1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
巨人 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 4 | 0 | 0 |
阪神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 1 | X | 5 | 13 | 2 | 2 |
勝利投手:才木 浩人(9勝3敗0S) 敗戦投手:山﨑 伊織(7勝3敗0S) 本塁打 |
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◆阪神が5連勝。阪神は5回裏、無死一塁から前川の適時二塁打で先制に成功する。続く6回には、大山が3ランを放ち、リードを広げた。投げては、先発・才木が7回途中1失点の好投で今季9勝目。敗れた巨人は、先発・山崎伊が試合をつくるも、打線が援護できなかった。
◆甲子園開場100周年に合わせた3連戦は客席を4000席も増設して開催。キャパシティーは4万7000を超えている。今季も甲子園での主催試合は満員御礼続き。毎回、4万2600前後の発表で、最多は6月6日の楽天戦の4万2625人。客席はしっかり埋まっており、アリのはい出る隙間もないように見えたが、なぜ4000席も"捻出"できたのか。アルプス席にセットされている座席を、1セット2席から3席に増やした。これにより一塁側、三塁側の合計8000席だったのが1・5倍の1万2000席になった。スペースはほぼそのままなので、隣席との距離は近くなる。実は1セット3席は高校野球仕様。毎年、甲子園大会に合わせてアルプス席の座席を変えており、今年は前倒しした格好だ。もともと19年まではプロ野球開催時も1セット3席(1万2000席)だったが、20年からプロ野球開催時だけは余裕をもたせた8000席に変更されていた。この3連戦は5年前までの仕様に戻したことになる。同球場は8月1日に開場100周年を迎える。同日までの巨人3連戦は「KOSHIEN CLASSIC SERIES」と銘打って、さまざまなイベントを開催する。
◆甲子園が開場100周年を迎える8月1日に合わせて、さまざまな演出が実施される対巨人3連戦。打線好調で4連勝中の阪神は不動のオーダーで臨む。森下翔太外野手(23)佐藤輝明内野手(25)大山悠輔内野手(29)のクリーンアップトリオはそろって4試合連続打点を挙げている。近本光司外野手(29)も2試合連続3安打と調子が上向きだ。先発は才木浩人投手(25)。好投を連続も、6月16日のソフトバンク戦を最後に白星から見放されている。首位巨人を相手に、5試合ぶりの9勝目を目指す。
◆8月1日に甲子園球場が開場100周年を迎えることを記念し、阪神OBの掛布雅之氏(69)と巨人OBの原辰徳氏(66)が試合前に「レジェンド打者記念打席」と題した演出に登場した。30日からの3連戦は「KOSHIEN CLASSIC SERIES 100TH ANNIVERSARY」として実施され、さまざまなイベントが行われる。初日のこの日のテーマは球場の歴史を振り返り、往年の名場面を再現する「夢の再現」だ。まずは「4番サード原、背番号8」のアナウンスで原氏が打席へ。当時の応援歌を背にタイガースアカデミーの久保田壮侍(そうし)さん(10)の制球よく投じられた球に空振りした。次に掛布氏も「4番サード掛布、背番号31」のコールで登場すると、拍手喝采。往年の雰囲気たっぷりの構えから、ジャイアンツアカデミー所属の田野倉駆(かける)さん(10)のストライク投球を空振りした。原氏は「呼んでいただいて光栄です。緊張感もある試合、しかしこの球場で良いプレーをすると非常に自信にもなりますし、育ててもらえた球場」と振り返った。掛布氏は「ぼくは一番阪神ファンにやじられた4番バッターだったと思います。そういうファンの方が最後引退する時に、『掛布選手夢をありがとう』という形で球場を埋めてくれたことは忘れられません。100周年、一言で言いますけど長いですよね。素晴らしいファンとこの球場の舞台を整えてくれる阪神園芸という裏方さんがいなければ100周年迎えられなかったと思います。今日このグラウンドに立たせていただいて、改めて甲子園球場の歴史、伝統を感じさせていただきました」とマイクを通して語り、拍手を浴びた。さらに甲子園の今後へ原氏は「プロ野球最も輝かしい舞台だと思うのでそれをそれぞれが思い、そして守っていかないと、という風に思いますね。未来永劫(えいごう)続くと思います」。掛布氏も「この舞台に恥じないプレーを選手たちはしないといけない義務があると思う。甲子園だからという気持ちでやっていただきたい。最後に今年は球団初の連覇がかかっておりますので、岡田監督、ぜひ連覇していただきたい」と語った。
◆阪神佐藤輝明内野手(25)が4回に失策を犯した。失策数は12個目。試合前の時点でリーグ最多12だったDeNA牧秀悟内野手(26)に暫定的に並んだ。三塁を守る佐藤輝は、4回2死から岸田行倫捕手(27)の正面への痛烈な打球を大きくはじいた。
◆8月1日に開場100周年を迎える甲子園球場のメモリアルシリーズの1得点目は阪神前川右京外野手(21)がたたき出した。4回まで毎回走者を出しながら3併殺など攻めあぐねたが、5回につながった。先頭大山悠輔内野手(29)が中前打で出塁。続く前川は左中間を破る当たりで、大山が先制のホームを踏んだ。前川は三塁を狙ってアウトになった。8月1日までの巨人3連戦は「KOSHIEN CLASSIC SERIES」と銘打って、さまざまなイベントが開催される。
◆ロックバンドTUBEが5回裏終了後にスペシャルライブを行った。91年から甲子園でライブを行ってきた。今月13日に、9年ぶり26度目の甲子園ライブを復活させたばかり。バックスクリーンにユニホームをはおって登場。大歓声を受け、代表曲の「シーズン・イン・ザ・サン」「夏だね」「あー夏休み」を披露した。「夏だね」のサビでは、岡田彰布監督(66)が昨年、優勝の2文字を封印して「アレ」と表現したことを受けて、ボーカル前田亘輝(59)が「アレとアレのアレンパ」「もう一度胴上げみたいね」とフレーズ変更。最後は「アレだね」と変えて、虎党の拍手喝采を浴びた。4人はパフォーマンス後に取材に応じた。前田は「盛り上がんないんじゃないかと思ったけど、盛り上がったから。阪神びいきで来て良かったと思って。『アレだね』もウケなかったら(どうしよう)と。9対1で完全にタイガースファンしかいないって聞いたから。(スコアが)0-0だったらやめようかなとかいろいろ考えた。万が一、負けていたらやめようとか。で、最後、巨人ごめんねって言うの忘れちゃったのよ」と振り返った。100周年を迎える甲子園については「もう300年ぐらいたっているんじゃないかと思っていたんですよ、甲子園というのは」と話し、ベースの角野秀行(59)は「歴史館を通ったんですけど、100年のすごさっていうのを感じましたね、あらためて。ちょっとずつ内装とか照明が変わったり、僕らが楽屋で使っていたところがショップに変わっていたり。グラウンドは独特の雰囲気ですね」と、甲子園をよく知るだけに、感慨もひとしおだったようだ。
