「毎試合違うので、(プレッシャーは)ないです。選手達が頑張っている」とねぎらった。【星夏穂】ロッテが開幕から西武戦に13連勝した。同一カードで開幕から13連勝は65年中日がサンケイ戦でマークして以来2度目のプロ野球タイ記録。中日は5回戦の引き分けを挟んでおり、引き分けなしの13連勝は初めて。なお、「開幕から」の条件を外した同一カードの最多連勝は、55年中日が大洋戦の8~26回戦で記録した19連勝。

◆ロッテ・佐々木朗希投手(22)が、右上肢のコンディション不良から8月1日の西武戦で復帰登板を果たす。約1カ月半ぶりのマウンドに向けてダッシュやキャッチボールなど調整した。「久々のマウンドにはなりますが自分の力を出せる状態ですので、いつも通り、自分のピッチングをすることを心掛け、まずは先頭打者、そして次の打者と一人、一人の打者に集中して勝負していきたいと思います。期待に応えるピッチングができればと思います。そして最後、チームが勝利する。そんな一日にしたいと思います」5年目の今季は5月28日に上半身の疲労の回復遅れで一度離脱。中14日の間隔を空け6月8日の広島戦(マツダ)で復帰し、6回1失点で5勝目をマークしたが登板後に同じ症状を訴え、6月13日に再び抹消された。以後、2軍でのリハビリを続けていた。状態を確認しながら徐々に強度を上げていき、7月20日には1軍でブルペン投球を首脳陣の前で披露。その後、22日には2軍でライブBPをこなした。今季は9試合に登板し5勝2敗、防御率1・96だった。

◆ロッテはプロ野球史上最多タイの開幕から同一カード13連勝に向けて好発進した。一回にグレゴリー・ポランコ外野手(32)とネフタリ・ソト内野手(35)が2者連続の本塁打を放った。西武・青山の立ち上がりを攻めた。3番のポランコがフルカウントから真ん中高めの直球を完璧に捉えて右中間へ。「練習からいい感じに打てていたので、ゾーンに来たらいい当たりをしようと心がけてたわ。ホームランになって最高や」と喜んだ。続く4番のソトも2―1から真ん中カットボールを左翼席へと運び「最高です。完璧です」と自画自賛だった。三回にもポランコは外角低めのカーブを捉えて2打席連続の本塁打。完璧に捉えた当たりに確信歩きをみせて、心地よさそうにダイヤモンドを1周した。ロッテは四回に友杉の適時打も出て4―0とリード。同一カードの開幕連勝記録は1965年の中日の対サンケイ13連勝が最多。パの最多は56年の西鉄の対東映12連勝となっている。

◆ロッテのグレゴリー・ポランコ外野手(32)が「3番・DH」で出場し、七回に左越えのソロを放って今季初で自身3度目となる1試合3本塁打を記録した。「アウトコースを逆方向に打つイメージで打席に入って、しっかりそのまま打つことができたわ」七回は外角直球を右翼席へ。一回は真ん中高めの直球を捉えて右中間へ先制の14号ソロ、三回は外角低めカーブを右翼席に放っており、昨季はパ・リーグの本塁打王となった助っ人が持ち前のパワーを存分にみせた。昨季は2012年のバレンティン以来となる同一シーズン2度の1試合3本塁打を記録(7月16日の楽天戦、8月23日のソフトバンク戦)。だが、いずれも敗戦と悔しい結果となっていた。この日は貴重な追加点となる6点目を挙げて、点差を広げた。

◆ロッテが西武に開幕から13連勝し、このカード4年連続の勝ち越しを決めた。一回にポランコとソトの連続本塁打で2点先行。ポランコは三回と七回にもソロを放った。メルセデスが7回2失点で3勝目。西武は投手陣が崩れた。

◆前夜にサヨナラ負けを喫し、ついにロッテに開幕から12連敗。同一チーム相手の開幕からの12連敗は、1956年の東映以来、68年ぶりのリーグワーストタイ記録で、皮肉にも当時12連勝したのは西武の前身球団である西鉄だった。渡辺監督代行は一つの要因として、ここまでロッテ戦に限れば、2連戦が4度あったことを挙げ、「3連戦3連敗はなかなかないが、2連戦2連敗というのはよくあるからね」と分析していた。ただ、言い訳にならないのは指揮官が一番よく分かっている。9連敗となった7月5日には「同じプロの選手としてやっているわけだから、この状況はあってはならないこと」と強い口調で話したが、そこからも黒星を重ねる一方だ。ここまで対ロッテ12試合で西武が先制したのはわずか1試合。この日も前回登板の7月17日のオリックス戦でプロ初勝利を完封で飾った青山が一回にポランコ、ソトに連続本塁打を浴びて、あっさり先制を許すと、4回8安打4失点でKO。これではチームの士気も上がらなかった。結局、ポランコにソロ3発を浴びるなど13被安打6失点。打線は六回に外崎の2ランで抵抗するのが精いっぱいだった。

