ロッテ(☆7対6★)西武 =リーグ戦12回戦(2024.07.30)・ZOZOマリンスタジアム=
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西武
03000011161530
ロッテ
300000031X71222
勝利投手:横山 陸人(3勝1敗2S)
敗戦投手:アブレイユ(1勝5敗17S)

本塁打
【ロッテ】ポランコ(13号・1回裏2ラン),ソト(13号・8回裏ソロ)

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◆ロッテが劇的なサヨナラ勝利。ロッテは2点ビハインドの8回裏、ソトのソロなどで3点を挙げ、逆転に成功する。直後に同点とされるも、9回には2死満塁から小川のバントヒットで1点を奪い、試合を決めた。敗れた西武は、先発・隅田が力投を見せるも、救援陣が振るわなかった。

◆西武アンソニー・ガルシア外野手(23)が、7番指名打者で昇格即スタメン出場する。ドミニカ共和国出身で、198センチ、115キロ、右投げ両打ちの長距離砲は25日に球団と支配下選手契約を結んだ。両打ち登録だが、5月ごろから元々の左打ちに専念してきた。1軍に初合流し試合前には「とてもうれしく思っていて、このような機会をいただいたことに感謝しています」と笑顔を見せた。試合に向けては「全力で100%のプレーを見せられるようにしていきたい」と意気込んだ。チームは前半戦、ロッテに対して11戦全敗と苦しめられている。後半戦初の対戦で、助っ人外国人の活躍に期待がかかる。

◆西武がサヨナラ負けを喫し、ロッテ戦は今季開幕から12戦全敗となった。先発左腕隅田知一郎投手(24)が初回にいきなり3失点を喫するも、直後の2回に3点を挙げ、試合を振り出しに戻した。7回2死二塁から、3番蛭間の適時三塁打で勝ち越しに成功。さらに8回1死二塁から、7番DHで昇格即スタメン出場のガルシアが、右翼フェンス直撃の適時二塁打で追加点を挙げた。8回に外崎の適時失策などで一時逆転を許すも、9回2死二塁から山村の右前適時で再び同点とした。しかし終盤の粘りも及ばず、9回にサヨナラ負け。これで今季開幕からロッテに12連敗。1956年に東映が西鉄に12連敗して以来のパ・リーグワーストタイ記録となった。西武が長いトンネルから抜け出せない。

◆/誰もが虚を突かれた\9回2死満塁からサヨナラセーフティ#小川龍成 最高のアイディアマリーンズはライオンズ戦開幕12連勝?プロ野球(2024/7/30)??ロッテ×西武??Live on DAZN#DAZNプロ野球 #chibalotte pic.twitter.com/47ZQ5UGW2i

◆ロッテは30日、新外国人として、元サイ・ヤング賞のダラス・カイケル投手(36=ブルワーズ)を獲得したと発表した。近日中に来日予定。背番号は入団会見で発表される。12年にアストロズでメジャーデビューしたカイケルは、変化球を低めに集める技巧派左腕。大リーグ通算103勝92敗、防御率4・04の成績を残し、ゴールドグラブ賞を5度獲得した。15年には20勝を挙げてア・リーグ最多勝とサイ・ヤング賞に輝いた実績を持つ。今季もブルワーズで4試合に先発。ロッテでも先発起用を見込んでいる。吉井監督は「試合で頑張ってもらうのはもちろん、メジャーリーガーとしての取り組み、投手としての技術。特に左なんで、うちの投手も得るものがあるんじゃないかなと思ってます」と投手陣への好影響も期待した。カイケルは球団を通じて「この機会をいただいたことに感謝しています。残りのシーズン、どんどん勝ちましょう!! リーグ優勝、日本一に向けてファンの皆さまと一緒に戦えることを楽しみにしています。Arigato Chiba!!」とコメントを寄せた。