◆阪神大山悠輔内野手(29)がビッグウエーブに乗った。1-0の6回無死一、二塁で、この回から代わった中川皓太投手(30)のスライダーをとらえ、左翼ポール際に放り込んだ。9号3ランで超満員の甲子園を熱狂の渦に巻き込んだ。5回に1点先制。直後のインターバルに、TUBEがミニライブを行い、球場のテンションは最高潮に上がっていた。試合再開の6回表に簡単に終えると、その裏に先頭から3連打。大山の1発が飛び出すと、力投を続ける才木浩人投手(25)も思い切りジャンプして喜んだ。
◆うちわが揺れる甲子園のスタンドも、向かい風にはさせなかった。巨人山崎伊織投手(25)は初回から1死一塁の場面をつくられると、3番森下を直球で遊ゴロによる併殺打に打ち取った。2回は先頭安打を許し、大山をカットボールで再び遊ゴロでゲッツー。3回には投手の才木に二塁内や安打を許しながら、近本を遊直で3イニング連続となる併殺打に仕留めた。走者を背負う状況下、序盤を無失点で切り抜けた。防御率1点台同士の才木との投げ合いは、先制点が命取りになることは分かっていた。8月1日には開場100周年を迎える甲子園。試合前には前監督の原辰徳氏が始球式で登場し、球場内の雰囲気はこれまでの伝統の一戦よりも熱気付いていた。前日の移動時には、阿部監督が「とにかく今、いい流れできてるからそれを切らさずに。ピッチャーちょっと頑張りどころだけどね。どこチームもそうだと思うけど。そこだけだね」と期待を受けた通り、息詰まる投手戦を演じた。0-0で迎えた5回、先頭大山に安打を許し、無死一塁で前川に打たれた左中間への打球は、左翼・岡本和のグラブをかすめるように抜けていった。適時二塁打となり先制点を奪われた。カウント1-1から、ここまで走っていた直球がとらえられた。さらに安打と四球で2死満塁のピンチでは、中野をフルカウントから、直球で見逃し三振に打ち取り、最少失点にとどめたものの、5回1失点で降板。甲子園5試合目の先発登板で、またしても白星を逃した。【栗田成芳】
◆2番手で登板した阪神桐敷拓馬投手(25)が火消しに成功した。7回1死満塁で先発の才木浩人投手(25)からバトンを受けた。1番丸を150キロの内角球で一ゴロに打ち取り、併殺崩れで失点。続く代打坂本には151キロ外角直球で見逃し三振を奪った。最少失点に抑え、満員の甲子園の大歓声を一身に浴び、ベンチから出てきた才木とハイタッチした。
◆阪神先発の才木浩人投手(25)が7回途中3安打、115球でマウンドを降りた。直近4試合はいずれも好投も、白星は6月16日のソフトバンク戦を最後に遠ざかっていた。この日は初回から走者を許しながらも粘りの投球で6回までゼロを並べた。打線が6回裏に4番大山悠輔内野手(29)の3ランで4点目を上げると、思い切りジャンプして喜んだ。だが、7回。2四球と味方の失策で無死満塁のピンチ。続く若林をフォークで見逃し三振を奪ったところで2番手桐敷拓馬投手(25)と交代した。8月1日に甲子園球場が開場100周年を迎えることを記念した「KOSHIEN CLASSIC SERIES 100TH ANNIVERSARY」で初日を託された右腕が、先発の役割を果たした。
◆巨人伊藤優輔投手(27)がプロ初登板し、1回を無安打無失点に抑えた。3点ビハインドの7回から3番手で登板。先頭島田をフルカウントから150キロ直球で三飛に抑えた。近本は四球で歩かせるも、中野を136キロフォークで空振り三振とし、捕手岸田が二盗を試みた近本を封殺。三振ゲッツーで結果的に3人で終わらせた。都立小山台では14年センバツに出場し、都立の星と呼ばれた右腕。甲子園でプロ初登板し、最速152キロの力強い直球を軸に無失点リリーフした。21年11月に内側側副靱帯(じんたい)再建術(トミー・ジョン手術)を受け、長いリハビリから復帰。24日に育成から3年ぶりに支配下復帰していた。
◆阪神が甲子園100周年を祝う3連戦で、幸先のいいスタートを切った。首位巨人相手に初戦をものにし、4月14~24日に2つの引き分けを挟んで7連勝して以来の5連勝とした。巨人とのゲーム差はこれで2・5に縮まった。先制は5回、大山悠輔内野手(29)が中前打で出塁すると、前川右京外野手(21)が左翼へ先制の適時二塁打。そして6回には森下、佐藤輝の連打でつくった無死一、二塁の好機で、大山が左翼スタンドへ9号3ランを放った。先発マウンドに上がったのは、チーム最多8勝を挙げている才木浩人投手(25)。初回、先頭の丸にいきなり内野安打を許しながら無失点で切り抜けると、6回まで3安打無失点に抑えた。4点リードの7回、先頭のモンテスに四球を与えると、岸田を味方の失策で出塁させ、再び泉口に四球を与え無死満塁のピンチ。続く若林を見逃し三振に仕留めたところで、左腕の桐敷にスイッチした。7回途中3安打3四球無失点で降板となったが、6月16日ソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)以来5試合ぶりとなる、リーグトップタイ9勝目を手にした。8月1日に甲子園は開場100周年を迎え、今回の巨人3連戦は「KOSHIEN CLASSIC SERIES 100TH ANNIVERSARY」と開催。負けられない節目でまずは1つ白星を手にした。
◆阪神森下翔太外野手(23)もアーチをかけた。4-1の8回。平内龍太投手(25)の甘い154キロを完璧にとらえ、左中間席に運んだ。大山悠輔内野手(29)が6回に9号3ラン。最高のムードを後押しした。2人はそろって5試合連続の打点となった。
◆巨人が1得点に抑えられ、連勝が5でストップした。4点を追う7回。2四球と失策で得た無死満塁の絶好機で若林が見逃し三振に倒れ、丸の一ゴロの間に1点は返したものの、続く代打坂本も見逃し三振。1点で終わり、突破口を開けないまま逃げ切られた。連勝こそストップしたが、阿部慎之助監督は「こういう日もあるし、みんなで全員で切り替えて明日、みんな必死に打とう勝とうと思ってやってるから」と悲壮感はなかった。初回先頭の丸が出塁すると、2番吉川が7球連続ファウルで粘るなど、阪神才木攻略のため3回までに61球を投げさせ序盤からプレッシャーをかけた。「相手にそういうダメージを与えられたのは大きな収穫。これで打てたら一番いいんだけど。そういうこともしっかりできたし。当たり前に、そういう姿も見えてる。切り替えて明日やるだけですね。久しぶりに完敗したので、乾杯して寝ます!」と、指揮官自ら明るく気丈に振る舞い球場を後にした。