◆ロッテに開幕から13連敗。同一チーム相手の開幕からの13連敗は、リーグワースト記録、同時に7月にして早くも今季のロッテ戦の負け越しが決まった。3月29日の開幕から125日目でも、ロッテに勝てなかった。渡辺久信ゼネラルマネジャー(GM)兼監督代行(58)は「この連敗に早くピリオドを打たないと始まらない」とした上で、3本塁打を許したロッテ・ポランコについては「今、絶好調だね。今日のところはどこに投げても打たれた」と白旗を掲げた。これで最近3試合は一回に2、3、2点と複数失点が続いている。1日のロッテ先発は右上肢のコンディショニング不良で戦列を離れていた佐々木朗希投手(22)。指揮官は「明日(1日)は病み上がりのピッチャー。当然、朗希君も立ち上がりに不安があると思うので、初回からマックスでいってほしい。初回から怒とうの攻撃。30分ぐらいいきたいなと思います」と宣言した。

◆前回登板の7月17日のオリックス戦でプロ初勝利を完封で飾った西武・青山美夏人投手(24)がポランコに2打席連続本塁打を浴びるなど、4回8安打4失点で3敗目を喫した。一回にフルカウントから145キロの直球を右中間スタンドに運ばれ、「勝負を焦ってしまったのかなと思います。一発を浴びるよりは、厳しく攻めた結果、四球で歩かせるという選択肢もあったと思います」と振り返った。また三回にはカウント2-2から111キロのカーブを右翼席に打ち込まれ、「タイミングを外しにいきましたが、うまくタイミングを崩すことができなかった。追い込んだあとの決め球をしっかり決められるように練習していきます」と次戦を見据えた。

◆夏男の本領発揮だ。ロッテのグレゴリー・ポランコ外野手(32)が今季初の1試合3本塁打。西武戦は開幕から13連勝となり、同一カードの開幕13連勝は1965年の中日の対サンケイ(1分けを挟む)以来、59年ぶり2度目のプロ野球記録となった。「夏が大好き。暑い国の出身なので、ふるさとと同じような気候でプレーできることをうれしく思う」母国のドミニカ共和国は亜熱帯に属し、年間の平均気温は25度以上。昨季は7、8月で計12本塁打した助っ人が、一回にソロを放つと、三回にもソロ、七回は16号ソロと自身3度目の1試合3発と暴れまわった。屈強さも兼ね備える。左太もも裏を痛めた影響で球宴後の3試合を欠場。30日から復帰したが現在も「100%で走ることはできない」という。その中で全力で走る必要のない完璧な仕事を遂行した。(森祥太郎)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
59303 0.663
(↓0.007)
-
(-)
51383
(+2)
232
(+3)
62
(-)
67
(-)
0.256
(↓0.002)
2.330
(↓0.01)
2
(-)
ロッテ
48396 0.552
(↑0.005)
10
(↑1)
50350
(+6)
339
(+2)
52
(+4)
45
(-)
0.255
(↑0.001
3.300
(↑0.02)
3
(-)
日本ハム
45407 0.529
(↑0.005)
12
(↑1)
51338
(+9)
311
(+2)
58
(-)
62
(-)
0.247
(↑0.001)
2.860
(↑0.01)
4
(-)
楽天
45442 0.506
(↑0.006)
14
(↑1)
52322
(+3)
370
(+2)
45
(+1)
62
(-)
0.244
(↓0.001)
3.760
(↑0.02)
5
(-)
ORIX
40493 0.449
(↓0.006)
19
(-)
51264
(+2)
295
(+9)
35
(+1)
36
(-)
0.237
(-)
2.860
(↓0.05)
6
(-)
西武
28622 0.311
(↓0.004)
31.5
(-)
51207
(+2)
323
(+6)
36
(+1)
49
(-)
0.206
(-)
3.160
(↓0.04)