◆西武がロッテに逆転サヨナラ負けを喫し、今季開幕から12戦全敗で、56年に東映が西鉄に12連敗して以来のパ・リーグワーストタイ記録となった。初回に3失点。8回に失策絡みで逆転を許したが、9回に追いついた。しかしその裏2死満塁で小川に決勝の三塁内野安打を許し勝利を譲った。同一球団相手に黒星が続き、長いトンネルから抜け出せない。渡辺GM兼監督代行は「うちとしたら、今日みたいな試合に勝たないといけない。序盤の初回の入り、あんなことをしてて勝つなんて甘いかなという感じですね」と振り返った。

◆西武が痛恨の逆転サヨナラ負けを喫し、ロッテ戦は今季開幕から12戦全敗となった。先発左腕隅田が初回にいきなり3失点を喫するも、直後の2回に3点を挙げ、試合を振り出しに戻した。7回2死二塁から、3番蛭間の適時三塁打で勝ち越しに成功。さらに8回1死二塁から、7番DHで昇格即スタメン出場のガルシアが右翼フェンス直撃の適時二塁打を放ち、追加点を挙げた。8回には外崎の適時失策などで一時逆転を許すも、9回2死二塁から山村の右前適時で再び同点とした。しかし9回裏に2死満塁とピンチを招き、小川に三塁前へバント内野安打を決められた。終盤の粘りも及ばず敗戦。これで今季開幕からロッテに12連敗。1956年に東映が西鉄に12連敗して以来のパ・リーグワーストタイ記録となった。渡辺久信GM兼監督代行(58)は「今日みたいな試合は本当に勝たないといけないんですけどね、うちからしたら。序盤の初回の入り、あんなことをしていて勝つなんて、甘いかなという感じですね」と渋い表情を浮かべた。西武が長いトンネルからなかなか抜け出せずにいる。

◆西武アンソニー・ガルシア外野手(23)が、7番指名打者で昇格即スタメン出場し、来日初安打初打点をマークした。ドミニカ共和国出身で、右投げ両打ちの長距離砲は25日に、球団と支配下選手契約を結んだ。両打ち登録だが、5月ごろから元々の左打ちに専念してきたこともあり、ロッテ先発左腕の小島に対しても左打席に立った。「多少の緊張感もあったんですけど、フィールドに立ったら落ち着いて」。4回先頭の第2打席で初球を振り抜いた打球は三遊間へ。198センチ、115キロの巨体を揺らしながら全力疾走で一塁を駆け抜け、遊撃内野安打とし来日初安打を記録した。さらに1点リードの8回1死二塁では、あと少しで柵越えという大きな放物線を描く右翼フェンス直撃の2ベースを放ち、来日初打点をマークした。チームは逆転サヨナラで敗れたが「チームを助けなければいけないのはわかっているので、また出場機会をもらった時に100%プレーできる準備はできている。チームを助けるつもりでやっていきます」と気を引き締めた。

◆ロッテが西武に9回サヨナラ勝ちし、開幕から同一カード12連勝は56年西鉄(対東映)に並ぶパ・リーグ最多記録となった。取っては取られてのシーソーゲームを、最後は小川龍成内野手(26)が決めた。同点の9回2死満塁、初球を三塁へのセーフティーバントとした。小川は「回ってくるなら2死満塁しかない。サードの位置も見て、初球はセーフティーやろうかなと95%くらい決めていた」と明かし、「自分の持ち味をしっかり出せてよかった」と安堵(あんど)した。ロッテが西武戦で無傷の12連勝。同一カードで開幕12連勝以上は、50年松竹が国鉄戦12連勝、56年西鉄が東映戦12連勝、65年中日がサンケイ戦13連勝に次ぎ、59年ぶり4度目。パ・リーグでは56年西鉄に並ぶ最長記録となり、プロ野球記録へあと1勝に迫った。

◆ロッテは開幕から無敗の西武相手に打線が一回からつながりを見せた。一回無死二塁で藤岡の右前適時打で先制すると、続くポランコが右越えの13号2ラン。ソト、中村、高部にも安打が飛び出し、打者一巡の攻撃で先発・隅田に5安打を浴びせた。試合前時点で今季の西武戦は11連勝中で幸先いい序盤の攻撃となった。しかし、先発の小島が二回につかまった。先頭の死球から3安打と失策が絡み、あっという間の3失点で試合は振り出しに戻った。