◆阪神が5連勝を飾った。5回に前川右京外野手(21)が先制の二塁打。6回には大山悠輔内野手(29)が9号3ランで突き放し、先発の才木浩人投手(25)が7回途中1失点で5試合ぶりの9勝目。投打ががっちりかみ合った。甲子園100周年を祝う3連戦で、首位巨人を相手に幸先のいいスタートを切った。岡田彰布監督(66)の一問一答は以下の通り。-勝利のポイントは「やっぱり才木がね。初回。前回もそうだったんですけど(初回を)切り抜けてからは、安心して見れたので。(打線は)まあ、ヒットは出てたんだけど、なかなかつながりが悪くて、でも、なんというか、才木も我慢してずっとゼロだったので、そういう意味では3ランは大きかったですね」-才木は久々の勝利でキャリアハイの9勝目「1回雨で流れてね、火曜日になったんですけど。これからいいピッチャーに当たるんですけどね、どんどんまた勝ち星が増えると思いますけどね」-大山のホームランは見事「いやいや、もうね、なかなかつながりも悪いし、だからそういう意味ではあのホームランは大きかったですね」-2試合連続のホームラン。状態は上向き「いやいや、練習のときからね、ほんといい感じで打ってたので。だから、そうですね。普通に調子は上がっているので、そんなに力まずに自分のスイングができるようになれば、おのずとね、いい結果が出ると思いますけどね」-先制打の前川も「あー、セカンドで止まっとけばいいのにね(笑い)。無理していく必要なかったんだけどね。まあ、バッティングはよかったですけどね」-森下もダメ押しのホームラン。止まらない「うん。今日はちょっとね。最初の1打席、2打席ですか。あんまりよくなかったんですけど。でもね、いい感じを維持しているんじゃないですか」-リリーフ陣も安定感を見せた「(才木は)7回を投げきったら打順が回ってくるので、あそこまでと思ったんですけどね、ちょっと(佐藤輝の)エラーからピンチになったけど、まあ、あそこは左だったので、そこから桐敷を用意していたので、桐敷が最低限の仕事をしてくれましたね」-これで5連勝。5試合中4試合が2桁安打「ああ、だからヒットが出るようになってるんでね、個人個人の調子も上がっていると思うし、もうちょっとつながってほしいですね(笑い)」-いつもと違う甲子園の雰囲気をどう感じたか「いやいや、あんまりですねえ...。まあちょっと5回のイニング(間)が長いくらいやったですね(笑い)。あまりそういうことを意識せずにね、これでロードに出るので、甲子園最後なんでね、この3試合はいい試合をしたいと思ったので、そういう意味では今日の初戦をいい勝ち方をしたのでね、良かったと思いますね」-首位巨人とのゲーム差も縮まった「いやいや、また明日は及川がね、投げますけど、前回もいいピッチングしてたんでね、ゼロに抑えるとかそういうんじゃなしに、自分のいいボールを投げて、自分のピッチングができるようにね、やればいいと思います」
◆巨人山崎伊織投手(25)が5回を9安打1失点の粘投も3敗目(7勝)を喫した。3回までに3つの併殺を奪った。1回は1死一塁から森下を遊ゴロ併殺、2回は無死一塁から大山を遊ゴロ併殺、3回は1死一塁から近本を遊直の併殺でしのいだ。5回に無死一塁から前川に左中間適時二塁打を浴び、先制点を許した。今季ワーストとなる9安打を浴びながら、最少失点でしのいたが、打線が阪神先発才木に封じられた。山崎伊は「守備に助けられながら何とか投げられたが、先制点を取られてしまった。先発としてもっと長いイニングを投げないといけない」と5回に献上した1点を悔やんだ。杉内投手チーフコーチは「今まで今年にないような感じではあったけれど、粘り強く投げていた」と話した。
◆阪神が甲子園100周年を祝う3連戦で、幸先のいいスタートを切った。首位巨人相手に初戦をものにし、4月14~24日に2つの引き分けを挟んで7連勝して以来の5連勝とした。巨人とのゲーム差はこれで2・5に縮まった。阪神岡田監督の一問一答は以下の通り-5回裏にはTUBEのライブが「いやいや、けっこうタバコ吸えたわ、ゆっくり」-大山の1発は大きかった「そうやな、やっぱりなあ、クリーンアップにな、細かいことでけへんからな。今調子ええから余計にね、変に動いてもあれだから、最初ね、あっこでゲッツー、ゲッツーなったけど、そういうのも全然気にしてなかったし、そんないつもいつも(打線が)つながってたら試合終わらへんやんか(笑い)」-後半は勝ち負けだと、選手もその気「いやいや、後半勝負やそれはね、キャンプの時からね、今年は去年みたいにそんなうまくいかないからね、混戦なるっていうのはみんなに前も言ったし、勝負は8月9月になるよいうのはね、もう2月からのそういうあれだから、そういう意味では前半の悪い分な、それをね後半取り返してるね、そういう感じはするよね、今ね」-取り返しているという意味では、ゲッツーの後にしっかり点を取れたというのも「そうそう。そんなん、クリーンアップにバントなんかさせへんし、そんなのしょうがないよ、そらゲッツーというのは」-お客さんもいつもより多かった「そら分からん、そんなん分からへんよ、数えてないよ、そんなの見て」-大山、森下がこういう時期に調子上げてきたのは、予想していたか「やっぱりあれよ、夏に調子が上がってくるというバッターはいいバッターやと思うよ俺は。ピッチャーもやっぱりな、ちょっと疲れるというかね、ピッチャーはちょっときついね、この暑さだしな、おーん。そこで打つっていうか、そういう意味では、夏に強い選手いうのは、やっぱりね、いい選手と思うよ。自分でバテてしまうんじゃなしにな、そこで上げてくるというのはな」-才木も久しぶりに勝ちが「おお。自責は0やったんやろ? あいつ防御率も気にしてるから、0で良かったし」-火曜に回ってから初勝利「そらあ向こうもエース級くるから、6連戦の頭やからな。そらあ、しょうがない。そんなのいいピッチャーの宿命や、エースとの投げ合いは」-3点差でも9回はゲラ「うん、ゲラ。今日は岩崎は投げさせんつもりやったから。まだ疲れてるみたいやな」-4枚をうまく回せるのは大きい「もう、1人は休ませられるしな」
◆阪神森下翔太外野手(23)も負けていない。4-1の8回、平内の甘い154キロを完璧に左中間席に運んだ。初球を思い切りぶったたいた8号ソロ。6回に3ランを放っていた先輩大山と豪快弾の競演だ。「ジャイアンツも1点とっていたので、次の1点を取らないとまだ分からなかった。甲子園はあそこが広いので、ちょっと不安だったから(全力で)走っていましたけど、結果的に入ってくれてよかったです」と笑顔満開だった。5連勝はクリーンアップが導いてきた。前の試合まで3人そろって4試合連続打点。これで大山とともに5試合連続となった。大山の3ランの起点になったのも森下。先頭で痛烈な中前打を放ち、佐藤輝の右前打をはさんでの快打だった。点取り屋トリオが元気なら、点は必ず入る。「打線としてつながっているのが点を取れたり、勝てている理由だと思う。その打線の一部になれるように、明日以降も頑張りたい」と胸を張った。いろいろな意味を持つ、特別な3連戦。森下はグラウンドで目の前の敵、巨人に集中している。阪神の、そしてホーム球場の未来を担う23歳はまだまだ新しい歴史をつくっていく。【柏原誠】
◆阪神桐敷拓馬投手(25)が火消しに成功した。7回1死満塁のピンチで才木を救援。丸を一ゴロに打ち取り、その間に1点を与えたが、続く代打坂本を渾身(こんしん)の151キロで見逃し三振。お立ち台に呼ばれた左腕は「1球1球、丁寧に投げていくことを考えていた。(坂本には)力を入れる中でも外に広く広くと思っていました」と熱い気持ちと技術がかみ合った投球だった。
◆やっぱり甲子園のG倒は最高や! 阪神大山悠輔内野手(29)が巨人戦の6回に試合を決定づける2戦連発の9号3ランを放った。甲子園は8月1日に開場100周年を迎え、今回の3連戦を「KOSHIEN CLASSIC SERIES 100TH ANNIVERSARY」として開催。虎の主砲の前祝い弾で、今季2度目の5連勝。首位巨人に2・5ゲーム差に迫った。4万6831人の耳をつんざくような大歓声が甲子園を熱狂の渦に包んだ。大山が振り抜いた打球は一直線に左翼ポール際に吸い込まれた。甲子園球場が8月1日に開場100周年を迎えるのを前に、豪快な祝砲をあげた。「勝つことが一番。それに少しでも貢献できればと思っているので。すごくいい仕事ができたんじゃないかなと思います」。ビッグウエーブに乗った。1-0の6回無死一、二塁。先頭の3番森下の中前打と、4番佐藤輝の右前打でつくった無死一、二塁の好機。「才木が頑張ってくれていましたし、1点でも多く」。この回から代わった巨人中川の初球、内角低めのスライダーをフルスイングだ。これが28日中日戦での先制ソロから2試合連続となる9号3ラン。クリーンアップでつないだチャンスを一振りで決めた。背番号3にとって甲子園はあの頃も今も「成長させてくれる場所」だ。つくば秀英(茨城)時代は3年間、甲子園出場はなし。「高校時代は甲子園目指すために一生懸命練習して勝つために何が必要か、工夫しながら成長することができます」。タテジマの主軸として戦う今、心情は変化している。大切な場所だからこそ、じっくりと考えながら言葉を紡いだ。「本拠地としてやれる、それもまた幸せを感じること。もっとやらないといけない」。原点はあの頃と同じ。「もっとうまくなりたい」と思わせてくれる場所だ。3連戦初戦を、幸先のいいスタートを切った。岡田監督は「夏に調子が上がってくるバッターは良いバッターだと思うよ。自分でバテてしまうんじゃなしに、そこで上げてくるというのはな」。今季2度目の5連勝。巨人とのゲーム差は2・5に縮まった。3連勝へ打線が勢いづいた。【村松万里子】
◆阪神佐藤輝明内野手(25)が2安打と好調をキープした。2回、6回と鋭い単打を放った。5試合連続の打点はならなかったが「狙い通り打てたと思います。初戦を取れたのはよかった」と振り返った。一方で三塁守備では4回、7回と強い打球をはじく2失策。13失策でリーグ最多になった。「練習してああいう難しい打球も取れるようにしたいと思います」と反省を忘れなかった。
◆最後は意地で踏ん張った。阪神才木浩人投手(25)がメモリアルゲームで、44日ぶりの白星を手にした。4点リードの7回無死満塁。投じる1球1球に、今季最多の4万6831人が駆けつけたスタンドから拍手が起こった。「すごかった。なかなか甲子園で拍手もらうことないんですけど。すごく大きい拍手をもらったので」大歓声の後押しを受けながら、9番若林を137キロフォークで見逃し三振。この日2安打の丸を迎えて降板したが、球場からは再び大歓声でたたえられた。7回途中3安打1失点(自責点0)で6月16日ソフトバンク戦以来となる自己最多9勝目。前回登板で投げ負けた山崎伊にリベンジを果たし、再びセ・リーグのハーラートップに並んだ。「前回負けているのでなんとか勝ちたいと思っていましたし。結果として勝てたので良かった」甲子園100周年メモリアルシリーズの初戦。才木自身、神戸市出身で幼少期の頃から甲子園には何度も阪神戦の観戦に訪れた。少年野球の頃は捕手を務めていたこともあり、当時正捕手だった城島健司のファン。だが少年時代の思い出を今振り返ると、真っ先に頭に浮かんだのは先輩左腕の背中だった。「(甲子園に)見に行った時、能見さんが先発とかしていたのは見ましたね」中3の冬に参加した野球教室で指導を受けたのが能見だった。「フォームがきれい」と見初められ、深く思い出に残っている。あれから約11年。巨人キラーとして知られた先輩のように、甲子園での伝統の一戦を勝ちきった。プロ初のマルチ安打も記録。七夕の球団企画では「ホームランを打てますように!」と願いをしたためていた中、うれしい今季初安打だ。「村上が『全然ヒット打たへん』といじってきてたので。明日言ってやります」と笑顔で宣言。投打の躍動で、チームを5連勝に導いた。【波部俊之介】
◆【日刊スポーツ西日本写真映像チームのとっておき映像プレイバック】いよいよ迫った甲子園100周年。阪神対巨人戦がクラシックシリーズとして開催中。白が基調のサマーユニに衣替えしたタイガースガールズや、掛布雅之氏、原辰徳氏のOB対決、TUBEのライブなど、イベントもいっぱい。初戦は阪神が勝利も、首位巨人と、首位奪還を狙う伝統の一戦はまだまだ続きます。
◆甲子園球場が8月1日に開場100周年を迎えることを記念し、30日からの巨人3連戦は「KOSHIEN CLASSIC SERIES」として行われる。阪神の先陣は、才木浩人投手(25)が任された。前半戦はいずれもチームトップの8勝(3敗)3完封、防御率1・20の成績でチームをけん引した。後半戦初登板で3・5ゲーム差に迫る首位巨人との大事な初戦を制すことができるか。打線はそろって4試合連続打点を挙げている3番・森下翔太内野手(23)、4番・佐藤輝明内野手(25)、5番・大山悠輔内野手(29)のクリーンアップに注目だ。
◆巨人の新外国人、ココ・モンテス内野手(27)=前ロッキーズ3A=が「6番・三塁」で3試合連続で先発に名を連ねた。26日のDeNA戦(横浜)で代打でデビューし、ここまで3試合で打率・500(10打数5安打)を記録している。岡本和真内野手(28)が2試合ぶりに左翼に入った。
◆甲子園開場100周年を記念した「KOSHIEN CLASSIC SERIES」が開幕した。阪神先発・才木浩人投手(25)の151キロ直球でプレーボール。先頭の丸に二塁内野安打を浴びたが、続く吉川尚を粘られながらも左飛。新助っ人のヘルナンデスを遊直に仕留めると、岡本和に中前打で2死一、二塁。それでも大城卓を150キロ直球で空振り三振に仕留め、無失点の立ち上がりをみせた。