◆救世主となれるか。25日に育成から支配下選手となった西武のアンソニー・ガルシア外野手(23)が30日に出場選手登録され、「7番・DH」で即スタメン起用された。「とてもうれしいよ。チームを助けに来た。私はパワー、ホームランバッターです」。そう胸を張った。ドミニカ共和国出身のスイッチヒッターで、198センチ、115キロの巨漢。埼玉・所沢市のカーミニークでの打撃練習では150メートル超の飛距離も披露していた。両打ちで右投げの外野手とくれば、思い出されるのが西武に計5年間在籍し、通算160本塁打を記録したオレステス・デストラーデ氏(62)だ。同氏は今月11日に球団スペシャルアドバイザーに就任し、ガルシアも技術指導、メンタルケアを受けてきた。「とても、いい人。スイングや体の使い方について話したりした。昔の映像を見て、弓を引くポーズも知っているよ」とにやり。もっともガルシア自身は5月に首脳陣と協議し、現在は左打ちに専念している。このため、ロッテ先発が左腕・小島にかかわらず左打席に立ち、来日初打席は投ゴロ。四回の第2打席で遊撃内野安打を放った。

◆ロッテがサヨナラ勝ち。6―6と追い付かれた直後の九回、2死満塁として小川のバント安打で勝負を決めた。西武はこのカード開幕12連敗。八回に逆転されても九回に山村の同点打で食い下がったが、アブレイユが粘れなかった。

◆西武がサヨナラ負けを喫し、ロッテに開幕から12連敗。同一チーム相手の開幕からの12連敗は、1956年の東映(相手は西鉄)以来、68年ぶりのパ・リーグワーストタイ記録となった。一回に3点の先制を許しながら一度は逆転に成功しただけに、渡辺久信GM兼監督代行は「ウチとしては勝たないといけない試合」とブ然とした表情を浮かべた。九回2死満塁から小川に三塁線にセーフティーバントを決められてサヨナラ負けした場面について、指揮官は「想定内。やってくるのは分かっていた。ベンチからも声は掛けていたが、ちょっと中途半端な感じ。普通にやっていれば防げるプレーだったと思う。(三塁手の)山村がどうのこうのとは言いたくないが、どういう準備をしていたか。それによって、いざ来たときに絶対変わってくる」と苦言を呈していた。

◆ロッテが西武戦で開幕から無傷の12連勝。同一カード開幕12連勝以上は、1950年の松竹の対国鉄12連勝、56年の西鉄の対東映12連勝、65年の中日の対サンケイ13連勝(1分けを挟む)以来59年ぶり4度目。パではと56年の西鉄と並ぶ開幕からの最多連勝記録となった。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
59293 0.670
(↑0.003)
M42
(-)
52381
(+10)
229
(+1)
62
(+3)
67
(+1)
0.258
(↑0.002)
2.320
(↑0.02)
2
(-)
ロッテ
47396 0.547
(↑0.006)
11
(-)
51344
(+7)
337
(+6)
48
(+2)
45
(+1)
0.254
(↑0.001
3.320
(↓0.01)
3
(-)
日本ハム
44407 0.524
(-)
13
(↓0.5)
52329
(+3)
309
(+3)
58
(+1)
62
(-)
0.246
(-)
2.870
(↑0.02)
4
(-)
楽天
44442 0.500
(↓0.006)
15
(↓1)
53319
(+1)
368
(+10)
44
(-)
62
(+1)
0.245
(↓0.002)
3.780
(↓0.07)
5
(-)
ORIX
40483 0.455
(-)
19
(↓0.5)
52262
(+3)
286
(+3)
34
(+1)
36
(-)
0.237
(-)
2.810
(↑0.01)
6
(-)
西武
28612 0.315
(↓0.003)
31.5
(↓1)
52205
(+6)
317
(+7)
35
(-)
49
(-)
0.206
(↑0.002
3.120
(↓0.02)