◆甲子園開場100周年を記念して、「KOSHIEN CLASSIC SERIES」として開催。試合前は阪神OB掛布雅之氏(68)と巨人前監督の原辰徳氏(66)がイベントに参加した。両者へのインタビューは以下の通り。★場内インタビュー編――原さん、甲子園に久々に帰ってきた今の気持ちは原氏 「100周年ということでね、本当にこういう席に呼んでいただいて、光栄です。私も高校1年生のときから甲子園で野球をやらせてもらって、いろんな甲子園を見ていますけど、掛布さんにもイジメられました。でも、4番というところで、掛布さんと私は、何とか掛布さんには負けないという気持ちでやっていました」ーーその言葉を受けて掛布さんは掛布氏 「僕は一番、阪神ファンにヤジられた4番バッターだったと思いますね。そういうファンの方が、最後の引退するゲームでですね、『掛布選手、夢をありがとう』という形で球場を送ってくれたのは忘れられません。本当にありがとうございました」ーーまもなく100周年の甲子園原氏 「未来永劫、この甲子園球場は、歴史という点では日本一ですね。やっぱりこの球場には、阪神の強烈なファンの方がいらっしゃる。これは未来永劫、続くであろう。しかし、ジャイアンツの選手もここで戦うときには闘志むき出しに、今日も戦ってくれると思います。これも未来永劫、続くことを願って、あいさつに代えます」掛布氏 「100周年、ひと言で言いますが長いですよね。素晴らしいファンと、この球場の舞台を整えてくれる阪神園芸という裏方さんがいなければ、100周年は迎えられなかったと思いますので、そういう意味では、今日このグラウンドに立たせていただいて、改めて甲子園球場の歴史というものを、伝統ある甲子園球場を感じさせていただきました。本当にありがとうございます」★テレビインタビュー編ーーユニホームを着てヒッティングマーチをを聞いて打席に立った原氏 「光栄ですね。甲子園は幾多の選手を育ててくれ、我々は幸いにもジャイアンツ、そしてタイガースというね。阪神ー巨人、我々は巨人ー阪神というですね、本当に育ててもらった。だから努力した印象ですね」掛布氏 「久しぶりに左のバッターボックスに立ちましたけど、ゾクゾクという緊張感もありますし、現役時代を思い出す緊張感がありましたね。甲子園球場はプロ野球だけのものじゃありませんので、これから始まる夏の甲子園だとか、すべての野球をやる方たちが憧れの場だと思うんですね。そういうところで原さん率いる巨人と戦え、いい勝負ができたことは、幸せな15年間の現役生活、甲子園で野球出来たのかなってのは感じますね」ーー甲子園で思い出に残る試合や打席は原氏 「阪神ファンと、球場全体の圧力とも戦わなきゃいけないっていうのがね、思い出に残ってます。緊張感はあるし、この球場でいいプレーをするとですね、非常に自信にもなりましたし、やっぱり育ててもらえた球場の大きな1番、2番。東京ドーム、僕にとっては後楽園球場、甲子園。この2つは遜色ない素晴らしい球場で育ててもらったと思いますね」掛布氏 「僕は初めて甲子園球場での巨人戦のスタメンはファーストだったんですよ。江夏さんが先発で、ファースト前のファウルフライを1本も足が動かなくて捕れなかったのが巨人戦のスタートなんですよ。お客さんに飲まれたんですね。その飲まれた僕が85年バース、僕、岡田と3連発をして、巨人を倒して日本一になれたと。たった一回の日本一ですけど、非常にいい思い出ですね。あの甲子園の3連発というのは」ーーこれからの選手とこの球場にどういった期待を原氏 「プロ野球は最も輝かしい舞台であると。それを守っていただくという風に思いますね。未来永劫続くと思います」掛布氏 「先も言わせていただきましたけど、阪神園芸さんだとかファンの方たちが素晴らしい舞台を整えてくれてるわけですから、その舞台に恥じないプレーを選手たちがしなければいけない義務があると思うんですね。甲子園だから、甲子園だからという気持ちでですね、やっていただきたい。最後に、今年は球団初の連覇がかかっておりますので、岡田監督、ぜひ連覇していただきたいという思いが非常に強いですね」
◆巨人前監督の原辰徳氏(66)が「甲子園100周年シリーズ」の試合前イベントに登場した。かつて巨人、阪神の4番としてしのぎを削った阪神OBの掛布雅之氏(69)とともに、両球団のアカデミー生と対決。背番号8のユニホームを着た原氏は、豪快に空振りした。帽子を取って阪神ベンチにあいさつし、掛布氏との場内トークで盛り上げた。出番を終えたあとの囲み取材では「ジャイアンツというのは(ファンの比率が)7対3、あるいは8対2。かなり強烈な阪神ファン、球場全体の圧力とも戦わないといけない。思い出に残っています。この球場でいいプレーをすると非常に自信にもなりましたし、育ててもらえた。僕にとっては後楽園と甲子園、この2つは遜色ない素晴らしい球場」と懐かしんだ。
◆8月1日に甲子園が開場100周年を迎えることを記念して「KOSHIEN CLASSIC SERIES」として行われる3連戦。30日には試合前に「レジェンド打者記念セレモニー」が行われ、阪神OB・掛布雅之氏(69)と巨人OB・原辰徳氏(66)が登場した。それぞれがユニホームに身を包み、打席に立つとスタンドから現役時代のヒッティングマーチが。掛布氏は「久しぶりに左のバッターボックスに立ちましたけど、ちょっとゾクゾクという、現役時代を思い出すような緊張感があった」と振り返った。記念すべき100周年に原氏は「未来永劫、この甲子園球場は歴史という点で日本一」と語り、掛布氏も「素晴らしい舞台舞台に恥じないプレーを選手たちがしなければいけない義務がある」と次の100年に向けて期待を寄せた。
◆阪神打線がつながりを欠いている。一回1死から中野が左前打で出塁も、続く森下が遊ゴロ併殺。二回は先頭の佐藤輝が中前打も大山が遊ゴロ併殺に倒れた。三回は1死から才木が今季初安打となる二塁内野安打で出塁。激走でヒットをもぎ取ったが、続く近本の打球は遊撃手の正面。強烈な打球に、一走・才木が一塁に戻り切れず。遊直併殺で攻撃を終えた。
◆阪神は五回、前川右京外野手(21)の適時二塁打で1点を先制した。均衡を破った。先頭の大山が中前打で出塁し、無死一塁で打席へ。山崎伊が外角高めに投じた直球を捉え、打球は左翼手の頭上を破った。一塁から激走した大山が生還し、先制点をゲット。前川も三塁を狙ったがこれはアウトになった。それでも、首位巨人相手にリードを奪う一打に甲子園のスタンドからは大きな拍手が送られた。
◆阪神・大山悠輔内野手(29)が左翼席へ豪快な9号3ランを放った。「打ったのはスライダー。才木が頑張ってくれていましたし、才木のために1点でも多くと思っていたので、最高の結果になってくれてよかったです」。1-0で迎えた六回無死一、二塁の好機。この回からマウンドに上がった左腕・中川の初球、130キロスライダーを引っ張った。打球は左翼ポール際へ一直線。切れることなくスタンドで弾んだ。大山は28日の中日戦(甲子園)に続く2試合連続弾。この回は先頭の森下が中前打、佐藤輝が右前打でつなぎ、クリーンアップ3連打で一気に4-0とリードを広げた。
◆阪神の先発・才木浩人投手(26)は4―0の七回途中で降板となった。一回、三回と得点圏に走者を背負うも、要所を締めて失点を防いだ。好調巨人打線にファウルで粘られるなど3回で61球を要したが、四回以降は尻上がりに調子を上げていく。味方が五回と六回に4点を加えた七回も続投。しかし2四球と佐藤輝の失策で無死満塁のピンチを招いた。それでも若林を見逃し三振に抑え、1死をとったところで2番手・桐敷にマウンドを譲った。3安打しか許さず6つの三振を奪い、115球を投じる熱投となった。1死満塁でマウンドに上がった桐敷は、丸を一ゴロに打ち取り、走者ひとりが生還するもアウトをひとつ重ねて2死一、三塁とする。代打・坂本に対しては2球で追い込むと、最後は外角直球で見逃しの3球三振。ピンチを最少失点で脱した。
◆巨人・伊藤優輔投手(27)がプロ初登板を果たし、1回無失点に抑えた。1-4の七回にマウンドへ。1死から近本に四球を与えたが、中野を三振ゲッツーに斬った。最速は152キロを計測した。中大から三菱パワーを経て2021年にドラフト4位で入団し、同年11月に右肘内側側副靱帯再建手術を受けて育成契約となった。今季はファームで29試合に登板して3勝0敗、防御率0・90と結果を残し、24日に支配下登録。「やっとスタートラインに戻って来られた。ここからが勝負だと思うので、気を緩めることなくもう一回気を引き締め直して、しっかり腕を振っていきたい」と意気込んでおり、26日のDeNA戦(横浜)から1軍に合流していた。
◆甲子園開場100周年を記念した「KOSHIEN CLASSIC SERIES」として開催。阪神が快勝した。打線は五回に前川の適時二塁打で先制。六回に大山が9号3ランを放つと、八回には森下が8号ソロ。3試合連続の2桁13安打を放った。先発の才木は七回途中3安打1失点で6月16日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)以来となる今季9勝目。115球を要したが、粘りの投球で巨人打線を封じた。その後は桐敷、石井、ゲラとつないで逃げ切り。阪神は今季2度目の5連勝。首位巨人との3連戦の初戦をとり、ゲーム差は2・5差とした。5月29日以来の貯金5とした。
◆巨人は4安打1得点と打線が元気なく、連勝は5で止まった。阿部慎之助監督(45)は「今日は相手のクリーンナップに打たれて負けた。久しぶりに完敗したので乾杯して寝ます。こういう日もあるし、全員で切り替えて明日やるだけ。みんな必死に打とう、勝とうと思ってやっている姿も見えている」と前を向いた。打線は右腕、才木に七回途中1失点の好投を許し、終盤も沈黙。一方、一回1死から吉川が11球粘る場面もあり、「打てたら一番いいんだけど」としつつ「相手にそういうダメージを与えられたのは大きな収穫」とうなずいた。先発の山崎伊は9安打を浴びながらも5回1失点と粘ったが、六回に登板した2番手・中川が3番・森下、4番・佐藤輝に連打を許し、5番・大山に左翼ポール際へ3ランを運ばれた。八回には平内が森下に左中間へソロを浴び、追加点を許した。
◆甲子園開場100周年を記念した「KOSHIEN CLASSIC SERIES」として開催され、阪神が5連勝を飾った。五回、前川右京外野手(21)の二塁打で先制。六回は森下翔太外野手(23)、佐藤輝明内野手(25)の連打から大山悠輔内野手(29)が2試合連続の9号3ランを放った。七回には森下の8号ソロで5点目を追加した。才木浩人投手(25)は6月16日・ソフトバンク戦(みずほペイペイ)以来の白星で自己最多の9勝目(3敗)。佐藤輝は四、七回の失策で今季13個目。チームは3戦連続2桁安打で首位巨人に2・5差。この3連戦は4000席増設し、観衆は今季最多。岡田彰布監督(66)の主な一問一答は以下の通り(成績=47勝42敗5分、観衆=4万6831人)。★テレビインタビュー編(抜粋)ーー先制打の前川(先制二塁打も三塁憤死)「あー、セカンドで止まっとけばいいのにね。無理して行く必要なかったんだけどね。あのバッティングは良かったですけどね」ーー甲子園の雰囲気をどう感じたか「あんまりですねえ...。まあちょっと(TUBEのスペシャルライブがあった)五回のイニング(間)が長いくらいやったですね」★ペン囲み編ーーTUBEは長かったですか「いやいや、結構タバコ吸えたわ、ゆっくり」ーー見てはない「見てない。ゆっくりしたい方や」ーー大山の一発は大きかった「やっぱりクリーンアップに、細かい事出来へんからな。今調子ええから余計にね、変に動いてもアレだから、最初、あっこでゲッツー、ゲッツーなったけど、そういうのも全然気にしてなかったし、そんないつもいつも(打線が)つながってたら試合終わらへんやんか」ーー後半は勝ち負けだと、選手もその気「後半勝負やそれはね、キャンプの時からね、今年は去年みたいにそんなうまくいかないからね、混戦なるっていうのはみんなに前も言ったし、勝負は8月9月になるよいうのはね。もう2月からの、そういうあれだから、前半の悪い分を後半取り返してるね、そういう感じはするよね、今ね」ーー取り返しているという意味では、ゲッツーの後にしっかり点を取れたというのも「そうそう。そんなん、クリーンアップにバントなんかさせへんし、そんなのしょうがないよ、そらゲッツーというのは」ーーお客さんもいつもより多かった「そら分からん、そんなん分からへんよ、数えてないよ、そんなの見て」ーー大山、森下がこういう時期に調子上げて来たのは、予想していたか「やっぱりアレよ、夏に調子が上がって来るバッターはいいバッターやと思うよ俺は。ピッチャーも疲れるというかね、ピッチャーはちょっときついね、この暑さだしな。そこで打つか、そういう意味では、夏に強い選手は、いい選手と思うよ。自分でバテてしまうんじゃなしにな、そこで上げて来るのはな」ーー才木も久しぶりに勝ちが「おお。自責は0やったんやろ? アイツ防御率も気にしてるから、0で良かったし」ーー火曜に回ってから初勝利「そら向こうもエース級来るから、6連戦の頭やからな。そらあ、しょうがない。そんなのいいピッチャーの宿命や、エースとの投げ合いは」ーー3点差でも9回はゲラ「うん、ゲラ。今日は岩崎は投げさせんつもりやったから。まだ疲れてるみたいやな」ーー4枚をうまく回せるのは大きい「1人は休ませられるしな」
◆中日、西武、阪神で通算1560安打を放ち、楽天初代監督を務めたサンケイスポーツ専属評論家の田尾安志氏(70)が六回に2戦連続の9号3ランを放った阪神・大山悠輔内野手(29)に言及した。一回から三回まで併殺を喫する嫌な流れだった。四回に前川の先制打が生まれた直後も、2死満塁から中野が見逃し三振。四球を狙ったのだろうか。寂しい打席だったし、1点しか奪えない攻めで、限りなく悪い空気をひと振りで吹き飛ばし、勝利を確かなものにしたのが大山の3ランだった。状態の悪い時なら、あの打球はファウルになる。それがフェアゾーンに飛ぶのは、ミートポイントがしっかり合っている証拠。これぞクリーンアップの働きだ。森下にも一発も出て、中軸に打点が付く形は、打線全体が上向きになっていることを示している。才木、あとをつないだ桐敷、石井、ゲラはそろって巨人打線を完全に抑えた。好調な巨人をここまで抑えるとは、改めて阪神投手陣の充実を感じた。同時に、打線の得点力がアップしたことで投手陣にもいい影響が出ている。1点を守る投球は小さくなりがちだが、援護があるからゆとりがある。結果、巨人の打者が読みづらそうにしていた。ようやく投打の歯車が噛み合ってきた。
◆甲子園開場100周年を記念した「KOSHIEN CLASSIC SERIES」として開催され、阪神が5連勝を飾った。五回、前川右京外野手(21)の二塁打で先制。六回は森下翔太外野手(23)、佐藤輝明内野手(25)の連打から大山悠輔内野手(29)が2試合連続の9号3ランを放った。七回には森下の8号ソロで5点目を追加した。才木浩人投手(25)は6月16日・ソフトバンク戦(みずほペイペイ)以来の白星で9勝目(3敗)。佐藤輝は四、七回の失策で今季13個目。チームは3戦連続2桁安打で首位巨人に2・5差。この3連戦は4000席増設し、観衆は今季最多の4万6831人。主な選手のコメントは以下の通り(成績=47勝42敗5分、観衆=4万6831人)。九回を締めたハビー・ゲラ 「大事なシリーズの大事な初戦ですから、チームが勝ったことが大きい」五回終了時、ライブを行ったTUBEについて先制打の前川右京 「歌は知ってます」八回、3三振で抑えた石井大智 「才木の投球がすごく参考になったというか、いいヒントをもらったというか、結果につながって良かった」甲子園とは? に大山悠輔 「いろいろですね。ひと言でまとめられるとこではない」八回、左中間への8号ソロに森下翔太 「甲子園あそこ広いので。ちょっと不安だったので走ってました」2失策の佐藤輝明 「ああいう難しい打球もしっかりと捕れるように頑張ります」七回1死満塁で登板した桐敷拓馬 「点差もあったので、広く広く、と。長打とかホームランとかで点差が縮まるのは、やってはいけないので」初マルチ安打で9勝目の才木浩人 「そこなんですよ。ずっと村上が全然ヒット打たへんって、イジってきたので、明日言ってやります」
◆佐藤輝は二回に中前打、六回に右前打を放ち、8試合連続安打&2試合連続複数安打で打率・253まで上昇させた。「狙い通り打てた。初戦をとれたのはよかった」。ただし、四、七回と岸田の打球を後逸し、1試合2失策。七回のミスは失点につながっただけに「練習してああいう難しい打球も捕れるようにしたい」と反省も忘れなかった。
◆中野がマルチ安打で山崎伊を攻略した。一回1死でフォークを左前に運び、四回の先頭ではシュートを捉えてモンテスのグラブを弾く左前打とした。今季は試合前まで7打数1安打と苦労していた相手から2安打し「思い通りのバッティングができました」と胸を張った。これで3試合連続安打。球宴明けの打率は・385(13打数5安打)と調子を上げている。
◆とどめの一撃が、左中間スタンドに突き刺さった。森下のバットが止まらない。「甲子園のあそこ(左中間は)広いので。不安で走っていましたけど、入ってくれてよかった」4-1で迎えた八回先頭。代わったばかりの平内の初球を捉えた。3試合ぶりの8号ソロ。着弾を見届けると、速度を落とし、ゆっくりとダイヤモンドを一周した。これで5試合連続安打&打点。六回には大山の3ランを導く中前打を放っており4試合連続複数安打。岡田監督も「いい感じを維持している」と目を細めた。「打線としてつながっているのが勝てている理由。その打線の一部になれるように、あす以降もやっていきたい」と森下。取り戻した笑顔と輝きで頂点まで虎を導く。(原田遼太郎)
◆100周年目前の甲子園に背中を押され、前川がバットを振り抜いた。捉えた打球が左翼の芝生で弾み、スコアボードにこの日初めての「1」が刻まれる。入団前から聖地を沸かせてきた若虎が、試合の均衡を破る一打で5連勝に貢献した。「感触は普通だったんですけど、落ちてくれてよかったと思います」五回無死一塁で山崎伊の外角直球を捉えた。左翼に飛んだ打球は奈良・智弁学園高の先輩である岡本和の頭上を襲った。大山が激走し、一塁から生還。それに続いて自身も三塁を狙ったが、憤死した。それでもスタンドから大歓声が注がれた。「緊張しましたね、きょうは」超満員のスタンドや、さまざまなイベントに、前川も普段と違う盛り上がりを感じていた。甲子園との縁は深い。智弁学園高では1年夏から4番を任され、20年の交流試合も含めて4度プレー。3年夏の選手権では準優勝に輝いた。「高校のころは楽しみだけが大きかった」と振り返る聖地での野球。阪神に入団し、プロとして本拠地にすればとらえ方も変わるが「背中を押してくれる場所。すごい声援なので、応えられるような結果を出せるように」と熱気を力に変えている。「明日、明後日が大事だと思うので、しっかり準備して入りたいと思います」首位巨人との初戦を制し、気を引き締めた。甲子園からパワーをもらって再び勝利に貢献する。(邨田直人)
◆ストップ・ザ・ジャイアンツ! 阪神は巨人に5-1で快勝し、今季2度目の5連勝を飾った。六回に大山悠輔内野手(29)が2試合連発の9号3ランを放ち、勝負アリ。8月1日に迎える甲子園の開場100周年を前祝いした。試合前にはOBで通算349本塁打の掛布雅之氏(69)がイベントに登場し、虎戦士へエール。首位巨人とは2・5ゲーム差。今季最多4万6831人が詰めかけた一戦で、あー虎祭り♪確かな手応えに、ゆっくりと歩きだす。今も昔も野球の華はホームラン-。開場100周年直前の甲子園が喜んでいる。アルプス席を特別に拡張し、今季最多の観衆4万6831人の胸を大山の放物線が熱くさせた。「勝つことが一番。それに少しでも貢献できればと思っているので、そういう意味では、すごくいい仕事ができたんじゃないかなと思う」「8・1」へのカウントダウン最終章。五回終了後にはロックバンドのTUBEがミニライブを行うなど、普段とはまったく違う雰囲気に包まれた中での一戦だった。1点リードの六回だ。代わったばかりの中川から森下、佐藤輝の連打で無死一、二塁とすると、大山は初球の変化球を一閃。2戦連発となる9号3ランで試合を決定づけた。
◆甲子園100周年を迎えるメモリアルカードの初戦で、自己最多の9勝目をつかんだ。阪神・才木浩人投手(25)が七回途中、115球を投げて3安打1失点(自責0)の粘投。これまで好投しても打線の援護に恵まれず、なかなか勝てなかったエースが輝いた。「勝ちがつくのはいいことかな、と。でも、しっかり7回、8回とか、完投とか、投げられるようにできたら」6月16日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)以来5試合ぶりの白星に胸をなでおろしつつ、反省も忘れなかった。一、三回と2死一、二塁のピンチを背負い、3回で61球を数えた。150キロ超の直球をファウルで粘られ「フォークをなかなか振ってこなかった」という。その後は立ち直ると五回に前川の適時二塁打で待望の援護点。六回、大山の3ランが飛び出すと、ベンチを飛び出し、手をたたいて出迎えた。
◆セ・リーグ首位の巨人は30日、阪神16回戦(甲子園)に1-5で敗れ、連勝は5でストップ。打線が4安打1得点と振るわず、阿部慎之助監督(45)は「久しぶりに完敗した」と潔く負けを認めた。敵地の盛り上がりに、5連勝の勢いをはね返された。阿部監督は攻守に見せ場がなかった敗戦を潔く受け入れた。「相手のクリーンアップに打たれて負けた。こういう日もある。全員で切り替えて明日、みんな必死に打とう、勝とうと。久しぶりに完敗したので〝乾杯〟して寝ます」ダジャレで会見を締め、暗いムードは自らシャットアウトだ。打線は才木の前に七回途中まで3安打1得点。今季の甲子園7試合で計6得点(13失点)と苦しんでいる。先発した山崎伊は5回で9安打を浴びながら1失点と粘ったが、2番手・中川が六回、大山に3ランを献上。指揮官は山崎伊の交代を「1点で頑張ったんだけど、ピリッとしなかった部分があったので代えた。あそこで限界かなと」と説明した。8月1日の甲子園開場100周年に合わせ、敵地はお祭りムード。4万6831人の大観衆が客席を埋め、五回には阪神のユニホームを着たロックバンドの「TUBE」がバックスクリーンに登場し、ミニライブで沸かせた。完全アウェーでの戦いが続くが、宿命のライバルの前で黙ったままではいられない。(谷川直之)
◆ゲラが5-1の九回に登板し、打者3人を抑えた。「大事なシリーズの大事な初戦。チームが勝ったことが大きいよ」。これで12試合連続無失点。28日の中日戦(甲子園)では岩崎が九回に2点リードを追いつかれていた中、岡田監督は「きょうは岩崎、投げさせへんつもりやったから。(岩崎は)まだ疲れているみたい」と積極的休養をとらせたことを明かした。
◆桐敷が4―0の七回1死満塁で才木からバトンを受けた。「長打とかホームランで点差が縮まるのが、やってはいけない(こと)」。2安打していた丸に一ゴロを打たせ、この間に1点は与えたが、続く代打・坂本を三球三振に斬った。7月は登板12試合すべて無失点。好調の要因を問われると「いつも通りに投げることを心がけている」と話した。
◆祝100年!黄金の3連戦が始まった。甲子園球場の関係者入り口を通り抜けると、関係各社から贈られた花がズラリ。お祝いムードを盛り上げていた。その中にわがサンケイスポーツの立派なものも。甲子園にはお世話になってきたので。球場の入場門では「甲子園100周年タブロイド」が配られていた。在阪スポーツ5紙共同企画で、タイガースの歩み、巨人との伝統の一戦、優勝特集、春夏の高校野球など、各社がそれぞれのテーマをもとに記事を作成。サンスポのページのメインは中野選手のインタビューだった。「甲子園猛虎英雄物語第100話 時を超えた歴代主人公集結」と題した見開きページに、選手会長でもある中野が「阪神愛」を語っている。聞き手はトラ番サブキャップ原田遼太郎。「人選は任されたので、中野クンにお願いしました。彼はずっと阪神ファンですからね」企画にピッタリな人選により、話は弾んだ。一番の思い出は新庄剛志(現日本ハム監督)の敬遠球打ちサヨナラ打! 職人タイプだから、もっと玄人好みのシーンを選ぶのかと思ったら、意外にミーハー?! いつの日か、敬遠球打ちを再現してもらいましょう。試合前には掛布雅之さん、原辰徳さんのTGレジェンドがグラウンド上でワンスイング競演。ワクワクしながら見てしまった。「虎のソナタ」でホメたら叱られるかもしれないが、やっぱり原さんはカッコいい。甲子園のヒーローと聞かれたら、ついつい阪神の選手ばかりを思い浮かべそうだが、高校時代を含めたら、原さんは高校1年生から光り輝いていた。
◆才木~! セ・リーグ一番乗りの10勝、オメデトウ!! なに~? 才木はまだ9勝? アホかあ!! オールスター戦で強打の全パ相手に勝ち星をあげとるやんかー!!しかも、普段貧打の猛虎打線で援護がないのに、あの時は二回にいきなり9点の大援護!! 味方打線が打てず、大エースが好投しているのに、1カ月以上交流戦から勝ち星なしっておかしいやろー!! よって、球宴の白星も特別ルールの1勝で、リーグ一番乗りの2桁勝利、バンザーイ!!球宴といえば...。その後、2点打線の阪神の得点が「5」「7」「4」「5」って...。このところの気温上昇くらい異常やろ~!? とにかく、この首位巨人との1勝は大きい!! 半世紀以上、野球を見ているからあえて言うけど、残り2つ負けても、この時期は関係ねーくらいに大きな1勝であったのだ!!昨年、圧勝のアレ(日本一)を決めたのに今季は苦しいシーズンの阪神...。あ! そーいうこと、パリ五輪体操男子団体作戦(?)でハラハラさせて最後、金メダルってことやね!!
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
巨人 |
49 | 39 | 5 | 0.557 (↓0.006) | - (-) |
50 | 275 (+1) | 236 (+5) | 50 (-) | 43 (+1) |
0.238 (↓0.001) | 2.400 (↓0.04) |
2 (-) |
広島 |
45 | 39 | 4 | 0.536 (↑0.006) | 2 (↑1) |
55 | 253 (+6) | 222 (+3) | 35 (-) | 45 (-) |
0.231 (↑0.001) | 2.230 (↑0.02) |
3 (-) |
阪神 |
47 | 42 | 5 | 0.528 (↑0.005) | 2.5 (↑1) |
49 | 283 (+5) | 252 (+1) | 37 (+2) | 28 (-) |
0.231 (↑0.002) | 2.220 (↑0.03) |
4 (-) |
DeNA |
45 | 46 | 1 | 0.495 (↓0.005) | 5.5 (-) |
51 | 314 (+3) | 320 (+6) | 64 (+1) | 45 (-) |
0.252 (↓0.001) | 3.070 (↓0.02) |
5 (1↑) |
中日 |
39 | 49 | 6 | 0.443 (↑0.006) | 10 (↑1) |
49 | 224 (+6) | 300 (-) | 40 (-) | 28 (-) |
0.236 (↑0.001) | 2.750 (↑0.03) |
6 (1↓) |
ヤクルト |
38 | 49 | 4 | 0.437 (↓0.005) | 10.5 (-) |
52 | 321 (-) | 334 (+6) | 64 (-) | 42 (-) |
0.239 (-) | 3.440 (↓0.01) |
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